二次創作小説(紙ほか)

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【ハク千】千と千尋の神隠し その後のお話
日時: 2018/02/04 15:23
名前: えりかな (ID: Pvby2f.0)

最近、千と千尋の神隠しにハマり、ハク千小説を書きたくなりました。
ハクが湯婆婆の弟子をやめ、人間の世界に来る話です。
妄想だらけですが、付き合ってくださると嬉しいです。

とにかく、ハクかっこいい〜(≧∀≦)

Re: 【ハク千】千と千尋の神隠し その後のお話 ( No.1 )
日時: 2018/02/04 15:30
名前: えりかな (ID: Pvby2f.0)

サァァ

この時を待っていた。あの日、君の手を離してから6年が経った。本当の名を取り戻して、油屋をやめるまで、少し時間がかかってしまった。でも、やっとこのトンネルをくぐることができる。
君との約束を果たすため。


「ただいま、千尋」

Re: 【ハク千】千と千尋の神隠し その後のお話 ( No.2 )
日時: 2018/02/04 20:12
名前: えりかな (ID: Pvby2f.0)

キーンコーンカーンコーン

クラスメイト「おはよー、千尋!」
千尋「おはよっ!今日、数学小テストあるんだっけ?ノート見とかないと…」
クラスメイト「ねえねえ、それより聞いたっ?」
千尋「ふぇ?何を?」
クラスメイト「Aちゃん、B君に告ったらしいよ〜!」
千尋「へえ〜そーなんだ」
クラスメイト「前からそんな感じだったから、まあそこまで驚かなかったけど。いや〜それにしても、ついにうちのクラスに4組もカップルできたね〜」
千尋「ええっ?!4組?!そんなにいるの?!」
クラスメイト「はー、千尋、本当にそういう情報に鈍いなあ。CちゃんとD君は名物カップルだし、EちゃんとF君だって、普段の生活見てたらバレバレだし…」
千尋「へー、たくさん付き合ってるんだね」
クラスメイト「ねえねえねえっ。千尋って好きな人いるの〜?」ニヤニヤ
千尋「私はいないよ」
クラスメイト「ほんとぉ?千尋って昔から好きな人いないし、付き合ったこともないよね」
千尋「うーん、そうだね」
クラスメイト「ってあれ?!あの2人まさか…またまたカップル誕生の予感…!ちょっと見て来る!」ダッ
千尋「いってらっしゃ〜い」


言われてみれば、私には好きな人ができたことがない。中学生になって、周りの友達が誰が誰を好きとか、付き合ってるとか色々噂して。でも、私は興味があまりなかった。たまたま魅力的な人がいないだけかもって思って、芸能人とかジャニーズとかスマホで調べて見てみたり、恋愛漫画を読んだりしてみた。
それでも、何故か好きな人ができなかった。
まあでも、大人になればそのうち…と思っていた。けど、納得がいかなかった。

胸に何かが足りないような。大切な何かが。

Re: 【ハク千】千と千尋の神隠し その後のお話 ( No.3 )
日時: 2018/02/05 00:19
名前: えりかな (ID: WpxyeKoh)

千尋「バイバイ!また明日ね」
クラスメイト「じゃーねー!」

千尋「うぅ寒い…」
最近、一段と冷え込んだなあと思い、家に向かって歩く。
千尋「やっぱり私、変なのかなあ」
ちょっぴり朝のことが気になっていた。些細なことだけど…。
千尋「ただいまー」
そうこうしているうちに、あったかい家に着いた。やっぱり暖房はいいよね!
千尋「あったかーい!」
母「まったく、早く制服脱いで手洗いうがいしてきなさい」
千尋「はーい」



千尋「これでよし!さて、寝ようかな」
明日の準備を整えて、ベッドに入る。ふと、友達からメッセージが届いていた。
千尋「ん?なになに?…明日から転校生が来るらしいよ…か。ふーん、どんな子だろう?女子かな?」
まあ、明日になれば分かることだよね。
転校かあ。私もここには10歳のときに転校してきた。あつーい夏の日。気は向かなかったけど、家の都合だからしょうがなかった。
…あれ?夏の日、夏の日…私、どこかに行ったような…どこだったかは思い出せないけど…そこで何か大切な…

結局よくわからないまま、睡魔に負けて寝てしまった。

Re: 【ハク千】千と千尋の神隠し その後のお話 ( No.4 )
日時: 2018/02/05 17:18
名前: えりかな (ID: c6qcjh7E)

キーンコーンカーンコーン
千尋「おはよ」
クラスメイト「ねえ、ついに転校生だよ!なんか噂によると男子らしい!それも超イケメンの!」
千尋「へー、そうなんだぁ」
クラスメイト「えっっ、反応薄!千尋、もっとキャー!とか楽しみーとかないの?」
千尋「あはは…普通に楽しみだよ」


超イケメンか…。きっとまた何も感じないんだろうなあ。
でも、ほんと、普通に楽しみだな。


先生「着席ー!」

先生の合図でみんな静かに座る。

先生「えー、もう知っている人もいるかもしれないが、今日からこのクラスに新しい仲間が増えるんだ。どうぞ、入ってきなさい。」


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