二次創作小説(紙ほか)

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Fate-Originalcollect−
日時: 2019/01/26 08:29
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

前の作品を変えた作品、色々一旦変えます。

【序章】誤転送から >>01-05
【第一章】オルレアンの聖女 >>06-15
第一章オリジナルサーヴァント簡単説明 >>16

Re: Fate-Originalcollect− ( No.5 )
日時: 2019/01/21 20:41
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

かなり強引ですみません…。

■ ■ ■

止めに入ったセイラだが突然、酷い眩暈に襲われて意識を失った。

****
誰かの呼び声でセイラは目を覚ます。ハッとして見回すとそこはカルデラだった。
じゃあさっきのはリアルすぎる夢、か…?

ラーガルド「夢じゃねえ。転送の誤作動が直って戻ってこれたんだ」
セイラ「あ、そ、そういうことか」
ラーガルド「最悪起きなかったら叩き起こそうとも考えてたけどな」
—そうなる前に目が覚めてよかった…。
ラーガルドはセイラのほうをまじまじと見ている。
ラーガルド「お前が少し羨ましいぜ…俺は片腕しか魔術は扱えないんでね。家じゃ
無能者扱いで弟のほうができが良かったんだ」
セイラ「弟…ってもしかしてハルベルさん?」

Re: Fate-Originalcollect− ( No.6 )
日時: 2019/01/22 21:28
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

今回、転送されて来た時代は百年戦争が起こっているフランス。
兵士1「オイ聞いたか、竜の魔女が暴れたんだってよ」
その話を物陰に隠れながらセイラとセイバーは耳を立てて聞いていた。
兵士2「その魔女は処刑された憎しみで蘇って戦争を起こしたらしいぞ」
???「聖女ジャンヌダルク」

セイバーとセイラは驚いた。盾を持った銀髪の青年が立っている。
セイバー「パーシヴァル」
セイラ「ねぇもしかして貴方が連れてる女の人がジャンヌさん?」
旗を持つ金髪の少女が小さく頭を下げる。
ジャンヌ「はい、私は正真正銘のジャンヌダルクです。あのどうか私も貴方たちに
協力させてもらえないでしょうか。私の大好きな場所が消えていくのを黙って
見ていられないのです」
ジャンヌの瞳が強い光を放つ。意思の強さが見えた。その覚悟は英雄のモノだ。
セイラ「分かった、一緒に頑張ろう!」
セイバー「私たちはあまりここに詳しくない。それに聖女がいてくれれば百人力だ」
パーシヴァル「兵士たちもいなくなったようです。彼らを追ってみましょう」

Re: Fate-Originalcollect− ( No.7 )
日時: 2019/01/23 18:17
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

少し移動すると三人の戦う人影が見えた。彼らが相手しているのは何やら様子がおかしい
兵士たちだ。
ジャンヌ「あの方たち大丈夫でしょうか…兵士の数が多すぎる気が」
パーシヴァル「彼らにも話を聞くことが出来るかもしれませんね」
セイバー「マスター、ご決断を。彼らに手を貸しますか?」
セイバーの言葉にセイラは頷いた。
セイラ「助けて色々話を聞こう。利害が一致すれば仲間になってくれるかもしれない」

全員がその四人のもとに駆け寄る。セイバーの不可視の剣が振るわれ、パーシヴァルも
その盾と剣を振るい兵士たちを薙ぎ倒していく。
???「お前らは…」
ジャンヌ「私たちは竜の魔女を倒すためにここにやってきました。大丈夫、敵では
ありません」
セイラ「ありがとうセイバー、パーシヴァル。私はセイラ」
ジャンヌ「私はジャンヌ・ダルクです、貴方たちの名前を聞かせてください」
白髪の青年は剣を納めてから名前を名乗る。
???「俺はダルタニアン、オルレアンの乙女ジャンヌ・ダルクに出会えて光栄です」
黒髪の青年がアトス、空色の髪をした青年がアラミス。
セイラ「ダルタニアン、ダルタニャンと三銃士たちが登場する物語はフランスが舞台に
なってる。なら皆がここにいるのも違和感はないか」
ダルタニアン「むぅ、俺たちもその竜の魔女を倒すためにここにサーヴァントとして
召喚されたのかもしれないな…ここは君たちに協力しよう。アトス、アラミス、君たちも
それでいいか?」
二人も頷く。ダルタニアン、アトス、アラミス、ジャンヌ・ダルク、セイバー、パーシヴァル、
セイラは再び場所を移動する。

