二次創作小説(紙ほか)
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- ヴァン活〜ヴァンガード活動〜
- 日時: 2019/08/15 19:26
- 名前: クロノスエボル (ID: /YdTLzNI)
- プロフ: http://クロノスエボル
※この小説は魔法少女裁判後のお話です。
水波レナは何処にでもいる高校1年生。だが、彼女には、秘密がある。それは・・・
「ヴァンガードって何?」
そう。ヴァンガードを知らないのだ。これは、ヴァンガードを知らない少女がヴァンガードで、沢山の人と出会う物語である。
Turn1水波レナ
「ヴァンガード」正式名称「カードファイトヴァンガード」は世界中で人気のカードゲームである。
「レナちゃーん!おはよー」
彼女の名前は秋野かえで。水波レナと同じ花咲川学院の1年生である。
「ん。おはよ。かえで。」
「ねぇ、レナちゃん、ヴァンガードってやってる?」
「かえで。一つ、聞きたいんだけど、いい?」
「ん?どうしたの?レナちゃん?」
「ヴァンガードって何?」
「・・・・・・・・・・」
「ヴァンガードって何?」
「えーっと・・・・・・・・・レナちゃん?私の聞き間違い・・・かな?レナちゃん、今、ヴァンガードって何?って言った?」
「言ったけど?」
「ヴァンガードを・・・知らない・・・の?」
「・・・・・・・・・・・・・・・え?レナ・・・悪いこと・・・言った?」
「否、別に。でも、レナちゃん、ヴァンガード知らないなんて。たまげたよ。」
「あ・・・ごめん・・・。レナ・・・あんま、ヴァンガード・・・やったことないから、分からない。」
「じゃ、帰りに、一緒にカードショップに行こう。」
「・・・・・・・・・え?」
「あれ?レナちゃん、聞こえなかった?帰りに、一緒にカードショップに行こうって言ったんだよ?」
「うん。じゃ、帰りに。」
こうして、水波レナは秋野かえでと共に、カードショップに行くことになった。
次回 櫂トシキ
- Re: ヴァン活〜ヴァンガード活動〜 ( No.1 )
- 日時: 2019/10/22 08:16
- 名前: クロノスエボル (ID: xpnuu9/y)
- プロフ: http://クロノスエボル
Turn2櫂トシキ
帰り道・・・カードショップ・・・
「おーい!櫂くーん!」
「ん?あぁ。秋野。そいつがさっき、俺に○INEで紹介したいっつー女の子か。」
「そうだよ。」
「初めましてだな。俺は櫂トシキ。そいつとはヴァンガードで知り合ったんだ。君の名は?」
「み・・・水波レナ・・・です。(怖い人。特に、目付きがいかにも、不良っぽい。この櫂トシキって人。本当にかえでとヴァンガードで知り合ったの?)よろしくお願いします。
「レナちゃん、怖がらなくていいよ。櫂君は確かに、目付きは悪いし、不良っぽいけど、一応はやさしいよ?一応は。」
「秋野、お前、フォローになってないぞ。」
「えっと、櫂さんの言う通りよ。かえで。」
「とにかく、秋野から聞いたが、水波さんはヴァンガードを知らないんだって?」
「は・・・はい。」
「怖がるな。別に君を取って食おうって訳じゃーないんだぜ。秋野からレナちゃんにヴァンガードのやり方を教えてあげて。って言われてな。」
「はぁ。お願いします。」
「じゃ、早速、やるぞ。ファイト。」
「え!?は・・・はい。」
Aパート終了B パートに続く。
「いくぜ。」
「は・・・はい。」
「スタンドアップ!ザ!ヴァンガード!」
「リザード・ソルジャーアンドゥー。」
「ロゼンジ・メイガス。」
「俺のターン。まず、ドローといわれるアクションを起こす。簡単に言うと、山札の一番上から一枚を手札に加える。そして、ライド。自分のヴァンガードより一つ上のユニットカードを重ねてフィールドに呼ぶ。ライド・ザ・ヴァンガード!鎧の化身バー。ここで、攻撃。」
「ちょ!?嘘!?いきなりのダメージ!?」
「安心しな。攻撃は先攻の1ターン目は出来ない。」
「ふー・・・びっくりしたー・・・(心臓止まるかと思ったわ・・・。)」
「俺はこれで、ターンエンド。」
「レナのターン。ドロー。ライド!ザ!ヴァンガード!オラクルガーディアン・ジェミニ。ロゼンジはジェミニの下に移動。(・・・え?何で?レナ、初めてヴァンガードをやるのに、まるで初めてじゃないように、体が動く・・・)ジェミニの攻撃。ロゼンジのブースト。攻撃対象はヴァンガード!」
「フッ、いいぜ。その攻撃、受けよう。ノーガード。」
「チェック・ザ・ドライブトリガー。ノートリガー。」
「ダメージチェック。こちらもノートリガーだ。」
「レナはこれでターンエンド。」
そして・・・
「フッ。俺の負けだ。」
次回アリナ・グレイ
次回もレッツヴァンガード!
