二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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真選組の死神
日時: 2012/04/01 15:35
名前: なつ (ID: kVdvMbwW)

主人公 花吹 なほ
十三番隊副隊長
容姿 可愛い6割綺麗4割。
身長 170cm
体重 45kg
髪型は黒髪でロングストレート。いつも高い位置で
ポニーテールをしている。
上流貴族花吹家の一人娘で次期当主。白哉と幼馴染。
貴族なのにキレると関西弁で、真子達と仲良が良い。


私は、護挺十三隊十三番隊副隊長。
今現世への長期任務に就いている。

(んもぅ!何此処ー
確か江戸ってとこだったなぁ…
早く帰って白哉君と遊びたいよー!!
…ってか、何であたしが現世任務なのー!?)

2日前、なほは一番隊の隊舎へ呼び出された。
嫌な予感はしていた。

コンコン
なほ「失礼します。」
総隊「入れ」
なほ「話とは?」
総隊「うむ、実は今現世で虚の数が増えておる。
そこで、お主に長期任務へ就いてもらう。出発は明日じゃ。よいな?」
なほ「御意」


そして、今に至るって訳だ。

「あぁー!けったくそわるいわー!」

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真選組入隊 ( No.1 )
日時: 2012/03/17 09:57
名前: なつ (ID: kVdvMbwW)

(此処だな…。)

隊士「こんな所で何やってるんですか?」
な「はじめまして。今日から入隊させていただく花吹なほです。局長殿はいらっしゃいますか?」

隊士「///そうですか。では、案内します。」

隊士について行くと…

なほ「ゴ、ゴリラだぁ…。」
近藤「え、違うからね!?俺が局長だからね!?」
なほ「そうでしたか!それは、失礼しました。」
??「おい、近藤さん。俺の補佐ってのはまだか?」
近藤「おぉ!いいところに来たな、トシ!この娘がそうだ。…えっと、名前は?」
なほ「はじめまして。花吹なほです。よろしくお願いします。」
土方「おい、女じゃねぇか。俺ぁ女に護られるのは御免蒙るぜ。」
ブチッ…
なほ「…はぁ?何言うてんねん…ウチかてなぁ、お前みたいな奴護りたないねんぞ!!護ってもらえるだけ、ありがたいと思い!!」
全員「………。」
なほ「…何や?謝らへんぞ!」
土方「てめぇ!上等だ、コラァ!!刀を抜け!!」
スッ
近藤「なほちゃん!?刀抜いちゃ駄目だよー!?」
なほ「今の副長命令やろ?」
近藤「何かそれ違うからね!?」

こうして、なほの真選組入隊は終了した。




めちゃくちゃ ( No.2 )
日時: 2012/03/17 10:07
名前: なつ (ID: kVdvMbwW)

なほは今さっき上司になった土方に屯所を案内してもらっている。


土方「此処が最後だ。」
なほ「ありがとうございましたー」
土方「お前はもう自室で休め。田舎から出てきて
疲れただろ。時間になったら呼びに行く。
今日の夜はお前の歓迎会をやるって、近藤さんが
張り切ってた。」
なほ「でも、そのような会合を開いて頂かなくても…」
土方「気にすんな。あいつらが酒を飲みてぇだけだ。」
なほ「そうですか。なら、お言葉に甘えて。では、失礼します」



スッ………パタン

なほ「はぁ…すごい疲れる…。」

考えているうちになほは寝てしまった。


??「……さん。……ほさん?…なほさん!」
なほ「んぅ〜……。あれッ?あー、寝ちゃったのか。ありがとうございます。起こしていただいて」
山崎「///いえいえ。あ、俺山崎退って言います。」
なほ「えっと、私は花吹なほです。よろしくお願いします」
山崎「こちらこそよろしくね。あ、もうすぐなほちゃんの
歓迎会始まるから、案内するね。」



山崎「副長!なほちゃん連れて来ました。」
土方「御苦労。戻っていいぞ。」
山崎「はい。」
土方「なほ、この障子の奥に隊士の奴らが居る。
俺が呼んだら入って来い。」
なほ「はーい」

