二次創作小説(紙ほか)
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- 東方ウェンズ作品 番外編
- 日時: 2017/05/31 20:48
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
番外編は次の作品につながるキャラもいるかも
しれません。
番外編➀ 青い妖狐、黄色の式神
藍はある妖狐に出会った。
姿は普通の人間の男で、落ち着いた人間だ。
藍「月立 霊月・・・、それが名前なのか?」
霊月「えぇ、そうですよ。
私は妖狐なんですよ。」
霊月は青白い狐の尻尾を揺らす。
藍「?なぜ人間の姿をしているんだ?
狐の姿では?」
霊月「これは罰ですよ。
短い人生を持つ小さな人間に
悪いことをした罰ですよ。
だから狐にはならないのです。」
橙「藍しゃまーーっ!」
藍「橙!」
藍の式である橙は藍に抱き着く。
すると、橙が霊月の方に目を向ける。
橙「藍しゃまと同じなの?あなたは・・・。」
橙が尻尾を指さす。
霊月「たしかに僕は妖狐だけど、
藍さんとは違うよ。」
- Re: 東方ウェンズ作品 番外編 ( No.1 )
- 日時: 2017/06/01 17:25
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
番外編② 火の竜、樹の竜
白蓮は何かが祀られている場所に来たら
そこで手を合わせる。
今日もある場所で手を合わせる。
星とナズーリンも手を合わせる。
白蓮「・・・私が知らない守り神も
いるものですね。」
蔵には
『火の竜 樹の竜』
と、書かれている。
でも1つだけ名前が書かれていない。
???「・・・不思議だろ?
理由が聞きたいか?」
声のした方を向く。
真っ赤な髪に緋色の瞳をした青年と
緑の髪に黄緑の瞳をした青年が立っていた。
いつの間に来たのでしょう?
白蓮「えぇ、聞きたいですよ。
もちろんあなたたちのことも・・・。」
優しく微笑む。
それに少し動揺する。
???「俺は火川 兵間。
こっちは樹川 翔魔。
で、そこに名前が書いてない理由だが
これはだれかを傷つけない者にしか見えないんだ。
お前が来る前に人間の娘も見えたらしかったな。」
白蓮「ずいぶんと物知りですね?
14,15に見えますが・・・?」
見た目は澄花と同じぐらいに見える。
翔魔「まぁ、仕方ないよ。
僕たちはここに祀られている竜だからだよ。
普段は内緒なんだけど、君、たぶんお寺から来たんだろ?
なら、教えてもいいかなと思ってね?」
驚く2人とは反対に冷静でいる白蓮は名案を思いついた。
白蓮「では、命蓮寺で共に過ごしませんか?
ここでは雨が降ったとき寒いでしょう?」
他の2人もうなずく。
2人の竜たちは命蓮寺に招かれた。
- Re: 東方ウェンズ作品 番外編 ( No.2 )
- 日時: 2017/06/04 09:58
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
番外編③ 醜い天狗と霊力を持つ少女 前編
ドーンピンクの長い髪が揺れる。
少女の名は朝間 清璃(あさま きより)。
後ろを振り向く。
妖怪たちが清璃を襲う。
目をつぶったその時だ。
???「弱いくせに俺の獲物を横取りするな。」
妖怪たちの断末魔が聞こえ、恐る恐る目を開ける。
真っ黒な翼に禍々しい姿をしている。
男が振り向き、目線を合わせるように屈む。
???「大丈夫か?立てるか?」
立ち上がろうとするが恐怖のせいで
力が入らない。
清璃「あれ・・・、どう、してなの?」
涙が流れ、どんどん力が抜けてく。
目の前にいる妖怪に恐怖している。
???「まぁ、無理もないか。
さっきは襲われかけたし、妖怪がいるからな。
でも、安心しろ。
別に俺は食おうなんざ考えちゃいない。
・・・ここは危険だ、少し移動しよう。」
男に抱きかかえられ、上空にいる。
???「そういえば、名前を言ってなかったな。
俺は晴狗、分類は大天狗だが大天狗モドキって
いうのか?
お前は?霊力を持ってるみたいだが・・・?」
目を向けられる。
清璃「朝間 清璃です。
霊力はもともと朝間家はみんな霊力を持っているので・・・。」
少し照れながら言う。
少し疑問を抱く。
晴狗「お前、怖くないのか?」
清璃が少し困る。
清璃「最初は怖かったですけど、もう慣れましたよ。」
いったん降りると、清璃から驚きの言葉をかけられる。