二次創作小説(紙ほか)

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バスケ初心者のマネージャー
日時: 2019/09/30 21:19
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

誠凛高校に入学した伊達紫苑。

一年間、運動が出来ない彼女だがいつか高校生になったらと思っていたことがあった。

それはマネージャーである。夢が叶い彼女はバスケ部の新人マネージャーとなった。

黒子のバスケ二次小説。

Re: バスケ初心者のマネージャー ( No.1 )
日時: 2019/09/30 21:32
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

「じゃあ貴方がマネージャーになりたいって言ってた1年生ね」

相田リコ、紫苑よりも1学年先輩でありバスケ部の監督兼マネージャーである。
紫苑が頷くとリコは彼女をじっと見つめる。

「あの…こんな私でもマネージャーって出来ますか?」
「…えぇ、大丈夫。貴方をマネージャーとして任命するわ。これからよろしくね」

安堵した紫苑は自然と笑みを浮かべた。リコと比べ紫苑は背が高い。実質、紫苑は
164㎝。足が長く華奢な体付きをしている。はたから見ると紫苑のほうが年上に見える。

「実は私、運動が苦手でして…勉強の方も真ん中より少し上程度です。それと…
今年、入学前に手術をして一年間運動は禁止されてるんです」
「そうなの?でも見た目的に悪そうなところは…ん?」

リコは目を止める。紫苑の両肩を見ると微かに偏りがある。

「そういうことね」

リコはすぐに察してくれた。

「仕事は基本的に私のアシスタントになるけど選手のサポートもお願い。ということで
まずは名前からササッと覚えてもらうわよ」
「はい!早く覚えられるように頑張ります!」

Re: バスケ初心者のマネージャー ( No.2 )
日時: 2019/10/02 17:37
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

紫苑がマネージャーとなり入部したころには既に全員の目標はウィンターカップへと
向けられていた。

「あれ?男のマネージャーか?」

リコと並び話している黒髪の生徒を見て全員が首を傾げる。言った日向もまた見つめる。

「あの紫苑さんは男ではないですよ。女子の制服を着てるじゃないですか」
「うわっ!黒子…それに火神まで、まさかアイツと同じクラスか?」
「まさか先輩、紫苑を男だと思ってたんですか?ほら、ちゃんと見てください」

短く切られた黒髪に凛とした顔立ち、そしてリコよりも大きい胸。確かに女である。
彼女についてはこの後、詳しく説明された。

「この子が新しくマネージャーとしてここに来た伊達紫苑ちゃんよ。じゃあ自己紹介、
よろしくね」
「はい、伊達紫苑です。よろしくお願いします」
「じゃあ練習を開始して」

紫苑は横目でリコを見た。監督兼マネージャー、そしてここにいる全員をまとめられる。
壁に寄りかかり全員の練習風景を見つめる。そこで紫苑、身勝手ながら何か出来ることは
無いだろうかと近くを通りかかった黒子に相談する。

「いいえ今はありません。でも僕、聞いたことがあります。紫苑さんは焦ってるとき、
困っているとき、悲しい時、怒りが爆発しそうなとき、凄く頼りになる良い相談相手だって」
「黒子君…本人よりも本人を知っているなんて流石だね!何か役に立てそう」
「そう言ってもらえてよかったです。僕も少し気分が落ち着きました」


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