二次創作小説(紙ほか)

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やってみた。ごちゃ混ぜ、パロ
日時: 2016/04/16 20:55
名前: アリサ (ID: REqfEapt)

初めに、
ダブルクロスパロです。
クロスオーバー。
オリジナルシンドロ−ム等が登場する。
原作の設定無視。
OKな方のみ、見てください。

基本の設定

世界
レネゲイドウィルス
生物に取り付くことで遺伝子自体を書き換え、超常的な能力を発揮させる未知の因子である。そのふるまいがレトロウィルスによる病気の感染と発症に類似しているため「レネゲイドウィルス」と呼称されているが、医学上のウィルスの定義からは明らかにかけ離れた特質も持つ。19年前(『DX1』『DX2』では18年前)、中東某国の遺跡で発見された発掘品をアメリカ合衆国に運んでいた輸送機が何者かにより撃墜され、発掘品の中に封じられていたレネゲイドウィルスが成層圏から全世界にばら撒かれた。これにより世界中の人類の8割が感染者となってしまった。レネゲイドウィルスは感染しただけでは特に何の変化ももたらさない。しかし感染者が(事故や事件に巻き込まれるなどして)激しい肉体的・精神的ショックを受けたとき、レネゲイドウィルスが活性化し、感染者は発症してしまう。発症した者は人間を越えた能力を自在に使う事が出来る為、「オーヴァード」と呼ばれる。レネゲイドウィルスは人の精神に干渉する性質を持つ。レネゲイドウィルスは活性化するたびに宿主のオーヴァードに対して、特定の「衝動」を引き起こす。湧き上がる衝動を全くコントロールできなくなったオーヴァードを「ジャーム」と呼ぶ。ジャームは破壊衝動や殺戮衝動など、自らの衝動を満たすことに一切の心理的躊躇がなくなり、人間社会への大きな脅威となる可能性を秘めている。ジャームの中には湧き上がる衝動に理性が飲み込まれて獣のようになる者もいる一方、それまでとまったく雰囲気が変わらずに社会生活を送れる者もいる。ただし、どのような者であっても自身の衝動を満たすことを生存目的にすることだけは変わらない。レネゲイドウィルスは人間以外の動物や植物、果ては無生物にまで感染する特性も持つ。人間以外の生物や無生物がレネゲイドウィルスに感染した場合、それを「EXレネゲイド」と呼称する。動植物や無生物がEXレネゲイドになると知性と特殊能力が芽生え、人間以上の存在となる。しかしEXレネゲイドは元々が人間ではないため、多くの場合は人間的な「理性」をもっていない。衝動を抑えようという気持ちが初めからないため、覚醒した途端にジャームとなることも多い。しかし少数ながらも理性により衝動を抑え込んでいるEXレネゲイドもいる。また、進化を続けたレネゲイドウィルスの中には、集合体となり意識を持って行動するようになった者も現れた。これを「レネゲイドビーイング」という。レネゲイドビーイングは人間や動植物、無生物に宿り、その身体を借りて行動する。対象をオーヴァードに覚醒させるのではなく、あくまで肉体を乗っ取って操っているだけであることに注意が必要である。『DX2』のリプレイやシナリオで起きた数々の出来事が切っ掛けとなり、『DX3』の時代では多く見かけるようになった。人間と友好関係とは完全には言えないが少なくとも人間の隣人ではある。レネゲイドウィルスは19年前のレネゲイド解放事件で世界中に撒布されたが、太古から存在自体はしていた。神話や伝説で語られる英雄や魔法使い、歴史で語られる著名な剣豪や冒険家は実はオーヴァードであり、様々な神話や民話に登場する伝説の武器や聖具はレネゲイドウィルスの力が伝えられたものだとする説もある[7]。しかし、つい最近までは発症者の数はごく少数にすぎないものであり、それゆえにレネゲイドウィルスという存在が認知される事もなかった。レネゲイドウィルスに関わる者たちは「19年前のレネゲイド解放以前から存在し、かつ現代では再現できない、レネゲイドに関わる物品や技術」を「遺産(レガシー)」と呼んでおり、これらは現在でも古代遺跡などにいくつかが残っているとされている。なお、遺産を作り出したレネゲイドウィルスには19年前に撒布されたレネゲイドとは性質が異なる「古代種」なるものも存在し、より危険なものともされている。

