二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 悪ノ娘〜狂い壊れた時間は戻らない〜
- 日時: 2011/12/26 12:07
- 名前: 胡蝶 (ID: S8wpdLDK)
夜ベットの近くにやってきた小さい子どもが言った
「ママぁ〜〜この本読んで〜〜!!」
「いいよっ!!これはっ!!」
「知ってるの??『悪ノ娘』っていう本」
「うんっ・・・。大事な娘には真実と表のお話を教えてあげましょう」
「このお話は・・・まだママが赤ちゃんの時のお話よ」
そう言って1ページ目をあけた
- Re: 悪ノ娘〜狂い壊れた時間は戻らない〜 ( No.4 )
- 日時: 2011/12/29 17:05
- 名前: 胡蝶 (ID: S8wpdLDK)
それから2人はすくすく育ったの
でもね・・・さぁココからは真実のお話知っている人はあまりいないでしょう
大事なナナには教えてあげる悲しいお話
「うわぁ〜〜!!可愛い〜」
目をキラキラさせながら王女・リリアンヌは言う
「早くコレを王女様に差し上げろっ!!」
ルシュフェニア王国の頂点に君臨していたのはただ1人14歳のリリアンヌただ1人だった
弟・アレンは表向きには戦争で行方をくらましたと表向きではそういわれていたしかしレオンハルト養子と
して暮らしていた。レオンハルトは王宮も仕えていいるケーキ屋として有名だった
- Re: 悪ノ娘〜狂い壊れた時間は戻らない〜 ( No.5 )
- 日時: 2011/12/29 17:29
- 名前: 胡蝶 (ID: S8wpdLDK)
「親父さんっ!!もう3時10分前だよっ!!」
アレンの幼馴染、ジェルメイヌが叫んでる
「うわぁっ!!今日は僕が行く日なんだよっ!!ばいばいっ!!」
このドアを壊しちゃいそうな勢いで走っていくのがアレンだった
アレンは、姉の召使として働いていた
「大丈夫スッよ!!アレンっ!!ギリギリセーフスッ!!」
とても大きな声でしゃべっているのが幼馴染のシャルテットだった
「王女様っ、おやつの時間です」アレンは姉・リリアンヌの前にひざまずいた
「待ちかねていたぞ、今日のおやつは何じゃ?」
「今日は、ブリオッシュです」
「アレンが作ったのか?私の好きな味だ」
リリアンヌは、弟の記憶を持っていない。7才の時、傲慢の悪魔に取り付かれエルルカに退治されたのだが悪魔は幼少期の記憶を持っていったそうエルルカは言っていた
「良かったスッ!!アレン危険だったスッ!3時過ぎてたらきっと首は寝てたスッ!!良かった・・・・。」
リリアンヌ、王宮に仕えているものは細心の注意が必要だった
もし、少しでも集中が途切れたら・・・。
首が飛ぶのだ。今月だけでも多くの人が死んだ
しかし、理由が口答えをした、おやつに髪が入っていた、顔がキモイなどなど・・・。
「
- Re: 悪ノ娘〜狂い壊れた時間は戻らない〜 ( No.6 )
- 日時: 2012/01/04 16:56
- 名前: 胡蝶 (ID: S8wpdLDK)
「アレンっ!!こっち来てっ!!大変なの!!」
メイドのネイは息を荒らしアレンの元へ走ってくる
さすがマリアムの養女というべきか身なりがきちんとしてる
「どうしたの?ネイ?」
「リリアンヌ様の愛馬・ジョセフィーヌ様がっ!!」
「ジョセフィーヌがどうしたの?」
アレンは馬達がいる所へ走っていった。そこでは、たくさんのメイド・召使が集まっていた
「ジョセフィーヌどうしたの?何がイヤだったの?」
アレンがジョセフィーヌを撫でていると暴れていた様子のジョセフィーヌが落ち着いてきた
「さすがスッ!アレンっ!!何度も手をかまれたのに何でアレンだけに懐いてるか不思議スッ!」
「そうだよね・・・。どうしてだろ??私は髪の毛を食べられたよ」
ジョセフィーヌは、まだ僕が王宮にいた頃やってきた馬でジョセフィーヌが怪我をしたとき手当てをした事がありなぜか僕だけにはとても懐き
姉・リリアンヌにはそこまで懐いていないらしい
- Re: 悪ノ娘〜狂い壊れた時間は戻らない〜 ( No.7 )
- 日時: 2012/01/06 16:40
- 名前: 胡蝶 (ID: S8wpdLDK)
ジェルメイヌ
「おっ!!ジェルメイヌちゃん良い酒が入ってるよ」
町で声をかけてくれる酒屋のおじさんにジェルメイヌは
「ありがとう今度呼んでじゃやることあるから」
一言だけ言い家へ向かった
「どうしたんだろうねいつものあの子だったら真っ先に食いついてくるのに」
「お前さん!!もうすぐあの子の命日って言うのを忘れたのかい?」
「あぁそうだった!あの子の弟が死んだ年はとても食料が苦しくてみんなお腹がすいて苦しんでいた年だったな・・・・。」
「そうそう大人も子どももみんな苦しんでいて、あの子は、子どもなのに働いて・・・」
「大人以上働いてでも食べれるものは少なくてそれで・・・」
「「弟は死んでしまった」」
酒屋のおばさんとおじさんが声が重なった瞬間自分達が何も出来なかったことを思い出した
「だから毎年命日が近づくとあの時のように何も食べなくなってしまう
自分がもうちょっとがんばっていればと言うように・・・」
「ただいま〜と言っても誰もいないんだよねこの家」
そう独り言をしゃべりながら小さな花瓶に目をやった
「あの子が好きだった花・・・・。キレイだね・・・。」
ジェルメイヌは1人涙を流した
- Re: 悪ノ娘〜狂い壊れた時間は戻らない〜 ( No.8 )
- 日時: 2012/02/03 17:07
- 名前: 胡蝶 (ID: L4PKWHqz)
アレン
今日は、リリアンヌの誕生日。
大きなパーティが行われる。
今年は、大きなおかしのしろを作るらしいそれを考えるのは僕だった・・・。
なのに、そのメモを家に忘れてしまった。家には義理父レオンハルトがいると思ったがいつまでたっても来そうもなさそうだ
ばれたら首だ。そう考えた僕は、一瞬頭によぎった
[血の繋がっている弟にも死刑にするのか]と・・・
「アレンっ!!」
遠くから声が聞こえた気がしたから振りかえたらジェルメイヌがいた
「はいっ!!メモ届けに来たよッ!」
ジェルメイヌは、急いできたのか息が荒かった
「ハァハァハァ・・・・・ハァハァ」
最初より息が荒くなり倒れた
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