二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

撫子の魔女【ハリー・ポッター二次小説】
日時: 2020/02/26 19:00
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

全オリジナル展開風作品。オリキャラ圧倒的に多い。

新たな入学生たちがホグワーツにやって来た。グリフィンドールの赤いマフラーを首に

巻いた黒髪の大和撫子。サクヤ・ヤマブキ(山吹咲夜)はこの辺りでは珍しい日本人の魔女だ。

「サクヤ・ヤマブキ」
出身「日本」
杖「桜、ドラゴン」
誕生日「1月10日」
黒髪の美少女。性格も良いためアジア人であってもほとんど浮いていないように見える。
杖の事もあって実力は高いのではないかと教職員の間では噂される。

「ホグワーツ生活の始まり」>>1-3
「ちょこっと仲間紹介1」>>4-5
「スリザリンとの揉め事」>>6-9
「ちょこっと仲間紹介2」>>10-11
「突撃、友達の家!」>>12-13


Re: 撫子の魔女【ハリー・ポッター二次小説】 ( No.4 )
日時: 2020/01/02 16:26
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

【現在登場しているキャラ】

「エリュアール・ルミリアン」
杖「柳、一角獣」
誕生日「1月10日」
愛称は「エリー」でサクヤの相部屋。マイペースな性格。純血の魔女だがマグルであろうと
関係無いと考えている。得意科目は「占い学、天文学」苦手科目は「飛行術、魔法薬学」
カラスのペットがいる(オス、名前はシロウ)イギリスと日本の混血児。

「エリーゼ・エ—ヴェルヴァイン」
杖「黒檀、一角獣」
誕生日「11月8日」
ドイツ人の女子生徒。金髪。優等生、立ち振る舞いや口調は男性的にも感じる。
ペットはホワイトシェパード(♀)のゲルダ。世話焼きな性格、得意科目は多数あるが
実技が得意らしい。

「ティーグ・リレンツ」
杖「ブドウの木、ワタリガラスの羽」
誕生日「9月13日」
ヴァイアの相部屋で少し混血やマグルを見下す態度を取ることもある。そんな態度を取っているが
残念な面が目立つ。ヴァイアとの会話ではサクヤに惚れているところがあるようで想像して
話し出すと鼻血を出して倒れた。得意科目は「飛行術」苦手科目は「魔法生物飼育学」ペットは
カメレオン(♂)のレンツィ。イギリス人。

「ヴァイア・ナガルボルグ」
杖「杉、ドラゴン」
誕生日「6月20日」
フィンランド人、純血魔法使い。気性が荒く暴力を振るうことがある。サクヤの事を話し出し
さらに鼻血を出して倒れたティーグに呆れている。得意科目は「飛行術、呪文学」苦手科目は
「魔法史、魔法薬学」

「ライネック・ガードナー」
杖「ナナカマド、セストラルの尾」
誕生日「2月27日」
30代、グリフィンドール寮の監督であり変身術を担当している教師。強面で1年生からは
怖がられやすいが生徒の事を実の子のように感じているようで優しさだけでなく叱るときは
しっかり叱る。生徒の事は名字にミス、ミスターを付けて呼んでいる。アニメーガスでは
ホワイトライオンに変身する。

Re: 撫子の魔女【ハリー・ポッター二次小説】 ( No.5 )
日時: 2020/01/03 16:02
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

【蛇寮ver.】

ヴィルア・アドルフ
杖「樫の木、不死鳥」
誕生日「2月12日」
一人称「俺」二人称「名前、愛称」
純血主義の家庭で育ったが純血主義の考え方を改めている蛇寮の生徒。5年生。
嗅覚が敏感。以前はどうやら暴れまくっていたようだ。表情が硬い。クィディッチのチームでは
キャプテンを任されている。得意科目は「飛行術」苦手科目は無し。

シルベスター・ソランジア
杖「トネリコ。ヴィーラの髪の毛」
誕生日「3月29日」
一人称「僕」二人称「きみ、男には呼び捨て女にはちゃん」
オネェっぽい口調のイタリア人。純血主義者で純血魔法使い。女好きでナンパ好き。ペットの
メス蛇、レンリーを溺愛している。サクヤがタイプなのだがマグルであることを知って
ショックを受けていた。得意科目は「占い学」苦手科目は「マグル学」

Re: 撫子の魔女【ハリー・ポッター二次小説】 ( No.6 )
日時: 2020/01/03 17:59
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

蛇寮。その一つの部屋に一人の男子生徒が入って来た。7年生でクィディッチチームに
所属する純血魔法使いヴィン・ハウストウという。相部屋のへリング・グレスティアは彼が
戻ってきたことに気付いた。

「あ…」

人との関わりが苦手なへリングにヴィンは積極的に声を掛けている。

「ゴメン、遅くなっちまった」
「…気にしてない」
「そっか。なら良かった…はぁ、なんでスリザリンには純血主義者が多いんだろうな。
何であろうと何も変わらないのに」

ソファに深く腰掛けヴィンは大きなため息を吐く。「そうだな」と簡単に返した。へリングの
心に薄く雲がかかった。蛇寮と比べ他の寮の生徒はあまりいない気がする。特に獅寮の生徒は
マグルのサクヤにとても友好的だ。翌日、図書館で何かを探す2年生のスリザリン生、
ティノ=バルミューダにヴィンは声を掛けた。