人間社会
『ダブルクロス』の基本的な舞台となるのは、現代(21世紀)にごく近い近未来の日本である。この時代の日本においては、レネゲイドウィルスとオーヴァードの存在は世間に公表されていない。これは各国が社会の混乱を恐れた為である。しかし、社会の裏側ではいくつもの組織がレネゲイドウィルスとオーヴァードに関わっている。その中でも特に大規模なのが、オーヴァードの社会的支援組織「ユニバーサル・ガーディアンズ・ネットワーク」(以下「UGN」と略する)と、オーヴァードによる世界的テロ組織「ファルスハーツ」(以下「FH」と略する)の2つである。UGNやFHはPCも所属する事ができる。UGNに所属するPCは日常を守る為にレネゲイドウィルスの力をあえて振るう決意をした者となり、FHに所属したPCは自分の欲望を叶える事を第一としてその力を使う者となる。

ユニバーサル・ガーディアンズ・ネットワーク (UGN)
ユニバーサル・ガーディアン・ネットワーク(UGN)は、オーヴァードとなったものを保護し、人間社会で暮らせるように支援すること、最終的にはオーヴァードが世界に受け入れられるようにすることを目的に設立された組織である。UGNの設立者はアルフレッド・J・コードウェルという人物である。彼はレネゲイドウィルスが世界に拡散してしばらく後、世界中の政府機関にレネゲイドウィルスとオーヴァードの存在、理性を失ったジャームやテロ組織であるFHの危険性を知らせた。そして、自らを含めた理性を保ったオーヴァードがジャームやFHから世界を守るとして、そのための組織、UGNを設立した。UGNの理念は「オーヴァードと非オーヴァードとの共存」としているが、レネゲイドの情報を一般社会に公開するにはまだ早いという判断を下している。現状では実際に共存のために活動する段階になく、レネゲイド関連事件の解決が中心となっている。その他、オーヴァードの保護育成、レネゲイドウィルスの情報を秘匿するための情報操作、ウィルスに関する研究開発を行っている。UGNの構成員は、当初オーヴァードと非オーヴァードが半々であったが、徐々にオーヴァードが増えてきている。UGNに所属する職員の中でも、戦闘訓練を受けレネゲイド関連事件に直接対処する者を「UGNエージェント」、生まれながらのオーヴァードであり、小さい頃からUGNで育てられてきた者を「UGNチルドレン」と呼ぶ。また、UGNに所属してはいないが、要請を受けるなどしたときのみレネゲイド関連事件の解決に協力する「イリーガル」も存在する。UGNはオーヴァードがジャームにならないようにするための様々な方策を行っているが、ジャーム化した者を元に戻す方法は見つかっていない。現在のUGNはジャームを排除すべき敵性存在としてとらえており、ジャームを見つけだし抹殺するのもUGNの重要な使命である。UGNの活躍はオーヴァードによる人間社会の混乱を未然に防ぐ事に大いに寄与しており、各国家や大企業もUGNに対して秘密裏に協力している。UGNに協力している著名な外国機関としてはイギリス情報局秘密情報部(SIS/MI6)がある(『ダブルクロス・リプレイ・トワイライト』「「ティーパーティへようこそ」参照)。UGN設立者であるコードウェル博士は、UGN設立から5年後に発生したニュージーランドの研究施設での爆発事故で行方不明となったため、現在のUGNの意思決定機関は12人の評議員から構成される「中枢評議会(通称アクシズ)」が担っている。中立性を保つために評議員構成はオーヴァード・非オーヴァード各6人としているが、サプリメント『ユニバーサルガーディアン』の時点ではオーヴァード評議員が優勢となっている。コードウェル博士の再登場や、それと前後して顕在化した組織の腐敗から、中枢評議会はFHに対してより積極的に行動すべきだとする強硬派(「改革派」とも)と、従来通り行動を表に出すべきではないとする穏健派に分かれており、権力抗争が続いている。もっとも強硬派・穏健派ともに、オーヴァードが非オーヴァードに取って代わるべきとする勢力、非オーヴァードがオーヴァードを支配すべきとする勢力、従来通り「オーヴァードと非オーヴァードの共存」の理念を支持する勢力にさらに分かれており、事態はより複雑化している。UGNは縦型の権力構造を持つピラミッド型の組織であり、アメリカ・メリーランド州ベセスダの本部を頂点にしてその下に各国の支部があり、さらにその下に各市町村の地方支部がある、という形になっている。UGNの大半の構成員はこの地方支部に所属している。地方支部の規模はその場所によってまちまちで、大きなビルを構えている町もあれば、ろくな活動拠点も与えられず支部長の自宅を支部代わりにしているような町もある。

