二次創作小説(紙ほか)
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- 東方の男性キャラが少ない件について
- 日時: 2018/07/30 01:40
- 名前: 怪奇!ドリアン男 (ID: kfsDt.o/)
>>>前回、二次なりきり板
皆さんこんにちは[怪奇!ドリアン男]です。
今回は、二つ事に関して書きたいと思います。
まず一つめは、ここの板に移動してきた理由です。
私は、まったく同じ題名で二次なりきり板で活動していましたが。
実はお恥ずかしながら私、[二次なりきり板で、ずっーと二次小説を書く]
というものすごく馬鹿な事やってました。ごめんなさい!!
そしてそれに気づいて忠告してくれた皆様、本当にありがとございます!
では、二つ目は[前回の説明]ですね。
急に幽々子さまが、[幻想郷の住民になるための権利をもらいにね。]というものすごくシュールな終わり方をしちゃた件についてです。
これは自分が勝手に作った(←おい)設定なんですが、まず幻想郷に迷いこんじゃちゃた人(ギリギリ幻想の物ではない人)の事を外来人と呼びます。
でも今回の酒田天照のように本格的に幻想入りしちゃた人(もう手遅れな人)の事を幻想郷の住民と(勝手に)認識しております。
その為、幽々子さまは博麗神社(自分のなかでは博麗神社は区役所的なエニシングだとまた勝手に認識しています)に行き天照を新しい幻想郷の住民として向かい入れるために妖夢に指示出したという事を頭の中に入れ続きを見てくれれば幸いです。
−注意−
誹謗中傷なコメントはおやめください。死んでしまいます。
原作完全無視です。
キャラ崩壊がひどいです。
途中勝手な解釈や設定がございます。
グロ表現がございます。
脱字・誤字などがございます。←New
主の文章力に期待しないでください。←New
8ページから順に読んでください←(ここ重要)
*後、出来れば気軽にアドバイスください!
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〜人物紹介〜
<酒田天照>
性別:男
能力:不明
性格:真面目で几帳面
特徴:青い着物に白樺で出来た下駄を履き、髪は白く長く、肌は雪のように綺麗。
因みに彼はその昔、日本を滅亡の危機に追いやった紫鬼女を成敗した千九の子孫でもある。
<魂魄妖夢>
性別:女
能力:武術を扱う程度の能力
性格:真面目で几帳面だが、少し天然でビビり
特徴:頭には黒いリボンを付け、髪はセミロングの白髪の半身半霊の白玉楼の庭師。
今はいつも天照の世話係(?)みたいなことになっている。
<西行寺幽々子>
性別:女
能力:死を操る程度の能力
性格:おっとり
特徴:頭には特徴的な帽子を被り、髪はピンク色で妖夢と違い完全幽霊の白玉楼の主人。
因みにかなりの大食いである。
- Re: 東方の男性キャラが少ない件について ( No.31 )
- 日時: 2018/06/27 01:37
- 名前: 怪奇!ドリアン男 (ID: kfsDt.o/)
[うーんないなぁ。]
天照は森の奥でチルノが吹っ飛ばした鞠を探していた。
周りを見渡すが、そこにあるのは少し薄暗い木々だけだった。
どうやらかなり遠くに飛んでいったらしい。
すると天照の背後の茂みからカサカサと何かが動く音が聞こえた。
天照は柄を握りしめ、背後をゆっくりと振り返った。
そこには周りよりも真っ暗な闇が広がっている空間があった。
その闇はとても不自然な闇で、まるでここだけ夜を迎えたかように暗かった。
すると何かが闇から出てきて、自分に向かって跳ねた来た。
そしてコロコロと転がり、コツンと天照の下駄に当たった。
天照が下を向くとそこにはチルノが吹っ飛ばした鞠があったのだ。
鞠は少し凍り付いていた。
多分チルノが蹴って吹っ飛ばしたせいだろう。
でも天照はそれよりも気掛かりなことがあった。
それは自分の目の前に広がる不自然な闇である。
この鞠が跳ねた来たのはここからだった。
夜のような暗さといい鞠の跳ねて来たのも、全て不自然だった。
天照は、警戒しながら一歩一歩と着実に不自然な闇へと歩を進めた。
そして天照は口を開いた。
[そこに誰かいるのか...?]
すると闇の方からまるで子供のような無邪気な笑い声が響いた。
そしてその闇からヒョコと金髪の大きいリボンをした少女が顔を覗かせた。
[あ!あなたは!?]
すると金髪の少女が天照を闇に引きずり込もうと天照の手を引っ張りはじめたのだ。
その力はかなりの怪力でまるで胡桃割りで手を挟んだような激痛が走った。
[くっ!...っうわぁ!]
