二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 真選組の死神
- 日時: 2012/04/01 15:35
- 名前: なつ (ID: kVdvMbwW)
主人公 花吹 なほ
十三番隊副隊長
容姿 可愛い6割綺麗4割。
身長 170cm
体重 45kg
髪型は黒髪でロングストレート。いつも高い位置で
ポニーテールをしている。
上流貴族花吹家の一人娘で次期当主。白哉と幼馴染。
貴族なのにキレると関西弁で、真子達と仲良が良い。
私は、護挺十三隊十三番隊副隊長。
今現世への長期任務に就いている。
(んもぅ!何此処ー
確か江戸ってとこだったなぁ…
早く帰って白哉君と遊びたいよー!!
…ってか、何であたしが現世任務なのー!?)
2日前、なほは一番隊の隊舎へ呼び出された。
嫌な予感はしていた。
コンコン
なほ「失礼します。」
総隊「入れ」
なほ「話とは?」
総隊「うむ、実は今現世で虚の数が増えておる。
そこで、お主に長期任務へ就いてもらう。出発は明日じゃ。よいな?」
なほ「御意」
そして、今に至るって訳だ。
「あぁー!けったくそわるいわー!」
- あれ? ( No.6 )
- 日時: 2012/02/26 18:56
- 名前: なつ (ID: kVdvMbwW)
同時刻
銀時side
銀時「…ん、此処は…俺ん家…って、…どうやって此処に…?」
(確か昨日は、長谷川さんと飲んで、別れて…変な仮面の怪物に
襲われて…黒い装束の女に助けられて…)
…バッ!
銀時は昨日怪我をしたと思われる所を見た。
銀時「…夢みてぇだな…」
腕には傷は無かった。
(ま、あんな美少女いるわけねぇもんな…でも、会ってみてぇな…)
スッ…
新八「あ、銀さん起きたんですね。」
銀時「おぅ…新八ぃ…一つ聞いてもいいか?」
新八「何ですか?」
銀時「俺、どうやって此処に来た?」
新八「は?もぅ銀さん遂にボケましたね。銀さん、自分で
帰って来たじゃないですか。」
銀時「…まぢでか。」
新八「まぢですよ!…それに、変な事言ってましたね。
…えっと、仮面の怪物に襲われて…女に助けられて…とか
言ってましたけど、何なんですか?」
銀時「それ、本当か!?」
新八「もう、本当にボケちゃったんですね。」
新八は、呆れ顔をしている。
銀時「…ちょっと、出て来るわ…」
そういいながら、銀時は布団から出て、玄関に
向かった。
新八「あ、ちょっと銀さん!何処行くんですか?」
銀時「パチンコだよ、パチンコ。」
新八「ぁあ、ちょっと…」
…バタンッ
新八「…はぁー」
新八は壮大なため息をした。
銀時は、当ても無くフラフラ歩いていた。
(…あれは、夢だったのか?)