ファルスハーツ (FH)
レネゲイドの力を用いてテロ活動を行っている世界的な非合法組織がファルスハーツ(FH)である。世界各地で様々な破壊活動、犯罪行為などを行っており、人間社会の脅威になっている。FHの活動が目立つようになったのはレネゲイドウィルスの拡散以後であるが、それ以前から存在していたらしく、その歴史には謎も多い。UGNとはその創設時から不倶戴天の敵同士であるが、過去にはレネゲイド・ウィルスとジャーム化抑制のための共同研究「プロジェクト・アダムカドモン」[9](『ダブルクロス・リプレイ・オリジン』『ユニバーサル・ガーディアン』『レネゲイズアージ』参照)を極秘裏に行なっていた時期もあった。しかしプロジェクト・アダムカドモンは失敗に終わっている。最近になって、UGN創設者で行方不明だったアルフレッド・J・コードウェル博士がFHの幹部として現れUGN壊滅を宣言。これに呼応して多くのUGN構成員がFHに転じるという大事件が発生し、UGNとFHの対立はさらに根深いものとなりつつある。FHは「オーヴァードはレネゲイドの力を抑制する必要はない」というスタンスを持っており、FHの構成員の多くがレネゲイドの力を使って自らの「欲望」を叶えたいというオーヴァードたちである。FHはそのオーヴァードがいかなる「欲望」を持っていたとしても排除せずに仲間として受け入れる。レネゲイドの力を振るう、他者を殺害するといった危険な考えを持つ者もいれば、今の生活を守る、自分の研究を進めるという者もあり、欲望は個人によって様々である。そして、FHに参加するようなオーヴァードは欲望を叶えるためならば手段を選ばないほどの覚悟を誰もが持つ。一般人を巻き込んだり他者を危険にさらすことを厭わず、時にはオーヴァード・ジャームを大量に生み出しレネゲイドの存在を世間に知らしめることも行おうとする。
「日常的な生活ではレネゲイドの力を使わないこと」「オーヴァードと人類の共存」を理想とするUGNとは、理念上で完全に対立している。FHがジャームをも構成員として受け入れているという部分もUGNとの大きな差異である。不幸にもジャーム化してしまった者はUGNに抹殺されることを恐れてFHに逃げ込む者も多い。FHの組織形態は、ヒエラルキー型組織であるUGNとは異なり、網目のような構造である。FHには「セル」(細胞)と呼ばれるグループがいくつも存在している。力の強いFHエージェントが「セルリーダー」となって部下のFHエージェントと共にセルを構成するが、その活動指針はセルリーダーの欲望や目的によって様々である。上層部からの命令には従わなければならないが、それ以外の行動は制限されない。また、セル同士の上下関係や協力関係が存在することもあるが、それはFHエージェント同士の関係が反映されているためであることが多く、組織としての繋がりはそれほど強くない。このようにそれぞれのセルの独立性が高いため、UGNがセルを壊滅しても他のセルへの影響が少なく、FH勢力の根絶を困難にしている。FHエージェントに命令を下す実質的な最高意思決定機関を、UGNでは「セントラルドグマ」(中核)と仮称しているが、その内実はよく分かっていない。セントラルドグマが何を最終目的としてFHを運営しているのかは個々のFHエージェントさえも理解の及ぶところではない。ひとつ確かなのは、セントラルドグマから下される命令の多くはUGNの理想の対極に位置するものばかりということである。すなわち「非オーヴァードの社会を混乱させるテロ」「オーヴァードの存在を一般社会に暴露させる計画」「ジャームを意図的に作り出す」などである。セントラルドグマはFHエージェントに命令を下すが、その達成手段は問われない。このためFHエージェントは自らの考えに基づいて自由に活動することができる。これは、命令さえ達成できるのならば、そのために与えられる組織の力を自らの「欲望」を叶えるために私物化しても良いことを意味している。FHがセルごとに活動指針が全く異なるのはこのような構造ゆえであり、個々の構成員たちは参加セルのことは熟知していてもセントラルドグマの真意を気にかけることは少ない。セントラルドグマとセル、あるいはセルとセルの間を繋ぐのが「リエゾンエージェント[10]」である。独立性の高いセルをまとめて動かし連携を指揮する、重要な存在となっている。特に、セントラルドグマに直接接触できるリエゾンエージェントが世界に12人だけ存在すると言われ、極めて大きな力を持っている。その中でも最大の実力者とされていたのが“プランナー”都築京香である。彼女もFHエージェントらしく最終的には自らの利益にとなるようにFHの組織を利用していたのだが、それと同時にFHエージェントやセルの数多くの活動を指揮し成功させていた。彼女の手腕によって日本のFHセル群は一つの組織のような統制がとられており、FHの日本支部長とも呼ばれていた。しかしコードウェル博士の表舞台への再登場と前後して発生した「面影島事件」[11]を契機に都築京香はFHと決別、レネゲイドビーイングを結束させた集団「ゼノス」を立ち上げた。現在においては、強力なカリスマリーダーを欠く日本のFHセル群は統制を失い、FHの本来のあり方である「個々のセルが好き勝手な活動をする」という動きが活発化した。UGN日本支部はこれをFHの弱体化ではなくむしろ危険な兆候であるとみている。とりわけ、有力イリーガルとしてUGNに貢献してきた黒須左京のFHへの流出はUGN日本支部に衝撃を与えた。ただしこの事件は、上述した組織構造ゆえ、FHの不安定性を加増させる結果をも招いている(「Rabid Dog Crying」参照)。FHエージェントの中でも特に有力な者は、コードネームに「マスター」を冠している。マスターは多くのセルを指揮するリエゾンエージェントである場合が多いが、強力なセルリーダーや個人であることもある。特に「マスターレイス」と呼ばれる者は、多くのエージェントを配下に置き、セントラルドグマの指示によらず自由に行動できる権限を持つ特殊なエージェントである。これまで何名かのマスターレイスがいたが、現在は性質が変化し、FHについたコードウェル博士の子を名乗る者を中心とした複数のマスターレイスが存在している(「マスターレイス04(デルタ)」など番号(読みはギリシャ文字アルファベットの名称)がつけられている。前述の黒須左京は「マスターレイス14(グザイ)」)。

