二次創作小説(紙ほか)
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- 終わりのセラフ 一瀬グレン16歳の崩壊
- 日時: 2017/04/12 17:41
- 名前: 彩月 (ID: w32H.V4h)
ー注意ー
・オリキャラ
・書き方が初心者
・不定期更新
- Re: 終わりのセラフ 一瀬グレン16歳の崩壊 ( No.1 )
- 日時: 2017/04/12 18:00
- 名前: 彩月 (ID: 4VTwAiyE)
「...ごめんね、姉ちゃん」
「私は...我慢できないよ...身勝手でごめんなさい」
「.....ん」
私は薄く目を開く。
眠く気だるい体を起こして時計を確認してみる。5時30分。まだ時間は早いが、もう寝る気にはなれない。部屋を出る。そこにはご飯を用意している小百合と時雨がいた。
「あ、彩月様はまだ寝ていて下さい」
小百合がそう言ってくる。
しかし寝る気にもなれないし何をしようか?そんなどうでも言い事を考える。
「...彩月がもう起きてるなんて珍しいな」
私は声の主の方を向く。
肩まである綺麗な黒髪に整った顔立ち。
一瀬グレン
私の頼れる兄でもあり自慢の兄でもある。血は繋がってはいないけれど家族だ。
「失礼ね、私だって早起きする事くらいあるんだから」
そんなたわいのない会話を続ける。
今日は第一渋谷高校に入学する日だと言う事を忘れる程楽しくて。
- Re: 終わりのセラフ 一瀬グレン16歳の崩壊 ( No.2 )
- 日時: 2017/04/14 17:19
- 名前: ベル (ID: CCab1VcE)
更新、頑張って下さい♪
えっと、私は、ベルです。宜しくお願いします。私タメ口&呼び捨てOK
良ければ、サトミちゃんちの8男子+1女子!? も見て下さいね♪
- Re: 終わりのセラフ 一瀬グレン16歳の崩壊 ( No.3 )
- 日時: 2017/04/14 18:10
- 名前: 彩月 (ID: x9WEDbHK)
「...随分と有名人ね」
そんなどうでもいい事を呟く。
ここは第一渋谷高校の通学路。ゆえに帝ノ鬼の信者がわらわらといる。私達は分家。周りの信者どもから笑われているのが分かる。
「...彩月、誰にも気づかれてないよな?」
グレンが私に問う。
だがさっきから嫌悪と敵意しか向けられていないのが分かる。
「えぇ大丈夫...でも柊の人間に会ったら面倒ね」
そして門まで来る。そこには白い髪の男が立っていた。誰が分かる。柊家の養子の
柊深夜。
そして相手にバレない程度に警戒する。小百合と時雨に出来る限り隠れる。
「....ん?」
深夜が肩を掴んで来る。
それに内心驚く。そして振り返る。すると深夜は笑顔でこちらを見てくる。しばらくすると自分の中で解決したのか校舎の中に入って行く。
「.....バレたかしら?」
「...あぁ、多分な」
グレンはめんどくさそうに頭をかく。私もため息をつく。とりあえず校舎の中に入る。校舎の中でも周りの反応は一緒だ。嫌悪と敵意。むしろそこまで全員同じ反応をする事に笑いそうになる。
「では...私はここなので...」
小百合がそう言う。小百合は1組。時雨は2組。グレンと私は9組だった。明らかに離されている。意図的だろう。
「さてどうしようかなぁ?」
そう呟く。
すると隣にいたグレンが聞いて来る。
「さっきの柊深夜の事か?確かにあいつは気づいたかもな」
グレンはまためんどくさそうに頭をかいていて。
「お前が一瀬家の養子だって事」
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