二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

D.Gray-man キミはどちら側?
日時: 2011/05/19 21:18
名前: 空夢 (ID: WV0XJvB9)

はじめまして、空夢です。くうむと読みます。

空っぽの夢、空の夢。

どちらの意味もあります。

ディーグレが大好きなので書きます。面白いと思ってもらえるとうれしいです。

あと、来た人は足跡を残していただけるといいかなーと。

お客様

Dr.クロ様 ヴィオラ様 アル様 グレイ様




ではでは、始めます。

千年伯爵のハートは文字化けするので、勘弁してください






プロローグ

「……ミオ、ミオ! 嘘だ、こんなの!」

闇の中、1人の少年が、彼より幼そうな少女を揺すっていた。

どう見ても、死んでいた。

わき腹に刺し傷があり、そこから血がだらだらと流れている。

「誰か…誰か……」

少年は半狂乱だった。泣きじゃくっている。

そのとき、彼の横に光が現れた。

少年と少女の紺髪と、黄色い瞳があらわになる。

「妹さんですカ?」

「……うん」

太った男だった。

「ならば、蘇らせてあげまショウ」

「ホントに……?」

男はにやりと笑う。

そして、

Page:1 2 3 4 5 6



Re: D.Gray-man キミはどちら側? ( No.1 )
日時: 2011/05/13 17:44
名前: 空夢 (ID: 5prxPZ/h)

Ⅰ 新入団員

「はじめまして!!!」

アレン・ウォーカーが新入団員に声をかけた。

「うおっ、びっくりした。……はじめまして」

紺髪に、血のような赤い目を持った少年だった。

「名前はなんていうんですか??」

「ギル。ギル・サテンだよ。あんたは?」

「僕はアレン・ウォーカーです」

またあとで—、とギルは手をふらりと振っていなくなる。

かわりに、リナリー・リーがやってきた。

「どう、アレン君、左目の調子は」

「まあまあです」

呪われた左目を持つアレンは、左目が異常をきたすことがあるのだ。

しかし、今日は大丈夫のようだった。

「ありがとうございます、リナリー」

「うん」

30分ぐらいして、ギルが戻ってきた。

「検査、したんですか?」

「おう。……蹴りが当たらなかった」

僕はパンチしましたよ、とアレンは笑う。

「オレのイノセンスはコレ」

細長い棒から鎖が伸びていて、先にクナイが取り付けられているものだった。

「鎖クナイっての。まさかこれがイノセンスだったなんて」

ギルは笑っているが、その顔には影が落ちて、悲しい色を見せていた。

そして、アレンの耳に

「なんでオレなんかがエクソシストなんだ…?」

というつぶやきが聞こえた。

それについてはアレンは触れず、そのまま別れた。


Page:1 2 3 4 5 6



この掲示板は過去ログ化されています。