二次創作小説(紙ほか)

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【おそ松さん】ちょっとした喧嘩
日時: 2018/02/24 01:37
名前: えりかな (ID: no72hslI)

トド松と十四松がちょっとした喧嘩をします。
それを兄たちが見計らって、仲直りまでサポートしていきます。
にわかファンなので、違和感を感じることがあるかもしれませんが、ご了承ください。

Re: 【おそ松さん】ちょっとした喧嘩 ( No.3 )
日時: 2018/02/25 01:25
名前: えりかな (ID: OGCNIThW)

食事部屋

おそ松「なあ、どうみても変だよな?」
チョロ松「ああ、本人たちは何も言わないけど、あの感じだと喧嘩かな?」
一松「たぶん、2人とも泣いた後、ここに来たね…目がうっすら腫れてた」
カラ松「ブラザーたちが悲しい思いをしてるなんて、俺は耐えられない…」
おそ松「よしっ、ここは俺たち兄ちゃんたちが一肌脱ぎますか!」
チョロ松「どうすんの?」
おそ松「2人ずつに分かれて、まずは明日、話を聞こう。今日はたぶん何も話してくれそうにないし」
一松「確かに…」
カラ松「誰が誰に行く?」
おそ松「うーん、じゃあ俺と一松は十四松、カラ松とチョロ松はトド松にするか。なんとなく」
チョロ松「じゃあ、明日話を聞いたら、また集合しよう」
一松「ああ」
カラ松「そうだな」
おそ松「あっ、分かってると思うけど、今から部屋に入るときはいつも通りにするんだぞ」
チョロ松「うん、わかってる」

Re: 【おそ松さん】ちょっとした喧嘩 ( No.4 )
日時: 2018/02/26 01:40
名前: えりかな (ID: OGCNIThW)

部屋へ
おそ松「じゃあ行くぞ…」
兄たち「おう」

ガチャ
おそ松「いや〜食った食った!ハンバーグ最高!一松が横取りしたのはちょっとアレだったけど」
カラ松「さあ、食後の後はカラ松スペシャルミニライブだ!」
チョロ松「食後の後って表現おかしくない?食後だけでいいでしょ」
一松「俺も思った」
カラ松「まあブラザーたち、細かいことは気にするな!さあレッツスタート」
一松「本当にやめろ」
十四松「…」ポンポンボール投げ
トド松「…」スマホいじいじ

兄四人(静かすぎるよ!)

おそ松「あっそ、そろそろ銭湯行かないと、な、行こう?」
カラ松「そ、そうだな」
チョロ松「ほら、十四松もトド松も行くぞ〜」
一松「早くしないと閉まるからね」
十四松「…うん」テクテク
トド松「あ…うん」テクテク

Re: 【おそ松さん】ちょっとした喧嘩 ( No.5 )
日時: 2018/02/27 01:09
名前: えりかな (ID: dCDhnHOn)

銭湯
十四松「…」
トド松「…」
兄たち(えっ、明らかにおかしい、やっぱり)



その日の夜
おそ松「なあ、あれ、絶対喧嘩だよな」ヒソヒソ
チョロ松「どう見ても静かすぎたよね」ヒソヒソ
カラ松「ブラザー達、何を考えているんだ…」ヒソヒソ
一松「…まあ、明日聞いてみるまでは何も分からないよね」ヒソヒソ
おそ松「そうだな、じゃあ明日よろしくな、それぞれ」ヒソヒソ
3人「おう」ヒソヒソ

Re: 【おそ松さん】ちょっとした喧嘩 ( No.6 )
日時: 2018/02/28 20:09
名前: えりかな (ID: KcCt4pR0)

