二次創作小説(紙ほか)
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- 【宝石の国】地味に強くて脆くて美しい
- 日時: 2017/12/29 23:36
- 名前: わよーん (ID: 35Ra9Fox)
[主人公設定]
クリスタル
和名:水晶
硬度:七
靱性:七
へき開:無し
石言葉:調和・純粋・完璧・浄化・能力
クオーツ(石英)のなかでも無色透明で、美しいものをクリスタル(水晶)という。他の宝石と違い、色味が無い為、地味なことを若干気にしている。硬度と靱性はそこそこだが、へき開が無い為割れにくい性質を持つ。また、圧力をかけられると電気を発生させる。仲間に、紫水晶(アメジスト)、紅水晶(ローズクォーツ)、黄水晶(シトリン)、黒水晶がいる。フォスフォフィライトの後輩で、一番若い。
[目次]
プロローグ >>1
第1話 >>2
第2話 >>4
第3話 >>6
第4話 >>9
第5話 >>12
- Re: 【宝石の国】地味に強くて脆くて美しい ( No.6 )
- 日時: 2017/12/24 22:15
- 名前: わよーん (ID: jJL3NZcM)
やっと出てきた主人公。
第3話
やっとルチルに解放してもらった僕は、「授業」があっている部屋に向かっていた。
「ねえ、見てみて!可愛いー!」
「本当....フォス以来ね。」
教室の前に着くと、僕より先に他の宝石が中を覗いていた。
「あ!ずっるーい!僕の後輩だよ!みーせーてーっ!」
「わっ」
「きゃっ、フォス!危ないじゃない!」
背が低い僕は、皆を押し退けて前に進もうとするが、途中で長い手袋をした手に掴まれてしまった。
「こら、フォス。そんなに近づいたら危ないじゃないか。直に触って、割れるのはお前なんだぞ。」
「うっ....イエロー。」
僕を止めたのはイエローダイヤモンド。最年長で、皆からお兄様って呼ばれてるんだ。
「確かに今日はもう割れたくない....!気をつけまーす。」
「よし。それじゃあ皆、そろそろ仕事に行けよー!」
「「「「「はーい!」」」」
イエローのおかげで、僕は誰にも邪魔されずに後輩を見ることができた。
未来の弟君は、ちょうど三百年前の僕の様に、先生と向かい合って椅子にちょこんと座っていた。
「せんせー!そいつ、名前なんて言うんですかー?」
僕がそう叫ぶと、後輩はびくっとしてこちらを向いてくれた。
「こら、フォスフォフィライト。この子は生まれたばかりなのだから、あまり驚かせるようなことはするな。」
「はーい...ん?」
生まれたばかり?よく考えたら、僕がこいつのことを知ったのは今朝だし、僕があんな早くに起きたのも、夜中こいつが運ばれてくる音で目が覚めたからだ。
でも、僕が授業を受け始めたのは生まれてしばらくして言葉がはっきりしだしてからだ。いくら僕がおっちょこちょいだからって、そこまで皆と違うことはないはず.....
つまり。
こいつは、
「ああ、この子はクリスタルといってなーーーー....とても優秀な子だよ。」
やっぱりーーーー!
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フォスフォフィライト、どうする....!?
- Re: 【宝石の国】地味に強くて脆くて美しい ( No.7 )
- 日時: 2017/12/25 09:29
- 名前: 花音 (ID: pThiwAMs)
はっじめましてー!
二次創作板で執筆している花音(カノン)です!
宝石の国!花音はよく見てまーす!
お気に入りはやっぱりフォスフォフィライトですね!
わよーんさんの小説、面白いです!
更新、頑張って下さい!
- Re: 【宝石の国】地味に強くて脆くて美しい ( No.8 )
- 日時: 2017/12/26 00:08
- 名前: わよーん (ID: jJL3NZcM)
花音さん、ありがとうございます!初めての感想.....泣いた(;つД`)
一話が短くて申し訳ない....更新頑張ります。
- Re: 【宝石の国】地味に強くて脆くて美しい ( No.9 )
- 日時: 2017/12/27 01:43
- 名前: わよーん (ID: jJL3NZcM)
宝石の国画集届いた。めっちゃきれい。個人的には双晶アメシストが好きです。
主人公視点。
第4話
ボクが生まれてから17時間30分15秒たった。どうやらボクは宝石というもので、この場所にはボクと同じような宝石が28名ほどいるらしい。らしいというのは、今ボクの目の前に立っている「センセイ」に話を聞いたからで、実際に自分で確認したわけではないからだ。どうやら、ボクのように、最初から宝石がはっきりと思考、会話が出来るのは異例のことのようだ。
今ボクが受けている「ジュギョウ」とやらは、ボクがこれからここで生活していく為に必要なのだそうだ。別に、新しいことを知るのは楽しいし、ジュギョウが嫌なわけではないのだが....。
「せんせー!そいつ、名前なんて言うんですかー?」
ボクは、先ほどからこちらを見ている宝石の方を向いた。
たくさん居た宝石が居なくなったのはいいのだが、あの宝石だけ残ってボクを見ているのが気になって集中出来ない。
「こら、フォスフォフィライト。この子は生まれたばかりなのだから、あまり驚かせるようなことはするな。」
そう、センセイがたしなめてくれるが、
「はーい...ん?」
といったきり考え事を始めた。
しばらくして、だんだん焦ったような顔になり、センセイの
「ああ、この子はクリスタルといってなーーーー....とても優秀な子だよ。」
という言葉で、ショックを受けたような顔になった。
なんだあの顔芸。面白い。
思わず笑いそうになるが、先輩にそんな態度をとるのも失礼だと思い、顔にださなかった。
「せんぱい、よろしくおねがいします。」
ボクがそう言うと、さっきまで暗かった表情が、とたんに明るくなった。やっぱ面白いわー。
「僕はフォスフォフィライトだ!お前の先輩で、すっごくゆーしゅー!」
と、ドヤ顔で言っていた。
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クリスタルが時間に正確なのは、クオーツ時計の要素を取り入れたから。こういうアレンジ加えていきます。
次回は、授業の期間(短い)を飛ばして、主人公の体質についてやりたいと思います。
あと、話数が増えてきたので、目次つけてみました。
作者はアニメ、原作には全て目を通していますが、何かご指摘(誤字脱字・設定ミス)、感想等ありましたら、是非コメントしていただけたらと思います。
(何か質問等も受け付けます。)
遅れましたが、この小説は宝石の国アニメ一話〜十二話、話が進むと原作コミック一巻〜八巻までのネタバレがあります。
- Re: 【宝石の国】地味に強くて脆くて美しい ( No.10 )
- 日時: 2017/12/27 22:29
- 名前: 花音 (ID: pThiwAMs)
毎度、しつれーします!
ゆーしゅー・・・・・
そうかなぁ?
ってなるのが私です!
オリキャラを作るとか凄いですよ!
アニメに出てきてもおかしくないというほどの高クオリティ!
いーですねー!
一話が短くてもだいじょーぶですよー!
さくっと読めて、面白いです!
更新、頑張って下さい!

