二次創作小説(紙ほか)

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ポケモン 特別編「2体の挑戦者VSメガシンカ」
日時: 2021/01/11 01:03
名前: 炎のストライカー (ID: mahJIOAd)

こんばんわ、炎のストライカーです。
久々になりますと同時に今年に入ってから最初の投稿になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。さて、以前にもお話した通りに何作品かを書いて投稿するということをお伝えしましたが、一応、本日から一つの作品を投稿させていただきます。タイトルは「2体の挑戦者VSメガシンカ」ということで現在でも人気があり、猛威を振るっているエースバーンと同様に人気の高いルカリオの2体がメインになっています。内容はエースバーンとルカリオが突如、謎の組織に襲われ、連れ去られるところから始まります。連れ去られた2体は組織を率いるとある人物から解放を条件にある提案を出されました。それは、「用意した全てのメガシンカポケモンを倒すこと」。それがとある人物から出された条件でした。とある人物からの提案に最初は戸惑う2体でしたが、脱出するためにその提案を受けることにしました。2体は生き残るために最強と言われるメガシンカポケモンに戦いを挑む―。というの本作の流れになっています。ただ、全てのメガシンカポケモンということになっていますが、伝説と幻のポケモンの方に関しては無しにさせていただきます。準伝説であるラティオスとラティアスに関しては書きながら決めさせていただきたいと思います。
さて、また前置きが長くなりましたが本作品の方の執筆を始めさせていただきたいと思いますので何卒ご愛読をよろしくお願いいたします。

―ガラル地方 シュートシティ―

ここはガラルの最北端に位置している大都会であるシュートシティ。毎年ここではガラルリーグが行われ、各地のジムリーダーや挑戦者たちが集まり、最強の存在であるチャンピオンとの挑戦権を賭けて熱い戦いを繰り広げていた。そして、現在はかつての最強のチャンピオンであるリザードンに代わり、新たなチャンピオンとなったエースバーンがその座に就いていた。

第1話「連れ去られたチャンピオン!?」

エースバーン「スー・・・・スー・・・・」
エースバーン「スー・・・・スー・・・・」
エースバーン「ん・・・・・?」
エースバーン「・・・・・・・」ムク
エースバーン「ふわぁ―・・・・・・」
エースバーン「もう、朝か・・・・・・」ゴシゴシ
エースバーン「・・・・・・・」
エースバーン「仕方がない・・・・起きるか」