土方「おい、おめぇら!話には聞いてると思うが、
新入隊士が今日ウチに入った。
今から呼ぶ。……おい、なほ入って来い。」
なほ「失礼します。」
全員「……ッ///」
なほ「はじめまして。
今日から入隊させていただくことになりました、
花吹なほです。よろしくお願いします。」

隊士達は皆、口々に可愛いだとか、彼氏いんのかな?なんて
言っている。

近藤「じゃぁ、乾杯ー!」

なほは、隊士達にお酒をついでいる。

やっと終わったと思えば、今度は副長だ。
土方「なほ、酒つげ。」
なほは、縁側に座っている土方のところへ行った。
土方「……ん、さんきゅ。」
なほ「いえいえ。…さッ、私も飲もー。」
土方「おい、おめぇ未成年だろ。駄目だ。」
なほ「ハハッ!何言ってるんですかー?私、未成年じゃありませんよ?てか、私何歳に見えるんですか??」
土方「はぁ?…16歳ぐらいか??」
(私って、そんなに童顔なのかな…)
なほ「ぶっぶー!ちがいまーす。でも、私は未成年じゃないですよー」
なほは近くにあった酒を手に取り、
一気に飲み干した。
土方「おい!馬鹿それ、一番強え酒だぞ!」
なほ「大丈夫ですよー。私、酒強いんで」
土方「…おまえ、すげえな……」

あれからどの位経っただろうか。
皆、酒が回ったのか寝てしまっている。
起きているのはなほと副長だけだ。

なほ「どうしますー?起こします?」
土方「いや、放っておけ。じきに起きる。
それより、お前は寝ろ。明日は江戸の案内だ。」
なほ「はーい。では、お休みなさい」

土方はなほの後ろ姿を見えなくなるまで
ジッと見つめていた。




S王子登場 ( No.3 )
日時: 2012/03/17 10:09
名前: なつ (ID: kVdvMbwW)

なほは自室へ向かい、寝ようとしたが、寝れなかった。
夜風にあたろうと思い、縁側へ腰掛けた。

なほ「よく、白哉君とお屋敷で月みてたなぁ…」

なほは軽く微笑んで、そのまま柱に寄り掛かり眠ってしまった。

沖田「誰でぃ…この女?」

いつもなら、新入隊員が来ると言ったら真っ先に見に行く沖田だが、
今日は任務で不在だった為なほの事を知らなかった。

沖田「誰でぃ…」

沖田は柱に寄り掛かり眠っている
なほの顔に触れようとし、髪を退かそうとした時…

土方「こんな所で何やってる…」
沖田「土方さんこそ、こんな所で何やってるんですかぃ?」
土方「俺ぁ、ただ…」
沖田「この女誰ですかぃ?」
土方「あ、あぁ…そいつは花吹なほだ。ほら、前に近藤さんが言ってたろ。 特殊入隊試験に合格した奴だ。」
沖田「…!へぇ、じゃぁこいつが俺の補佐って訳ですかぃ。」
土方「いや、副長俺だから!」
沖田「ま、精々頑張りなせェ。あ、首輪はちゃんと付けた方がいいですぜ。」

土方は首を傾げた。

土方「何だあいつ…?」

土方は柱に寄り掛かり眠っているなほを抱き上げ
なほの自室へ向かい、なほを布団の上に寝かせた。

土方「こいつ、ちゃんと飯食ってんのか?軽過ぎだろ。」

土方はなほを見つめ、自室へ向かった。


銀髪侍 ( No.4 )
日時: 2012/03/17 10:14
名前: なつ (ID: kVdvMbwW)

なほ「…!はぁ、虚だー。」
なほは虚の霊圧を感じ、飛び起きた。そして、義魂丸を口に放り込んだ。
…ボゥ
なほの体から霊体のなほが現れた。
なほ「じゃぁ、行ってくるから、よろしくね。リン」
リンとはなほが付けた義骸の名前である。
リン「はい。ご主人様、お任せ下さいだピョン」
なほ「もし、誰か来ても、寝たふりするんだよー」
そういうと、なほは瞬歩で虚の霊圧がする方へ向かった。

