二次創作小説(紙ほか)

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東方光華譚
日時: 2017/12/09 08:21
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

幻想郷には忘れられた者がいるが中には八雲紫が招いた者もいれば
なぜかここにいたという者もいる。
もちろんそんな者たちの中にもここに住みたいという者もいる。
「天華(てんか)」
「あ、うん」

仁威 天華(ひとい てんか)も外来人だが八雲紫の導きにより
やって来たのである。



Re: 東方光華譚 ( No.1 )
日時: 2017/12/09 09:19
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

壱枚目 同じく外来人、斎宮 来都(いつき らいと)

天華の知っている仲間にある一人の仲間がいる。
斎宮 来都という少年、風を操る。
「天華、どうしたの?」
「あーいや時間があったからあちこちブラブラしてました」
「そうなんだなら僕も一緒にいいかな?」
「もちろんです、ん?」
青い空が段々と紅い霧に覆われていく。
日光も入らなくなった。

「あ、霊夢と魔理沙!あの二人、もしかしてこれを解決するために?」
「二人でもどうにかなるかもしれないけど念のために僕たちも
 行こう」
二人は地を蹴って空を飛び霊夢たちを追う。
そのうち大きな館にやって来た。
そこ紅い霧の源らしい、おそらくこの中に黒幕がいる。
門番らしき人物はおそらく霊夢にコテンパンにされたのだろう。
とにかく二人はその館に足を踏み入れた。

「弾幕の音、かな?」
「たぶん霊夢たちが戦ってるんだろうね。僕たちも黒幕を
 探そう、といっても扉ばっかりで迷路みたいだ」
「とりあえずこっちに行ってみようよ。こっちからは弾幕の音も
 しないし二人が戦ってるなら邪魔にはならないと思う」
扉を開けるとそこには長い廊下。
左の壁には窓があり、右側には扉がたくさんある。
そこでたまたま目に入った扉を開き中に入った。

Re: 東方光華譚 ( No.2 )
日時: 2017/12/09 10:01
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

弐枚目 時を操るメイド長

「ここにも侵入者がいたなんて後で美鈴には罰を与えておかないと
 さてと、ここで大人しく帰るならよしでも退かないなら掃除の
 邪魔だから力尽くで追い出すわ」
ナイフを構える。
「僕たちも霊夢たちの手助けをしなくてはならない、退くことは
 できない」
「ならここで朽ちなさい、この私十六夜咲夜が貴方達を倒してあげるわ」

 ★

霊夢たちは黒幕である吸血鬼レミリアと戦っていた。
「全く何のつもりなのよレミリアは!」
「なんか様子がおかしいぜ?」
「分かってるわよ、フランも倒されちゃったみたいだし」
横倒れるフランはパチュリーに抱かれている。
今日のレミリアの様子はおかしい、それはここにいる誰もが分かった。


 ★

「さっきまでの威勢はどこにいったのかしら?防戦一方じゃない」
時を止められては二人の攻撃を完ぺき躱され追い詰められていた。
「確かに防戦一方だけど手がないわけじゃないんだよね!
“時符「oldニュー」”」
何とも言い難い微妙な沈黙の中、咲夜が吹いた。
「ぷ、ふふふっ・・・何のつもりかしら?一発芸にしては
 寒いわね、まぁいいわ終わらせてあげる。
“メイド秘技「殺人ドール」”」
時が止まり、全方位ナイフで囲まれ絶体絶命。
「終わりよ」
だがそこで二人がとった行動は。



二人は自らナイフの中へ突っ込んでいく。
「なっ!?貴方達馬鹿なの!?」

Re: 東方光華譚 ( No.3 )
日時: 2017/12/09 11:33
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

参枚目 レミリア以外の黒幕

確かにナイフで串刺しになる“はず”だった。
だがそこに二人の影すら見えなかった。
「“閃光「ラグジュアリィレーザー」”」
「ッ!!?」
「“風符「グラウンドストーム」”」
後ろからは嵐と弾幕、目の前は白い神々しい光を放つ太い
レーザーが迫っていた。


「・・・悔しいけれど私の負けよ、ただ一つだけ貴方達なぜナイフの中に
 突っ込んでいったのに傷一つないのかしら?」
「あー時符「oldニュー」は簡単にいえば瞬間移動みたいな?
 だからあのナイフを回避できたんだよ」
「そんなことができたのね」
突然、近くから爆発音が聞こえた。

「さっきの音、お嬢様がいる場所から!?」
「急ごう、咲夜も一緒に来てくれる?ちなみに僕は斎宮 来都」
「私は仁威 天華です、急ごう霊夢たちに何かあったら・・・!」
来都は頷き音がなった場所へ急ぐ。

 ★

「なるほどねアンタがレミリアを操ってたわけね?」
目の前に立つ男を睨む。
「あぁこの吸血鬼はこの俺、隗(かい)が操らせてもらった。
 だがお前らが強いのかそれともこの吸血鬼が雑魚だったのか・・・
 だがそんなことは良い、俺たちの計画の邪魔者は消す。
 博麗の巫女と白黒の魔法使いにはここで倒れてもらう!」

Re: 東方光華譚 ( No.4 )
日時: 2017/12/09 18:36
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

肆枚目 紅い霧が晴れるとき

「霊夢!魔理沙!」
「来都、天華!?なんでここに?」
「それはうん、置いといて・・・とにかくあの人を倒して
 第二紅霧異変、解決だよ!」
霊夢と魔理沙はスッと立ち上がった。

「そんなの言われなくても分かってるわよ、もちろん行けるわよね
 魔理沙?」
「当ったり前だろ!行くぜ!!spellcard“魔符「ミルキーウェイ」”」
魔理沙が放った星弾が放たれる。
「spellcard“風符「スターダストタイフーン」”」
魔理沙のミルキーウェイとも合わさり弾幕の量も多くなる。
そして相手は霊夢の固い結界により身動きは取れない。
「spellcard“勇敢「勇気の石アクアマリン」”」
淡い青色の弾幕と細いレーザーが隗の頭上へ降り注いだ。
「・・・・」
——あの二人、危険だな。


「・・・アイツは?」
「逃げたみたいね、まったく・・・」

 ★

マヨヒガ、紫はスキマ越しに紅魔館の様子を見ていた。
「紫様、天華と来都は・・・やはり」
「えぇ、今度彼女たちをここに呼び出し教えるわ」


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