おまけ うい達のファイト・・・
「機械仕掛けの神デミウルゴスでういのヴァンガード、絆の根絶者グレイヲンに攻撃。一応、言っておくよ。うい。すでに、デミウルゴスのスキルテリオスパラディソスでグレード1以上のガードは手札から出せないよ。そして、君は序盤でグレード0のカードをガードで使いすぎた。その結果、君の手札にはグレード1以上のカードしかない。」
「うー・・・ノーガード・・・」
「むふっ。トリプルドライブ。ゲット。クリティカルトリガートリプル。効果は全部デミウルゴスに。」
「え!?嘘・・・まだ、デッキの一番上から三枚、見てないのに!?」
「だって、テリオスパラディソスで山札の一番上、一番上から二番目そして、一番上から三番目にクリティカルトリガーを仕込んだから。さ、ダメージチェックしなよ。うい、君は後、4ダメージ受けたら、負けなんだから。」
「クアドラプルダメージチェック。一枚目・・・無し。二枚目・・・無し。三枚目・・・無し。四枚目・・・無し。ありがとうございました。」
「うん。ありがとうございました。いやー、腕、上げたね。うい。正直、ういの分身の絆の根絶者グレイヲンから僕の分身のクロノファング・タイガーをデリートされた時は、焦ったよ。このままだと負けるんじゃないかってね。」
終わり。
- Re: ヴァン活〜ヴァンガード活動〜 ( No.2 )
- 日時: 2019/10/24 07:40
- 名前: クロノスエボル (ID: KgUc9iRG)
- プロフ: http://クロノスエボル
Turn3 アリナ・グレイ
私、水波レナ。櫂トシキさんからヴァンガードを教えて貰って、ヴァンガードをやり始めた高校1年生。今、逃げてるの。誰から?アリナ・グレイって女から。出会うや否や、ハイライトの無い目で、「アリナとファイトしよ?水波レナ・・・」って言って襲ってきたの!それじゃ、スタンドアップ!ザ!本編!
