二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ポケスペ〜太陽の光〜
日時: 2012/04/27 23:30
名前: ピアニッシモpp (ID: uwZWw1uD)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=23074

参照の小説の続編です

前作の2年後のカントーが舞台です

制作日:4月27日

キャラ設定>>

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Re: ポケスペ〜太陽の光〜 ( No.8 )
日時: 2012/06/21 22:56
名前: 桜咲 紅葉 (ID: 5.hXu42i)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

レッド達が家に着くと、カミナリの後の周りに焦げていない部分があった

「これ…さっきまで…人…居たみたい」
「本当だな、まだ少し暖かい」

グリーンが草を触っている

「それにしても何者だったんだ?」
「そうですよね…」
「まぁ無事だったしよかったじゃない!」

レッド、イエロー、ブルーは周りを見ながら話しているが

「これ…」

ヒナタだけは一部を見ていた
そこにあったのは一つのビン
ビンの中からはキラキラした粉の様な物が見えていた

「ヒナタ…それ…」
「イオン…そうだ…アレなんだよ…」

ヒナタとイオンは深刻そうな顔でその粉を見ていた

「何だそれ?」
レッドが粉に手を伸ばそうとした瞬間

「触ったら 死ぬよ/死にます!」

二人が叫ぶ

「「「「「死ぬ!?」」」」」

有り得ない…とでも言いたげな顔をする5人

「でもヒナタは持ってるじゃないか」
「俺は…大丈夫なんだ」
「私達二人が、です」

なぜ二人が粉に触れるか…それは…

「「俺/私達がトキワに選ばれたからです」」

「トキワに…」
「選ばれた…?」

どういうこと?と、ブルーが聞くが

「話すときになったら話します」

と、流されてしまった

Re: ポケスペ〜太陽の光〜 ( No.9 )
日時: 2012/05/20 14:45
名前: 桜咲 紅葉 (ID: uwZWw1uD)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/index.html

光と影の楽園
リン=マリン
レン=レッド


(マリン)
虚像の楽園の中の
ただ壊れていく島の中で
ただ独り 祈りの歌を
歌い舞い散る 運命——

私を探す待ち人の
今の状況がとても気になる
祈りの力を使い
朽ち果ててゆく私——

何も知らず ただ独りで
戦い 続けた過去を
打ち消すために 祈り捧げる
全ての力籠め
楽園へと 続く場所へ
みんな導くために
助けの手など いらないわ 

「ゼッタイニスクッテミセル…」

滅ぶ島の 歪みを直し
癒しの力 使う宿命——
忘られし 過去に眠る 優しい声に
絶望さえも 微笑みに変え
涙の底に 沈んでいく


(レッド)
彼女を見つけるために
不思議な力 探し求め
ただ自分一人だけで
探し回る運命——

崩れ落ちる彼らの
住処の島を眺めながら
空の上 落ちる彼女を
見つけて叫ぶ

消えないで そう叫んでも
想いは届かずに
ただ光って 声とともに
消え去って眠るだけ

今此の手で 探し出すよ
君の温もりの音
傷つくことさえ 感じずに

「俺は探す…」「私は祈る…」

彼女への想い 力に変わり
光と力 その全ては
この光が 消えていても 届かぬなら
偽りの楽園をこの手で
終わらせるだけ

「好きだよ…」


私は 癒す (俺は 探す)
守るために (伝えるために)
笑顔がこぼれ (君は笑った)
光射す世界のために… (この手の中で…)
明日へと繋ぐ (過去を葬る)
光の希望の歌 (影の絶望の歌)
命を与え (命を戻し)
息吹く声を 新しい風にのせ (終わりの声 止まない雨に流し)
命尽きるまで… (命戻すまで…)

「私の祈りよ、届け!」


(マリン)
全ての声を 光が包み
影を打ち消す 力は全て消え…
(レッド)
全ての力 消え去ったときは
終わりを告げる 光となり 消える
(マリン)
最後の想いが届き 私は消え 涙ふいて
光と影の楽園に 願いを…

