二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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黒魔女のムスコ!
日時: 2012/10/12 22:31
名前: ノヴァ (ID: FX8aUA2f)


はじめまして!

黒魔女さんが通る!!の二次創作小説を書いている、
ノヴァです!
小説を書く技量はまだまだですが、よろしくお願いいたします。

さて、この小説の主人公はチョコの息子、
「黒鳥 雷夢」(くろとり らいむ)です!

プロフィール
「黒鳥 雷夢」
性別:男
年齢:11歳
誕生日:7月14日
趣味:ゲームプレイ、漫画を読むこと
特技:竹串投げ、記憶レス(チョコの遺伝子を継いだ)
補足:・8巻時点の20年後の未来からきたチョコと大形の息子。

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Re: 黒魔女のムスコ! ( No.5 )
日時: 2012/10/15 21:40
名前: ノヴァ (ID: .1vW5oTT)

第1話「黒魔法使いの出会いと別れ」第4部



「さて、んじゃ俺が人間界に来た理由を話す。実はな、あのロベがお前の息子・・黒鳥雷夢の命を狙っているってウワサを魔界で聞いた。」
「えっ!?ロベが・・・雷夢を・・・?」
?『ロベ』って誰?
「母さんが黒魔女をやってた時に戦った魔界の異端審問官よ。けどなんで今頃・・。」
「実はあの後、ロベは魔界の監獄にぶちこまれたんだが・・。最近になって脱獄したらしい。ロベのことだ。自分の計画を台無しにしたチョコを恨みまくってるのはまず間違いない。」
けど、ちょっと待って。母さんを恨んでるならなんで僕の命を狙うの?
「確かに、何で本来恨むべき対象の私を狙わずに、関係な
い雷夢を・・。」
「恐らく、チョコの命を先に奪うより、お前に関係した様々な人物を攻撃して、じわじわと苦しみを与えるつもりだろう。証拠に、森川や暗御留燃阿ももうすでに襲われた。」
「え!?森川さん達まで・・・。」
「だから、雷夢にもやつらの魔の手が伸びないとも限らない。」
じ、じゃあいったいどうするの?
「安心しろ。策は考えてある。実はお前を過去へ連れていこうと思う。
え!?僕を過去へ!?そんなことできるの?
「ええ、『時間巻き戻し魔法』を使えばできるけど・・。大丈夫なの、ギュービッド?」
「大丈夫だ。もし、雷夢を過去へ連れていったことがロベに知られても、俺たちがどのくらい前の時間に雷夢を送ったかまではわからないはずだ。」
でも、もしかして1人で行けって言わないよね?」
「なわけねぇだろ!もう少ししたらお前についていくやつが来るから安心しろ。きっとお前と相性ピッタリだぜ、ギヒヒヒ!」

Re: 黒魔女のムスコ! ( No.6 )
日時: 2012/10/21 18:50
名前: ノヴァ (ID: .1vW5oTT)

第1話「黒魔法使いの出会いと別れ」第5部



ふあぁ・・・。なんか暇だな。
ギュービッドさん、僕についてくる人が来るって言っていたけど、全然来る気配なし。母さんは僕が海外に転校するって学校に連絡いれてくれてるんだけど、何なんでしょうかこのとんでもない暇な時間は。
「まぁ、『待てばカイロはあったまる』って言うしな、そのうち来るさ。」
それを言うなら『待てば海路の日和あり』だよ!てか、そのうちっていつだよ。
「そのうちはそのうちだ!つべこべ言わず待っときゃいいんだよ!」
こんな黒魔女が選んだ人って大丈夫なのかな・・・。かなり心配です。
・・ドン!
?・・なんだ、今の音?
ガタガタガタガタ!!
なんか転げ落ちてるような音しますけど!?
・・ドッスーン!!
「いってぇーー!!!」
だ、誰かが落ちたみたいだけど・・・。
「おっ、やっと来たか。」
てことは、来たの?僕についてくる人。
「まったく、瞬間移動魔法で動した先が階段だったと・・。おかげで足踏み外して落ちたじゃあねぇか!」
「一体何やってたギューリット!散々俺たちを待たせやがって!」
ギュービッドさん、その人はいったい・・。
「ああ、紹介するZ 」
「魔界で一番美しくて天才で怖いものなしの黒魔女ギュービッドの娘、『ギューリット』様だ!」
「こら、リット!人のセリフ横取りすんな!」
って、横取りしてなかったら、どんだけ自分を誇張するつもりだったんだよ。
「いいじゃんかこのくらい!!昔の母さんに比べたらこんなの屁でも、ないだろ!」
「なんだと!!人の黒歴史を勝手に引き合いに出すな!!」
うわ、この親子ほんとそっくり・・・。
「どこがだ!(誰がだ!)」
って、ツッコミまで息ピッタリかい!
『なわけねぇだろ!!』
・・ごめんなさい、ツッコミやめていいですか?