スト

スタ スタ

エースバーン「ふわぁ―・・・・・・」
エースバーン「さて、ご飯でも食べるか・・・・・」

トントン

エースバーン「!」

スタ スタ

エースバーン「誰だ? こんな朝早くから・・・・・」
エースバーン「は―い・・・・・」

ガチャ

ルカリオ「・・・・・・・」

エースバーン「!」

ルカリオ「やあ、エースバーン!」

エースバーン「何だ・・・・・ルカリオか・・・・」

ルカリオ「何だってことはないだろう?」

エースバーン「どうしたんだ、こんな朝早くに?」

ルカリオ「ああ、そうだった」
ルカリオ「これを買って来たんだが、お前食べるか?」スッ

エースバーン「? 何だ、これ?」

ルカリオ「ガラル地方名物のスコーンだよ!」
ルカリオ「特訓の帰りに買って来たんだ」

エースバーン「これを俺にくれるのか?」

ルカリオ「ああ! その様子だと、まだ朝ご飯を食べていないだろ?」

エースバーン「う、うん・・・・・・・」

ルカリオ「ははは、やっぱりな!」

エースバーン「あ、色々とありがとな」

ルカリオ「お礼ならいいよ。それじゃあ・・・・・・」

エースバーン「あっ!」

ルカリオ「?」

エースバーン「ルカリオは朝ご飯は食べたのか?」

ルカリオ「いや、俺はまだだけど・・・・・」

エースバーン「よかったら、俺の家で食べていかないか?」

ルカリオ「え、良いのか?」

エースバーン「もちろん!」

ルカリオ「それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらうよ!」

スタ スタ

ガチャ

エースバーン「今、飲み物を用意するな」

ルカリオ「ああ、ありがとう」
ルカリオ「久々にお前の家に入ったな」

エースバーン「ああ、そういえばそうだったな」
エースバーン「ルカリオ、ずっと忙しかったもんな!」

ルカリオ「それはお前も同じだろ?」

エースバーン「あ、そういえばそうだったな・・・・・」

ルカリオ「ははは」
ルカリオ「でも、今思い返せば・・・・・まさかお前がチャンピオンになるとはな」

エースバーン「ああ・・・・・俺も最初は信じられないと思ったよ」
エースバーン「あのリザードンさんに勝てるなんてな・・・・」

ルカリオ「確かに、あの無敗記録を更新し続けてきたリザードンさんが負けるなんて・・・・・誰も思わなかっただろうな」
ルカリオ「しかし、リザードンさんをお前が倒したのは紛れもなく事実だ」
ルカリオ「そして、お前が新しいチャンピオンになった」

エースバーン「・・・・・・」
エースバーン「正直、チャンピオンになれた時は嬉しかった・・・・・・けど、同時に不安も感じたよ」

ルカリオ「・・・・・」

エースバーン「俺がチャンピオンになっても・・・・リザードンさんみたいに良いチャンピオンになれるかなって・・・・」
エースバーン「俺がチャンピオンになっても良かったのかなって?」
エースバーン「・・・・・・・・」

ルカリオ「良いも悪いもないんじゃないか?」

エースバーン「!」

ルカリオ「確かに、チャンピオンになった時はこの地方にいる皆を引っ張っていかなければいけなくなっていく」
ルカリオ「リザードンさんも長年その責務をこなしてきたからね」
ルカリオ「でも、今はリザードンさんじゃなくて・・・・・お前がチャンピオンだよ、エースバーン」

エースバーン「・・・・・・・」

ルカリオ「チャンピオンになった時の荷は確かに重い。一歩間違えれば、その荷は押しかかってくると同時に強い不安も感じるようになる」
ルカリオ「でも、それがチャンピオンというものだよ」
ルカリオ「エースバーン、お前はどういうチャンピオンになりたい?」

エースバーン「!」
エースバーン「え、どういうチャンピオンに?」

ルカリオ「・・・・・・」

エースバーン「俺は・・・・・・リザードンさんみたいに強いチャンピオンになりたい!そして・・・・」
エースバーン「ガラルの皆を引っ張っていきながら、一緒に強くなりたい!!」

ルカリオ「・・・・・・」
ルカリオ「ふ、はははは!!」

エースバーン「!」

ルカリオ「悪い悪い!」
ルカリオ「やっぱり、お前もリザードンさんと同じことを言うな」
ルカリオ「俺たちがリザードンさんに初めて会ったときにもその言葉を言っていた」

エースバーン「!」

ルカリオ「そうか、それがお前の答えなんだな・・・・エースバーン!」

エースバーン「・・・・・・」
エースバーン「も、もちろんだ!!」グッ!

ルカリオ「・・・・・」

グ――――!

エースバーン「!」

ルカリオ「!」

エースバーン「あっ・・・・・」

ルカリオ「ふ、はははは!」

エースバーン「な、何だよ!」

ルカリオ「悪い悪い!」
ルカリオ「さぁ、食事にしよう!」

エースバーン「あ、そうだ!」
エースバーン「ほい!」スッ

ルカリオ「おっ!」

エースバーン「甘いミルクティーだけど・・・・・」

ルカリオ「ありがとう、いただくよ!」

エースバーン「お、おう!」

ルカリオ「それじゃあ・・・・・」

エースバーン、ルカリオ「いただきます!!」

ジ――――!

