二次創作小説(紙ほか)
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- 怪盗×探偵 (マジ快×KZ)
- 日時: 2019/06/04 18:21
- 名前: アリス mirror (ID: o.w9FXPe)
初めまして!よろしくお願いします。
(彩side)
その日、ママは突然言ったんだ。
「彩、実はあなた、立花家の人間じゃないの。」
...は?
「ちょと待って、それどういうこと?じゃあ私の実の親は?」
「それは...」
でも丁度その時奈子が帰ってきて、私も秀明に行く時間になって、結局その日は答えを聞けないまま終わってしまった。
次の日、私はいつもより早起きして学校に行くための支度をした。それから下に降りて朝食の準備が終わったママに聞いたんだ。
「ママ、私の実の親は誰なの?」
「それはね...黒羽家よ。」
黒羽...家?
- Re: 怪盗×探偵 (マジ快×KZ) ( No.6 )
- 日時: 2019/06/27 18:29
- 名前: アリス mirror (ID: o.w9FXPe)
それからママの地図を頼りに私は黒羽家まで歩いた。住宅街を歩いて一軒の家の前で立ち止まる。
そこはわりと広い家だった。ドキドキしながらインターフォンにそーっと指を伸ばす。と。バタンとドアが開いて中からショートカットの美人の女の人が出てきた。でも片手にはスーツケース。額にはサングラスをかけている。
「えっと...」
「ああ。あなた、彩でしょう。会いたかった〜!でもごめんね。私今からパリに行くのよ。あ、中にはあなたの兄がいるから。じゃあね〜。」
その人はまるで台風みたいな勢いで言いたいことだけ言って何処かに行ってしまった。
パリに行くって行ってたからきっと飛行機の時間とかがあるんだと思う。
ていうか今の人が私の実の母親ぁ!?
私は目をパチパチしてしまった。
「おい!母さん!どこ行くんだよ!」
と、中から男の子が出てきたんだ。
「「は?」」
- Re: 怪盗×探偵 (マジ快×KZ) ( No.7 )
- 日時: 2019/06/19 22:25
- 名前: アリス mirror (ID: o.w9FXPe)
「ええと、それじゃ君が母さんが言ってた俺の妹?」
「多分...そうです。貴方の名前は?」
「ああ、ごめん。俺の名前は黒羽快斗。江古田高校2年生だ。よろしくな?」
快斗は少し戸惑ったように自己紹介した。
「えっと、私の名前は立、じゃなくて黒羽彩です。浜田高校2年生です。よろしくお願いします。快斗さん?」
「快斗でいいよ。俺も彩って呼ぶから。」
「わかった。じゃあ...快斗。」
名前で呼び合うのはなんだか少し照れくさい。でも兄妹、て感じで心地いい。
「あー彩。ちょっとついてきて、見せたいものがあるんだ。」
「わかった。」
なんだろう?
- Re: 怪盗×探偵 (マジ快×KZ) ( No.8 )
- 日時: 2019/07/08 21:31
- 名前: アリス mirror (ID: o.w9FXPe)
階段を上って2階に着くと不意に快斗が振り向いた。
「彩、今から言うこと、見たこと、誰にも言うなよ。これは俺の、いや黒羽家の秘密だ。」
なんかすっごく深刻そうだけど、どうしたのかな。ていうか黒羽家の秘密だなんて、大袈裟じゃない?
「ここだ。俺の部屋、入って。」
「わかった。」
中は快斗らしい落ち着いた感じで壁にはマジシャンらしい男の人のポスターが貼ってあった。
ってこの人確か有名マジシャンの黒羽盗一。でも確か何年も前に亡くなってる…。ん?黒羽って…。
「ねえ、快斗。この黒羽盗一ってまさか…。」
「そう。有名マジシャン、黒羽盗一は俺の、いや、俺たちの親父だよ。」
- Re: 怪盗×探偵 (マジ快×KZ) ( No.9 )
- 日時: 2019/07/08 21:50
- 名前: アリス mirror (ID: o.w9FXPe)
う、嘘!こんな有名な人が私の実のお父さんだったなんて。
驚きすぎて私はしばらく声が出なかった。
「何から説明しようか迷うけど、とりあえず中に入って。」
はぁ?
快斗はそういうとお父さんのポスターのかかった壁を押した。すると!
壁は後ろにガコッとへこみ、ポスターの反対側の端が少し浮き上がった。えぇっ!
そしてそのまま快斗はその壁を90度回転させ、できた空間に向かって体を滑らせるっ。
えぇぇ。もういいよ…。
「こねーのか?」
こ、この中に私も入るの?それはちょっと、いやかなり勇気がいるような…。そんな気がするのは私だけ?
- Re: 怪盗×探偵 (マジ快×KZ) ( No.10 )
- 日時: 2019/08/29 14:43
- 名前: アリス mirror (ID: o.w9FXPe)
ふ、ふぉぉ…。観覧者数100人突破!?更新しないうちに凄いことに…。
この小説のファン(いたらいいな〜)の皆さんのために今回は特別編です!
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初めてのお出かけ 快斗&彩(彩side)
「なあ彩、俺これから次の仕事の仕込みにちょっと米花ショッピングモールまで行くけど、、、彩も来るか?」
そう言ったのは私の双子の兄、快斗。快斗がちょっと遠慮気味なのは双子といっても私とあってまだ間もないからだと思う。
「うん、いいよ。私も新しい参考書とか買いたいと思ってたから。」
そう言うと快斗は少し驚きながらこういった。
「流石…真面目だな。」
えと、そうかな?