「じ、実は…俺のペット、ジルがいなくなっちゃって…」
「確か…犬だよね?サモエドだったか。だったら…あの子が抱えてる犬じゃないのか」

ヴィンが指差した方向には白いモコモコの犬を抱っこして辺りをキョロキョロしている
グリフィンドールの少女がいた。それに気が付くとティノはすぐに走っていき彼女の背中に
飛びつく。

「ジル!!勝手に逃げないでくれよ!」

ジルがつぶらな瞳をティノに向けて吠えた。驚きで思考停止していたサクヤは状況を把握し
納得。ジルを彼に返した。

「ありがとな!えっと…サクヤ」
「はい」

サクヤが何処かに移動した後、ティノは首を傾げる。背はティノより高い。だが2年生で彼女を
見た覚えはない。まさか…あれで1年生!?

Re: 撫子の魔女【ハリー・ポッター二次小説】 ( No.7 )
日時: 2020/01/03 19:56
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

サクヤが隻眼の白梟の頭に手を伸ばし優しく撫でた。梟は嬉しそうにバサバサと羽を動かす。

「珍しいハクは俺以外に撫でられるのを嫌うのに…」
「同じ日本人だからじゃねえの?」

梟ハクの飼い主は4年生の日本人、純血の魔法使いであるマキタ・シノノメ。日本人とは言いつつ
魔法での失敗で金髪になり目の色はピンク色に変わってしまった。

「オイオイお前、それで喜んでるのか?おこちゃまだな!」
「鼻血出てんぞティーグ」
「あのティッシュ使う?」
「有難く使わせてもらう」

上から目線で行って鼻血出して見下した相手にティッシュを借りているティーグに馬鹿すぎると
思いながら息を吐いたヴァイア。ティーグはサクヤからティッシュを貰い鼻に当てる。

「く、クソ!見下してくる男に親切にしてくれるなんて!その優しさに惚れた、
付き合ってください!」
「それよりスリザリンにも良い人がいるんだなぁっと思ったんだよ!」

スルースキル発動でティーグはついに涙まで流れて来た。

「ティノさんとか。あ、でもでもタメ口でいいからなって言われたんだよ!」
「へぇ、でもあんまり先輩呼びしてる人っていないよな。俺もしてないけど」
「先輩後輩の関係は日本にあるだけだからね」

マキタが解説した。

「やぁ、みんなでお話?私も混ぜて」

そう言って端に座ったのはエリーゼだった。

「エリーゼ、先生に書類届けてたんだろ?もう戻って来たのか」
「うん。先生たちも忙しいみたいでね。どう?ここでの生活には慣れて来た?」

サクヤが頷くと彼女は「そっか、それは良かった」と笑みを浮かべた。

Re: 撫子の魔女【ハリー・ポッター二次小説】 ( No.8 )
日時: 2020/01/03 21:25
名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)

生徒がいない職員室で職員会議が行われた。老人校長アローゼンを中心にして座っている。

「まさか死喰い人が復活するとはな」
「死喰い人は名を改めブラッドナイトと名乗っているようです。それに繋がっているGRAYと
呼ばれる存在もいると噂されています」

そう言ったのはライネックだ。ブラッドナイトの前身は死喰い人、彼らは過激な純血主義者の
集まりだ。そしてブラッドナイトはホグワーツを闇の帝王が倒れた聖地であり重要な場所と
考えている様だ。

「ここ、一度死喰い人と生徒らが戦ったんでしょう?ならきっと大丈夫です」

簡単にそう言ったのは一番若い男ニコ・ウェルナー。古代ルーン文学を教えている。教師陣は
いつブラッドナイトが仕掛けてくるか分からないため警戒をしている。そんな事を知らず
生徒たちは勉学に励んでいる。今日も図書館に色んな生徒が集まって来た。司書の
ビクトール・フェルナンドはグリフィンドールの少女とスリザリンの少女を見つけた。
確かグリフィンドールの方はサクヤ、スリザリンの方はパメラ・キラスキン。そういえば
パメラが借りていた本がまだ返されていない。近付くとパメラが一方的にマグルのサクヤを
罵っている様だ。そこに割って入って来た生徒が二人いる。一人はスリザリン、ヴィルアだ。

「パメラ、もうやめておけ」

そしてサクヤを連れて行ったのはマキタだ。

「流石はマグル。腐った血の持ち主はこれぐらいで逃げるんですね」

ヴィルアの制止を無視してパメラはサクヤを見下す。それを言われてもサクヤは表情を
変えずに答える。

「だって喧嘩をするために来てるわけじゃないでしょ?」

そう答えてサクヤはマキタと共にその場を後にする。ビクトールはパメラに拳骨を落とした。

「本、貸し出し期間を過ぎてるぞ。それとさっきのガキが言ってた通りだな。喧嘩するなら
出てけ。それと本をさっさと返却しろパメラ・キラスキン」

ジンジンする頭を抱えパメラは渋々本を返した。ビクトールが去った後、ヴィルアが話し出す。

「あの先生、瞬間記憶力ってのを持っててよ。一度見たことは絶対に忘れない、本の期限も。
で、悪さする生徒には男女平等で拳骨を落とすんだよ」


Page:1 2 3



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。