すると、前から見知った顔が歩いて来るのが見えた。
そして、その隣にいる少女の顔を見た瞬間、驚愕した。
- 早過ぎる再会 ( No.7 )
- 日時: 2012/03/13 15:01
- 名前: なつ (ID: kVdvMbwW)
なほは今、上司である土方に江戸の町を案内してもらっている。
なほ「へぇ、江戸って面白いですね。」
土方「…おい…」
なほ「何ですか?」
土方「さっきは…その…」
土方は口ごもった。
なほ「あぁ、気にしてませんよ!…私の方こそ
出しゃばった事してすいませんでした。」
土方「いや、気にしてねぇ。」
なほ「じゃぁ、この話はもうお終い!ですね。」
土方「あぁ…。」
二人はどちらともなく、笑った。
ふと、土方が何かに気付いた。
土方「…チッ」
なほ「どうかしましたか?副ちょ…」
銀時「あれれー、多串君じゃないのぉ?何々、サボりか?おい」
土方「…てめぇには関係ねぇ」
なほは勝手に火花を散らしている二人を苦笑い
しながら見つめていた。
ふと、相手の顔を見ると、目が合った。
銀時「おめぇは…!あんとき変な仮面のかい「はい!ちょっとこっち来て!」
なほは銀時の腕をグイッと引っ張った。
なほ「副長、ちょっとその辺で待ってて下さい」
土方「お、おい…」
土方が言い終わる前になほは銀時を細い路地に連れ込んだ。
銀時「おい…!」
なほ「…貴様、昨晩の事覚えているのか?」
銀時「…ああ、あの変な仮面の怪物だろ?覚えてるぜ」
(嘘…記換神器が効かないなんて…)
なほ「…そう」
銀時「おい…あの怪物何なんだよ」
なほ「あの夜見た事は忘れて。それと、誰にも言わないで。」
なほは踵を返して戻ろうとした。
しかし…
銀時「それなら、俺にも考えがあるぜ。昨日の事教えて
くれねぇなら、他の奴にバラしちまうかもなぁ。」
銀時はニヤニヤしながら、なほを見ている。
なほ「…チッ、じゃぁ今は時間が無いから…明日、話す
それで良い?」
銀時「おぅ、何処で会うんだ?」
なほ「いい、私が貴方の家に行くから。」
銀時「お前、俺ん家知らねぇだろ。どうやって来るんだよ。」
なほ「秘密だよ…じゃぁ10時に行くから、バイバイ」
そう言ってなほは帰ろうとした。
銀時「おい!」
銀時は呼び止めようとしたが、なほはヒラヒラと
手を振りながら、元の道に戻って行った。
銀時「…ま、いいか」
銀時は、そう言って万事屋へ戻って行った。
なほ「副長!」
土方「遅ぇよ…あいつと何話してた?」
なほ「フフッ…秘密です。」
そういいながら、なほは土方の唇に人差し指を当てた。
土方「…ッ///」
なほ「フフフッ…じゃぁ、行きましょうか」
土方「あぁ…///」
それから、江戸の町を案内してもらい、夕方になった頃に
屯所へ帰った。
- 私は…死神だ ( No.8 )
- 日時: 2012/03/17 10:31
- 名前: なつ (ID: kVdvMbwW)
次の日、なほは近藤に日常品を買いたいから今日は非番に
して欲しいと頼み、非番にしてもらった。
in自室
なほ「…チッ、あの銀髪の野郎」
もうすぐ10時だ。
なほ「ふぅ、行くか」
なほは屯所を出て直ぐに銀時の霊圧を探った。
(…お、あったあった)
なほは誰も近くにいない事を確認し、瞬歩で
銀時の家へ向かった。
銀時side
(あいつ…本当に来んのか…?)
…ピンポーン
(まさか、あいつ?)