ゼノス
“プランナー”都築京香率いるレネゲイドビーイング集団。ゼノスメンバーを駆使して様々な「プラン」を実行しているが、UGNやFH、その他の組織に対して敵対することもあれば協力することもある。一説ではレネゲイドの進化の行く先を暴き出すために様々なことをして居ると言われている。

Re: やってみた。ごちゃ混ぜ、パロ ( No.22 )
日時: 2017/02/19 22:18
名前: アリサ (ID: ET0e/DSO)

予章

昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返す時を刻み、変わらないように見えた。
だが、人々の知らないどころで、世界は既に、変貌していた。

これは、とある日常から人々を守る少年少女たちの物語((お)話)

予告

とある屋敷にオーヴァードの反応があり、その屋敷に、招待をされた四月一日は、その任務も受け、向かうが、そこで待ち受けていたのは、残虐の初まりだった。果たして、彼らの運命はいかに!?

第1章
新たな オーヴァードと事件

第1話
招待と任務

ダブルクロス-それは裏切りを意味する言葉。

Re: やってみた。ごちゃ混ぜ、パロ ( No.23 )
日時: 2019/06/09 18:12
名前: アリサ (ID: lyEr4srX)

招待と任務

とある道に、鞄とレジ袋を下げて、歩いていた学生服の少年がいた。
少年は、一度、歩きを止め、「憂鬱だな。」とため息を吐きながら、呟き。そして、言った。
「いい加減に離れろよう!」
そういった少年の周りには妖が群がっていた。彼の名前は、四月一日君尋。彼は、生まれつき、妖に好かれる体質があり、また、彼自身にもそれらが見える体質、いわば、霊感があった。
四月一日は、追い払いながらもとある塀に触れると、それまで群がっていた妖が消えた。
四月一日は、「フッ。」と言いながら、その塀の中にあるいえ、正しくは、バイト先の店に入り、郵便受けから一枚の招待状を取り出した。
「侑子さん。ファントムハイヴ家からパーティーの招待状が届いていますよ。」
「有難う。」
四月一日は、大人の雰囲気と独特な不思議さが漂う女性に、招待状を渡した。その女性こそ、四月一日のバイト先の願いを叶える店の店主であり、次元の魔女の通り名を持つ壱原侑子である。
侑子は、四月一日に礼を言い、招待状を受け取った。
侑子は、招待状を開き、読み始めると、同時に四月一日の携帯がメールを知らせる。
四月一日が、メールを見ると、こんな内容が書かれていた。
<宛先 四月一日君尋
送信先 赤司征十郎
件名 非日常
突然だが、君、一人に任務が入った。
詳しい内容は、バイトが終わってから支部に来てくれ。
説明するから。>
四月一日は、<了解。>と一言、送信して、携帯を閉じる。
その頃、侑子は、招待状を読み終えていた。
「うん。なるほど。記念の歓迎パーティーね。」
「侑子さん。行くんですか?」
「えぇ、もちろん、高級で、美味しい酒が飲める。またとないチャンスだわ。」
「理由、それですか・・。」→呆れてる。
「四月一日、あなたも来る?という来なさい!」
四月一日は、「えっ。」と一言、言った。
「そうと決まれば、準備よ。」
「あの・勝手に、日時、いつですか?」
「明日よ。」
「明日!?」
「えぇ、そう、「断り」と思ってる?」
「ですよね。」
「それに行ったでしょう。来なさいって。」
「人(俺)の気持ち、無視ですか。」→脱力する。
四月一日は、「はあっ。」とため息を吐いた。
侑子は、その間、準備を始めていた。

時は過ぎ、とあるビルに、二人の少年がいた。少年の一人は、先ほどの願いを叶える店のバイト人、四月一日君尋である。もう一人は、赤毛で、平均の高校生の身長をした赤司征十郎。その人である。
