二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 狛犬は空を嘲笑う 【青の祓魔師】
- 日時: 2012/01/23 08:51
- 名前: 如月 ◆eZsQmZilro (ID: w0.JbTZT)
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狛犬は空を嘲笑う、
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<作品紹介>
神社の娘であるがんばりすぎちゃう女の子、
真白唯が皆とはちゃめちゃ起こす話。
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Welcome to!
<注意事項>
@さようなら
・最低限のルールを守れない人
・荒らし中傷しにきた人
・銀魂、もしくは二次小説嫌いな人
@こんにちは
・私の亀更新許せるという寛大な心をお持ちの人
・私の駄文脱字誤字を許せるという広々とした心をお持ちの人
・私にの手によるキャラ崩壊を許せる大きい心をお持ちの人
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@ 目次
>>1-2 設定
@ 本編(原作沿い)
>>3/>>4/>>5/>>12
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最終更新 1月22日
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@ お客様
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- Re: 狛犬は空を嘲笑う 【青の祓魔師】 ( No.11 )
- 日時: 2012/01/23 08:22
- 名前: 如月 ◆eZsQmZilro (ID: w0.JbTZT)
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——→ 月那 Sama
はじめまして、こんにちは!!
あの、違ったらごめんなさい。
「土方十四郎の姉で御座います」にコメくれた方でしょうか。
私、如月です。間違ってたらすみません。
青エク面白いですよねえ(^^)
月那様の作品、隠れてみてまs(( ソロリ(・ω│壁
頑張りますね!
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- Re: 狛犬は空を嘲笑う 【青の祓魔師】 ( No.12 )
- 日時: 2012/01/23 08:50
- 名前: 如月 ◆eZsQmZilro (ID: w0.JbTZT)
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「はーい静かに。席について下さい、授業を始めます。」
古いアンティーク調のドアが重苦しい音を立てて開かれる。
其の言葉と同時に出てきたのはまだ若い先生だ。
隣で犬になったフェレス郷を膝にのせた燐は其の先生の顔を見た瞬間豆鉄砲を食らった様な顔を見せた。
其れも当たり前だ。——まさか誰も自分の弟が自分の先生だなんて思わないだろう。
唯は雪男に事情を聞いていたため知っていたのだが燐は聞いていなかったようだ。
「はじめまして、対・悪魔薬学を教える奥村雪男です。」
雪男はにこりと爽やかに微笑むと、「ゆきお????」と驚きながら自分の名を呼んだ燐に対してまるで何の関係もないかのように「はい、雪男です」と返した。
「どうしましたか?」
「や…どどどうしましたかじゃねーだろ!お前がどうしましたの!?」
「僕はどうもしていませんよ。授業中なので静かにして下さいね」
「?、???」
「り、燐くん……落ち着こうよとりあえず」
動揺を隠せない様子の燐に動じずに雪男は話を始めた。
同じ歳だが悪魔祓い(エクソシズム)では先輩だということ、便宜上先生と呼ぶことをやはり爽やかにスラスラと述べると授業の内容について話し始める。
「——では、魔障の儀式から始めましょう。」
「ましょう……ってなんだ??」
燐にそう聞かれたフェレス郷は魔障の話を始める。話し終えると最後に燐は悪魔だから必要ないということを付けたし、雪男を見据えた。
「奥村先生のほうは歴代最年少で祓魔師の資格を得た
——対・悪魔薬学の天才です」
その言葉に燐は一瞬難しそうな顔をした。兄弟なのに何の説明もないことが悔しかったのだろう。
雪男が説明を続けていく中、燐はふと立ち上がった。
「おい!」
「……なんですか?」
「説明しろ……!」
「…授業中ですよ。席について」
——ふざけんな!一際大きい燐の声が聞こえた。
教室中に響き渡った其の声は飽和して消えてなくなる。
唯は燐の制服のすそを掴んで、席に戻ることを促すが、もう既に雪男は話し始めていた。
「…さっきも言ったけど…僕が祓魔師になったのは二年前。
訓練は七歳の頃から始めた。
…僕は生まれた時に兄さんから魔障を受けて……
物心つく前から悪魔がずっと視えていたんだ。」
「…ずっと知ってたよ。知らなかったのは兄さんだけだ。」
唯は燐の顔をちらりと盗み見る。
その顔は絶望に染まっていて、唯も寂しそうに目を伏せる。
——兄弟なのに、何故俺に言わないんだ
そう聞こえた気がした。
「なんで俺に言わねーんだ!!!!」
燐が声を張り上げて雪男を怒鳴った。
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- Re: 狛犬は空を嘲笑う 【青の祓魔師】 ( No.13 )
- 日時: 2012/01/23 09:43
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
あいいですよ?
