二次創作小説(紙ほか)

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死神が父の私
日時: 2018/11/13 17:03
名前: Azuno* (ID: s00TEuml)

成瀬海莉、彼女ひょんなことから死神代行となった。

彼女の亡き父は元・死神だったという!
(BLEACH二次創作)

Re: 死神が父の私 ( No.2 )
日時: 2018/11/13 21:08
名前: Azuno* (ID: s00TEuml)

尸魂界、瀞霊廷、十三番隊舎では隊長、天宮月久は鈴導から
成瀬海莉のことを伝えられた。

鈴導「成瀬勇仁、知ってるはずだぞ隊長も。海莉って奴の顔は
勇仁さんソックリだったし」

月久は立ち上がり、息を吐く。

月久「十一番隊にでも行ってくるか…鈴導は行くか?」
鈴導「行こうとも思ったが今はいいや」

 ****

十一番隊舎に到着した月久は鈍い音がした修練所を覗いた。
小柄な男が背中を摩りながら立ち上がっていた。30代ぐらいの男は
彼の前に立っていたがそのうち月久に気が付いた。
小柄な男は千種忍、そして十一番隊隊長の男、一ノ宮宗次。

一ノ宮「千種は小柄だからね。攻撃の重みがない、スピードでは
僕よりも上だろう」
月久「一ノ宮隊長は護廷十三隊の死神の中でも一、二を争うほどの
剣の腕前を持ってますからね」
千種「ここの隊の人たち皆、無駄に背が高い人ばっかりなんですよ…
そのせいでいつも首が痛いんですぜ」
月久「確かに190cm台ばかりですからね。一ノ宮隊長、嬉しい話が
ありますよ」

一ノ宮は首を傾げる。月久から成瀬勇仁の娘であろう少女が代行と
なっていることを聞き彼は微笑んだ。

一ノ宮「そうか…あの人はもう父親になってたか」

Re: 死神が父の私 ( No.3 )
日時: 2018/11/14 18:51
名前: Azuno* (ID: s00TEuml)

綾美は花に水をやり終わり上を見上げた。白い服を着た人影が
飛んでいるのを見た。一般人の綾美はそれを微笑みながら見つめていた。

綾美「今日も賑やかで良いわね〜」
???「貴方、私たちが見えるのですね」

ショートヘアの少女が綾美の前に降り立ちそう言った。彼女は
破面エリン。

綾美「えぇ、貴方さっき飛んでた子たちの仲間みたいね。今日は
賑やかで良い日ね〜」
エリン「主からのご命令で私たちを認識できる人間の確保に
来ました…抵抗しないほうがいいですよ?」
綾美「え?いいわよ、何処へ行くの?」

エリン「—え?」

予想の反対の答えに驚きエリンは言葉を失う。綾美の中では
確保=一緒に出掛けよう的な考えに辿り着いているのだろうか。

Re: 死神が父の私 ( No.4 )
日時: 2018/11/15 20:40
名前: Azuno* (ID: s00TEuml)

鈴導「あの女、随分と能天気な性格だな」

鈴導は海莉の隣を歩きながらそう言った。全十三番隊に霊力を
持つ人間が連れ去られたと伝えられている。

海莉「あの浦原さん、だっけ?その人、から破面?が綾美さんを
連れ去ったとかなんとか…で、破面って何」
鈴導「そこからかよ、まぁ俺たちの力を奪おうとしてる奴らだな。
元は虚だ。で、その中でも厄介なのは十刃」
海莉「十?」
鈴導「強い順に1〜10の数字を持ってる奴だ」
海莉「はぁ…なんとなく面倒くさそうだなっていうのは分かった」