           -END-



【解説】
これは前作の最終話と今作を少し混ぜています

「ただ壊れていく島」というのはリリアーナ島のことです
「祈りの歌を歌い舞い散る」というのはマリンが最後に使った魔法のことですが、正確には「祈りの魔法を使う」でした
「私を探す待ち人の」という歌詞は言うまでもなくレッドのことです
ですが、その後のレッドパートに「彼女を見つけるために」とあるのは最初の文で言った通り、今作と混じっているからです。エピローグには探している所は書いていないですから
「祈りの力を使い朽ち果ててゆく私」は「私、もうすぐ死ぬ」とバトマリの第23話で確信しているので書きました
「何も知らずただ独りで戦い続けた過去」という歌詞は第1章のリリアがいた時代です
「楽園へと続く場所へみんな導く」というのは助けるという意味です
「彼女を見つけるために不思議な力探し求め」と言う歌詞ですが…不思議な力=マリンの癒しの力です
「空の上落ちる彼女を見つけて叫ぶ」というのは第24話で叫んでいた所です。見つけてないけど…
「好きだよ…」のセリフは告白シーンです
「私は 癒す(俺は 探す)守るために(伝えるために)
笑顔がこぼれ(君は笑った)光射す世界のために…(この手の中で…)
明日へと繋ぐ(過去を葬る)光の希望の歌(影の絶望の歌)
命を与え(命を戻し)息吹く声を新しい風にのせ(終わりの声止まない雨に流し)
命尽きるまで…(命戻すまで…)」の部分は()の方がレッドです

長い長い解説まで見てくださりありがとうございます!

Re: ポケスペ〜太陽の光〜 ( No.10 )
日時: 2012/06/24 22:52
名前: 桜咲紅葉 (ID: KdWdIJEr)
参照: http://id52.fm-p.jp/487/pokesupe0317/

第五話


「で、どんな奴だった?」

ヒナタはイオンに問う
だがイオンの答えは

「黒い服でね…胸元にKって書いてあったの」

必ずこう答えた
他には?と聞いても

「わかんない」

としか答えず、何者かはわからずじまいだ
すると、イエローが何かを思い出したように顔を上げた
そして

「あーーーーーー!!」

大きな声で叫んだ
トキワの森のポケモン達は皆、怯えていたらしい

「イエロー?どうしたの?」
「リリスさんに聞けばわかると思います!」
「どういうことだ?」
「リリスさんが似たような服の人と戦ってるのを見たことあります!
しかもその場所がここ、トキワの森です!」

リリス、忘れている方もいるだろうが、あのリリスだ
マリンを姫と呼び、慕っていたリリスのことである
彼女はイエローの知り合いで、昔トキワの森に住んでいた
今はリリアーナ島の警備をしているらしい

「じゃあ行きましょう!リリアーナ島……に……」
「俺のことは気にしなくて良いぞ!?」

そう言ったのはレッド
レッドにとって、リリアーナ島では嫌なことが多かった

「そうか、だがリリアーナ島に行くには困難だぞ?」
「大丈夫大丈夫、オーキドグリーンともう1人呼べば…」
「それとレッドさんが付けてるペンダントがあればね?」

レインのあとに言葉を発したのはさっきまでここにはいなかった人物

「「「カレン!?」」」
「と私、マホと私たちの友達の…」
「エレン・ベルーガです」
「よろしくなエレン」

「それでマホ、なんで俺の持ってるペンダントがあればいいんだ?」
「姫の通行証だからですよ?」
「マホによるとそれは姫さまが持ってた奴なんだって」

一同納得

「まぁ、私がいれば簡単にはいれるんですけどね、関係者ですし」
「あ、そう言えばホウエン地方の図鑑所有者いたよ?」
「え…」
「コンテストとバトル施設を一日で制覇しようとしたけど最後にあっけなくリリアさんに負けてましたね」
「私と同じ、ミシロの図鑑所有者…」

「それは…たのしみだなぁ!」

その場にいたメンバーはリリアーナ島に向かった

Re: ポケスペ〜太陽の光〜 ( No.11 )
日時: 2012/06/26 20:35
名前: 桜咲紅葉 (ID: JMwG2Hoo)
参照: http://id52.fm-p.jp/487/pokesupe0317/

