二次創作小説(紙ほか)

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銀魂オリジナルver.
日時: 2019/03/03 15:33
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

中澤琴音、彼女はかぶき町に住む住人の一人だ。幼い頃に両親を亡くし今では周りに
支えられながら普通に生活して町で賑やかな日常を過ごしている。
【銀魂二次小説】

チャンバラごっこは遊びの範囲内で >>01-02
女遊びは程々に >>03-06
悪戯の仕返しは怖い >>07
絶対いる怪しい奴 >>08
謝罪の気持ちで一杯になると拒否できない >>09

Re: 銀魂オリジナルver. ( No.6 )
日時: 2019/03/02 18:48
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

響と神威。互いの拳が互いの頬を掠る。響の余裕は崩れない。
響「鳳仙に弟子入りしてたって聞いたからどれ程かと思ったら…この程度か」
神威「…その余裕、すぐに潰してやるよ」
響「二度とそんな口を叩けないようにしてやろうか?」
神威「ッ!!」
刹那、響の膝蹴りが神威の鳩尾にめり込む。
響「神楽って子、お前の妹だろ。可哀そうな妹だ、兄がこんな馬鹿で弱くてさ」
四つん這いになり立ち上がろうとする神威の腹を容赦なく蹴り上げた。

琴音は明理に少し下がるよう言って長刀を構える。夜桜は挑発的な笑みを浮かべる。
夜桜「その顔からしてその攻撃で最後にするつもりか?」
琴音「まぁね。でも殺しは無理、貴方はここの人たちに怪我をさせたり酷いことは
してないでしょ?それに明理ちゃんから聞いた。ついさっき会った雷騎って人と響、そして
貴方はわざわざ明理ちゃんを逃がした」
それに微かに夜桜が反応する。

八郎「真の悪人は夜王鳳仙と残りの二人…どうせだったら残りの花魁も解放してほしかったけど
それができない理由があったのでしょう。でも夜王はもう消える、白夜叉と呼ばれた
坂田銀時によってね」
直後、吉原を覆っていた壁が開き日光が照らす。鳳仙以外、全ての夜兎が番傘を広げた。
八郎「この戦いで僕たちの勝利条件はここの太陽を取り戻すこと」

琴音「それだけだよ」
刀を納め笑顔で話した。夜桜は諦めたように溜息を吐いた。
夜桜「響の情報通りってことか…」

雷騎「そろそろ団長に召集を掛けられる…俺はおさらばさせてもらうぜ」
雷騎は窓から下に飛び降りる。それに続くように夜桜も飛び降りる。全員が合流した。
響の姿を見て驚いた。
新八「響さん!誰かと戦ったんですか!?血塗れじゃないですか」
響「ん…あぁ、気にすんな。こりゃ敵の返り血だ」
新八「余計気にしますよ!?」

Re: 銀魂オリジナルver. ( No.7 )
日時: 2019/03/02 22:49
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

銀時「えー本日集まったのは他でもない。桜庭八郎を怒らせよう委員会を開くためだ」
新八「いやいやいや!いつの間にそんな委員会出来たんだよ!?」
神楽「それはどうでも良いネ、眼鏡」
新八「どうでも良くない、ってか誰が眼鏡だ!」
神楽「なんと今回は姐御の協力も得ることが出来たアル!」
妙「誘ってくれてありがとう銀さん神楽ちゃん」
新八「何で姉上まで巻き込んでるの!?」

作戦その1オレオレ詐欺
電話が鳴り予想通り八郎が電話に出た。
八郎「はい、もしもし」
銀時「あー俺だけど覚えてる?」
八郎「…あぁ!」
銀時「俺だよお「銀時さんですか?どうしたんですか?生活費は渡しませんよ」あ、あーいや
そうじゃなくて」
そして一方的に電話を切られた。
神楽「八郎に一瞬で正体バレてたアル」

作戦その2食べ物に悪戯
八郎と琴音の家に妙と神楽は入り饅頭を置いて隠れる。
八郎「…あれ?神楽ちゃんと妙さんからのプレゼントか…一つ食べていいのかな?」
神楽「(さぁ食べるアル。姐御と一緒に餡子と混ぜたデスソースを味わうが良いアル…)」
八郎が饅頭を口にする。ところがどっこいてっきり「からーーーーい」などと叫ぶと思ったが
パクパクと食べていく。
八郎「餡子としては少し辛かったような?でも良いか、お礼は言っておかないと」

作戦その3全員で全力で殺しに行く
新八「オイィィィこれ絶対怒られるよ!?作戦じゃないですよ!!」
銀時「突撃ィぃィィィ!!!」
神楽「行くアルゥゥゥゥゥゥ!!!」
結果…仕返しされた!銀時、神楽、50のダメージ!

