二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

銀魂オリジナルver.【改】
日時: 2019/03/04 18:24
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

ちょっとやり直し。キャラを作り直したり色々事情が…(汗)

どんな遊びにも必要な役割はある(一国傾城編?)>>01-04

Re: 銀魂オリジナルver.【改】 ( No.2 )
日時: 2019/03/03 21:15
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

夜になって真選組と見廻組が江戸城に到着した。
異三郎「誰かと思えば貴方たちですか」
近藤「あぁ佐々木さん」
近藤は笑顔で反応し挨拶しようとするもそれを異三郎は無視する。
琴音「…何かもっと仲良くなれたらいいのにね」
山南「そうだね。まぁそのうちどうにかなるさ。にしても変だ」
沖田「山南さんの変だって予感よく当たるから怖いんですよね」
沖田は溜息を吐いた。彼の手には鍵が握られていた。それを見て山南は察した。

牢屋となっている建物の扉を開けると鉄格子の奥に銀時たちがその前にはさよがいた。
彼女は驚いた。
山南「大丈夫、敵じゃない。今からここの鍵を開けるから」
沖田は鉄格子の鍵を開けた。
沖田「旦那、一体何が起こったんです?」
銀時「知らね」
八郎「徳川定々は知っているね?どうやら彼は天照院奈落と結託していたらしい」
天導衆配下の暗殺組織、それが天照院奈落だ。彼らには体の何処かに八咫烏の入れ墨がある。
何かの音が聞こえ全員が音のする方向を見た。その人物は青がかった黒髪の青年だ。
沖田「何者だお前。まさか奈落か?」
???「俺はみそぎ、天照院奈落ではない」
彼の声色に少し琴音は引っかかった。
禊「…事が大きくなる前にさっさと出な」
さよ「貴方は味方、ですか?」
禊は顔を少しも変えず息を吐いた。
禊「姫、それは貴女に任せる。別に敵だと思ってくれても構わない」
それだけ言い残し彼は姿を消した。

Re: 銀魂オリジナルver.【改】 ( No.3 )
日時: 2019/03/04 17:47
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

さよと怪我を負っている六転舞蔵を山南に任せ他は江戸城へ乗り込む。
山南「…嗅ぎつけたみたいですね」
さよ「山南さん…あの…」
心配そうに見つめる彼女を安心させるように笑みを浮かべる。
山南「大丈夫、任せてください真選組総長、山南秀助を」
向かってくる天照院奈落を斬り捨てていく。さっきの表情からは想像できない覇気を
感じた。隊士たちが並び道を作る。山南たちの向かい側、江戸城の門から馬に乗り
徳川茂茂がやってきた。山南は深く頭を下げる。
さよ「お兄様」
茂茂「さよ、舞蔵…無事で良かった。其方が二人を、名をなんというのだ?」
山南「真選組総長、山南秀助と申します」
茂茂「そうか、二人を守ってくれて感謝する」
山南「もったいないお言葉です…」
その後、茂茂は自ら江戸城を占拠した徳川定定と対峙することを決意し乗り込むと言い放った。

江戸城内では禊と天照院奈落の首領格、朧が立っていた。
—やっぱり敵、なのか?禊は槍を突き出す。その槍は琴音に狙いを定めている。
銀時「…琴音、無理はするなよ。桜庭、コイツのことは」
八郎「分かってる」
八郎は刀を抜いた。全員が武器を握り駆け出す。琴音は槍を躱し刀を突きだした。
禊「やはり力は女か。だが動きは悪くない」
琴音「私は剣術なんてあまり強くない。でも…私には頼れる人がいる」
禊は振り向きざまに回し蹴りを放つ。視界には水色の和服が微かに見えた。禊はすぐに
左へ飛び退く。前に突き出された刀は一瞬止まり、左へ薙ぎ払われた。槍で弾かれ
八郎は顔を上げる。

Re: 銀魂オリジナルver.【改】 ( No.4 )
日時: 2019/03/04 18:17
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

八郎「禊さん…貴方、琴音ちゃんのことを知っているんですね」
禊「…鋭いな。その先の推理を教えてもらおうか」
八郎は写真を見せる。禊に瓜二つの男と琴音の両親が映っている。
八郎「貴方には騙されました。黒さん」
そこには八郎と琴音、禊しかいない。禊は笑った。片目のコンタクトレンズが無くなり
黄色の瞳が露わになる。
黒「そう…俺はただ天照院奈落に潜入していた情報屋、中澤琴音の従兄さ」
琴音「黒さん、良かったホントに敵じゃなくて」
黒はそっと琴音の頭を撫でる。
黒「だがすまない…俺はお前とずっと一緒にいることは出来ない…また戻らなくてはいけない。
桜庭、彼女を頼むよ」
八郎「えぇ」
黒は二人に背中を向け歩き出す。