紙と映像の所で書いてます。
(ほぼONEPIECEです。青エクともコラボも書いてます)
そして雪男と燐のシーンですね。
どう介入するのか楽しみです。
- Re: 狛犬は空を嘲笑う 【青の祓魔師】 ( No.14 )
- 日時: 2012/01/23 11:22
- 名前: 如月 ◆eZsQmZilro (ID: w0.JbTZT)
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「何で俺に言わねーんだ!!!!」
燐は大声を張り上げて雪男の腕を掴んだ。
すると雪男の手の内から、鬼(ゴブリン)が嗅ぐと凶暴化してしまうという動物の腐った血の入った試験管がするりと落ちていった。
ぱりん、と音を立てて試験管が粉々に砕け、中から赤黒い血がドクドクと流れ出す。
「ぶわ、くっさ!?何だこの臭い…!エッ!?」
燐が思わず声を出した瞬間大きな破壊音が響き渡る。
どうやら小鬼(ボブゴブリン)を呼び出してしまったようで、塾生の叫び声が聞こえる。
勝呂は悪魔が見えないようで何処だと女の子に聞き出していた。
今にも塾生に飛び掛らんと鳴く小鬼に、雪男は走り出した。
「小鬼(ボブゴブリン)だ…!」
雪男は直ぐに体勢を変え銃を連射していく。
そのたびに塾生の女の子達の前で小鬼が体液を飛沫のように噴き出しながら消滅していった。
「教室の外に避難して!」
雪男のその声でゾロゾロと塾生は素直に教室の外に行くが、皆驚きが隠せないようだ。
雪男も外に出て塾生たちに説明を始める。
「ザコだが数が多い上に完全に凶暴化させてしまいました。
すみません、僕のミスです。
申し訳ありませんが…僕が駆除し終えるまで、
外で待機していてください。奥村くん真白さんも早く…」
「うん。燐くん行こう?」
唯が燐の腕をひっぱって外に出ようとするも燐の足で其れができなくなる。
燐がドアを足でしめたのだ。
苛立ちを隠せない様子で燐は怒鳴った。
「まだ話は終わってねー!!!つーかお前のミスじゃねーし!俺のミスだしな!!そこはごめん。……あれなんで唯いるんだ?」
「燐くんがドア閉めちゃったからでしょ……」
「唯さん申し訳ないけどドアをもう一回開けたら小鬼も出てしまう可能性がある。暫く端の方で待機していてね」
「う、うん…」
雪男は唯と合わせていた目をそらし、燐に目を向けた。
そして眼鏡に手を当てため息をつきながら後ろからやってくる小鬼を銃で倒して見せた。
「…僕にはあれ以上話すことはないよ」
「なにぃ…!?」
「とにかく今取り込み中だから後にして」
雪男は目にも留まらぬ速さで的確に小鬼に標準を定め乱射する。
弟のそのような態度が気に入らないのか燐は青い炎を出して見せた。
唯は知りはしていたがはじめて見た青い炎に見入っている。
「聞け!!」
「!」
「だいたいジジィが死んでから…
お前とちゃんと話してなかったし…
ずっと知ってたんなら
…どう思ってたんだよ!俺のこと!!」
「…どう思ってる……?」
燐の周りに焼き焦げた小鬼が倒れていく。
倒しても倒してもきりがない。
雪男はぽつりぽつりと話し始めた。
——「兄さんが悪魔である以上危険対象だと思ってるさ」
その言葉に燐は寂しそうに——「お前…!」と返す。
「バカだな兄さん。何で祓魔師になりたいなんて言い出したんだ。復讐?…それとも神父さんへのせめてもの罪滅ぼしか?今さらッ…」
「雪男くんっ…!そんな言い方…!」
雪男は半ばヤケクソの様に弾を叩きつけるように小鬼にあてる。
そして次の言葉を紡いだ。
「…もし本当にそう思っているなら……」
一気に向かってきた小鬼に銃を向け、そのまま急所に当てる。
次の瞬間、雪男の背後で小鬼が弾けるように体液が噴出した。
燐と唯は目を見開いた。
小鬼がいともたやすく倒されたからではない。
次の言葉が信じれないほど最悪なものだったから。
雪男は銃を構えながら口を開く。
「大人しく騎士団本部に出頭するか…」
その言葉は、燐に重すぎた。
「いっそ、死んでくれ」
—
ヒロインの出番ないwww
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- Re: 狛犬は空を嘲笑う 【青の祓魔師】 ( No.15 )
- 日時: 2012/01/23 19:23
- 名前: 月那 ◆7/bnMvF7u2 (ID: IsQerC0t)
うん、その月那だよ!!
おお〜朔様を書いていらっしゃった如月さんか!!
あたしも銀魂書いてる如月さんかな〜と思ってたんだけど・・・違ってたら失礼かなーと思って・・・
青エクはおもしろい、うん
あたしの小説にコメントくれるとうれしいなッ!
いや、見ていててくれるだけでうれしいッス!!
P.S. 銀魂の方にコメント書いてなくてスンマセン・・・