二次創作小説(紙ほか)

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マレーアとボンゴレとの繋がり
日時: 2019/01/04 14:13
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

真田愛音は並盛中学校に通う中学二年生だがボンゴレファミリーの
兄弟ふぁみりーであるマレーアファミリーの十代目ボスに
選ばれた。

Re: マレーアとボンゴレとの繋がり ( No.6 )
日時: 2019/01/05 09:55
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

液晶画面越しに十年後の並盛にある日本ボンゴレ基地にいる
ツナたちと愛音たちは話をしていた。
ツナ『そっか、そっちはヴァリアーといるんだね』
愛音「うん、とにかくお互い無事で良かった。どうにか過去に
帰れるよう頑張ろうね!」
山本『おぉ、愛音前向きじゃん!』
獄寺『お前も同じようなモノだろ!』
山本『あ、そうかもな!』
ツナ『これから俺たちはミルフィオーレの日本支部に行くことに
なってるんだ。だからそっちはお願い』
その言葉に愛音は頷いた。

****
外に出るとすでにヴァリアー全員が揃っていた。
スクアーロ「うおぉい!遅いぞテメェら!!」
愛音「ご、ごめんなさい!」
カイラ「遅いぞ=連絡し終わったか…てね」
クスッと笑いながらカイラが小さく呟いた。
カイラ「では…ミルフィオーレへ反撃を開始しましょう」

それぞれが別々の方向へ散っていく。

愛音「なんかごめんなさい、ついてきちゃって」
愛音は木の枝に飛び移りながらスクアーロにそう言った。
スクアーロ「気にすることはねえよ、だが足手まといになるなよ!」
愛音「了解!…って、もう囲まれてますけど?」

ミルフィオーレの隊員たちが数人、二人を囲っている。
???「アンタか?マレーアファミリー十代目、真田愛音ってのぁ…」
黒い服を着た男が別の木の枝から愛音を見ていた。彼の紫の
目が不気味な光を放っている。男が何か合図すると隊員たちが
一斉に襲い掛かる。
スクアーロ「チッ、厄介そうな奴に目ェ付けられてんな」
愛音「かも、しれない…でもなんか悪い人には見えないかな…」
???「あ、先に名前ぐらいは名乗っておくか。空也、第9部隊
ジラソーレ隊長」
スクアーロ「ぼさっとするな!愛音!!」
愛音の額に大空の死ぬ気の炎が灯る。

Re: マレーアとボンゴレとの繋がり ( No.7 )
日時: 2019/01/05 10:30
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

愛音は空也の前に立った。
空也「…腕試しさせてもらうぜマレーア」
愛音「晴れの死ぬ気の炎ですね…」
空也「そうだ…じゃあ行くぜ!」

空也の拳がまっすぐ愛音の鳩尾を狙い伸びる。寸前で愛音は
炎の推進力で横に逃げる。追って来た空也の連撃を愛音は
避け続ける。一通り倒したスクアーロは愛音の戦いを見守っていた。
愛音「開匣!天空鷲アークイラ・ディ・チェーリ!」
愛音の肩に天空鷲スピカが止まる。
空也「じゃあ俺もしてやるよ、開匣!晴鳶ニッビオ・デル・セレーノ
お互い匣兵器は鳥類か…鳥の王との戦い、燃えてきた」
愛音「…行くよスピカ!!」
愛音の額に灯る炎が変化する。炎の先が緑色に変化しスピカも
雷の死ぬ気の炎を帯び始めた。
スクアーロ「あれが…カイラの言ってた奴か」
愛音「天空鷲アークイラ・ディ・チェーリver.雷」
愛音が手を振るとスピカは空也に襲い掛かる。空也も
晴鳶、グライズを呼ぶもスピカはグライズを吹き飛ばし空也を
鷲掴みにする。
空也「(ヤッベェ…)」
愛音「X BURNER!!」
赤みがかった橙色の炎が空也を丸呑みする。スピカは相手の動きを
止めるために寸前まで空也を捕まえていた。寸前まで、だ。

空也「危ねぇ、当たってたらただじゃすまなかったぜ」

Re: マレーアとボンゴレとの繋がり ( No.8 )
日時: 2019/01/05 12:46
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

