二次創作小説(紙ほか)

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散りゆく蘇芳色の灯 (銀魂) 
日時: 2014/03/31 20:32
名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: Ma3wYmlW)
プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11785440545.html

友人
「現実の沖田総司って結核だよね?」


「そうだね〜」

友人
「銀魂の沖田総悟は結核じゃないよね?」


「そうだね〜。ミツバさんが受け持ってくれちゃってるからね〜」

友人
「沖田の結核ストーリー見てみたいんやけど」


「そうだね〜。………………、………ん?」


————————————————————————————————



 つまりは書けと。つまりは書けということらしいですよ、えぇ。

 
 死ネタかどうかは一切不明の沖田総悟結核物語。
 ただただベースはシリアス。しかしギャグよ、我がもとに来い((
 

 友人が最近さらに沖田にはまっちゃってるそうです。
 そして沖神とかそこらへんっぽい要素が微妙にあります。けど基本ないです(どっち?
 



 大丈夫よ、というお方のみよろしくなのです(´∀`) 

 

 ※零=プロローグです( ´∀`)


 

 —


 零/>>01 
 壱/>>04>>05
 弐/>>07

Re: 散りゆく蘇芳色の灯 (銀魂)  ( No.6 )
日時: 2014/03/22 18:32
名前: 樹海 ◆nany1Cyq/U (ID: ngeMfYox)

花火さん、初めまして。
同じ銀魂の小説をやっている者です。

描写というか表現というか、書き方が凄い好きです。
沖田の心情が分かりやすくて、自然と此方も悲しい気持ちになる気がします。
友人さん良い案出しましたねw

小説更新頑張ってください、更新される度見に来ますね。

Re: 散りゆく蘇芳色の灯 (銀魂)  ( No.7 )
日時: 2014/03/31 20:31
名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: Ma3wYmlW)
プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11809711384.html





 弐








「ゴホッ、ゴホゴホッ」



 花見の日から数日。俺は完全なる風邪というものにかかっていた。
 熱自体はそこまで高くもなく、どちらかというと微熱だ。しかしそれが何日も何日も続いている。おまけに咳が出るもんだから、流石に土方の野郎に迷惑云々言われちまって、結局は療養状態だ。だけど野郎の言葉なんざ、どうせ俺の身体からだをいたわってのもんだろう。むかつくけど、アイツはそういうやつだ。



「、ゴホッ」



 微熱だが、こうも毎日続かれると気が滅入る。早く外に出たいし、早く戦いたい。剣を振るえない日々が、こんなにも狂おしい程に惜しいものだとは思っていなかった。ブルリと寒気が襲ってきて、俺は布団を己の身にグルグルまいた。



「失礼します、沖田隊長」
「ザキ」



 どこかぼーっとする頭を必死に働かせ、その名を呼ぶ。音もなく障子を開けて入ってきたザキの手には、水と薬、それにフルーツゼリーを乗せた茶色い丸型の盆がある。あ、うまそう。



「気分はどうですか?」
「俺ァピンピンしてらァ。ったく……土方のヤローが大げさすぎるだけなんでィ。今すぐにでも外に行って戦いたいぐれーだ」
「はいはい、それはその掠れ切った声を治してからにしましょう」



 うっせェ。そう返したいが、また出てきた咳によりそれは為せなかった。ザキが慌てたかのように俺の名を呼び、盆をおいて急いで駆け寄ってくる。んなおおげさにすんなっての。



「っは……」 
「…沖田隊長。そろそろ、病院に行った方がいいんじゃないですか?」
「はぁ?」
「松本先生にも、そう言われたんですよね?」



 確かにそう言われた。こうも微熱が長続きしているのは明らかにおかしい。薬も毎日しっかり飲んでいるし、食事もできる限りの量をきっちり食している。そろそろ治ってもいい頃だというのに、治るどころか、咳が日々悪化していっている気がする。
 だが、たかが微熱だ。たかが風邪なのだ。俺ァそろそろ本気で仕事に戻りたい。風邪なんかに負けているようでは、真選組一番隊隊長は務まらない。



「言われたけど、行く気はねェ」
「どうしてですか」
「だって、もう元気でィ」
「……はぁ」



 ちょっ、コイツ、ザキのくせに思いっきりため息つきやがった。ザキのくせにすんげぇ呆れた顔しやがった。ザキのくせに。
 薬と水、それにフルーツゼリーが乗った盆を自分の方に寄せると、俺ァザキを思いっきり蹴飛ばした。ドンガラガッシャンという音を立てて、ザキは俺の部屋を飛び出し、庭へと転がっていく。スパーンと強く障子を閉めると、沖田隊長ォォーと縋り付くような声が聞こえてきた。ザマァみやがれ、ザキのくせにでっけぇため息つきやがった罰だ。それに、伝染っちまったらテメーまで仕事できねぇだろうがよ。



「とりあえず……」



 寝よう。寝て、ちょっとでも熱が下がってたら、仕事に戻ろう。そうしたらあのカタブツ土方も納得すんだろ。そう思って俺は薬を飲み、即座に眠りにおちた。



 ***

 

 樹海様


コメント有難う御座います、樹海様!
お褒めの言葉、とっても嬉しいです! 更新力の源です(´∀`)!
本当に有難う御座います! 頑張ります!




 

Re: 散りゆく蘇芳色の灯 (銀魂)  ( No.8 )
日時: 2014/05/27 21:22
名前: メーア (ID: /XK1VBbn)

更新待ってます!

もう文が神様を通り越してなんですかね……



貴方様が銀河系を司ってそうな気がします←意味不明

Re: 散りゆく蘇芳色の灯 (銀魂)  ( No.9 )
日時: 2015/02/28 09:51
名前: かや (ID: kXLxxwrM)

お願いします
更新してください

Re: 散りゆく蘇芳色の灯 (銀魂)  ( No.10 )
日時: 2015/06/03 19:55
名前: まふ (ID: U7zErvcm)

ずっと前からこの作品読んでます!
続き気になります
更新待ってます!!


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