「ちょ・・・いきなり、襲うとか、反則なんだけど・・・かえでに電話・・・って・・・最悪・・・充電してるから、家に置いてきちゃった・・・何やってんのよレナ・・・」
「おい。」
「ひゃわー!?って・・・誰!?」
「驚かせてすまない。俺は伊吹コウジ。秋野かえでの知り合い櫂トシキの幼なじみだ。誰に追われてるか知らんが、付いてこい。」
「え?でも、それじゃ、あなたにも危険が及んじゃう。だから、レナを追っている追跡者をレナ一人で撒いてやる。親切なお心遣い、ありがとうございます。では。」
「待て。それなら、いい逃げ道がある。あっちの通路を使え。あっちの通路が逃げやすい。」
「あの、何で、レナにやさしくするんですか?見ず知らずのレナを。」
「何で・・・か・・・さぁ、俺もよく分からん。が、秋野かえでから、レナちゃんがピンチの時は助けてあげてください。と言われたからな。」
「・・・アイツ・・・帰ったら、お礼言わなきゃ・・・じゃ、レナはこれで。お心遣いありがとうございます。伊吹さん。」
「あぁ。少女。」
「因みに、レナの名前は、水波レナって言います。本当にお心遣いありがとうございました。」
Aパート終了Bパートに続く。
「あ・・・本当だ。あの、伊吹コウジって人の言う通りだ。確かに、このままなら、逃げ切れる。今度あったら、お礼に甘いものでも、ご馳走しちゃおっと。フッ。慢心してるな。レナも。何が今度あったらお礼に甘いものでも、ご馳走しちゃおっと。よ。あの人、甘いものが好きかどうか分からないのに。慢心し過ぎよ。まったく。バカバカしい。」
こうして、レナのアリナとの逃走劇は2時間に及び、2時間後に、レナの勝利に終わった。
次回 海東大樹
おまけ
さぁ、レナっち、待っててくれ。今、行くよ。僕の可愛い従妹。
終わり。
- Re: ヴァン活〜ヴァンガード活動〜 ( No.3 )
- 日時: 2019/09/21 08:09
- 名前: クロノスエボル (ID: KgUc9iRG)
- プロフ: http://クロノスエボル
Turn4 海東大樹
この回は、魔法少女裁判の回想も含まれます。
私、水波レナ。花咲川学院に通う高校1年生。魔法少女裁判から2週間が経った。。今日は、嬉しいことがある。それは、従兄の海東大樹が戻ってくる!最初に、回想から行こっか。スタンドアップ・ザ・回想。
回想、魔法少女裁判。ねむ、灯花の判決後、大樹の判決・・・
「続けて、海東大樹、前に出てきてください。」
「はい。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「あなたには、極刑を下します。」
「・・・!嘘!?大兄!!マギウス!アンタ達のせいで!大兄まで!」
「レナっち!僕は構わない!」
「あなたは、マギウスのしていることを知りながら、白羽根として、彼女達に協力をして、神浜を破壊。一切の抵抗心を見せなかった。よって、今回の刑が、適用。」
「確かに、僕は、ねむさん、灯花さん、アリナさんの3人に協力した。エンブリオ・イブ・・・否、シトリ・エグモを使い、神浜の街を破壊した。極刑を下されても、反論はおろか、許して貰う資格も無いよ。」
こうして、第1審は終わった。そして、第2審が始まった。誤差は1時間と言われ、やちよさん達は急いで、意見書を回収しに行った。これはこれで、レナにとっては、忘れたいけど、わすれては、いけない思い出だ。・・・と、ごめんごめん。それじゃ、スタンドアップ・ザ・本編。
「レーナっち。久しぶり。」
「うん。久しぶり大兄。ちょっと、久しぶりだからさどうせなら、ファイトしよ?」
「フッ。いいぜ。ファイトだ。」
花咲川学院屋上・・・
「スタンドアップ!ザ!ヴァンガード!」
Aパート終了。Bパートに続く。
「星輝兵ダストテイル・ユニコーン。」
「えーっと・・・。ネオンメサイア」
「ドロー。虚ろの双刃バイナリスターにライド。ターンエンド。ダストテイル・ユニコーンは移動。」
「レナのターン。ドロー。アスリープメサイアにライド。ネオンメサイアは移動。アタック。」