「大丈夫ですか?四月一日。」と、赤司は、四月一日に聞く。
「大丈夫だよ。赤司君。」→少し変なオーラを出しながら、微笑む。
「そうですか。」
「うん。全然、大丈夫。バイト先でちょっとね。」
赤司は、何かを察し、それ以上何も言わなくなった。
そう、あの後、バイトが終わり、勝手に決めた侑子に理不尽な気持ちになりながらも、四月一日は、合併支部「キセキ」に来ていた。
「それで任務の内容は?」
赤司は、「はっ。」と我に返り、「ああっ。そうだな。」と言った。
「南、例の書類を。」
「はい。」
赤司の言葉で、ドアが開き、女性が入って来た。その女性は、金髪のツインテールをした南楓である。
楓は、持ってきた書類を赤司に渡した。赤司は、それを受けると、楓は、残るの書類の整理に出ていた。
赤司は、受け取った書類を見て、任務の内容を言った。
「オーヴォードの保護だ。」
「えっ。オーヴォード保護?まだ、俺たちが把握していない、最近に覚醒したものですか?」
「あぁ、おそらく、新たな仲間だ。」
「そうですか?その人はどこにいるんですか?」
赤司は、見た書類を四月一日に渡ながらも言った。
「ファントムハイヴ家の敷内のガーデニング辺りだ。」
「えっ。っていうか、中にいんの?不法侵入じゃ。あっ。」
そこまで言うと何かがわかった四月一日は、黙った。(その人物が誰か、わかったから。)
(もしかして、あの事件のこと?それは、会った時に話す(お前の仲間のサーカル団のメンバーがしたことを)として、)
「こんな偶然、いや必然か。あるんだな。」
「どういう意味だ。それは?」
赤司は、四月一日の言葉に疑問を抱き、聞いた。
四月一日は、招待状の件を赤司に話した。
「実は、侑子さんのどころに、ファントムハイヴ家から何かの記念の歓迎パーティーの招待状が届いて、俺も行くことになってるんです。」
「それは本当か!?」
「はい。」
「そうか。でも、任務の時は、気をつけた方がいい。」
「えっ、それはどういう意味ですか?」
「どういう意味って、言葉通りの意味だが。」
「だから、どうしてです。」
「嫌な予感がするんだよ。」
「嫌な予感?」
「それは、事件の始まりの嫌な予感ですか?」
そう言って、楓が部屋に入ってきた(一応、ノックをして)。
「残りの書類整理、終わりました。」
楓は、そう報告した。
赤司は、「ありがとう。」とお礼を言ってから、四月一日の言葉と同じことを言った(ハモった)。
「「事件の始まり?それはどういうことだい?南。「楓ちゃん。」」
「さっき、疲れてたのか。いつの間にか、寝っちゃてって、夢現を発動させちゃて。起きたとき、自分の目の能力や予知系の技を使って、確かめたら、そう予知した。」
すると、外からザーと音がし、雨が降ってきていた。四月一日も自分の力を使ったのだ。
「あー。確かにそんな予知が、こっちも出てきた。」→発動停止して、言った。
空が元に戻り、雨が止んだ。
「でも、どんなことが起きるかだけは、はっきり、わからなくて。」
「それは、俺でもわかんない。だから、あっちで、あの力使うよ。」
「お願い。」
「ホォッ。じゃ、任務は、」
「引き受けます。」
「そうか。だが、気をつけて、行って来い。」
「はい。」
四月一日は、返事をし、部屋を出ようとすると、楓から、「四月一日君。」と名前が呼ばれる。
「楓ちゃん。何か用?」
「絶対に無事で帰って、来てね。」→心配そうな顔で、四月一日に言う。
四月一日は、それに「おぅ。」と返事をし、今度こそ、部屋を出た。
楓は、祈るように、「どうか。無事に戻ってきて。」と呟き、赤司は、それを黙って、見て、同じ気持ちを抱いた。