ーーーーーーーーーーーーーー
銀時「…うぇ。少し飲み過ぎたかぁ…」
ギャァァァァァ!
銀時「…!?…な、何の音だ?」
声がする方へ視線を向けると、地面がへこんでいた。
銀時「…おいおい、勘弁してくれよ。何だよあの怪物はよぉぉ!」
虚「ケケ…オマエ、オレガミエルノカ?」
銀時「ぁあ?何言ってやがる!当たり前だろ。」
虚「ケケ…ソウカ、ナラ…喰ワセロ!」
銀時「何なんだよ!」
銀時に虚の爪が襲いかかる。
もう駄目かと思い目を瞑った。
けど、衝撃は来なかった。
恐る恐る目を開けると、なほが虚の爪を斬魄刀で防いでいた。
なほ「怪我ないですかー?」
銀時「あ、ぁあ。ていうか、お前…」
なほ「話は後です!」
なほは虚の爪を軽々弾き返した。
なほ「舞い狂え、狂牙…!」
そう唱えると、斬魄刀の色形が変形し、紫色の雷が虚目掛けて放たれた。
虚「ギャァァァァァ…」
なほ「…フゥ。終わりー。」
なほはくるっと銀時の方へ体の向きを変えた。
なほ「…あ、怪我してないって嘘じゃん…ホラ」
銀時はなほに指差された方を見た。
銀時「あ、本当だ。気づかなかった。」
深くは無いが、腕を掠っていた。
なほ「ほら、治すから、腕出して下さい。」
銀時「は?治すって「いいから!」
なほは強引に銀時に腕を出させた。
そして、銀時の腕に手をかざし、鬼道で治した。
シュゥ…
銀時「…!傷が消えた?」
なほ「これでよーし!」
銀時「お前、どうやって治し…」
なほ「…しーっ。」
銀時「…ッ///」
なほは、銀時の唇に人差し指を当てて、黙らした。
なほ「ほんとはしたく無いんだけど、しょうがないかぁ。」
そう言うと、なほは記換神器を使った。
すると、銀時はその場に倒れた。
なほ「ごめんなさい。」
なほはそう言うと、瞬歩で隊舎へと戻った。


なほ「ふぅ、ありがとうー。リン。」
スッ…
なほは義骸の中に入った。
なほ「ふぁー。寝よ…」

朝の出来事 ( No.5 )
日時: 2012/03/17 10:22
名前: なつ (ID: kVdvMbwW)

なほ「…んっ、もう朝か…向こうの習慣ついちゃってるんだー。まぁ、いっか」
なほは尸魂界から持って来た、予備の死覇装に着替えようとしていた。
なほ「んー…どれにしよ…」
なほは色々な種類の死覇装を持ってきていた。
夜一が着ている死覇装の下が短いのや、りさがきているの、さらに拳西が着ている死覇装だってある。
なほ「よし、今日は夜一さんがくれたのでいっか!」

なほ「…んー、すごい袴の丈が短いなぁ。」
なほは自室をでて廊下で伸びをして、何となく霊圧を探った。
なほ「…お、副長起きてるー。」
なほは鍛練場へ瞬歩で向かった。