Re: 黒魔女のムスコ! ( No.7 )
日時: 2012/10/21 21:41
名前: ノヴァ (ID: 8uCE87u6)

第1話「黒魔法使いの出会いと別れ」第6部


「で、今からこいつらを過去に飛ばすわけだが、どれくらい前の時間に飛ばすかが問題なんだよな。」
え!?ギュービッドさんまだ決めてなかったの?
「実は、お前の意見も尊重したいなと思ってな。」
それ、決めてないことごまかす口実じゃないよね?
「なわけねえだろ!で、いつに行きたい?」
急にそんなこと言われても・・。あっ、そうだ!
「よし決めた!母さんが小学校五年生のとき!」
「オッケーイ!!んじゃチョコ呼んでこい。いろいろ意見聞きたいから。」
「もういるんですけどギュービッド様。」
っていつのまに!?もう連絡終わったの?
「とっくの昔にね。ところで意見って?」
「ああ、雷夢がお前の五年生のときに行きたいらしいが、それでいいか?」
「うーん、けどそれって少し気になることがあるんだけど。」
気になることって?
「過去にいって、五年生のときの私に会ったときどうするの?」
「安心しろ。こいつらが過去に行くことは過去の私とお前には伝えてあるから大丈夫だ。」
あれ?なんでそのこと伝えられるの?僕がその時に行きたいって言ったのついさっきなのに。
「バァカ。チョコの息子のお前の考えてることは大体分かるんだよ。さっきは確信を得たかったから聞いたんだ。」
「やっぱ血は争えないか。さすがだね、ギュービッド様。」
すごいなギュービッドさん。弟子の考えてることがお見通しだなんて。
「おーい、ギューリット!準備できたか?」
って、ギューリットのこと忘れてたよ。何してたの?
「ああ、お前の身仕度すませといたの。そうそう、改めてよろしくな。ギューリットだ。」
こちらこそ。僕は黒鳥雷夢、よろしく!
「そういえば僕って過去行ったら普通に生活するの?」
「当たり前だろ。普通に学校通って、普通に生活して、普通に黒魔法修行だ。」
ん?最後のもう一回言って。
「普通に黒魔法修行だ。」
ええ!?なんで黒魔法修行なわけ!?
「そりゃ、ロベに対抗できるようにするためだよ。下手したら過去にまで手下を送ってくるかもしれないからな。そういう奴らに一人ででも立ち向かえるようにするんだよ。」
確かにそうかも。やっぱ母さんと同じことするのか・・・。
「よし、そろそろ行くぞ!ギューリット、頼んだぞ!」
「おう、まかしとけ!修行も生活もバッチリ充実させてやるよ!あ、それと雷夢、これが荷物な。」
あ、ありがとう。よし、じゃあ行ってくるよ、母さん!
「時間巻き戻し呪文は『ルキウゲ・ルキウゲ・リボビナーレ』だ、行くぞ!」
「うん!」
『ルキウゲ・ルキウゲ・リボビナーレ!!』

Re: 黒魔女のムスコ! ( No.8 )
日時: 2012/10/22 17:37
名前: ノヴァ (ID: .1vW5oTT)

