二次創作小説(紙ほか)
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- 東方幻縁譚
- 日時: 2017/12/15 21:37
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
「じゃ、久遠。彼のことよろしく」
「は、はいぃ!!?」
隣にいる年上の男の人が霊夢の言っている彼。
つい最近幻想入りした人で名前を
橋都 文月(はしづめ ふづき)という。
「っと、その前に文月、お前能力とか持ってんのか?」
ちょっと待った、その質問から察するに弾幕勝負を
する気だよね!?
「まぁ得たくて得た能力じゃないけどな」
「自然と宿っちまう能力もあるしな、で魔理沙。お前、文月と
弾幕勝負しようとか考えてるのか?」
「ギクッ!た、確かに弾幕勝負のことは考えてたけど私は負けたし
そしたら久遠とどっちが強いんだろうなー、とは思ってた」
「やっぱり・・・(四人」
知ってたよ、それは・・・。
「まぁ確かに気になるしアンタたちに拒否権はないわよ?」
「「そ、そんなーーー!!」」
人里と文月 >>1-3
日隅 颯斗編 >>4-6
- Re: 東方幻縁譚 ( No.3 )
- 日時: 2017/12/14 15:55
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
第三話 人里
文月は雷の槍を手に持ち、妖怪に斬りかかる。
「“天斬「合斬」”」
二人が妖怪の足止めをしている間に久遠は子どもを人里へ
送った。
「・・・っと、終わりだな妖怪。“幻象「終合」”」
「すごいな、やっぱりお前も能力を持ってるのか」
「まあ、な」
★
「本当にありがとうございました」
「あぁ気を付けろよ、お前もちゃんと母さんの言うこと聞くんだぞ?」
その子は頷く。
- Re: 東方幻縁譚 ( No.4 )
- 日時: 2017/12/15 20:34
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
その男は外の世界でかなりハードなことをしていた。
それも妹のために海に飛び込み、森をダッシュ、火の中へ飛び込む!
壱。 シスコン疑惑
その男の名は日隅 颯斗(ひずみ はやと)。
焦茶の髪に黒い上着を着ている彼の話を聞き一同はこう思った。
「シスコンだったのかよ!?」
「失敬な!俺はシスコンじゃねえよ!!」
「どんだけ〜ってヤツか?」
「うっせえ!んで、能力だっけ?硬度を操る程度の能力だ。
まぁ言葉の通りだから説明は省かせてもらう」
久遠はちょっとした疑問を投げかける。
「うーん、それって自分以外の人とか物にも使えるの?」
「さあな、たぶん使えると思うが」
「そうなんだ」
「じゃ、戦えるワケね。なら少し久遠と颯斗と魔理沙で例の場所に
行ってきなさい!もちろん拒否権はないからね」
例の場所、そこには最近ある噂が流れ始めていた。
異形の妖怪が群がり迷い込んだ人を襲う、そんな噂が・・・。
そんな噂が流れるほど、この場所は薄暗い夜になったら何も見えないと
言ってもいい。
「ふぅ、今の時間帯なら日が昇ってるし問題ないだろ。さ、早く
済ませちゃおうぜ」
「そうだな暗くなったら余計倒せなくなるもんな」
右も左も大きく伸びた気だけしか見えない。
「・・・なんだ?」
「・・・ねぇもしかして」
「あぁ登場のようだぜ」
周りを囲む異形の妖怪の正体は・・・!
- Re: 東方幻縁譚 ( No.5 )
- 日時: 2017/12/15 21:12
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
弐。異形団
「はぁぁっ!!?ミノタウロス!?」
牛の頭を持つミノタウロス。
「ちょいっ!!異形って聞いたからキモイのを覚悟してたのに
牛人間かよ!!」
「ん、そこに隠れてる奴バレてるから出てこい!!」
ビシッと颯斗が指差したのは他の木々より目立って太い大木。
目をこしらえているとだんだんと姿が見えてきた。
背丈は久遠と同じぐらい(久遠は155㎝後半)でなんとなくだが
その少年は笑みを浮かべている。
「へぇよく気付いたね、にしても君のことも気になって来たよ」
「俺?」
「だって博麗の巫女に賢者、それに・・・ま、いいや」
「下がれ、二人とも!“恋符「マスタースパーク」”!」
魔理沙のマスタースパークは一直線に速度も威力も落とさず
放たれた、それで終わったと思った。
「これが最大火力?笑わせるね、当たってなきゃ意味がないでしょ」
「・・・?あれミノタウロスの数、少し減った?」
「たぶんそいつらを盾にでもしたんだろ」
「魔理沙、久遠、こいつは俺に任せてくれ。二人は他を頼む」
二人は頷き、それぞれ構えた。
「こう見ると結構な数あるね!」
「だけど私たちの敵じゃないぜ!そうだろ?」
「うん、頑張んないとね!“和合「太陽神ペリドット」”」
「“魔符「スターダストレヴァリエ」”」
- Re: 東方幻縁譚 ( No.6 )
- 日時: 2017/12/15 21:34
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
参。戦いの果て
久遠と魔理沙が弾幕を放っているとき、颯斗も戦っていた。
「——っとと、なんだ?爆破?」
煙が晴れると彼、マヤトの両腕にはたくさんの札が巻き付いていた。
「別に特とした能力は僕はない、でも僕に攻撃はしない方が
身のためなんじゃない?」
「なに?」
いつの間にか颯斗の腕にも同じ札が巻き付いていた。
マヤトが指を鳴らすとすぐに札が爆破する。
「アハハッ!!ね、だから言ったじゃん。僕に攻撃しない方が
いいって、君の体のどこかも爆破するから。
———ッ!!?」
マヤトの視界がブレ、ゆっくりと意識が遠のいていく。
「爆破なんて俺の能力の前じゃ無意味だぜ。もっと相手のことを
知っとくべきだったな」
ドサッと音を立てマヤトが倒れる。
「おーい颯斗ぉ!!」
「魔理沙、久遠、勝ったみたいだな」
「当たり前だろ?私たちはお前よりも経験豊富だしな、あんなの敵
じゃねえよ、それより早く帰ろうぜ暗くなっちゃうしな私が
ちゃちゃっと家まで送ってやるぜ」
- Re: 東方幻縁譚 ( No.7 )
- 日時: 2017/12/16 11:01
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
1頁 出会いのすれ違い
「英二、新聞なんて読んだりしてどうしたの?」
咲夜に声をかけられビクッとする。
「あぁ久遠のことね、結構身長があるから外の世界でたまに
高校生に間違えられたことがあるんですって」
「へぇ、そういえば咲夜は話したことがあるのか?」
疎明 英二、黒髪に一筋の黄色のメッシュがあるのが特徴の一つ、
そんな彼は紅魔館にいた。
「えぇもちろんよ」
★
白玉楼に素振りをするときに聞こえる空を切る音が響く。
幽々子は微笑みながらその様子を見守っていた。
それと後、二人いる宵月 斗真、世墨 司の二人。
斗真は今、人里へ外出中でいない、司が幽々子の隣で妖夢を
見ていたのだ。
「そういえば幽々子、先日言ってた久遠って誰だ?」
「彼女のことね?大人しくて良い子よ、とっても優しいし」
「ずいぶんとサックリだな」
「そうかしら?」
★
人里、そこで三人はすれ違っていた。
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