二次創作小説(紙ほか)
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- 僕の私のヒーローアカデミア
- 日時: 2017/11/10 20:46
- 名前: Birthday (ID: s00TEuml)
天風 光瑠(そらかぜ ひかる)、個性は不明だが複数の個性を持っているらしく
それでも本来の個性は不明。
彼女がどんな困難を乗り越えていくのか・・・。
注意
・内容があやふやです。
・キャラの空気化があるかもしれません。
・何言ってんだ?となることがあるかもしれません。
それでも良ければよろしくお願いします。
(体育祭、入学試験をカット!?)
- Re: 僕の私のヒーローアカデミア ( No.3 )
- 日時: 2017/11/11 13:41
- 名前: Birthday (ID: s00TEuml)
3. 水鏡
怜雄side
建物から建物へ飛び移り怪しい輩を追う。
レイ「怜雄くん、大丈夫か!?」
金髪をなびかせるレイの後に続く怜雄を気遣いながら駆け抜けていく。
怜雄「俺の心配なら要りません!」
レイ「そうか、あと少し踏ん張ってくれ!少しスピードを上げる!」
ほとんど光が入ってこない路地裏。
レイ「そろそろ追いかけっこはやめようか。どうせ君もヴィランだろう?」
男はこちらを振り向きナイフを構える。
怜雄「お前が俺らを知ってるんだ、お前だって名前を名乗るぐらいした方が
良いんじゃねえか?」
???「・・・海、それがお前らを潰す俺の名。」
怜雄「ッ!?」
怜雄の周りは水に囲まれる。
レイ「怜雄くん、どうしたんだい!?怜雄くん!海、と言ったね?
彼に何をしたんだい?」
海「別に、良いモノを見せてあげてるだけさ。彼にとって一番良い悪夢をね。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「怜雄、お前は生きろ!お前にできることはたくさんある。」
父さん!
「逃げなさい怜雄!どうか生きて!」
母さん!!
父さん、母さんが死んだ?
なんで、そうかヒーローなんて・・・俺がいるから・・・
弱いから。
俺が弱いから・・・俺は弱いから・・・
- Re: 僕の私のヒーローアカデミア ( No.4 )
- 日時: 2017/11/11 15:55
- 名前: Birthday (ID: s00TEuml)
4.特訓
焔「・・・なるほどな近距離に弱い、か。まぁ、確かに弱そうだしな。
だが遠距離、中距離、近距離が出来ちまえばかなりできることは増えると思うぞ。
ちなみにお前、中学で女子でも柔道はやったろ?やれんのか?」
光瑠「え?・・・うーん多少は。」
焔「ならやってみろ、下手でも。」
光瑠「えー・・・。でも、・・・」
こうなってしまったからには仕方ない、とにかくうろ覚えで知ってるのを
やるしかない。
焔「っ!?」
こんなこと言うのも失礼だけど身長差もあって背負い投げを仕掛けたことを少し
後悔したとりあえず成功したけど・・・。
そこから焔さんの右腕に自分の両足を絡ませ十字固め。
光瑠「こ、これで良いですかね?」
立ち上がって焔さんの方を見た。
彼も上半身を起こし背中や首、右腕をさすっていた。
やっちゃったかなー・・・。
焔「いてて、なんだよやろうと思えばできるじゃんか。それにさっきのは
たとえ俺が動いていたとしても成功してたと思うぜ。
お前の個性は少しだけ学校側から教えてもらってな、動きを止めたりもできんだろ?
それなら無理に近距離に強くなろうとしない方が良いと思うぜ。」
光瑠「それは一体なぜ?」
焔「さっきの動きなんかを見て少しこうやって指摘すんのもどうかと思うが、
筋力がねえな、性別もあるがそれでもだ。だからお前はまずあまりうまく使えない
個性を使う練習をしろ。で、ある程度使えるようになったら同時に使う訓練をしろ。
ま、俺にはこんぐらいしか言えねえな。」
この短時間でそんなに分かるんだなと思った。
- Re: 僕の私のヒーローアカデミア ( No.5 )
- 日時: 2017/11/12 12:56
- 名前: Birthday (ID: s00TEuml)
5.なんで私が!?