「よし」と鈴導は呟き、空に開いたスキマに海莉を放り投げる。
海莉の視界が真っ暗になる。

暫くして海莉は目を覚ます。辺り一面砂漠、黒い空には白い
三日月が昇っている。そこは虚圏、先には虚夜宮が見える。

海莉「(何故に私を放り投げたんだ…)」

海莉は立ち上がり虚夜宮へ向かって歩き出す。辺りには枯れた
植物があり水は一滴も無い。

???「単身であそこに乗り込むのか?死神」
海莉「え?」

青い髪に白い服を着た男が海莉に声を掛けた。その男の額には
仮面のようなものがある。ついさっき鈴導から教えられた破面の
特徴だった。

???「そう構えるなよ。俺は戦う気なんてないからな。俺は
アスタ・グリーダ、お前は?」
海莉「成瀬海莉、死神代行です」
アスタ「海莉、か…よしじゃあ覚悟があるなら俺について来い。
あそこまで案内してやるよ」
海莉「良いの?本来は敵対してるんじゃ…」
アスタ「別に、俺にはお前に対して敵意はない」

アスタはきっぱりと言い切った。


Re: 死神が父の私 ( No.5 )
日時: 2018/11/15 21:10
名前: Azuno* (ID: s00TEuml)

宮の中を進んでいく。アスタの案内のおかげもあり無駄な戦闘を
せずここまで辿り着いた。先を急ぐ二人は足を止めた。

海莉「ねぇアスタ、さんは綾美っていう女の人が誰に連れていかれたか
知らない?」
アスタ「さぁ?俺はこっちにいないときもあるし見てねえな。まぁ
ここの十刃に聞けば分かるかもしれないぜ?」

アスタが笑った。海莉が屈むと真上を黄色のレーザーのような
ものが通り過ぎる。

???「こっちに死神が寄ってくるとはな」

左目を隠すような仮面の男は海莉の前に立つ。海莉も斬魄刀の
柄に手を掛けた。「その前に…」

海莉「綾美っていう女の人、知りません?あの人、自由な人なので
状況把握がちゃんとできてないんですよ…」
アスタ「ソイツ、第10十刃ラギア・グレイサルだぞ…ラギア、
お前の暇を埋めるにはコイツは良い相手かも知れないぜ?」
海莉「ちょっと…」
ラギア「そうだな…利き手でいいか」

海莉は不本意ながらも刀を抜いた。

海莉「目覚めろ、泡沫」

刀が淡い暖かい光を放つ。水色だけでなく光には橙の色も
混じっている。

Re: 死神が父の私 ( No.6 )
日時: 2018/11/15 21:14
名前: Azuno* (ID: s00TEuml)

鈴導「あの女、随分と能天気な性格だな」

鈴導は海莉の隣を歩きながらそう言った。全十三番隊に霊力を
持つ人間が連れ去られたと伝えられている。

海莉「あの浦原さん、だっけ?その人、から破面?が綾美さんを
連れ去ったとかなんとか…で、破面って何」
鈴導「そこからかよ、まぁ俺たちの力を奪おうとしてる奴らだな。
元は虚だ。で、その中でも厄介なのは十刃」
海莉「十?」
鈴導「強い順に1〜10の数字を持ってる奴だ」
海莉「はぁ…なんとなく面倒くさそうだなっていうのは分かった」

「よし」と鈴導は呟き、空に開いたスキマに海莉を放り投げる。
海莉の視界が真っ暗になる。

暫くして海莉は目を覚ます。辺り一面砂漠、黒い空には白い
三日月が昇っている。そこは虚圏、先には虚夜宮が見える。

海莉「(何故に私を放り投げたんだ…)」

海莉は立ち上がり虚夜宮へ向かって歩き出す。辺りには枯れた
植物があり水は一滴も無い。

???「単身であそこに乗り込むのか?死神」
海莉「え?」

青い髪に白い服を着た男が海莉に声を掛けた。その男の額には
仮面のようなものがある。ついさっき鈴導から教えられた破面の
特徴だった。

???「そう構えるなよ。俺は戦う気なんてないからな。俺は
アスタ・グリーダ、お前は?」
海莉「成瀬海莉、死神代行です」
アスタ「海莉、か…よしじゃあ覚悟があるなら俺について来い。
あそこまで案内してやるよ」
海莉「良いの?本来は敵対してるんじゃ…」
アスタ「別に、俺にはお前に対して敵意はない」

アスタはきっぱりと言い切った。



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