おまけ
「今回登場した魔法等を教えるよう。まずは、これ。」

目を見通す。
カエデの能力。自身を含めた対象(物や人)の未来や過去や現在を予知する。アザミ(奪うと凝らす)やモモやヒビヤと似たようなことや能力などのことを予知できる。これにより、アザミ(カゲロウデイズ)やクロハの真実、カノがアヤノに欺いて、学校に通ったことやケンジロウの事やアヤノの事やエネの事やコノハの事やシンタローのIQの高さなどのことが目の能力あるからだと予知していたが、本人シンタローは気づいてなかったため、黙っていた。後にシンタローが能力のことを知た時に、そのことを打ち明けた。その後にみんなにも打ち明けている。過去と現在にいっては、本人が情報等を知りたい時にしか使わないが、制御できなかった時(無完全な制御も含める)や暴走してる時は、大変だった。ちなみに作中での例のことを知っていたのも渚や桃井よりも上の情報収集能力もこの能力のおかげ。

「次は一気に何個か紹介する。」

アカシックレコード
黄金(金色)の円盤の高密度情報体。いうなれば、過去・現在・未来の情報が詰まった神の如きコンピューター。理論上は全てを観測できるが、しかし検索するためのワードが足りなければ、観測できる情報も少なくなる。これより、「未来予知」ができる。発動時、「アカシック・レコード」と唱えた後に「展開」と唱える。技は、登場したときに書きます。

未来予知
未来を見通す。予知魔法。

夢現
現実に起こることを夢で見る。寝ているとき(気絶も含める)しか、使えないというか意思を失うためか、無意識に発動する。

雨を降らせることと予知
予知は雨が降ってるときしか使えない。

「ここは、おまけのチェック。」

予言書
武器名:オリコ・レポート


次回予告

任務を受け、ファントムハイヴ家を訪れた四月一日。そこで待ち受けていたのは、殺戮の始まりの過ぎなかった。果たして、事件の犯人は!?そして、ファントムハイヴ家の中にいる新たなオーヴァードは一体、何者!?約束を守り、無事に帰るのか。

第2話
殺戮の始まり

Re: やってみた。ごちゃ混ぜ、パロ ( No.24 )
日時: 2017/07/20 16:47
名前: アリサ (ID: 3z0HolQZ)

殺戮の始まり

朝、外は雨が降っている。そんな中、四月一日は、少し嫌な感じなっている空を眺め、店に入ったと、
「来たわね。四月一日。」
侑子、準備を整えた状態で、待ち構えていた。
「はあっ。」→少しため息を吐く。
侑子は、ア○ラ経路を開き、
「さあっ、行くわよ。」→元気な声。
言って、進む。四月一日もそれに慣わし、進み、目的地である場所の近くに出る。
ファントムハイヴ家の敷に入ると、四月一日は、辺りを見渡す。
そんな四月一日に、侑子は、
「何してるの?早く入りましょう。」
と言った。
「はい。」→返事をし、家の中に入る。
もう全員、揃っており、四月一日、侑子が最後だった。
そんな中、2人が近づいてくる。
「お待ちしておりました。壱原様、四月一日様。シエル・ファントムハイヴです。」
そう、シエル・ファントムハイヴとその執事であるセバスチャン・ミカエリスである。
シエルは、とある人を食堂へ、案内する。セバスチャンは、名前を順に呼び、四月一日達を食堂へ。