Re: 銀魂オリジナルver. ( No.8 )
日時: 2019/03/03 00:03
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

響が住む家に一人の男が来ていた。橙色の癖がついた短髪、ほんのり浅黒い肌をした
アオザイ姿の男だ。
響「昼兎族…明嵐だったか?何のためにここまで来たんだ?ここの事を知ってる辺り相当
調べたんじゃねえの」
明嵐「まぁな。アンタ夜兎族だろ?それもかなり強いみたいだし…夜兎の団長さんに聞いたよ
ボコボコにされたってね、それでうちの団長も興味を持っちゃってね」
響は溜息を吐いて天井を見上げた。
響「あの野郎…次会ったら肉塊にしてやる…」
悪役のような口調だ。それを聞き心の中で明嵐は笑った。
明嵐「それで提案、アンタ中澤琴音って奴を知ってるだろう?知ってること全部教えてくれない?
これも団長命令でね、背いたら殺されそうだから教えてくれると有難いんだがな…」
響「…それも神威がベラベラ喋ったのか」
明嵐「さぁ?俺的にも興味はあるさ、夜兎と互角で戦った少女剣士ってな」
響「…それならそっちも取って置きの情報を持ってるんだろうな?若しくは俺が喜びそうなモノを」
明嵐「アンタの事なんて分かってるさ。あの夜王鳳仙を唯一負かした男、地球で初めて
出会ったのが中澤琴音の一家だったんだろ。だからアンタにはその中澤琴音のステータスも
含めて全て教えてもらう、代わりに俺たちのことを教えてやるからさ」
響は暫く目を閉じた。そして何かを決心し目を開いた。
響「…分かった。俺が知ってる限りのことは教える」
明嵐「お、じゃあ俺たちのことを教えてやるよ」

****
別の日、明嵐は八郎に声を掛けた。
八郎「明嵐さん、ですか。僕は桜庭「あーいい良いよ自己紹介なんてさ」?そうですか」
明嵐「いやアンタに会えて光栄だよ。あの隻腕の美剣士と呼ばれる桜庭八郎に会えるなんてさ」
笑顔で話しかけてくる明嵐に八郎も笑顔で答えた。
八郎「そんな…僕よりも強い人は山ほどいますから」
明嵐「もっとゆっくり話したいな、少し見せに行かないかい?」
八郎は苦笑して首を横に振った。
八郎「僕、少し待たせている子がいるので」

Re: 銀魂オリジナルver. ( No.9 )
日時: 2019/03/03 13:29
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

真選組屯所に入ってすぐ外で隊士たちに囲まれている青年がいた。群青色の髪をした
黄緑の番傘を差している夜兎の混血。
山南「イヤァびっくりした。まさか突然殴られるとは思ってなかったし」
山南の右頬には湿布が張られている。えっとさきがけだっけ?こっちもゴメン、
つい癖で投げ飛ばしちまった」
山崎「いや癖が人を投げ飛ばすことって…」
青年、魁はムスッとした表情でそっぽを向く。ポツリと「別に」と呟き立ち上がる。
沖田「でも山南さん、どうするんですかィ?ってかアンタ、その頬のことは」
山南「あー良いよ怒ってないし…あ、近藤さんたち帰って来た」
目を向けると門から近藤と土方が入ってくるのが見えた。
近藤「どうしたんだ秀助、その頬は。そういえばこの人は?」
山南「夜兎と人間のハーフ、俺を殴った魁っス。で、提案なんですけど彼、行く当てが
無いらしいんだけどここに居させちゃダメっすか?」
土方「ちょ、何言ってんだ!無理に決まっ「トシ」
近藤は土方を宥めた。そして魁の前に立った。
近藤「俺はここの局長、近藤勲だ。よろしくな。雑用係でも良いならうちに来い、衣食住は
ちゃんと用意してやるから」
魁「…良いのかよ天人の俺をここに置いて。いつ暴れるか分からないのに」
近藤「その時はその時だ。さ、服を用意してやるから」

新たに真選組に魁が入った。

Re: 銀魂オリジナルver. ( No.10 )
日時: 2019/03/03 19:00
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

琴音が出掛けてから響からの情報を貰った。
昼兎族に彼女が襲われるかも知れないということを…。それはどうやら本当だった。

明嵐「約束の五分前丁度、会えて嬉しいぜ?中澤琴音」
琴音は不安になった。誰かも分からない…やっぱり行かない方が良かった。
一歩二歩とゆっくり後ろに下がっていくと誰かにぶつかる。振り向くと白髪の褐色肌の男が
琴音を見下ろしていた。
明嵐「あっれ、団長まで来てたのか?悪いな逃げられないから…海月団長まで全員来ちゃったから」
琴音「何が目的?それによっては刀は抜かないけど」
海月「お前を殺さなければならない。あの女の娘だから…」
明嵐「お前の母さん、優美って奴は俺たちが仕方なく殺した。だからお前も送ってやるって
話さ。簡単だろ?」
琴音が刀を抜いた。同時に明嵐たちの部下が倒れた。それを踏みつけ数人の人影が
現れる。
八郎「純粋な少女を誘拐ですか?世の中、物騒ですね堪忍袋の緒が切れてしまいました」
神楽「琴音ちゃんをこっちに返せ。痛い目に合わないうちに」
土方「俺たち全員、ソイツを守らなきゃいけねえんだ。それが優美さんたちとの約束だ」
土方、沖田、山南、八郎、銀時、新八、神楽6人だ。
八郎「(主戦力は明嵐とあの団長らしき男…こっちは6人か…)」
明嵐「お、もしかしてそっちは6人だから人数でなら負けない、とか思ってる?でも俺たちは
戦闘民族、夜兎族とも繋がりを持ってる」
鈍い音が聞こえた。八郎が顔を顰め左肩を抑える。捻られた。
雷騎「アンタの弱点、その子だったんだ」


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