空也の蹴りを浴び愛音が地面に倒れる。
空也「オイオイ、こんなもんじゃねえだろ?十年後のお前は
もっと強かったけどな…まぁ女の体じゃちっと無理があるか」

その口調は敵らしくはなかった。
???『…なら見せてやろーじゃねえか、女ボスの底力を』
空也とスクアーロは辺りを見回す。愛音のリングが少し輝く。
すると愛音が蹴られた部分を摩りながらゆっくり立ち上がった。
愛音「マレーア…初代さん。当たり前です、足手まといには
ならないと約束したんで!」
愛音のリング、そしてマレーアバングルの炎が大きくなる。
愛音は自ら空也との距離を縮めていく。空也も笑みを浮かべ
晴れの死ぬ気の炎を両腕に纏わせ前に突き出した。木々が
大きく揺れ今にも吹き飛びそうだ。
愛音「ここで…勝つ!!」
愛音は手で三角形を作った。その独特の構えに空也は首を傾げる。
だが何が起こるかすぐ知ることになる。
愛音「ブルチャーレ・シンティッラ!!」
黄色がかった橙色の炎と赤みがかった橙色の炎が合わさり同時に
放たれる。黄色い炎が掻き消え空也は呑み込まれた。

スクアーロは十年後の彼女がそれを使っていた姿と今の彼女の姿を
重ね合わせる。地面に大の字に倒れた空也は立つこともできなかった。
空也「どうした?俺はもう指一本動かせねえぞ」
愛音「うん…だけどなんか悪い人じゃないんじゃないかなって」

Re: マレーアとボンゴレとの繋がり ( No.9 )
日時: 2019/01/05 12:04
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

空也「理由は勘か?」
空也は痛みを堪えながらゆっくり上半身を起こす。
愛音「それもある、けど…」
スクアーロ「けど…なんだ?さっさと言いやがれ」
愛音はたまたま自分が眠っていた部屋に十年後の自分が残して
くれたであろうモノを見て思い出す。
愛音「十年後の私は今の私のために色々残してくれたんだと
思う。日記も付けてたみたいでそこに空也さんの名前が載ってたんだ」

空也は溜息を吐き少し微笑んだ。
空也「スクアーロ、だったか?悪いな黙らせて…」
スクアーロ「最初からネタばらししてやればいいのに」
空也「言っただろ腕試しだって、十年後の彼女が一番可能性が
あったときの自分だって言ってたんだ」

****
臨也「はぁ?十年後の十代目の仲間!?じゃあどうして俺たちと
敵対してんだよ」
臨也は怒り気味にそう言った。その臨也を陽樹が宥める。
第11部隊ヴィオラの隊長の男ラナトス。
ラナトス「俺はブラックスペルだったがマレーア十代目たちに
惹かれたのさ。で、彼女に言われたんだ十年前の自分たちに
手を貸してくれってな」
陽樹「なぁなぁ十年後の愛音ってどんな人なんだ?」

予想もしていなかった質問にラナトスは驚いた。
ラナトス「そうだな…マフィアのボスとは思えないほど優しい
女性だ。あそこまで温厚な奴はあまりいないからな」

Re: マレーアとボンゴレとの繋がり ( No.10 )
日時: 2019/01/05 13:56
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

一人の隊員の持っていたモノからミルフィオーレのボス白蘭の
姿が見えた。
白蘭『あーあ空也もラナトスもやっぱり敵になったんだね、まぁいいや
折角だから教えてあげるよ真6弔花をね』

一段落して愛音が耳に付けていた通信機からツナの声が聞こえた。
愛音「ツナ君、さっきの真6弔花って」
ツナ『うん、俺たちのところでも話があったんだ』
愛音「…私たち、急いでどうにか並盛に行くよ!」
山本『うおぉ頼もしいぜ!』

東海寺空也とラナトスも仲間に加わりマレーア十代目守護者らは
日本へ向かう。

****
ラル「オイ、真田たちはまだ来ないのか」
ラル・ミルチは腕を組みながらそう言った。
ハル「はひ、愛音ちゃんたちもここに来るんですか?」
ツナ「うん…後少しだと思うけど」

遠方から数人の足音が聞こえてくる。
京子「愛音ちゃん!」
愛音「京子ちゃん、ハルちゃん、ツナ君たちも無事で良かった」


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