第2話「黒魔法使いの新生活」第1部


「よし、着いたぞ。」
目を開けると、目の前には黒鳥表札の家があった。
「つまりここが今から僕たちが住む家ってこと?」
「そういうこと。よし、さっさと荷物おいてこい!」
え、なんで?
「あいさつまわりに行くんだよ!んじゃ、その重箱持て。」
「ギューリット、なにこの重箱?」
「引っ越しそばに決まってるだろ!急いで行くぞ!」
いや、それにしちゃこの量は多すぎない?見た感じ30箱くらいあるよ。
「お前わかってないな。ご近所さん一件につき3箱、10件くらいはまわるから妥当だろ。」
いやいや、全然妥当じゃないよ。
「大丈夫だって。んじゃさっそくでっぱーつ!」
やれやれ、過去到着5分で重労働とは・・。トホホ。



ああ、くたびれまじたぁ・・。30箱の引っ越しそばは小5の体にこたえます。
「あ、そうそう。お前の通う学校だけどな、母さんによると『第ニ小』って学校らしいぞ。」
へぇ。確か第二小って母さんの知り合いが結構いたって聞いてるけど、そこなんだ。
「じゃ、私は晩飯の材料買ってくるから。お前は先帰ってろ。」
って、ギューリットいつのまに着替えたの?なんか若干おしゃれだけど。
「ちょいと黒魔法使ってな、ギヒヒヒ!黒コートで街歩くと目立つからな。そんじゃ!」
ギューリット、ものすごいスピードで行っちゃった。それじゃ僕も帰るかな。
「ねぇ、そこの君。」
声をかけられて振り向くと、そこにいたのは僕と同じくらいの年の女の子。
「君、この辺りじゃ見かけないけど、引っ越して来たの?」
あ、うん。ちょうど今日。来たのはついさっきだけど。あ、名前は黒鳥雷夢って言うんだ。
「私は、『尾丘ミカ』。ねぇねぇ、君のこと『ライム』って呼んでいい?」
うん。別にいいよ。
「あ、もしかして引っ越してきたのって新しくできたっていう家?」
うーん、あの家が新しくできたかはわからないけど、多分そうかも。
「よかった!!実は、私、その家の隣なの!」
あれ?けど、さっきあいさつまわりしたときは君いなかったような気がするんだけど。
「あ、実はさっきまで近くの公園に遊びに行ってたの。へぇ、あいさつまわりしたんだ。」
あ、そろそろ行かないと。早く帰らないと怒られちゃうよ。
「そっか、それじゃまたね!」
うん、じゃあね!って、急がないとギューリットになに言われるかわかんないな。50メートル8秒台の足で間に合うかな・・。


Re: 黒魔女のムスコ! ( No.9 )
日時: 2012/10/28 15:54
名前: ノヴァ (ID: 8uCE87u6)

第2話「黒魔法使いの新生活」第2部


「こら、ライム!!一体どこで雑草食ってた!!」
って、それいうなら『道草』でしょ。なんで僕が雑草食うんだよ。てか、帰ってきたとたん血相変えて怒り始めたけど、買い物行かなかったの?
「ああ、実は足りない食材確かめるため家帰ってきたら、買う必要無いぐらい食材あったんだよ、ギヒヒヒ!」
今の話で笑える要素が全くなかった気がするんだけど気のせいかな。
「あ、そうそう。なんかおとなりさんに僕と同じくらいの女の子がいるみたい。」
「へぇ、よかったじゃねぇか。んじゃ、さっそく飯作るからお前は自分の部屋の整理してこい。あ、部屋のドアに札掛けてるからすぐわかるぞ。」
はいはい、わかりましたぁ。えっと部屋は二階かな?荷物もってと、さてどこかな〜。ってむむぅ!?
『ヲ人△のへか』
ごめんギューリット、解読不可能です。にしても母さんからギュービッドさんは字を書くのものすごい下手って聞いてたけど、『チハアラソエヌ』ってことか。後で書き直しとこっと。それではいざ入場〜♪
ガチャ。
「へぇ、こんなんか。」
部屋の中は、いたって普通。壁はきれいなクリーム色、家具も一式ちゃんと揃ってるし。あ、そうだ荷物。何はいってんだろ?
ジーッ
カバンを開けて出てきた物をまとめると、
その1・服
その2・下着
その3・一万円札
あ、これはおこづかいか。
その4・『みるみる覚える!!黒魔法入門』っていう本
本当に黒魔法覚えさせる気満々だな。
「オーイ。ライム〜。」
「えっ、この声って、確かミカ?


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