二次創作小説(紙ほか)

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ハイキュー!!マネージャー視点
日時: 2018/03/26 17:21
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

烏野高等学校、排球部マネージャー清水により彼女は新
マネージャーとなる。

二次創作。

三球目 第一学年 ( No.3 )
日時: 2018/03/27 08:42
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

部活が終わり四人は正座させられていた。
「いいか、お前ら!まずは授業で寝ないことだ!」
全員がビクッとする。まさかなんで知ってるんだ?と思ってるんだろう。
日向と同じクラスである田浪は分かっていた。というか
起こすのはいつも田浪だった。
「勉強は徹夜、部活での動きはぐずぐず!」

 ◆

後日、問六の問題を日向たちはやっていた。
「えっと…『()に文字を入れ次の文の意味のことわざを
 完成させなさい』か…」
無慈悲な者も慈悲になり涙を流すこともある。
そう書かれていた。
その答え『鬼の目にも( )』
「鬼の目にも…金棒!?」
「痛そう」
山口の突っ込み。田浪にもなぜ間違えたかはなんとなく分かる。
「じゃあこの際だから覚えよう。日向くんは本当はやれば
 できるんだけど問題を読んでないんだ。たぶん鬼に金棒と
 間違えたんだと思う。鬼に金棒はそうだなー分かりやすくするなら
 ただでさえ高いブロックなのにかなりでっかくて弾かれそう。
 つまり強い人に強いものを加えるって意味だからね」

 ◆

職員室。二年部の先生たちが話していて武田は聞き耳を立てていた。
最近授業で寝ることはないらしく質問までして真面目に授業を受けて
いるようだ。
「(東京合宿も現実的になってきたかも。)」

 ◆

「田浪ちゃん、部活のほうはもう慣れた?」
そう、部活でマネージャーを初めてもうというか二日ほど経った。
「あ、はい。まぁまだ仮入部になってますが…入りたいと思って
 います」
「「ヘイ!1年ガール!」」
「ほわっ!?」
二年の先輩組か。
「君、烏野バレー部に入らない?」
「君がいると潔子さんがよくしゃべる!」
二人の後ろに主将、澤村が立つ。
「おい、お前ら!そんな勧誘があるか!?」
「ごめんねー馬鹿で」
「あ、いえ気にしないでください」

四球目 決意 ( No.4 )
日時: 2018/03/27 09:18
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

「その私、あまり自分から言ったりできなくて…そうやって
 必要としてくれることもなかったので…うれしいです。すごく」

 ◆

後日。この日は扇西高校と練習試合があった。
「「お願いします!」」
全員のあいさつが体育館に響いた。

「あれ?旭、紐?」
「紐って…ヘアバンドだよ昨日潔子に

『頭、ぴっちりで将来禿げそう』ってそれで
 四葉に『ヘアバンドとか似合いそうですよ』って」

円陣を組んだ後、さっきまでの騒がしいチームではなかった。
それぞれ確かに違うところはある、だけど全員目的は同じ。
「(そっか…運動会とかしか知らないかった私には分からなかったけど
 全員優勝したい気持ちは同じ、なんだ…)」
試合すでに烏野には得点が入っていた。
パワー型に全員が気を取られる。そのすきに小さな烏にとられる。
こんな感じのことわざがあった気がする。いがみ合っている
両者以外の人物にとられる。
「漁夫の利、みたいですね…みんなかっこいい!」
「「「よっしゃあああ!!」」」

夕日が沈んだころ試合が終わった。
「どうだった?初めて見た試合は」
清水は片づけをしている田浪にそう聞いた。
「かっこよかったです!さっきの速攻もレシーブも…その…
 これから少しずつですけどバレーについて勉強しようと
 思います。色んな人の良いところや悪いところを見ていきたいです」
「ならさ!!」
後ろからガシッと肩を掴まれる。

 ◆

勉強も田浪は教えて母が出ていくころ日向と影山も帰っていく。
その数十分前。
「田浪!お前母さんにまだ言ってなかったのか!?」
そうまだ部活に入ることを彼女は家族に話していなかった。
相談すれば何か言われるのが怖くて。
「うん…ごめんね…」
「なら田浪、今からでも行こう!母さん駅に行ったんだよな!?」
「へ?」

駅までは走っていく。といっても田浪は疲れ切っていた。
でも足を動かす。
「(やっぱり運動部、私よりも体力もあってついていけない!)」
駅にたどり着き母のもとへたどり着く。

五球目 ポスター、そして… ( No.5 )
日時: 2018/03/27 09:36
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