銀時は玄関の戸を開けた。
なほ「こんにちは、銀髪さん」
銀時「お前、どうやって此処が分かった!?」
なほ「今から話しますよ。」
銀時「まぁ、入れや…」
なほ「お邪魔します。」
銀時となほは向かい合って、ソファに座った。
銀時「さ、話して貰おうか」
なほ「…はい…私が今から言う事は全て事実です。」
銀時「……。」
なほ「まずは私の事から…私は、死する魂…」
銀時「は?どういう意味だよ、それ…」
なほ「つまり、私はこの世の者ではありません。」
銀時「…は?」
銀時の顔から血の気が消える。
なほ「私は…死神だ。」
シーン…
銀時「…おいおい、冗談キツすぎだろ…」
なほ「事実です。」
銀時「…しょ、証拠とか、証明出来るものがねぇだろ…し、死神ごっこなら他所でやれよ…」
なほ「…ほざいたな…ならば、身をもって知るが良い…縛道の九、撃…!」
なほがそう唱えると、なほの手から赤い光が現れ、
一瞬にして銀時を縛った。
銀時「…ッ!?何だよ、これ…」
なほ「それは、死神にしか使えない技です。…解」
そう言うと銀時を縛っていた赤い光は消えた。
銀時「…どうやら、本当みてぇだな」
なほ「…すいません、驚かしてしまって…」
銀時「謝る必要はねぇ…お前は俺の命の恩人だからな…そういえば、名前聞いて無かったな…」
なほ「申し遅れました。護廷十三隊十三番隊副隊長兼真選組副長補佐の花吹なほです。」
銀時「坂田銀時だ。って、なほお前真選組だったのか…で、何だよその護廷何とかって…」
なほはその後に尸魂界の事や虚の事も話した。
なほ「……と、まぁこんな感じです…あのー、おーい」
なほはボーッとしている銀時の顔の目の前で手を振った。
銀時「…わ、悪ぃ…いや、こんな事本当にあるんだな
って思ってよ…」
なほ「ですよね。こんな事いきなり言われても、驚き
ますよね。…ハハッ」
銀時「まぁ、信じるしかねぇだろ!」
なほ「有難うございます。…では、私はこれで…
あ、もし虚が出ても絶対に戦わないで下さい。」
銀時「おいおい、そりゃぁ俺に死ねって言ってんのか?」
なほ「違いますよ…戦っても死ぬだけですから。」
銀時「じゃぁ、どうすりゃ…」
なほ「私が直ぐに駆け付けますから、安心して下さい。」
銀時「そうか…すまねぇな」
なほ「いえ、それが仕事なので…では、失礼します。」
銀時「おぅ」
そう言うとなほは、帰ろうとした。
銀時「…おい、そこ窓だよ、なほちゃーん??」
銀時は苦笑いしている。
なほ「どうやら、誰か来るみたいです。見られると
マズイですからね…では」
そう言ってなほは瞬歩で消えた。
銀時はなほが出て行った窓をジッと見詰めていた。
ガラッ…
神楽「ただいまアルよー」
新八「銀さん、帰りましたよー」
銀時「…おぅ」
神楽と新八はボーッとしている銀時を見て、顔を見合わせ
首を傾げた。
その頃なほは、ショッピングを楽しんでいた。
なほ「♪〜〜♪〜」
なほは副隊長な上に、上流貴族の次期当主だ。だから、平隊士より遥かに金持ちだ。
なほ「あ、これも欲しい…あれも…全部買っちゃえ!」
屯所へ帰る頃には両手には買い物袋でいっぱいだった。
in屯所
なほ「副長ー、ただいま戻りました。」
土方「おぉ、迷子にならなかった…ッ!」
土方は面を食らっている。
なほ「副長、どうかしましたか?」
土方「お前、そんなにたくさん買って、どっから
そんな金出て来たんだよ…」
なほ「…え?…これ位全然安いですよ?」
土方「…そ、そうか…」
なほ「じゃぁ、私荷物部屋に置いてきますね。」
そう言ってなほは自室へ向かった。
土方「あいつん家金持ちなのか?」
数分後
なほ「副長ー、食堂行きましょう!もう、6時ですよ!」
土方「もう、そんな時間か…行くか」
そう言って二人は並んで食堂へ向かった。
- Re: 十三番隊副隊長兼副長補佐の死神 ( No.9 )
- 日時: 2012/02/27 16:45
- 名前: カノン (ID: L0v6OTPI)
こんにちは!はじめまして、カノンと申します。
えっと、今途中まで読ましていただきましたが、
とっても神文でびっくりしました。
あ。タメいいですか?
私はおkですので。
ではまたきます!
- 勘弁して… ( No.10 )
- 日時: 2012/03/17 10:38
- 名前: なつ (ID: kVdvMbwW)
次の日の朝
…モゾッ
なほ「…んぅー………ん?」
なほが目を開けると、目の前に沖田の顔があった。
沖田「あーあ、起きちまったんですかぃ」
なほ「…あの、意味わかんないんですけど…何してるんですか?」
沖田「そんなの、決まってまさぁ…朝這いでさぁ」
逃げようにもなほの両手首は頭の上で固定されている。
なほの顔が段々引き攣る。
なほ「…総悟君?…って、ちょ、待っ…キャァァァー!!!」
バンッ…!