そして天照は闇に引きずり込まれた。
そしてそこには、地面に落ちた少し凍り付いた鞠が転がっているだけになった。
- Re: 東方の男性キャラが少ない件について ( No.32 )
- 日時: 2018/07/04 01:10
- 名前: 怪奇!ドリアン男 (ID: kfsDt.o/)
[うっ...ここは....]
天照が目を覚ますとそこは夜のように真っ暗だった。
天照は朦朧とする意識の中、立ち上がり真っ暗な空間を歩いた。
だが先に進むがそこには闇しか広がってなかった。
[一体ここは?]
[ううっ...ぐっうっ...]
[ ! ]
すると後ろから、あの金髪の少女のうめき声が聞こえた。
そのうめき声はまるで首を絞められているかのような苦しそうなうめき声だった。
そして後ろを振り向くとそこにはうっすらとニコニコ笑っているあの金髪の少女がいた。
[はじめましてー私ー、ルーミアって言いますー。]
[突然なんだけどさーお前さー、ここでー]
[私のエサにナッテクレナイかなー]
[え!餌だって!?]
天照は動揺した。
[うん、そーだよー]
[今からお前を食い殺すの♪]
[く、食い殺すって....]
ルーミアはクスクスと笑った。
天照は刀の柄を握りながら、一歩だけ後退りした。
だが天照は異変に気付いた。
(ん?あれは....)
周りが暗闇なのと意識が少し朦朧としているせいでうっすらとしか見えないが、ルーミアの右手に血で染まった布が巻かれていた。
さらにルーミアの右手の人差し指が青紫に変色していたのだ。
するとルーミアは口を開いた。
[ねぇーもういいよね。]
するとルーミアはふわりと体を浮かせこう唱えた。
[月符[スターライトレイ]
するとルーミアの体から光の弾幕のようなものが出てきたのだ。
天照は弾幕をひらりと避けていたが近くから{ビッー}っというレーザー光線のような音が聞こえた。
聞こえた方向を見るとそこには巨大なレーザー光線が自分の左右から近づいて来ているのに気付いた。
天照はその巨大なレーザー光線を避けつつ光の弾幕も避け、難は去ったかのように思えたがルーミアはまた続くように唱えた。
[闇符[ディマーケイション]
- Re: 東方の男性キャラが少ない件について ( No.33 )
- 日時: 2018/07/02 01:17
- 名前: 怪奇!ドリアン男 (ID: kfsDt.o/)
−その頃何も知らない妖夢達はチルノが吹っ飛ばした鞠を探していた。
[大ちゃん、あった?]
[うーん、見たところ何もなさそうだよ。]
[じゃあ何処だろう?]
[なぁ妖夢、ありそうか?]
[いや、ここにも無さそうですね。]
[うーん一体どこに吹っ飛ばしたんだ?]
妖夢達が試行錯誤しながら鞠を探していると遠くから(タッタッ)という何者かが近づいて来る音が聞こえた。
するとそこには肩で息をしている幽々子が居たのだ。
[ゆ、幽々子さま一体どうしたんですか?]
[よ、妖夢....]
[は、はい?]
[天照くんは今、何処に居るの?]
[えっ?天照さんですか?]
[確か、鞠を探しに森の中に行きましたけど。]
幽々子は絶句した。
[う、嘘でしょ....!?]
幽々子は焦る自分を一回落ち着かせ、言った。
[妖夢達もついてきなさい。]
[一体どうしたんですか?幽々子さま?]
[このままだと天照くんが殺される。]
[[[[こ、殺される!?]]]]
妖夢達は驚いた。
[一体、誰が天照を!?]
チルノは心配そうに幽々子に問いかけた。
幽々子は心を落ち着かせるために深呼吸をした後、答えた。
[ルーミアによ。]
[ル、ルーミアだって!?]
[えぇそうよ。さっきルーミアが天照くんを襲うって言ったの。]
[で、でもなんでルーミアさんが天照さんを....?]
大妖精が幽々子にそう聞くと、幽々子は首を横にふった。
[理由は分からないわ。でもこのまま野放しにするのも危ないわ。]
[私と妖夢は博麗神社に行って来るわ。それまで天照くんの事、お願い。]
そういうと妖夢と幽々子は博麗神社に、残りのチルノ達は天照が鞠を探しに行った森の奥にへと行った。
- Re: 東方の男性キャラが少ない件について ( No.34 )
- 日時: 2018/07/04 01:45
- 名前: 怪奇!ドリアン男 (ID: kfsDt.o/)
[闇符[ディマーケイション]
すると暗闇の中で禍々しく光る大量の弾幕が扇形に飛んできたのだ。
{こうなったら....!}
天照は決死の覚悟で突っ込んで扇形に飛んでくる大量の弾幕を避けていたが、その弾幕に気を取られてしまい自分に向かって飛んでくる不気味に青く光る弾幕に気付くのに遅れてしまったのだ。
[しまった...!]
天照は瞬時に青く光る弾幕を跳んで避けたが....
[[ジュゥ!]]
