二次創作小説(紙ほか)

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ボンゴレとコスタ
日時: 2018/12/24 14:09
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

ボンゴレとの兄弟マフィアがある。それがコスタファミリー、
ボンゴレ1世、ジョットの弟でコスタ1世ジャック。

そして並盛中にボンゴレとコスタの10代目が揃った。
コスタファミリー初の女ボス候補、滝野永華だ。

【コスタファミリー集合編】
大空、嵐 >>01
晴れ >>02
雨 >>03
霧 >>04
雷、雲 >>05
コスタの同盟 >>06
ヴァリアー雲の守護者、コスタ8人目の守護者 >>07

【未来編】
目覚めると… >>08
10年後の世界 >>09
ボスとして >>10
それぞれの特訓 >>11
ヴァリアー、コスタファミリー共同戦線 >>12
ブラックスペルvsコスタ&ヴァリアー >>13

Re: ボンゴレとコスタ ( No.9 )
日時: 2018/12/22 12:50
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

龍真「お!永華に蓮夜!」

廊下を走り龍真は二人に声を掛けた。
スクアーロ「おぉい!どういうことだ楓真!!」
楓真「…10年前の永華ちゃん達。ボンゴレ10代目も一番可能性を
持っていたときの自分が必ず来るって言ってたらしい。だから
多分、俺もすぐ10年前と入れ替わる。その前に彼らにこの時代の
技術を教える」

楓真は永華たちの方を向き彼は一つ言った。
楓真「死ぬ気の炎は一人につき一つ属性がある。希に二種類。
リングに炎を灯すことが出来れば後のことは楽になる。俺、
ちょっと用事があるスクアーロ、他の二人は任せた」
楓真は永華の手を引き別の場所へ行ってしまった。
スクアーロ「あの野郎…!!仕方ねえ」

****
永華はすぐに炎を灯すことができた。
楓真「永華ちゃん、これだけは覚悟してほしい。これからの戦い、
きっと危なくなることもある。でも俺たちに関わってる人たちも
危ない」
永華「私たちに…関わってる人たちも?なんで私たちとは関係ない」
楓真は首を振る。
楓真「ボンゴレとコスタを確実に消す。そのためなら手段は
選ばない、それがミルフィオーレ。仲が良い人、家族、先生、
皆死ぬ。俺の家族、全員死んだ」

永華の中で何かが崩れた。何故関係ない一般人を殺す、何故
そこまでして自分たちを殺したいのか。その恐怖に永華は
押しつぶされそうになる。よろけた永華を楓真が抱き留めた。
楓真「大丈夫、俺、永華ちゃん守る。だって優しいボスだから」
永華のリングの炎が彼女を包み込んだ。

Re: ボンゴレとコスタ ( No.10 )
日時: 2018/12/22 13:35
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

青い逆立った髪をした男の額には橙の死ぬ気の炎が灯っている。
彼こそコスタファミリーの初代ボスだ。
彼は椅子から立ち上がり永華の前に立ち微笑んだ。
初代「お前は何のために戦い、何のために上に立つ?」
永華「私は…皆のために戦います、それだけしかできないから。
それにボンゴレ10代目候補のツナ君もきっと同じ思いでいるはず」

男は笑い指を鳴らす。視界が真っ暗になる。

****
楓真が永華のリングに灯っている死ぬ気の炎を見て驚く。
透けた橙色の炎が燃えている。
楓真「(高純度の炎…)」
楓真は最後の最後に任されたことを思い出す。この時代の彼女が
倒れた時、彼女のモノを全て託された。
楓真は永華から離れ片脚を少し後ろに下げた。
楓真「ここからは実戦あるのみ。俺が練習相手になる、遠慮は
いらない」
永華は静かに頷いた。彼女の額に死ぬ気の炎が灯った。
楓真「俺、永華ちゃんから全部託された。これ」
楓真は永華に二つの指ぬき手袋を渡す。手の甲にはXの文字が
刻まれている。その手袋を永華は嵌めた。
永華「(何だろう、なんとなく使い方が分かる)」
楓真はもう一つ、彼女に匣を渡した。
楓真「匣兵器、属性によってあるけど大空の波動がある永華ちゃんなら
どれも開けられる永華ちゃんは多分霧以外の属性も扱えるはず」
永華「分かった。頑張ってみるよ」

楓真が再び片脚を下げた。永華も炎の推進力を使い宙に浮き
真っ直ぐ直進する。

Re: ボンゴレとコスタ ( No.11 )
日時: 2018/12/22 14:30
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

ヴァリアー雲の守護者グランが蓮夜を、スクアーロが龍真を
特訓していた。
スクアーロの剣と龍真の小太刀が激しくぶつかり合う。
スクアーロ「太刀筋は良いがまだ足りねえぞ!!」
龍真「分かってるって」
龍真はその場に素早く屈み足を掛けるもスクアーロは躱した。

