二次創作小説(紙ほか)
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- 東方夢幻灯
- 日時: 2020/02/23 20:43
- 名前: 日の入り時子 (ID: xs5T8t9X)
東方project二次創作
瑠璃川刹那と言う外来人が仲間になった幻想郷に新たな異変が発生する。
更に他の外来人まで現れ、霊夢たちと深い関係がある人物も現れる。
オリキャラ多数!
- Re: 東方夢幻灯 ( No.1 )
- 日時: 2020/02/23 21:27
- 名前: 日の入り時子 (ID: xs5T8t9X)
この幻想郷生活は既に半年。外の世界にいたときは人見知りの性格で友達は少なかったが
向こうから絡んでくるタイプが多いここで多くの友達が出来た。女友達の方が多いが
男友達もそれなりに…。
「う、うわぁ〜!!すっごーい!!」
チルノは目を輝かせて目の前の湖を見つめる。大妖精やルーミアたちもまた目を輝かせていた。
大きな水の竜巻だ。それはシュンと消えて、いつもの穏やかな妖精の湖に戻った。
掲げていた腕を男は下げた。彼の両腕や脇腹などには鱗が張り付いている。湖の近くには
小さな祠がある。彼はそこに祀られる水の神の一種、水龍だ。名を水蓮という。
「やっと力が戻ってきたって感じだな…」
水蓮は手を握ったり開いたりしている。
「じゃあ昔はこんな力なかったの?」
「うわっ!?何だよ普通に出てこれないのか刹那」
「失礼な!普通に出てきたから!!」
「そうだぞ、刹那はついさっき来たんだ!ふふん、最強のアタイにはバレバレだったんだ!」
チルノは胸を張る。それを水蓮は笑顔で聞いていた。だがスッと笑顔が消えた。話を戻す。
「小さな湖だった頃は誰にも知られなかった場所だ。それもあって力は無かった。今じゃ
こんな立派な姿だが昔はそこらへんにいる小さな蛇同然だったからな」
水蓮は胡坐を掻きなおす。そして遠い目で湖を見つめていた。
「水蓮」
種族「龍神(水の龍)」
年齢「1000歳程度」
能力「水を司る程度の能力」
河城にとりの水を操る程度の能力の上位互換。幻想郷全土の水を操り水を創り出すことも
出来る。
霧の湖の守護神的存在。今では成人の姿をしているが昔までは小さな蛇同然の姿をしていた。
湖で遊ぶ妖怪や妖精たちからは親のように甘えられ自らも彼女たちを命を懸けて守る存在と
認識している。体の至る所に青い鱗がある。本来の龍の姿になることも可能。
- Re: 東方夢幻灯 ( No.2 )
- 日時: 2020/02/23 22:14
- 名前: 岩林 美杏 (ID: f7aWX8AY)
ほぉ……
なんかすげーです!
あ、えーと…東方好きなんです!
よかったら私のも見てみて下さい!
刹那っていい響き♪
- Re: 東方夢幻灯 ( No.3 )
- 日時: 2020/02/25 18:33
- 名前: 日の入り時子 (ID: xs5T8t9X)
若林 美杏さん、ありがとうございます!
守矢神社は妖怪の山の中に建っている。そこからは素晴らしい景色を見ることができるのだ。
「号外で〜す!!」
黒い羽を動かし射命丸文は神社に降り立った。
「どうも、清く正しい射命丸文です!こんにちは早苗さん、それと千弥さんも」
霧守千弥、刹那と同じ外来人の青年だが来た時代が違うようだ。彼のいた外の世界は刹那が
存在した外の世界より遥か先の未来らしい。
「これは…刹那さん、文さんのインタビューに答えてくれたんですね。大体の人はすぐ
断るのに刹那さんが優しくて良かったですね」
「早苗さん、ちょっと私の事、悪く言ってません?まぁいいとして。本当にネタに困ってたので
良かったですよ刹那さんに今回は感謝です!」
文は自身の新聞のネタを作ってくれた刹那に恩義が出来たらしい。二人が話し込む中、千弥は
彼女が作った新聞記事をじっと見つめていた。
『夢と現のつなぎ目 瑠璃川刹那』
「…文さん、彼女は何処に住んでいるんですか?」
「刹那さんですか?そうですねぇ…大抵は博麗神社にいると思います。それなりに顔が
広いのであちこちで姿を見られると思いますが。どうして刹那さんに?」
「彼女も戦闘出来るんですね…それで少し興味を持っただけです」
千弥は新聞をたたむ。文は慌てた様子だ。
「あーそういうところに目、つけちゃいます?弾幕での戦闘なら兎も角、それ以外の戦闘は
分かりませんよ」