[うっぐっ!?]
足元から強烈な痛みが走った。
足元を見ると足の指が真っ赤に爛れていたのだ。
そう、あの時に跳んで避ける時に青く光る弾幕が足元に当たっていたのだ。
[フフッ、早く負けを認めないとーラクには死ねないよー]
ルーミアはほくそ笑みながら、次々と弾幕を繰り出した。
天照は立ち上がり、弾幕を避け続けた。
だが天照は、足の痛みと暗闇でよく見えない視界に体力の限界も刻々と近づいていた。
一方、ルーミアはまるで疲れを知らない暴れ馬の如く、次々と弾幕を繰り出していた。
そう今、天照は死ぬか生きるかの崖っぷちに立たされていた。
だが危機は遂に訪れた。
[疲れちゃったから、もう終わらせちゃうねー]
[なっ....!?]
なんと弾幕が四方八方から飛んできたのだ。
{もしかして死ぬのか....?}
天照は瞬時に下を向いた。
{これは、}
天照はそれを拾い、ぎゅっと握りしめた。
その時、弾幕は天照の体に触れかけていた。
- Re: 東方の男性キャラが少ない件について ( No.35 )
- 日時: 2018/07/16 01:01
- 名前: 怪奇!ドリアン男 (ID: kfsDt.o/)
[[ドガァン!!]]
暗闇の中が鈍い爆発音で包まれた。
そしてルーミアは弾幕の爆風で巻き上げられた砂ぼこりを払いながら爆発した場所に移動した。
そこには無惨に焦げ落ちた天照の着物の布切れと[真っ黒に焦げた小石]が落ちていた。
どうやら爆散したらしい。
[あーあバラバラに砕けちゃたかー。この飢餓状態を抜け出したかったのにー。]
ルーミアはため息をついた。
[マァ、新シク違ウ下級妖怪カ人間ニ寄生スレバイイダケノ話ダケドナ。]
すると近くから[カラン...コロン...]っという下駄の音が聞こえた。
[やっぱり幻想卿入りしていたんですね...[寄生鬼]!]
[ナッ...!?]
なんと後ろを振り替えるとそこには爆発して死んだはずの天照が斬鬼刀を握りしめ、立ちふさがっていたのだ。
[な、な、なんでお前が...?]
[普通、あんなの食らったら人溜まりもないのに?]
[えぇ、普通あんなのをまともに食らったら間違いなく死ぬが...]
天照はひょいと焦げた小石を手に取り、言いはなった。
[あの時、つまり弾幕が体に触れかける時にこの小石を投げたんですよ。]
[こ、こ、こ、小石だと!?]
ルーミア(?)は驚きを隠せず、大声で叫んだ。
[な、なんで小石ごときが...]
[実はルーミアさんの弾幕は何かしらの物体に触れると爆発を起こすっていう性質を持ってるんです。]
[だからこそ、その性質を利用したんですよ。]
[り、利用だと....?]
ルーミア(?)は、首を傾げた。
[えぇあの時に石を投げ、爆発させ、その時に起こる衝撃と爆風を利用してルーミアさんの後ろに回り込んだって寸法ですよ。]
[なっ!?]
[兎に角....]
そういうと天照は刀を両手で持ち、ルーミア(?)を睨み付けた。
[もうただの妖怪じゃないとわかった。次は僕が攻撃しますね。]
天照はルーミア(?)に向かって駆け出し、刀を前へと思いきっり伸ばした。
[[ドスンッ!]]
[[ベチャ...ベチャチャ]]
[なっ!カハッ!?]
なんと天照の刀はルーミアの腹部を貫通していたのだ。
そして貫通した所から赤黒い血がダラダラと流れ出し、口からは鮮血を吐き出していた。
[な、なんでこ、こんな錆びた刀で...?]
[[ズズッ!]]
[うっぐっ!]
すると天照は容赦なく刀を強引に引き抜いたのである。
その刀には真っ赤な血が滴っていた。
ルーミア(?)はバランスを崩し、倒れてしまった。
[へへ....]
[....!]
だがルーミア(?)はニヤリと笑い、こういいはなった。
[はぁ...はぁ...天照、お前は...とんだ間抜けだ...]
[へへへ...さっき....お前は俺を攻撃をした...すなわちそれは...ルーミア...張本人を攻撃したのと...同然だ...!]
[.....!]
[確かに俺は今...こいつの体は[今は]俺の体だが...俺がもし寄生をやめ...ルーミアの体を抜け出したら...どうなるのかなぁ...ハハハ...ハハハハハハ!]
[お前の負けだよ...酒田天照さんよぉ...!....ハハハ!]
ルーミア(?)は天照を指差し、少女のようなコロコロした声で狂ったように笑った。
だがそれとは裏腹に天照は溜め息をつき、こう答えた。
[僕の刀は、寄生鬼しか斬れない...。]