****
蓮夜は鉄扇を振るっていた。だがグランには掠りもしない。
グラン「(そろそろかな)」
蓮夜「喰らえ!!」
蓮夜が鉄扇を横に振るった。だがグランはそれを防いだ。
グランの服の袖の隙間からは鉤爪がある。
蓮夜「お前の武器、鉤爪か」
グラン「そうだよ。じゃあ続きをしようか、時間も無いし」

****
楓真は永華の構えを見て微笑む。前に出した右掌から純度の高い
炎を放ち後ろに向けた左掌からは普通の炎を出し態勢をキープする。
同じ技をこの世界に来ているツナも覚えた頃だ。だが少し違う。
永華「X BURNER雲式!」
炎が枝分かれし、躱した楓真を追尾する。
楓真は晴れの炎を右脚に纏わせ回し蹴りを放つ。X BURNERと
彼の蹴りがぶつかる。煙が立ち込め永華は片目を閉じ衝撃に
耐える。煙の中を突っ切り楓真はあっという間に永華との距離を
詰め彼女の片腕を掴んだ。
永華「あ、ち、ちょっと待った!!」
楓真「耐えろよ」
楓真は永華を投げた。壁との距離がどんどん縮む。永華は剛の炎を
両足に集中させ距離を留める。永華が息を吐いた。
永華「(詰められたら楓真さんの土俵、ならなるべく距離を広げる)」
楓真「(あの構え…)」
永華との距離を詰めようとした楓真は急いで後ろに下がった。
永華「タスカータ・エノルメ!」

逃げるのが遅かった楓真は橙色と水色の炎の渦に呑み込まれた。
タスカータ・エノルメ、炎で渦を作り出し特定の範囲にいる者を
呑み込むという技だ。

Re: ボンゴレとコスタ ( No.12 )
日時: 2018/12/22 15:26
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

液晶画面にボンゴレの日本拠点にいるツナたちが映る。
山本『永華、蓮夜、龍真!お前らヴァリアーと一緒にいるんだな!』
龍真「おお、山本たちも無事で良かったぜ」
ツナ『こっちには今、クロームがいるんだ。クロームを逃がそうと
何だっけ…九条院和也っていう人はそっちにいない?』
永華は首を振った。
永華「あの、私たちももう少ししたら日本に行くよ」

そう言って画面の連絡が途切れた。
****
ヴァリアーと永華たちが外に出た。ミルフィオーレの守護者、
6弔花らとヴァリアー&永華らコスタファミリーの戦いとなる。
グラン「楓真、僕も着いていくよ。いつ10年前の君と入れ替わるか
分からないしね」
グランの言葉に楓真は頷き、フランとベルフェゴール、
スクアーロたちと別方向へ進んだ。

その方向には黒い服を着た銀髪の男が待ち構えていた。
ブラックスペルであり元ジッリョネロ晴れの守護者、そして
ミルフィオーレ第9部隊ジラソーレの隊長、アルがいる。
それだけでなくミルフィオーレ第11部隊ヴィオラの隊長、カイ
という男もいる。
カイ「アル」
アル「あぁ、分かってる」

二人は上を見つめた。遠方から数人の人影が見える。真ん中には
橙色の炎を額に灯した少女、永華がいる。
カイ「コスタファミリーと一人はヴァリアーか」

Re: ボンゴレとコスタ ( No.13 )
日時: 2018/12/24 14:05
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

カイの手には三節棍が握られている。三つに分かれている
棍棒にそれぞれ晴れの死ぬ気の炎が纏われた。
楓真の両脚にも死ぬ気の炎が纏われ一瞬でカイとの距離を詰めた。
カイは即座に三節棍を繋ぎ合わせ一本の棒にしながら後ろに
後退した。彼の顔擦れ擦れを楓真の脚が通り抜ける。
カイ「おっと!今度は…後ろか」
永華は身体を反らした。後ろから回り攻撃をしようとしたが失敗だ。
永華「元から避けられるのは計算済み!」
永華は弓を引くポーズを取る。死ぬ気の炎は弓の形に変わっていく。
そして弓矢がカイに向けて何本も放たれた。カイは棒を器用に
使い全て弾き返した。

グラン「蓮夜、君の武器は鉄扇じゃ…」
蓮夜「サブウェポンって奴だ」

蓮夜の手には鎖が握られている。アルも嵐の死ぬ気の炎を持ち
大鎌を器用に扱っている。
アル「俺たちはあくまで事が済むまでの足止め…終わったら用済みだ」
グラン「用済み?どういうことかな」
グランが咄嗟に屈み込み攻撃を避ける。真上を大きな鎌の刃が
通り過ぎる。負けじと二人も反撃する。
アル「いう必要はないぜ」


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