二次創作小説(紙ほか)

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ドジっ子記者セルティ【デュラララ】
日時: 2016/08/31 14:47
名前: 純粋31% (ID: XWukg9h6)

はじめまして純粋31%です。
デュラララの二次創作書いていこうと思います。
至らない点が多々あるかと思いますが、
よろしくお願いします。
感想や意見などのコメント是非下さい!

2016年8月31日追記
テストのため、低浮上になります。

Re: ドジっ子記者セルティ【デュラララ】 ( No.1 )
日時: 2016/08/26 15:09
名前: 純粋31% (ID: wJnEuCOp)

川越街道某所 新羅のマンション 『新羅、仕事に行ってくる』
と文字が書かれたPDAを差し出す黒いライダースーツを着た女に白衣をまとった男性ー岸谷新羅ーは応える
「そうかい、早く帰ってきてねセルティ」
セルティと呼ばれた黒いライダースーツを着た女はその言葉について、言いたいことがあるようにPDAに文字を入れる
『実は、今日の仕事はいつもの運び屋の仕事とは違うんだ』
「えっ!まさか、折原君の危ないバイトじゃないよね!もしそうなら僕は部屋の隅っこで泣いて喚くよ!お隣さんのそのまたお隣さんから苦情がくるくらい大の大人が泣き喚くことになるよ!?」
『落ち着け、それに臨也のバイトじゃない、贄川さんのところの東京ウォリァーで記者の仕事をすることになったんだ』
「なぁんだ、臨也のバイトじゃなかったのか………」
新羅は臨也のことで心配していたせいで、気づかなかったセルティの文字にあった違和感にハッと驚く
「って記者?!えっ、だってセルティ、取材とかするあれでしょ!そんなの出来るの?!」
新羅は自分が持った違和感の核たるものをセルティに問いただした
「……セルティ、喋れないじゃないか」

Re: ドジっ子記者セルティ【デュラララ】 ( No.2 )
日時: 2016/08/26 15:16
名前: 純粋31% (ID: wJnEuCOp)

『いやその、このPDAでなんとかしようと思ってたんだが、やっぱりおかしいか?』
「うーん、おかしいっていうか不審に思うんじゃないかな、かといって首がないからだぞってヘルメットを取っても怖がられて取材なんて出来ないだろうし」
ーやっぱり私には無理なんだろうか、贄川さんには悪いけどお断りの電話を入れようかーと考えていたセルティの思考を読んでいると言わんばかりに新羅が言う
「大丈夫だよセルティ、お断りの電話なんてしなくていいよ、町の人に聞けないなら恋人の僕に恋の取材をすればいいじゃないか!」
『……確かにそうだな、お前や静雄や帝人君や臨也、あぁ臨也はやめておいて私の事を知ってくれている人なら取材できるかもだな!』
「うん、それでなんだけど取材ってなんの取材なんだい?暴走族ランキングとかなら静雄君達には無理だと思うけど」
『それなら大丈夫だ、私が任されたのは結構まともなやつだから帝人君達にも答えられると思う』
という言葉に新羅は驚いたというような顔をしている
「へぇ、東京ウォリアーって言うからてっきり危ない取材なのかなって思ったんだけど平和な取材でよかったよ」
『あぁ、それで具体的なテーマなんだがな…』

Re: ドジっ子記者セルティ【デュラララ】 ( No.3 )
日時: 2016/08/26 15:21
名前: 純粋31% (ID: wJnEuCOp)

数時間前東京ウォリアー池袋支部

『私に雑誌の取材ですか!?』
セルティがそう尋ねたのは古い内装のオフィスにいる茶色のコートを着た無精髭の30代と思わしき男性だ
「えぇ、すみません本来の仕事とは違うのは重々承知なのですが、同僚の者が最近休んでいて、取材が進まないので臨時の助っ人ということでお願いしたいのですが」
『それはいいんですが、東京ウォリアーって前に暴走族ランキングとか池袋最強は誰だとかしてましたよね、そういう取材ならお断りせざるをえないんですが……』
「あぁ、いえ【あなたの最近のいい思い出はなんですか?】というやつなんで物騒なことはない筈です」
という贄川の言葉を聞いて少々意外に思ったがセルティは贄川からの仕事を安心して引き受けることにした
『わかりました、そういうことならこの仕事引き受けます』

現在川越街道某所 新羅のマンション

「……で、珍しく完全合法な仕事を受けたってわけね」
新羅がそう言うとセルティは少し恥ずかしがるように文字を打った

Re: ドジっ子記者セルティ【デュラララ】 ( No.4 )
日時: 2016/08/26 15:23
名前: 純粋31% (ID: wJnEuCOp)

『…いや、私もな、いつまでも運び屋なんて非合法な仕事をしていたら新羅にまで迷惑がかかるんじゃないかと思ってな』
「うん、僕はセルティのような沈魚落雁の美人に心配されるなんて、自分が幸せだってことを改めて確認されたよ」
『……いやいや実際新羅だって私が法律を犯してることで困ったことの一つや二つあるんじゃないか?』
「あのねセルティ、僕の職業覚えてる?」
闇医者である新羅の言葉を聞き、セルティは確かにそうだなとうなづく
『…まぁということで、取材に行ってくるぞ』

Re: ドジっ子記者セルティ【デュラララ】 ( No.5 )
日時: 2016/08/26 15:27
名前: 純粋31% (ID: wJnEuCOp)

「待ってよセルティ!取材するんだろ?だったら君の恋人であるこの僕こそがセルティの記念すべき1人目のインタビューの人なんじゃないか!?」
『お前はどうせ私のことしか喋らないだろ、そんなのが記事になるわけないだろ』
というセルティの言葉に子供のような笑顔をした新羅がドアに向かって歩いているセルティに行かないでと言うようにとてとてと走りながらいう
「セルティ!君が僕のことをこんなにも理解してくれていていただなんて!嬉しいんだけど帰ってからでもいいから記者となったセルティから愛の取材を受けさせてくれ!」
セルティはそんな新羅の言葉にやや照れつつも半分呆れた調子で文字を打った
『わかったわかった、帰ってきたら愛のない取材をしてやるから、それまで大人しくして待っていろ』
まるでお調子ものの子供を叱るような口調でいうセルティにも新羅はまた子供のような笑顔でうん、待ってると言い言葉通り大人しくテレビを見ている。その様子を見たセルティは大丈夫そうだな、と考えドアを開け池袋の町へとその身をくりだした


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