焔さんと帰りに会って話をしていた。
焔「そういえばよお前んちクラスに確か再月ってヤツがいるだろ?」
再月 蓮、生き物を再現する個性を持っている。
それほど時期もずれてないので職場体験へということになっているらしい。
フォルテというヒーローのいる事務所、あんな所に行くとなると気が気じゃない。
回復班もいるようだが少し風の噂で危険すぎる訓練をしてるとか・・・。
焔「お前も一緒に行ってみろ。」
光瑠「えぇ!?全力でお断りs「拒否権はなしだ。」・・・」
なんちゅーことを!!
こうなってしまったからには仕方ないか・・・。
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そして現在。
もう早速訓練ということで色んな意味でビクビクしている。
フォルテ「へぇ、お前が再月で・・・お前が光瑠?焔から聞いてるぜ。
手を抜いていたとはいえ結構手慣れなんだろ?」
光瑠「あのですね、そんな大したこと私にはできませんよ。第一、それはたまたまです。
痛い思いをするのはできる限り避けたいですね。」
フォルテ「へぇだが少し試したいな。俺と手合わせしろ、天風!」
こんな状況でNOとは言えないやんけ!!
もうヤダ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
- Re: 僕の私のヒーローアカデミア ( No.6 )
- 日時: 2017/11/12 13:17
- 名前: Birthday (ID: s00TEuml)
6.逆転
その様子は再月くん、そして回復班の神薙さんが見ていた。
神薙side
オイオイ無茶だぜフォルテ。
そいつの体じゃあ1発だけであの世行きになるかもしんねえぞ?
それを免れたとしても大けがは避けらんねえと思うが・・・。
光瑠side
きっとみんなは大けがするんじゃないかって思ってるんだろうけどこれを見れば
えっ?となること間違いなしだろう。
だから私は構えない、始めと言われたが動くことはない。
フォルテ「動かないのか?なら俺から行くぞ!」
大きく跳躍し顔面に向けて拳を振り下す。
確かに直撃はしただがダメージを受けたのは私ではない。
フォルテ「がはぁっ!?」
神薙「なにっ!?」
相手の方だ。
あまり人に痛い思いをさせたくないが仕方ない。
両足をできる限り開き前越しになり右掌を地面につける。
光瑠「戻れ原点へ」
フォルテ「ッ!?」
相手はラインの外に出た、つまり私の勝ち。
さっきのは原点という個性だ。
簡単に言えば元に戻した、傷ができたとするなら傷ができる前に戻す。
そしてもう一つは逆転、攻撃を受けたとするそしたら攻撃を受けなかったことにする。
これが私の個性の一つ。
それからしばらくはフォルテと再月の手合わせが続いた。
- Re: 僕の私のヒーローアカデミア ( No.7 )
- 日時: 2017/11/12 17:37
- 名前: Birthday (ID: s00TEuml)
7.語られる2人
私と再月の目の前にエルと名乗る青年が現れた。
エル「少し昔話をさせてもらう。
約15、6年も前の話、ちょうどその頃ある女性が新たな命を授かった。
女の子はスクスク育っていきついに小学1年生になった。
その頃に母親は娘の個性が複数持っていることを知った、どれも強大な力を
持つ物さ。それが世間に知れ渡れば娘に辛い思いをさせてしまうだろう。
なら自分の持つ個性で2つに分けてしまえば良い、彼女の多すぎる個性を
2つに分けてもう1人の子を創った、それもバレぬように性別、容姿、性格
何もかも変化させてな。」
光瑠「・・・」
エル「その先、いや2人の今を聞きたいか?」
再月「今・・・?てことはアンタはそのことを見ていたのか?」
エル「まぁそんなところだ。その2人は同じようにヒーローを夢見ている。
そしてたまたま同じ高校の同じクラスになって今じゃ仲良くやってるのさ。」
光瑠「—ッ!!再月くん、体が・・・!」
そのまま消えてしまいその光が私の中に入ってきた。
——会えて良かった。
言葉が消えてしまった。
エル「明日には全員の記憶から再月に関係する記憶が消えている。
そして俺は虐待されいじめられ、捨てられたときにお前とお前の母親に
救われたお前の義兄妹、天風 叶(そらかぜ きょう)だ。」
赤髪に一筋の黒髪、赤と黒のオッドアイを持つ叶だった。
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