鍛練場では、土方が一人で素振りをしていた。

なほ「…副長!」
土方「おわぁ!なほ、てめぇ驚かすんじゃねぇよ…って、なんつー格好してやがる///」
夜一がくれた死覇装は勿論背中は丸見え、袴の丈は
りさぐらいに短かった。
なほ「…え、何って普通ですよ?副長は、いつも鍛錬してるんですか?」
土方「あぁ、副長の俺が怠けてたんじゃ、隊士どもに
示しがつかねぇだろ。…おめぇもやるか?」
なほ「いいですよ。」
土方「ほらよ」
そう言って、土方は竹刀を渡した。
土方「手加減すんじゃねぇぞ。本気でこい。」
(特殊試験に受かった奴だ、油断出来ねぇな…)
なほ「クス、はーい…じゃぁ、行きますよー」
土方は構えた。
ダッ…!
なほの地面を蹴る音が遠くで聞こえたと思うと、
目の前に竹刀があった。
(…っく、速ぇ!)
パンッ…
間一髪でなほの攻撃を防いだ。
土方「…っ、なかなかやるじゃねぇか」
なほ「クス、ありがとうございます」
なほは笑顔だ。
(…笑ってやがる!こいつ、相当強ぇ!)
なほ「副長、考え事してたら駄目ですよー。」
なほは一瞬で土方の竹刀を弾き、後ろへ回った。
土方「…!なにッ!?」
後ろを振り返ると、なほが笑顔で土方の首に竹刀を
突き付けていた。
(こいつ、何時の間に?)
なほ「駄目じゃないですかー。後ろガラ空きですよー…こんなんじゃぁ、死にますよー」
なほは笑いながら僅かに殺気と霊圧を放っていた。
(…ッ!何だ!?体が重い!?)
なほ「…なーんちゃって。私に手加減するなって言ったくせに、自分は手加減してるじゃないですかー」
そういいながら、なほは霊圧を下げた。
土方「…わ、悪ぃ」
なほ「じゃ、そろそろ時間じゃないですかー?食堂行きましょー」
土方「…あ、あぁ」
なほと土方は鍛練場を出て、食堂へ向かった。
其処には、隊士達が沢山居た。
偶々早起きだったのか、沖田の姿もあった。
近藤「ぉお!トシ、なほちゃんお早う!」
なほ「局長殿!おはよう御座います。あの、そのお方は?」
近藤「ぁあ、そういえば、総悟は昨日任務で
いなかったな。なほちゃん、紹介しよう。こいつは…
沖田「沖田総悟でさぁ。あんた、名前は?」
沖田は昨日の夜、土方に名前を聞いたのに、なほに名前を尋ねた。
なほ「初めまして。花吹なほと申します。…えっと」
沖田「総悟でいいでさぁ。」
なほ「はい、総悟君」
近藤「よし、自己紹介も終わったし、飯くうぞ!」

なほは右に土方、左に沖田状態で座った。
沖田「なほも大変ですねぃ。こんな、マヨ方の補佐だなんて…」
なほ「そ、そんな事無いですよ。」
土方「んだと、こらぁ!もう、いっぺん言ってみろ!」
沖田「何回でも、言ってやりまさぁ!瞳孔ニコ中マヨネーズ野郎!」
土方「…てめぇ!表出ろコラァ!!」
なほ「ちょ、駄目ですよ!喧嘩しちゃ…」
沖田「上等でさぁ、今日こそ殺してやりまさぁ!」
土方「…ほぅ、殺れるもんなら殺ってみろ!」
二人は庭へ出て、刀を構えている。
なほ「本気でやるんですか!?」
近藤「ほかっておけ、いつもの事だから。」
近藤は笑いながら朝ご飯を食べている。
なほ「ちょ、やめて下さいって!!」
土沖『…タァァ!!』
…キィン!
土沖『…なっ!』
二人の間には、瞬歩で移動して、斬魄刀で二人の攻撃を防いでいるなほがいた。
土方「おめぇ、何時の間に!?」
なほ「…やめろ言う点てんのが聞こえへんかったのか?…二人共刀引きぃ…はよせんと、あんた等の首が無くなるでぇ…」
なほは殺気と霊圧を放っていた。
土方と沖田は顔を引き攣らせ、冷汗をかきながら、
刀を引いた。
食堂に居た隊士達は目が点になっていた。
なほ「…簡単に、殺し合いなんかするんやないぞ…えぇな?」
土沖『…はい。』
なほ「…じゃ、朝ご飯食べましょう!」
なほは斬魄刀をしまうと、霊圧と殺気も一緒に下げた。
この時、真選組の局長はじめ隊士達はなほを怒らせる事だけは二度としないようにしようと密かに誓ったのである。



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