次の日

おそ松「じゅ、十四松!ちょっと話があるんだ」
十四松「話…?」
一松「うん」
十四松「なんかよくわかんないけど、いいよ!」


外に移動
おそ松「十四松、昨日からトド松と喧嘩してるだろ」
十四松「あ…」
一松「やっぱり。何があったの?」
十四松「あ、え、何もないよ」
おそ松「だから、もう分かってるから。な、兄ちゃんに話してみ?」
一松「聞くから」
十四松「っ、うっうわあーーーーんっうっ、うわぁーーん」ポロポロ
おそ松「よしよし」頭ナデナデ
一松「…」背中サスサス
おそ松「ゆっくりでいいから、な?」
十四松「うっ、っ…あのね、僕が悪いのっ…」
一松「なんで?」
十四松「昨日、トッティ、疲れてたみたいなのっ…っなのにね、僕ね、遊ぼう遊ぼうって何回も誘っちゃったのっ…最初は優しく断ってくれてたのに…今思うとっ…」ポロポロ
おそ松「あー、そういうことか。それはまあ確かに、十四松が悪いところもあるな」
一松「…」背中サスサス
十四松「っうっ…」ポロポロ
おそ松「でもな、トド松だって悪い。自分がものすごーく疲れてるからって、それを簡単に分かれって言うのはちょっとな。だから、どっちも悪い」
十四松「うっ…っ僕、謝ってくる、トッティに」
一松「うん…」
おそ松「よし、今の十四松なら大丈夫!しっかり謝ってこい!もし、トド松が謝ってくれなかったら、その時は殴ってもいいぞ!」
十四松「兄さん、ありがとう!」タッ

おそ松「ふぅー…なんとかなったかな」
一松「ねえ、俺、いた意味ある?」
おそ松「あるに決まってんじゃん、バカじゃないの?」
一松「え…」
おそ松「喋るか喋らないかが、いる意味とは限らないんだぜ、ははっ!じゃあ、ゆっくり帰るかー!あんまり早く行くと仲直りの最中だからな」
一松「…うん」テクテク



Re: 【おそ松さん】ちょっとした喧嘩 ( No.7 )
日時: 2018/03/01 20:09
名前: えりかな (ID: xJq/HYyx)

一方

カラ松「ブラザー、ちょっと話したいことがあるんだ」
トド松「え、僕はないからいいや、じゃあね」
カラ松「ええっ?!あっちょっブラザー!」
チョロ松「トド松、ごめん、真面目な話」
トド松「チョロ松兄さん…うん、何?」
チョロ松「なあ、もしかして昨日から十四松と喧嘩してる?」
トド松「えっしてな」
カラ松「本当のことを話してくれないか」
トド松「っ…やっぱり、兄さんたちは何でもお見通しだね」
カラ松「ふっ…そうだろ?」
チョロ松「トド松、何があったんだ?」
トド松「あのね、昨日、僕すっごーーく疲れてたんだ。何もかも上手くいかなくて。それでね、イライラしながら帰ったの。そしたら十四松兄さんが、遊ぼうって何度も誘ってきて…っつい、カッとなって…っうっ…十四松兄さんに、十四松兄さんのこと、兄さんと思ってないとか…っ言っちゃって…本当はそんなこと思ってないのに…っうっ」ポロポロ
チョロ松「あー、そういうことね」
カラ松「十四松がしつこかったのか」
トド松「うんっ…でも、やっぱり、もっと冷静に断ってたら良かった…」ポロポロ
カラ松「なあ、トド松」
トド松「え?」ポロポロ
カラ松「一度起きたことって、もうどうすることもできないんだ」
トド松「うっうん…そうだよねっ…」ポロポロ
カラ松「でもな、これからどうするかっていうのは、いくらでも決められる。変えられる、選択肢がある」
チョロ松「そうだよ、トド松。十四松にひどいことを言ったっていう事実は消えるわけじゃない。でも、大事なのは、今からの行動」
カラ松「…トド松は、何がしたい?」
トド松「僕はっ…僕はっ…」ポロポロ
カラ松「本当は十四松のこと、だーいすきだろ?」
トド松「うんっ!当たり前じゃん!!」ポロポロ
チョロ松「だったら、答えはひとつだね」
トド松「僕、十四松に謝る、ごめんって、本当は大切な兄さんだって、ちゃんと言う!!!!」