一旦場所を戻るとそこには将軍、徳川茂茂がいた。
琴音「し、将軍様!?」
茂茂「もしかして中澤琴音と桜庭八郎とは…」
八郎「えぇ僕が桜庭八郎でこっちは中澤琴音です」
茂茂「そうであったか…」

城から出てそれぞれは帰宅した。
近藤「二人揃ってここで一泊するのか…分かった良いぞゆっくりしていけ」
八郎「有難うございます近藤さん」
「ただし」と近藤は話始める。
近藤「八郎には隊士たちの剣術指導をしてもらうからな?」
八郎「…分かりました」

Re: 銀魂オリジナルver.【改】 ( No.5 )
日時: 2019/03/04 19:31
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

琴音は部屋で一枚の写真を見つけた。
八郎「あーそれは海羽さんと日輪さんだね」
日輪、彼女は吉原一の花魁だという。琴音は少し彼女のことが気になった。
八郎「…きっと中澤海羽の娘ですって言えば入れてくれるはずだ。今日、行ってみようか」
琴音「うん!」

八郎は琴音の手を握り早速吉原へ向かった。そこを警備している自警団「百華」の長
月詠自ら姿を現した。
月詠「お前は確か…隻腕の美剣士と呼ばれてる奴か」
八郎「やっぱりそっちのほうが濃いんですね」
月詠「桜庭八郎じゃろ?わっちは月詠だ。よろしく、そっちは誰だ?」
琴音「私は中澤琴音です。よろしくお願いします月詠さん」
八郎「彼女は日輪さんの友人、中澤海羽の娘です。彼女を日輪さんに会わせたくて」
「あー!」という声に驚き振り向くと女装した銀時と新八、お団子ヘアの神楽がいた。
神楽「琴音ちゃん!来てたアルか!」
新八「二人とも、どうしてここに?」
月詠「お主ら、行くんだろう。早く行くぞ、吉原桃源郷へ」
銀時「じゃあお約束で桜庭たちも道連れに」
琴音「え、これってお約束なの?」
仕方なく二人も銀時たちについていく。

中に入るとすでに警戒されていた。だが全員階段を駆け上がっていく。
月詠「敵視されているようだな…銀時、お主たちは先へ行け」
何人もの百華の団員たちのクナイを弾き月詠が叫ぶ。
月詠「ここを治めているのは宇宙海賊春雨、夜王鳳仙だ。他にも夜兎がいるだろう。
お主らの腕を頼りにしているぞ」
八郎「無理は禁物、ですよ月詠さん」
そう言って先を急いだ。

Re: 銀魂オリジナルver.【改】 ( No.6 )
日時: 2019/03/04 20:03
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

新八「ここで分かれ道…」
銀時「俺は右に行くからお前らは左に行け」
神楽「そしたら銀ちゃん一人だよ!危ないネ」
銀時「大丈夫だって」
そう言って銀時は両手を頭の後ろに当て呑気に歩いていく。仕方ないと新八たちは先へ
急いだ。大きな音と共に近くの襖が飛んでくる。誰よりも先に八郎が飛んでくる襖を
一閃、更に飛んでくる銃弾を全て弾いた。
阿伏兎「腕の立つ侍だな」
三人の夜兎、そのうち一人は神威の部下で第七師団の副団長の阿伏兎だ。
青髪の青年が夜見、白髪の青年が響。
琴音「よし、じゃあここからはそれぞれの戦いだね!」
神楽「琴音ちゃん、アイツら強いネ。気を付けてね」
琴音は大きく頷いた。
阿伏兎「さてと俺は二人相手するから残りは頼んだぞ」
夜見「なら俺は隻腕の剣士を頂く」
響「へいへい…」
八郎「可能な限りは倒す、だけど無理はしないこと、それは約束だ!全員、負けるなよ!」
全員『おー!!』

それぞれ三方向に別れた。響は琴音の剣を捌きながら呆れていた。明らかに弱そうだ。
侵入者は殺せと言われてるがその気も失せる。
響「…なぁ、見逃してやるからここから出て言ってくれねえか」
琴音「いや、急!!」
響「俺は弱者は殺さない主義なんだ。殺しても虚しいだけだし」
欠伸混じりに響は話した。まだ戦闘が始まって数分で弱者扱いとは…見返す必要があるみたいだ。
琴音の心に火がついた。ここは強気に行くしかない。
琴音「そうやって逃げるってことは貴方、三流ってことね。なんか慌てて損した」
響「…あァ?」
琴音「たった数分で他人を決めつけるのは頭が悪い証拠だよ。三流じゃないっていうなら
試してみる?」
響は喉を鳴らして笑った。
響「いいぜ…そんなに死にてぇなら今すぐ殺してやるよ!」


Page:1 2



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。