二次創作小説(紙ほか)
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- 幻想郷を歩く少女−東方幻真相−
- 日時: 2018/06/27 18:48
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
彼女は幻想郷に住む外来人だ。
彼女は外の世界での記憶からスペルを創り出し斬新な
アイデアを持つ。
そんな彼女も異変解決を目指す!
- 妖怪百鬼語り ( No.1 )
- 日時: 2018/06/28 20:02
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
その昔、八雲紫も慕った男がいた。
その男は昔、この百鬼を束ねて見せた。
天狗を負かし鬼をも負かして見せた男、彼は
芙蓉 理宇と名乗ったという。
さてと…彼は昔、西行妖が復活したときに消えていた。
それも今では過去のことで稗田家が書き留めた幻想絵巻に
載っていた。
◆
紫は幽々子の隣にいた。
「あの人が消えて何年目かしらね?紫」
幽々子はそう言った。とても悲しそうな表情で…。
紫も悲しい気持ちだった。
「そんな悲しい顔する必要ないわ幽々子。過去を変えることは
できないし禁忌でもあるわ」
「そうね…そうするしかないわね」
二人は笑い合った。
「紫、新しい外来人の子はどうなのかしら?」
新しい、とはある少年のことだった。
司馬漣斗のことだった。
「まぁ良い子よ。伊達 奏とも仲は良好だし…」
「そう…」
- 紅魔館事件簿① ( No.2 )
- 日時: 2018/06/28 20:53
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
漣斗と奏、霊夢と魔理沙は紅魔館にいた。
「そう貴方が漣斗ね?私はレミリア、レミリア・スカーレットよ。
こっちはメイドの…」
レミリアが紹介しようとすると先にメイド咲夜は礼をした。
「十六夜咲夜と申します。こっちは弟の竜、私の先祖にあたる
ハルです」
「「よろしく」」
二人も挨拶した。
「え、ちょっと待って!さっきハルさんのことを先祖って…」
漣斗はそこに引っかかっていた。
先祖が今も生きている、なんてこと驚かないはずもないのだが
霊夢も魔理沙もそれどころか奏すら驚いていなかった。
奏は漣斗の右肩に左手をポンッと置いた。
「漣斗…これで驚いてたらキリがないよ」
「えぇ、その通り」
何とも言い難い気持ちに漣斗はなったがどうにか言い聞かせ
気を取り直した。
「で、門番の美鈴と。彼女は私の妹フランよ」
「初めましてお兄さん。私、フランドール・スカーレットよ。
よろしく」
全員のことが分かったところで今日はここに泊まることに
なった。
漣斗は竜の手伝いとして料理運びを手伝っていた。
「あの何で俺の手伝いなんかを?これは俺の仕事なのに…」
「まぁ良いじゃん僕も泊めさせてもらってるし何か手伝わないと」
「は、はぁ…(ガッシャーン」
二人の視界はその音と同時に真っ暗になった。
「何事!?もしかして停電!?」
「いや、そんなはずはない!ブローカーがなくてもパチュリー様の
魔法がすぐに」
竜がそう言うと辺りの蝋燭に火が灯った。
これがパチュリーの魔法らしい。
「…一先ず、これで安心だね」
「だな…」
- 紅魔館事件簿② ( No.3 )
- 日時: 2018/06/28 21:13
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
同じ時間、霊夢と咲夜とハルも同じことを体験した。
「ふぅ…一先ず灯りはあるわね」
「みたいね。ってか突然、停電なんて。そんなに古いの?」
霊夢はそう聞いた。
「古いには古いけどそこらのおんぼろと違うよ。
ちょっとやそっとじゃ崩れたりしないからね。
とりあえず今は動かない方がいいかもしれない」
ハルの意見に全員が賛成した。
なので霊夢と咲夜、そしてハルはその場に留まることにした。
◆
「な、なんだったのぜ…今の」
魔理沙は腰を抜かしていた。
「まぁまぁ落ち着こう。こうして灯りもあるわけだし…
でもさ…絶対いるよね…特にそこ!!」
奏はビシッと指差した。
黒い影から一人の男が姿を現した。
黒い執事服にメガネ…咲夜たちとは違う。
「あれ?こんな奴、ここにいたっけか奏」
「え?いや見覚えないけど…それにいるならレミリアたちが
言うはずだし…えっと〜誰?」
奏はそう聞いた。誰なのか分からなければ元も子もない、と
考えたのだ。
「俺は黒曜」
彼は黒曜と名乗った。
「私は奏、彼女は魔理沙です。早速なんですけど貴方も
紅魔館に?図書館にいたんですか?」
奏の質問を無視し彼は魔理沙のほうに目を向けた。
「オイそこの三下魔法使い」
「なっ!!?私のことか!?」
「それ以外誰がいるんだ?見た目から魔法使い、そこの奏という
奴は論外だろ」
三下、その言葉に魔理沙は怒りを覚え屈辱的に感じた。
それは奏も同じで友人を馬鹿にされ怒りを覚えていた。
「確かに私は弱いけど、そこまで弱っちゃいないぜ!実力も
見てねえくせにそんなことを言うな!」
「そーだそーだ!私は友人が貶されてまともでいられるほど
腐ってないから」