ガラガラ
カラ松「おっ、グットタイミングだ」
チョロ松「じゃあ僕らはこれで…」
部屋から出る


ガラガラ
十四松「…」
トド松「っ…あの、十四松兄さん、僕っ」
十四松「トッティ、ごめんなさい!!!」
トド松「え、悪いのは僕」
十四松「トッティの気持ち考えずに、遊びたいって何回も言ってごめん!!疲れてたよね、嫌だったよね、あの時分かってあげられなくて、本当にごめんなさい!」
トド松「僕も、本当にごめんなさい!いくら、イライラしてたからって、十四松兄さんにひどいことした!本当にごめんなさい!ごめんなさい!!!」
十四松「トッティ、いいよ」
トド松「あと、ちゃんと言っておくね」
十四松「?」
トド松「十四松兄さん。僕にとって、兄さんたちは、やっぱり兄さんたちなんだ。おそ松兄さん、カラ松兄さん、チョロ松兄さん、一松兄さん…そして、十四松兄さん。みんな、みんな、僕の兄さん。誰が欠けても駄目。僕の兄さんはこの5人なの。普段はバカやって、こんなのが兄さんなのかって思うこともある。でもね、おそ松兄さんはなんだかんだ、長男として僕らを守ってくれてるし、カラ松兄さんは痛いけど、灯油入れてくれたり、調子悪かったら看病してくれたり、優しい。チョロ松兄さんは他の5人より真面目だし、夜のトイレついて来てくれるし、頼りになる。一松兄さんは、静かでいつも落ち着いてて、一緒に遊んでくれる。十四松兄さんは」
十四松「僕にっ…兄さんらしいところあるかな?」
トド松「あるよ。もちろん。十四松兄さんはいつも明るくて元気で、ネジが飛んでることがあるし、正直、僕の方が大人っぽいかも、なんて思ったこともあるよ。でもね、今までのこと思い返してみると、やっぱり、兄さんだって心から思うんだ。昔、僕が迷子になったとき、日がくれても、僕を探してくれたんだよね。母さんが、あとは母さんがなんとかするって言っても、探し続けてくれたって、後から聞いたよ。今でも、覚えてるよ。薄暗くてものすごーく不安で、泣きそうになったとき、十四松兄さんの顔が見えて、とっても安心したこと。それに、僕が落ち込んでる時、ずっとそばにいてくれるよね。十四松兄さんが居てくれたから立ち直れたこと、何回もあるんだよ」
十四松「トッティ、ありがとう。僕、五男だから、唯一の弟がトッティなんだ。だから、昔から僕が守るんだ、って思ってた。でも、自分でも、兄さんらしいことなんてできてないと思ってた。だから、今の聞いて、なんか元気出たよ!!」ポロポロ
トド松「もう、なんで泣いてるの、らしくないよ」ポロポロ
十四松「トッティも泣いてる!」ポロポロ
トド松「えへ、そうだね」ポロポロ


トド松「そう、僕にとって兄さんたちは大切な存在。僕の兄さんは5人。他に代わりはいないよ。普段はこんなこと絶対、ぜーったい、言わないけどこの際、言っちゃうね!」

トド松「兄さんたち、大好き!いつもありがとう!」


ガラガラ
おそ松「なんだっ、トド松気づいてたのかよ」ポロポロ
カラ松「っうっ…トド松、俺のハートに染み込んだぜ、今の言葉」ポロポロ
チョロ松「ったく、感動すること言うね!トッティは!」ポロポロ
一松「…トッティ、ありがとう」ポロポロ
十四松「本当にありがとうね、トッティ!」ポロポロ
トド松「もう、みんな、らしくないよ!この空気!!」ポロポロ


おそ松「やっぱり俺らは」
6人「最高の6つ子だな!」







終わりです。見てくださった方ありがとうございました!




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