「ガード。星輝兵ネビュラ・キャプチャー。」
「チェック・ザ・ドライブ。ゲット。クリティカルトリガー。効果は全部アスリープに。」
「ダメージチェック。ファースト。無し。セカンド。無し。」
「ターンエンド。」
「僕のターン。ドロー。飛翔の星輝兵クリプトンにライド。ダストテイル・ユニコーンのブースト。クリプトンでアタック。」
「アステロイドウルフでガード。」
「チェック・ザ・ドライブ。ゲット。ドロートリガー。パワーはクリプトン。1ドロー。」
「ダメージチェック。ゲット。ドロートリガー。パワーはヴァンガード。1ドロー。」
「ターンエンド。」
「レナのターン。ドロー。ライド。アローザルメサイアにライド。ネオンメサイアのブースト。アタック。」
「ノーガード。」
「ドライブチェック。トリガー無し。」
「ダメージチェック。トリガー無し。」
「レナはこれでターンエンド。」
「僕のターン。ドロー。ライド。星輝兵インフィニットゼロ・ドラゴン。クリプトンをコール。クリプトンでアタック。」
「ガード。星輝兵ネビュラキャプチャー。」
「次!ダストテイルのブースト。インフィニットゼロでアタック。」
「ガード。アステロイドウルフ。」
「ツインドライブ。ファースト、トリガー無し。セカンド、ゲット。スタンドトリガー。パワーはヴァンガードに。クリプトンをスタンド。」
「ダメージチェック。トリガー無し。」
「クリプトンでアタック。」
「ネビュラキャプチャー、アローザルを守って!」
「ターンエンド。」
「レナのターン。ドロー。ライド。オルターエゴメサイア。デスティニーディーラーを捨てて、希望を導き、すべての光で描け未来!ストライド・ジェネレーション!創世竜ジャッジメントメサイア。オルターエゴのストライドスキル。カウンターブラスト。ネオンメサイアを呪縛。クリプトンを呪縛。星輝兵オーロライーグルをジャッジメントメサイアの下にコール。威圧する根絶者ヲクシズをジャッジメントメサイアの左上にコール。右上に絆の根絶者グレイヲンをコール。ジャッジメントメサイアの攻撃。オーロライーグルのブースト。ヴァンガードに。」
「ガード。障壁の星輝兵プロメチウム手札からリンクジョーカーを捨てて完全ガード。」
「トリプルドライブ!!えー・・・三枚ともスタンドトリガーヲクシズにパワー+10000。グレイヲンにパワー+5000。ヲクシズでアタック。」
「ノーガード。ダメージチェック。ヒールトリガー。パワーはインフィニットゼロにダメージ1回復。」
「・・・。グレイヲンでアタック。」
「ノーガード。ダメージチェック。トリガー無し。」
「ターンエンド。その時に呪縛カードは解呪。ネオンメサイアのスキル。ソウルに入れて山札からメサイアユニットカードを手札に加える。そして、ジャッジメントメサイアはGゾーンに戻る。」
「スタンドアンドドロー。ブレイクライド。星輝兵ダークゾディアック。インフィニットゼロのブレイクライドスキル。オーロライーグルとグレイヲンを呪縛。ステラガレージをコールして、ステラガレージを退却させて、ダークゾディアックの下にコール。オーロライーグル。シーク・ザ・メイト。レギオン!星輝兵アストロリーパー。ダークゾディアックのレギオンスキル。相手の呪縛カードをΩロック」
「あれ?大兄、そのスキルを使う為には、カウンターブラスト1必要だよね?」
「そうだよ。カウンターブラスト1。更に、ダークゾディアックのスキルでヴァンガードと同名カードを捨てて、呪縛。これで僕が勝つまで呪縛カード後2枚。コール。コールドデスドラゴンをコール。スキルで山札の一番上から一枚を呪縛カードとしてリアガードにコール。空いてるところにな。更に、ダークゾディアックのレギオンスキルで呪縛がΩロックになっている。僕が勝つまで後1枚。更に、コールドデスドラゴンをコール。空いてるリアガードに一番上から一枚を呪縛カードとしてコール。そして、Ωロックになっている。これで僕が勝つまで後0枚。ターンエンド。」
(チッ!レナ、もしかして、大兄から馬鹿にされてる?)