???「・・・・・・・」
???「ターゲット2名を確認」
???「応答を頼む」

続く

Re: ポケモン 特別編「2体の挑戦者VSメガシンカ」 ( No.11 )
日時: 2021/03/21 11:50
名前: 炎のストライカー (ID: oompVg8u)

おはようございます、炎のストライカーです。
1週間ぶりになりますが、よろしくお願いします。

―フレア団の本拠地―

ギャラドス「では、これより・・・・20番勝負を始める!!」
ギャラドス「どちらがこのフィールドを使うかね?」

エースバーン「・・・・・・」

ルカリオ「お前がここを使うんだ、エースバーン」

エースバーン「ルカリオ?」

ルカリオ「私はもう一つのフィールドを使わせてもらう」

エースバーン「いいのか?」

ルカリオ「どちらが使ってもやることは同じだ」
ルカリオ「ここからはそれぞれ別行動になる」
ルカリオ「だから、一旦ここでさよならだ」

エースバーン「・・・・・・」

ルカリオ「必ず勝てよ、エースバーン!」
ルカリオ「勝って・・・・・一緒にここを脱出するぞ!!」

エースバーン「・・・・・・」
エースバーン「ああ、わかった!」
エースバーン「お前も絶対に勝てよ、ルカリオ!」
エースバーン「勝って・・・・・一緒にガラル地方に帰るぞ!!」

ルカリオ「・・・・・・」
ルカリオ「ああ・・・・約束だ!!」グッ

エースバーン「必ずだぞ!!」グッ

ルカリオ「・・・・・・」

ギャラドス「カラマネロ、案内してやれ」

カラマネロ「はっ!」

ス――

ルカリオ「・・・・・・」

スタ スタ

エースバーン「・・・・・・」

ギャラドス「準備はいいかね?」

エースバーン「ああ!」

ギャラドス「では、最初の1体目・・・・・参られよ!!」

ウィ――――ン

???「ようやく・・・・・出番だな」

ドスン! ドスン!

エースバーン「!」

ドスン! ドスン!

???「・・・・・・」

ドスン!

エースバーン「(で・・・・・・)」
エースバーン「(でかい・・・・・!!)」

???「俺様の相手は・・・・・お前か?」

エースバーン「・・・・・・」

ギャラドス「そうだ・・・・昨日説明したガラル地方のチャンピオン エースバーンだ!」

???「ガラル地方の・・・・・・チャンピオン!?」
???「こんなチビがか!?」

エースバーン「何だと!?」

ギャラドス「・・・・・・彼の名前はフシギバナ」
ギャラドス「20番勝負の最初の相手だ」

エースバーン「フシギバナ!?」
エースバーン「こいつが・・・・・俺の最初の相手?」

フシギバナ「如何にも俺様の名はフシギバナ!」
フシギバナ「ここのボスからの要請を受けて、この20番勝負に参加することになった」
フシギバナ「・・・・・しかし、運が悪かったな」
フシギバナ「この俺様が最初の相手となったのだからな!」

エースバーン「・・・・どういう意味だ!?」

フシギバナ「知る必要はない、どのみちお前は負ける」
フシギバナ「この俺様にな・・・・・」

エースバーン「・・・・・・」
エースバーン「ふん、後で吠え面掻くなよ!!」


ギャラドス「ゴホン」
ギャラドス「その前に・・・・・エースバーン」
ギャラドス「その手錠を外してやろう」
ギャラドス「その状態ではまともに戦うことはできないだろう」

エースバーン「! ああ、そうだった!」ジャラ

ギャラドス「そのカギを使いたまえ」スッ

エースバーン「・・・・・・・」

カチャ

エースバーン「よし、これで技が使えるようになる!」

ギャラドス「では、20番勝負の最初の第1戦目・・・・・・」
ギャラドス「エースバーンVSフシギバナ!!」
ギャラドス「両者・・・・・バトル始め!!」

エースバーン「(ふん、見た感じだとこいつは草タイプだ)」
エースバーン「(相性なら・・・・・俺の方が有利だぜ!)」
エースバーン「(だけど、こいつにはまだメガシンカがある!)」
エースバーン「(ここは様子見のために・・・・・)」
エースバーン「これでも食らえ!」スッ
エースバーン「かえんボール!!」

ゴォオオオオオオ!!

フシギバナ「ほぅ・・・・・面白い技を使うな」
フシギバナ「見た感じだと、威力の方も申し分ないな」
フシギバナ「普通の草タイプのポケモンだったら、一溜りもない」
フシギバナ「・・・・・・だが、それで倒せるほど・・・・・」
フシギバナ「俺様は甘くない!!」カッ

キィ―――ン!!