Re: Fate-Originalcollect− ( No.8 )
日時: 2019/01/23 18:40
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

ジャンヌ「そろそろ日が沈みます。何処かで身を隠し今日は休みましょう」
近くの建物の中に入り一息吐く。
ジャンヌ「まさか竜の魔女が私だとは思っても見ませんでした…」
悲しそうに話し出すジャンヌ・ダルク。
ジャンヌ「処刑されても仕方ないと考えていたつもりでしたが心の奥ではそれが
嫌だったと処刑した人々が憎いと本当は思っていたのかもしれません。そうでなければ
こんなことは起きていなかったでしょう」
ダルタニアン「気に病むことはないでしょう。どんな人間にも憎しみなどの感情は
あります。嫌だと、他人が憎いと思うことは何度でもありますよ。貴方は良い人です、
その憎しみを言動に出さない。大丈夫、僕たちは貴女のことを知っていますよ」
ダルタニアンはそっと微笑んでそう語る。彼の言葉が彼女を救った。

一方、竜の魔女ジャンヌ・オルタは
オルタ「どうやらイレギュラーがいるようですね」
キャスター「えぇ、鼠が数匹。でもすぐに消えますよ」
オルタ「問題はあの男です…アサシン否ロシュフォールあの男は侮れません」
???「竜の魔女、ジャンヌ・オルタさんにそう言われるとは光栄だな」
不気味に光る紫の目をした男、ロシュフォールは暗闇から姿を現す。

Re: Fate-Originalcollect− ( No.9 )
日時: 2019/01/24 18:26
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

セイバー「…」
セイバーは横目にダルタニアンを見ていた。そのうち彼はセイバーの視線に気が付き
声を掛けた。
セイバー「あ、いや…アトスを見ているときの目が違うなと思ってな」
ダルタニアン「そう見えるかい?まぁ彼には尊敬しているからな」

****
物陰に隠れながら空を見上げると数匹のワイバーンが空を飛び回っているのが見えた。
恐らく自分たちの存在に気付かれているのだろう。
アトス「ここまでワイバーンが飛び回ってるのか」
ワイバーンを見てジャンヌ・ダルクは隠れながら風の噂で聞いたある話を思い出した。
ジャンヌ「そういえばこの街の何処かに竜殺しと呼ばれている方が捕まっていると
聞いたことがあります」
この街にいるというだけで特定の場所は分からないが彼が仲間になってくれれば
ワイバーンも敵ではないだろう。となれば当然、次の目的は。
パーシヴァル「その竜殺しを探し出し仲間にすること」
???「まさかまた戦うことになるとはな、ダルタニアン」
その男は暗闇から突然、姿を現した。紫の目が捕らえているのはダルタニアンのみだ。
真っ白い肌に黒髪に鞘から抜かれた黒い剣。
ダルタニアン「ロシュフォール、また君と決闘を…」
ロシュフォール「勘違いしないで欲しい。別に俺は敵意を持っているわけではない。
だがジャンヌ・オルタについてしまった以上、こうするしかないんだ!俺を殺した時
お前らにある程度のことは伝える!俺を殺してみろ、ダルタニアン!」
黒い剣とダルタニアンの銀の剣がぶつかる。その戦いをセイラたちは見守るしかない。


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