時間が少し経過したファントムハイヴ家の敷内に四月一日は、いた。
そう、力を使うために抜けてきたのだ。
四月一日は、誰もいないことを確認し、力を発動させた。何が起きるか、予知する。
「なるほどな。じゃあ、こっちも手を打たせてもらうか。」→少し微笑む。

再び、時間が経過したファントムハイヴ家の敷内、四月一日は、ガーデニングにいた。
四月一日は、入ると、力を使い、移動すると、複数の蛇が出現し、四月一日は、相手を見る。
「お前、何者だ。」
相手は、驚いたように四月一日を見た。
「あなた、いえ、新たなオーヴァードであるスネークさんを保護しに来た。」
「オーヴァード?なの事?」
「今からあなたに真実を話します。あなたに関するあの事も、この世界の真実を。」
四月一日は、スネークに話し始める。
スネークは、話を聞き終わった後、信じられないと顔になり、無言になってから、
「僕がそのオーヴァードに覚醒した証拠はあるの?」
と言った。
「あなたからオーヴァードの証拠であるレネゲイドウィルスの反応を確認しました。そして、今、あって、わかりました。恐らく、スネークさんは、キュマイラ能力を保持しているピュアブリード(純血種)のオーヴァードだ。」
「キュマイラ?ピュアブリード(純血種)?」
「キュマイラは、シンドロームの名称の一つです。肉体の一部または全部を獣化させる能力。近接戦闘に優れ、全シンドローム屈指の攻撃力を誇る。主に、筋力を増強してケタ外れの怪力を発揮したり、鉤爪を生やしたり、皮膚を硬化させたり。名前の由来はギリシャ神話に登場する架空の幻獣キマイラからなそうです。ピュアブリード(純血種)は、一つのシンドロームを持つ人のことです。」
と、四月一日は、説明した。その後に、
「スネークさん、あなたの気持ちは、わからなくてもないで、ダメなことだってあるんです。」
スネークは、涙をあふれさせながら、
「じゃあ、どうすれば、いいんだよ。」
四月一日は、優しい。
「これからのことは、これから考えればいい。だが、俺たちの支部に入りませんか?レネゲイドコントロールもありますし。」
スネークは、少し考えながらも、頷き。
「わかった。入る。」
と言った。
四月一日は、少しホッとし、
「よかった。」
と言った。
「でも、表の日常はどうすれば、いいの?」
「あっ、それなら。」
四月一日は、提案をスネークに伝えた。
「わかった。」→同意した。
「じゃあ、これからのことのために俺は、戻ります。後で迎えに来ますね。」
「うん。」
四月一日は、その場を後にした。

おまけ
「今回登場した魔法等を教えるよう。まずは、これら。」

千里眼
未来を見る。そのため、先は見えたり、何かの仕掛けなどがあろうとも、それを見通すことができる。戦闘時は、相手がどんな動きするか。攻撃をするかを先読みする。他、建物等の中がどなんな感じなっているか、隅々まで映し出すことにも使う。発動中は、フラッシュバックのように頭に(光景が)浮かぶ。なお、寝ている(気絶も含める)や自分や相手の危険を感知(察知)すると意思が失うためか、、無意識に発動する。発動時、目を閉じ、一呼吸し、目を開くと、瞳が橙色に輝く。脳裏に(光景が)浮かぶ。寝ているときは目の前が明るくなり、ある光景が浮かぶ。

空間制御
テレポートしたり空間を歪めて結界を張ったり出来る。

次回予告

新たなオーヴァードであるスネークを保護した四月一日。そして、事件発生する。果たして、どうなる?そして、四月一日が出した提案とは!?

第3話
事件

Re: やってみた。ごちゃ混ぜ、パロ ( No.25 )
日時: 2017/03/29 00:02
名前: アリサ (ID: noCtoyMf)

今更ですが、お知らせ
追加設定ありです。

Re: やってみた。ごちゃ混ぜ、パロ ( No.26 )
日時: 2019/12/11 17:12
名前: アリサ (ID: 0EXdTy9p)

追加設定

マギカ専用アイテム
マギカシンドローム持ちしか、使用できない物。

追伸、設定修正しました。


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