土方「なほ!…って、何してやがるー!///」
沖田「何って、朝這いでさぁ」
沖田は飄々と答える。
土方「今朝は会議だって言ったろ!早くなほの上から退け!///」
沖田「チッ、これだからマヨ方はマヨなんでさぁ」
土方「意味わかんねぇよ!つーか、マヨネーズ侮辱してんじゃねぇ!!」
沖田はなほの耳の近くで土方に聞こえない位の声で
囁いた。
沖田「…続きはまた今度のお楽しみでさぁ」
なほ「…ッ///」
なほの顔は真っ赤だ。
それを見た沖田は満足そうになほの上から退いた。
土方「なほ、着替えたら会議室へ来い。」
なほ「…はい///」
スッ…パタン
二人の霊圧が遠くへ行ったのを確認し、なほは
ため息をついた。
なほ「朝から、疲れる…」
そういいながら、なほはりさと同じデザインの死覇装に着替えた。
なほ「…ふぅ、行こ」
なほは会議室へ向かった。
そこには、近藤以外の隊長達が並んで座っていた。
(うわ、隊首会みたい…)
なほ「…失礼します。」
そう言ってなほは土方の斜め後ろに座った。
スッ…パタン
近藤が来た。
近藤「おはよう!皆揃ってるな…では、会議を始める。」
近藤の合図で会議が始まった。
なほは、庭にいる整が気になっていた。
(…子供?…後で魂葬してあげなきゃなぁ…)
そう考えている間に会議は終わった。
土方「おい、なほ…お前、聞いて無かったろ。」
なほ「ばれちゃいましたね…」
土方「ったく、今度江戸ででけェ祭りがある。それに幕府
将軍が行く。それの警備だ。」
なほ「警備なら、こんな会議開かなくても…」
土方「攘夷浪士だ。」
なほ「…じょうい?」
土方「まぁ、簡単に言うと…テロリストだ。その中でも、最も危険な野郎がその祭りに来るみてェなんだ。」
なほ「へぇー、名前何て言うんですか?」
土方「高す…」
ピピピピピッ!
突然、なほの電霊神器が鳴った。
なほ「あ、すいません!私です。」
そう言ってなほは電話に出た。
なほ「もしも…「コラァァァァ!!!」
キーン…
周りにいた隊士達は驚いて、なほの方を見た。
なほ「もう!真子、電話で大きな声出さないでって
いつも言ってるのに…」
平子「お前が俺に何も言わんで、現世行くからやろォォ!!」
なほ「だって、真子に言うと絶対止めるんだもん!」
平子「…それは」
なほ「ほらね。」
平子「しゃぁけど…一言言うてかんかい…心配するやろ!」
なほ「ごめんって。」
平子「まぁ、えぇわ。その代わり…」
なほ「その代わり…何?」
平子「現世任務から戻ったら…ヤラ」
なほ「せる訳ないやろぉぉおおぉぉお!!何、調子こいてんねん、このハゲ!!てか、お前みたいな奴とヤルんやったらなぁ、拳西とヤルわぁぁああぁぁ!!
今度、おんなじ事言うてみぃ!!ほんまに、ハゲさしたるからなぁあぁぁああ!!」
平子「…そこまで、言わんでもええやんか…」
なほ「そんだけ言わんと、分かへんやんけ!」
平子「まぁ、ええわ…あ!明日、お前んとこ行くからな!待っときぃ!ほなな」
なほ「ちょっと!まっ…」
ガチャッ…プープープー
シーン…
土方「…お、おいなほ…大じょう」
なほ「…あの、ハゲ…本気で殺す…」
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