「レナのターン。ドロー。オルターエゴの攻撃。」
「ノーガード。」
「ツインドライブ。二枚ともトリガー無し。」
「ダメージチェック。トリガー無し。」
「レナはこれでターンエンド。」
「ファイナルターン。レナっち、これからお見せするのは、ダークゾディアックのような贋作じゃーないよ。いくよ。君臨せよ。蹂躙せよ。全てを呪え。全てを喰らえ。そして、全てを我らが手中に。ラストライド。星輝兵Ωグレンディオス。さ、こっからは算数の時間だよ。今、レナっちの場には呪縛カードが1、2、3、4、5。今からレナっちの耳に鳴り響くのは終末の鐘の音。アルティメットブレイク。ワールドエンド。君の呪縛カードが5枚以上の時、僕はファイトに勝つ。」
「うん。分かってたよ!大兄!!!」
「ふー・・・ありがとうございました。」
「ありがとうございました。ホント、大兄は強いね。レナはまだまだ。」
「いや、レナっちも強くなったよ。」
「ホント?」
「あぁ。僕もダメージ5まで追い込まれた時はヤバかったよ。グレンディオスがこなかったらこのまま、ダークゾディアックで勝ってやるって思ったよ。」
次回 梓みふゆ
オマケ ういVS灯花
「ファイナルターン。ボーテックスドラゴニュートのレギオンスキルでカウンターブラスト2手札からヴァンガードと同名カードを捨てて、ういのリアガード2体退却させて、ういのヴァンガードに1ダメージ。」
「ダメージチェック。ゲット。ヒールトリガー。」
「くふっ。無駄だよ。うい。トリガー効果は無効化される。」
「え!?じゃ、わたしのトリガーは全部、灯花ちゃんのボーテックスドラゴニュートのスキルで!?」
「正解。じゃ、攻撃。」
(めっちゃ、ヤバい・・・手札、グレード3しか無いよ。)
「ノーガード。」
「ツインドライブ。クリティカルトリガーダブル。おーしまい。」
「ダメージチェック。トリガー無し。」
「ありがとうございました。」
「ありがとうございました。」
終わり。
- Re: ヴァン活〜ヴァンガード活動〜 ( No.4 )
- 日時: 2019/10/20 10:09
- 名前: クロノスエボル (ID: qMXr7W56)
- プロフ: http://クロノスエボル
Turn 5 梓みふゆ
私、水波レナ。従兄の海東大樹 通称大兄の変身アイテムネオディエンドライバーを拭いているの。大兄は今日は、仲間と会う約束してて、その準備中。かえではかえでで、つーちゃんって人と会うみたいだしももこはももこでむーさんって人と会うみたい。だから、レナは大兄の変身アイテムのネオディエンドライバーを拭いて大兄の準備が終わるのを待つ。それじゃ、スタンドアップ!ザ!本編!
「じゃ、レナっち、僕はふゆのところに行くよ。」
「大兄、これ、持ってって。やちよさんから聞いたんだけど、また、マギウスの翼が結成されたって。」
「でも、今回のマギウスの翼の場合は世界中の希望のためのマギウスの翼だろ?持ってく必要無いんじゃないか?」
「いいから!もしもの為よ!もしもの為!」
「はぁ。ハイハイ。分かったよ。じゃ、行ってきます。」
「行ってらっしゃい。」
Am8:00・・・
「さて、レナも、大兄の尾行の準備しないとね。お父さんとお母さんはまだ、起きてないし。散歩に行く。って置き手紙に書けば、大丈夫よね。」
Am9:00・・・
「よし!尾行開始。」
外・・・
「大兄、ふゆのところにいくよ。って言ってたけど、まだ、大兄とみふゆさん、あってないわね。」
Am10:00・・・
「そろそろ、マギウスの翼の拠点ね。」
Am10:30・・・マギウスの翼本部・・・
「お待ちしておりました。お久しぶりです。大樹様。みふゆさんですね。少々お待ちを。」
「あぁ。」
アタックライド!ブラスト!