第六話




リリアーナ島行き船着き場

「だから、通行証があるでしょ!」

船員とブルーが口論している
ブルーが何故怒っているかというと、少し舞えに遡る





「さぁて着いたわよ!」
「えっと………あ、あそこで通行証見せるみたいですね」
「見せてくるわ!」

ブルーは船員の方へ走っていった

「すいません、船に乗りたいんですが」
「あー満員だよ、無理だね」
「通行証があるんだけど?」
「何名様ですか?」
「えーっと9人よ」
「満員ですね、入れません」
「だから、通行証があるでしょ!」

と今に戻る
ブルーと船員はずっと口論している
とそこに1人の救世主が現れた

「そこの人、仕事をしなさい」

黒髪に赤い瞳
姿は見たことないが、声で覚えている

「「「「リリア!」」」」

彼女はリリア・マーベル
元々はマリンの持っていたイヤリングに乗り移っていた人物だ
今は何故か人間に転成している
※詳しくは「battle or marine」の第一章を読んでね

「あら、マサラの図鑑所有者」
「え…リリアさんのお知り合いですか?」
「えぇ」

リリアは一瞬、レッドのペンダントをみた気がした

「それで?どうかしたのかしら」
「それが…………」



「あら、そう言うことなら私の船を使うと良いわ」
「い、いいの!?」
「私も今から島に帰るところだから」

でも一応通行証は確認するわ、といってレッドの胸元のペンダントをみた

「いいわよ……………マホ様は勝手に出たみたいね
あとで長い長いお説教が待ってるわよ………フフフフ」
「説教やだあああ!」

マホは涙目になりながらリリアに連れて行かれた
 

「さぁ、乗って」
「船の中に潜水艦もあるのね」
「まぁね」

「さぁて、行くわよ!」

リリアがそう言った瞬間全員が振り飛ばされそうになった

「振り落とされないでね!」

図鑑所有者一行はリリスに会えるのだろうか
無事にリリアーナ島に着くのだろうか(船酔いとかで)

Re: ポケスペ〜太陽の光〜 ( No.12 )
日時: 2012/06/30 17:18
名前: 桜咲紅葉 (ID: OMB1sthW)
参照: http://id52.fm-p.jp/487/pokesupe0317/

第七話



「うっぷ…」
「酔った……」
「吐きそうなんだけど……」

リリアーナ島に着いたが、やはり皆船酔いしてしまった

「みんな根性無いなー?」
「あんまり速度だしてないわよ?」

レッドは一切酔わず、リリアは運転していたので酔わなかった
実は降りてから10分ほど経っている
皆の酔いがさめるまで広場で休憩している

「リ、リリアさん……」
「イエロー?どうかした?」
「リリスさんを……」

イエローがリリアに頼む

「あ、そういえば」

ヒナタはやはり目的を忘れていた
ぼーっとしたイオンをエレンが戻そうとしている

「イオンさーん?」
「………………ハァ」

小さく溜息を付いて、またぼーっとする
イオンの様子がおかしかった

「さぁて、あたしは回復したわ!」
「じゃあみんなOK?」
「いえーい……」

リリアのあとを着いて行き、城の前に着いた

「ここは?」
「シンが住んでるところ、かな」
「行かなきゃ……………」
「イオン!?」

イアンはふらふらとレッドの前に行き、ペンダントを取った
そして城に入っていった

「追うわよ!」
『おう!』


リリアーナ島、海の祠の前

「こ、ここは?」
「海の祠です、魂の眠る場所」

カレンの問いにマホが答える
「シオンタウンのようだな」と、グリーンは小さく呟いた

「……っと………」
「イオンさん?」

突然イオンが呟いた

「やっと、戻って来れた………私の故郷に」
「故郷……?」

イオンの故郷はトキワの森だ
リリアーナ島なわけがない

「ありがとう、連れてきてくれて。私の力もあと少しで戻るから…貴方とも……もう……す…ぐ……」

ドサッ
イオンは力が抜けたように倒れた

「イオン!」
「大丈夫!?」
「……うーん、大丈夫みたいね」
「じゃあやっとリリスのところにいけるわよ!」
「ですね!」

メンバーは城の方へと進んでゆくがレッドだけそこで立っていた
マリンが渡したペンダントを握りしめて

「………そっか、あとちょっとで会えるのか」

さっきのイオンは彼女に見えた
きっとリリアーナ島の何かを通じて、干渉したのだろう

「レッドさーん?行きますよー?」
「あぁ!今行く!」

彼の顔は喜びに満ち溢れていた


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