「お母さん!!!」
「ちょっと四葉!?まさかここまで走ってきたの!?」
脚に痛みが走る。
「お母さんお願い!私バレー部のマネージャーがやりたい!!
 バレーのことも詳しくないし運動もできないからさっきも
 二人より先にバテちゃったけど…でもこれから頑張るから!!
 お願い!」
「…分かった。やるからには部活動の人たちに迷惑をかけないこと!
 そしてマネージャーとしてできることは全て全力よ!」
「了解!!」

 ◆

家には兄、伊月がいた。
「なるほどな。じゃあ少しヒントをくれてやる。どんな人に
 どんなことを見せたいか、そしてどうすれば人の目を引くことが
 できるか、考えてみろ」
伊月の助言をもとに進めていく。
先日、帰り際に田浪は二人に相談をしていた。

「二人にお願いがあるんだけど…ポスターを作るために
 スパイクだっけ?そこを写真に撮りたいんだいいかな?」
「おう、影山!」
体育館にその声が響き田浪はカメラを構えた。

そしてそのポスターに日向も他のメンバーもそれぞれで見ていた。
『小さな巨人、再来!烏野、再び世界の空へ!
〜They canfly of the sky!〜』
「すっげぇ…」

後日、期末テスト後の職員室には電話が来ていた。
「あ、武田先生、ポスターを見た方から寄付金はどうすればいいか
 相談が来ています」
「…お〜!」
そのころの体育館。
全員が並び田浪は澤村の隣に立っていた。
「今日から田浪さんが排球部に入部ということで…」
清水から田浪はジャージを受け取る。背中には烏野高校
排球部と白い文字で書かれている。
「せーの…」
「「「ようこそ!烏野高校排球部!!」」」
全員の声が田浪の耳に入る。
「…よろしくお願いします!!」
「じゃあ後は…」

教室。先生が名前を呼び始める。

六球目 主役は遅れて到着! ( No.6 )
日時: 2018/03/27 10:05
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

東京に着いた。
「あれ烏野なんか人数少なくね?」

その数日前。
二年二人はぎりぎりだが一年二人組は死んでいた。
「今回のテスト、特に国語は読みが多かったもんね」
「すげぇ漢字満点じゃん」
「日向くんは終了間際に回答欄が一個ずれていたことに気づいた。
 一番悔しいパターン」
二人のテストを見て田浪は二人以上にため息をついていた。
「どうやって東京行く!?」
「チャリだろ」
二人の会話を聞く。
「行くきだー」

 ◆

彼らの説明を聞き分からないところは調べていく。
「かなり勉強してるみたいだね」
「あ、はい」
試合を見ていた。
「あそこの高校すごいサーブですね。サーブに力を入れてる?」
「生川高校、サーブこそが全てという感じね。そしてあっちが
 コンビネーションの匠、森然高校」
「そしてあっちが因縁の相手。拾って繋ぎ反撃のチャンスをうかがう
 音駒高校、そして強豪校、梟谷」
扉が開き烏野の主役が登場した。
二人とも息を切らしている。

笛の音が鳴った。
「ナイスサーブ!」
影山のサーブで相手が崩れる。そして日向たちの速攻に
相手が驚く。

七球目 夜目の音駒 ( No.7 )
日時: 2018/03/27 17:59
名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)

今日の試合が終わり夕飯が待っている。
「なぁ」
「ほわっ!?」
日向らと話をしていると声をかけられ驚く。
なんか日向と西谷さんが顔を青くしている。何事!?
振り向くと焦げ茶色のウルフカットの少年が立っていた。
「あ、もしかして!」
「た、田浪知り合いなのか?」
怖い顔をしていたがすぐに微笑して雰囲気が明るくなる。
「よかった覚えてたのか。久しぶりだな四葉!幸せもらいに来たぞ」
「夜目くん、久しぶり!もしかして音駒?」
「おう!ってお前が運動部なんて珍しいな。運動嫌いなくせに」
うぐっ!
「くせに、とは失礼な!!マネージャーぐらいできるし!」
「あぁん!?バレーも詳しくねえだろうが!」
「勉強してるに決まってるでしょうが!って!この話は
 どうでもいい!!それじゃあね」
手を振り二人と食堂へ向かう。身長差があるとどうも慣れない。
「田浪ずっとノーと書いてたよな。何書いてるんだ?」
ノートを上にあげたりしながら二人にとられないようにする。
「内緒。明日ね」

 ◆

日向と影山がいなかった九試合を思い出す。全て負けていた。
全員全力でやっていたが…。
「なんか特徴がないんだよなー…」
そう失礼なことをいうけどあの二人がいないと特徴が消える。
なら…。


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