二次創作小説(紙ほか)
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- 東方神話章
- 日時: 2017/08/07 10:13
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
ご招待、高天原
加恵 珠美さま、この度高天原に
ご招待させていただきます。
伊邪那岐・伊邪那美
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霊夢「・・・まさか神から手紙を受け取るなんて・・・
アンタ、何者!?」
珠美「人間ですけどっ!?あとその驚き、私のなんだけど!?」
紫「まぁ落ち着きなさい。もうお迎えが来てくれてるんだから。」
紫が指差した方には綺麗な長い髪に桜色の浴衣の女性と
銀髪をしている長身の男性。どちらも緑色っぽい勾玉を首から
さげている。
???「初めましてね、私は伊邪那美よ。」
???「俺が伊邪那岐だ。」
珠美「あ、えっと招待していただきありがとうございます。」
伊邪那美たちには珠美がある女性と重なって見えた。
伊邪那美(やはり彼女があの・・・。)
「えぇ、では行きましょうか。」
伊邪那美は珠美の手を引き自分の方へ引き寄せた。
光に包まれ珠美たちは消えていた。
- Re: 東方神話章 ( No.4 )
- 日時: 2017/08/07 11:55
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
第4話 半人半妖、暴走
少し離れたところに移動し見ていると伊邪那岐と同じくらい
長身の神が現れた。
赤い髪に青い目をし、腰に刀があった。
鈴斗「・・・アンタが天照の言っていた神か。」
???「あぁ、俺は戦神、須佐之男命。」
珠美がある異変に気付く。
鈴斗の妖気が・・・おかしい?
これに気づいたのかスサノオも警戒している。
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鈴斗「アハハハハハハハッ!!ナラタノシマシテね?
スサノオノミコト?」
スサノオは鈴斗の妖気に押しつぶされそうになった。
それでもどうにか踏ん張っていた。
スサノオ(これじゃ、ただの妖怪じゃねえか。マズイな・・・。)
動きも早く瞬きしただけで目前へ移動していた。
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スサノオが押されていることに天照たちは驚きを隠せなかった。
天照「待って、ス、スサノオ!」
珠美「ここから伊邪那岐さんに伝えるまで耐えれるかどうか
怪しいし、もう少し様子を見ましょう!
まずいと思ったら私がどうにかしてみます!」
月読「そんな!危険だ珠美。」
そう反論するが天照が止めた。
彼女は珠美を信じてくれたのだ。
- Re: 東方神話章 ( No.5 )
- 日時: 2017/08/07 11:57
- 名前: ルイージ (ID: eH196KQL)
オリキャラ募集のギリシャ神話のキャラは怪物だけでなく神の方もいいですか?
- Re: 東方神話章 ( No.6 )
- 日時: 2017/08/07 12:11
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
第5話 珠美の時間稼ぎ
スサノオ「げほっごほっ!・・・。」
その強さに翻弄され思うように動けなかった。
すでに体はボロボロ。
神をも超える妖怪などいるのか、この強さはいったい?
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戦神といえどこの程度だとは思いもしなかった。
鈴斗「ツマラナイナァ、モットモットタノシマセテヨ!!
モット、モットモットモットモットモットモットモット
モットモットモットモットモットッ!!!!
セッカクボクハデテコレタンダヨ!!!!???」
戦神モコンナニヨワインダネ?
ゼンブゼンブボキボキにシテシマオウカ
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骨の折れる音は珠美たちの耳にも入ってくる。
珠美はサッと立ち上がり大きく跳ぶ。
そして鈴斗の近くへ着地した。
鈴斗「ハハッ!ツギハキミガアイテ?」
珠美「・・・はい、私があなたを止めます!」
網のような弾が放たれる。
だが、それもすぐに妖気で消されてしまう。
きっと感じ取ってくれるはず・・・。
- Re: 東方神話章 ( No.7 )
- 日時: 2017/08/07 12:57
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
第6話 収まれ、妖気
珠美と鈴斗の戦いが数十分続いた。
その時だった。
鈴斗が攻撃をやめた。
伊邪那岐「よく頑張ったな、珠美。だがここからは俺がやろう。」
珠美「お願いします。」
それだけ言って、天照のもとへ向かった。
鈴斗「ネェ、ツギハイザナギガアイテ?」
伊邪那岐「あぁ。その力を少し削らしてもらうぞ。扱えるようにな。」
ツマンナイナ、ソクドハイイノニイタクモカユクモナイ。
鈴斗が伊邪那岐を殴った。
呆気ないと思ったが・・・
鈴斗「ガハッ!?ナ・・・ナンデ!?」
負けじと何度も殴っただが結果は同じ。
鈴斗「ゴホッガハッゲホッ!!ナンデ、ナンデッ!!?」
鈴斗の体がガタガタと震えていた。
鈴斗「コワイ、ヤダヨ!!クルナぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
その声が最後。
バタンと倒れ、目を閉じた。
珠美はスサノオの手当てが終わり、鈴斗に駆け寄った。
珠美「すごい妖気が少なくなってるし、あんな強かったのに!!」
- Re: 東方神話章 ( No.8 )
- 日時: 2017/08/07 14:51
- 名前: ウェンズ (ID: 59nFPquI)
第7話 伊邪那美と一緒に
珠美「・・・そっか、目を覚ましたんだね。」
ほっと胸をなでおろした。
伊邪那美「ふふっ、珠美ちゃんは優しいのね。
そうだせっかくだから色んな神と触れ合ってみたら?
私が案内するけど?」
確かに今まで関わった神はほんの少しだ。
この際、色んな神と関わってみたい。
珠美「ならお願いします。伊邪那美さん。」
伊邪那美「えぇ、それじゃあ早速行きましょうか。」
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伊邪那美に連れてこられて数十分。
ギョッとした。
前後に顏があり4本の手足という異形。
伊邪那美「珠美ちゃん、もしかしてもうなんていう名前か分かった?」
珠美「うん。両面宿儺(りょうめんすくな)だよね。」
その声に反応したのかこっちを振り向いた。
両面宿儺「そいつが珠美か?伊邪那美。」
伊邪那美「えぇ、そうよ。」
この2人が並んでるからわかる。
本当に2メートル近くある。
両面宿儺「驚かせちゃったな、まぁでも我慢してくれ。
よろしくな、珠美ちゃん。」
わざわざ目線を合わせるように屈んでくれた。
無邪気な笑顔っていうのかな?
伊邪那美「じゃあ親睦も深まったところで他のところも
行ってみましょうか。」
珠美「はい!」