二次創作小説(紙ほか)
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- 【東方】ウンメイ
- 日時: 2020/05/17 12:48
- 名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)
その笑顔を……___
私は守りたかった……___
しかし…
運命とは残酷ね……___
______________________________
これは
・東方の二次元創作です
・紅魔館の物語です
・キャラ崩壊多くて草ぁ〜…
それでも良い方は
ゆっくりしていってね!
一 >>01
二 >>02
三 >>03
四 >>04
五 >>05
六 >>06
七 >>07
八 >>08
九 >>09
- Re: ウンメイ ( No.5 )
- 日時: 2021/06/12 23:26
- 名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)
その頃 姉妹は……
フラン視点
「えぇ?!?!咲…モゴッ」
「うるさい…聞こえるでしょう?」
「はーい」
私は不思議な事実を伝えられた。
いや……不思議じゃない…いつか訪れてしまうもの……かな
「それで悩んでたんだ…」
「まぁね…」
コンコン
「お嬢様、失礼します。」
「あっ!咲夜!」
私は咲夜に抱きついた。
「い…妹様?!っておっとっと……」
咲夜は持っていたティーカップを落としそうになる。
「……お嬢様?」
「ねぇ…咲夜……貴方は…」
お姉さまは今にも泣きそうな顔で咲夜を見る。
「貴方は…私に…」
ガダンッ
「え………」
「咲夜っ!!」
- Re: 【東方】ウンメイ ( No.6 )
- 日時: 2020/05/16 11:10
- 名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)
咲夜視点
「咲夜!」
「咲夜っ…」
誰かの声がする……
誰だろう……
「………や」
意識がもうろうとする……
もう……無理なのかな……?
*************
視点無し
「あ……」
「咲夜っ!」
レミリアは咲夜に抱きつく。
「お……じょうさま?」
「馬鹿っ!馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿っ!」
「……すみません…」
レミリアは泣きながら咲夜を叱った。
寂しい……
辛い………
大切な人を失うって………
「お嬢様……分かってましたよね?」
「……分かってるわよ……でも…でも……」
「生きてよ…………!」
- Re: 【東方】ウンメイ ( No.7 )
- 日時: 2020/05/16 20:27
- 名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)
咲夜視点
そう……
私にはもう時間が無い………
この調子じゃあ一週間も無いだろう…
「……残念ながら…無理そうです…」
「何で…何で貴方は…そんなことスラッと言えるの……?!」
……それは…
「…私が取り乱してどうするんですか?」
「…え?」
私はお嬢様を守る立場。
私が取り乱したら…お嬢様を守れないじゃない……
「馬っ鹿じゃないの?!」
「……へ?」
「貴方は充分頑張った!もう我慢しなくていい!もう……」
お嬢様……
「…ありがとうございます…でも……」
「貴方の従者である私が…好きなので…時間まで…このままにさして下さい…」
- Re: 【東方】ウンメイ ( No.8 )
- 日時: 2020/05/17 10:48
- 名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)
レミリア視点
「……あははははっ」
「…え?」
咲夜はキョトンとする。
「いや……咲夜らしい答えだなぁ…とね」
いっつも真面目で…
天然で…
私を大切に思ってくれて……
「…私らしい…ですか…」
「他の奴だったらそんなこと言わないわよ?」
***********
「ねぇ咲夜、本当に貴方、動いてて大丈夫なの?」
「はい。限界が来たらお伝えしますよ。」
私の従者は最後まで私に尽くしてくれるようだ。
それが私は嬉しかった。
でも……
それは早く来てしまった……
- Re: 【東方】ウンメイ ( No.9 )
- 日時: 2020/05/17 13:07
- 名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)
レミリア視点
「………」
私は今…この能力が嫌だと思った…
(そろそろ……時間に…)
運命が見たくなくても分かってしまう…
「さ…くや……」
ポロポロと溢れる涙…
あの従者との日々は長いようで短い……
「失礼します」
「!!」
入って来たのは咲夜だった。
「さ…咲夜……」
「…ありがとうございました」
私は従者を抱きしめた……
私の大切な従者で……
私の為に尽くしてくれた……貴方に…
愛してる……と
私は従者の耳元で囁いた…
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