「ヒッ!」
「だ・・・大兄、きづいてたの?」
「もちろん。お前が無理矢理、僕にネオディエンドライバーを渡す時は、確実に何か企んでるときだよ。」
「だ・・・だって、大兄、みふゆさんのところに行く。って言うから。心配で。」
「心配無用だよ。ただ、嘗ての仲間と話すだけだよ。さっきの黒羽根が戻って来る!姿を消すから。」
すると、大兄ってば、レナにネオディエンドライバーを向けたの。
「は!?大兄!?姿を消すって、レナの!?」
「あぁ。」
アタックライド!インビジブル!
「お待たせしました。大樹様。みふゆさんはお部屋でお待ちですのでご案内します。」
「ありがとう。頼むよ。」
みふゆの部屋の前・・・
「大樹様。みふゆさんのお部屋に入る前に1つご忠告、聞いていただけますか?」
「ん?何だい?」
「みふゆさんのお部屋の中がどうであれ、決して、驚かないでください。」
「?どういうことか分からないけど、分かった。」
「みふゆさん、大樹様をお連れしました。」
「お入りください。」
「失礼します。」
「下がってください。」
「はい。失礼しました。」
「大さん、お久し振りですね。」
「う・・・うん・・・ねぇ、ふゆ、この部屋、どういうことかな?」
「どういうことかな?・・・とは?」
「この部屋の惨状だよ。服やらごみやらが散らかってるじゃん、君、19歳とはいえ、女の子って自覚あるのかい?」
「あの、大さん、なんか、厳しくなってないですか?ワタシに対して。」
「気のせいだよ。」
Aパート終了。Bパートに続く
「すまないが、僕はもう行くよ。魔女の反応を感じ取ったからね。」
「あれ?大さん、魔法少女ではないですよね?」
「あぁ。従妹に魔法少女の子がいるから。」
そして・・・
「ただいま。」
「大兄、お帰り。」
こうして、レナと大樹の楽しい7週間は終わりを迎えた。
「じゃ、レナっち。また、会おう。」
「大兄、またね。レナ、また会えるのを楽しみにしてるよ。」
「ああ。約束だ。」
次回 夏目かこ
オマケ
「ふふふふふへへ。」
嬉しそうに笑ううい。自分の妹ながら、可愛い。だから、私は思いきって、聞いてみた。
「うい、どうしたの?」
「お姉ちゃん、聞いて、聞いて、聞いて、聞いて、聞いて。」
この子、本当に可愛い。「聞いて」を5回も言うなんて・・・!
「聞いて。を5回言う程嬉しいこと?」
「うん!」
「ねぇ、ねむちゃん、ういに何があったの?」
「それは本人の口から話があると思うよ。」
「で、うい、何があったの?」
「実はね、スカウトされたんだ。」
「へぇ。何に?」
「パステルパレット。」
突然の爆弾発言だ。・・・え?・・・わ・・・私の聞き間違いかな?この子、今、パステルパレットって言った!?え!?パステルパレットってあのパステルパレットだよね!?有名なアイドルバンドだよね?
「・・・え?ね・・・ねぇ、うい、お姉ちゃんの聞き間違いかな?パステルパレットって言った?」
「いろは。」
「桜子ちゃん。」
「ういの発言に虚偽はない。」
「へぇ。良かったね。うい。誰からスカウトを?」
「白鷺千聖さん。」
「はぁ!?白鷺先輩!?」
「うん。」
「イヤ、普通の場合、アイドルのスカウトってマネージャーさんが来るんじゃないの!?そんなスカウトはお姉ちゃん、反対だから!」
「でも・・・」
「お姉さん、バンドで、二人目のボーカルとして、入らない?ってスカウトされたんだよ。ういは。」
「え?そうなの?」
「うん・・・。早く言わなくてごめん。」
「大丈夫だよ。ういの活躍、お姉ちゃん、楽しみにしてるよ。」
「うん。」
こうして、パステルパレットの人気がポピパに続いて2位になったのはまた別のお話で。
終わり。