エースバーン「! 何だ!?」

フシギバナ「見せてやろう・・・・・」
フシギバナ「メガシンカの力を!!」
フシギバナ「・・・・・・・メガシンカ!!」

エースバーン「!」

フシギバナ「うぉおおおおおおお!!」

キィ―――ン!!

エースバーン「うわっ!」

ギャラドス「・・・・・・・」

ドカ―――ン!!

エースバーン「ぐっ・・・・・・・・」
エースバーン「!」

メガフシギバナ「・・・・・・・」

エースバーン「姿が変わっている!?」
エースバーン「というより・・・・・さっきよりも大きくなっている!!」
エースバーン「これが・・・・・・メガシンカ!!」

メガフシギバナ「・・・・・・・」
メガフシギバナ「何だ、こんなものか?」

エースバーン「嘘だろ・・・・・直撃だったはず!?」

メガフシギバナ「メガシンカしたこの俺様に炎タイプの技は効かない!」
メガフシギバナ「メガシンカした俺様の特性・・・・・あついしぼうによってな!!」

エースバーン「そ、そんな・・・・・・」

メガフシギバナ「もう、終わりか?」
メガフシギバナ「地方のチャンピオンの力はこんなものではないだろう?」

エースバーン「ぐっ・・・・・・」

メガフシギバナ「来ないなら・・・・・・今度はこっちから行くぞ!!」

エースバーン「!」

―フレア団の本拠地 第2バトルフィールド―

スタ スタ

ルカリオ「・・・・・・」

カラマネロ「ここが第2バトルフィールドだ」

ルカリオ「さっきと同じくらいに広いな・・・・」

カラマネロ「まあな・・・・・それより、その手錠を外してやろう」

ルカリオ「・・・・・・」スッ

カチャ

ルカリオ「これで技が使えるようになる」
ルカリオ「それで、私の最初の相手は?」

カラマネロ「お前の最初の相手は・・・・・・」

ウィ――――ン

ルカリオ「!」

???「出番のようだな」

スタ スタ
スタ スタ

ルカリオ「・・・・・・」

スタ スタ
スタ スタ

???「俺の最初の相手は・・・・・お前か?」

ルカリオ「!」
ルカリオ「リ、リザードン!?」

カラマネロ「そうだ、お前の最初の相手は・・・・・このリザードンだ!」

リザードン「何だ、どんな奴かと思ったら・・・・・・こんなチビな奴が相手とはな」

ルカリオ「・・・・・」ムッ

カラマネロ「こいつが昨日説明したガラル地方の格闘マスター ルカリオだ」

リザードン「ほぅ・・・・・・格闘マスターな・・・・・・」
リザードン「どれほどのものか・・・・・見せてもらおう!!」

ルカリオ「・・・・・・・」

カラマネロ「それでは、20番勝負の最初の第1戦目・・・・・・」
カラマネロ「ルカリオVSリザードン!!」
カラマネロ「両者・・・・・・・始め!!」

ルカリオ「(リザードンとの戦闘は既に経験済み)」
ルカリオ「(だが、奴にはまだメガシンカがある!)」
ルカリオ「(ここは近づかずに遠距離から様子を見よう・・・・・!!)」
ルカリオ「行くぞ!」
ルカリオ「はどうだん!!」スゥウウウウウ

ヒュウ―――ン!!

リザードン「ふん」
リザードン「かえんほうしゃ」スッ

ボォオオオオオオオ!!

ドカ―――ン!!

ルカリオ「・・・・・・・」

リザードン「ほぅ・・・・・俺のかえんほうしゃを相殺するとは・・・・・」
リザードン「中々、楽しませてくれそうだな」

ルカリオ「・・・・・・」
ルカリオ「はどうだん!!」スゥウウウウウ

ヒュウ―――ン!!

リザードン「かえんほうしゃ!!」

ボォオオオオオオオ!!」

ドカ―――ン!!

リザードン「!」
リザードン「(奴がいない・・・・・!?)」

ザッ

ルカリオ「(掛かったな!!)」
ルカリオ「グロウパンチ!!」スッ

リザードン「!」
リザードン「おっと!」スッ

ルカリオ「!」

リザードン「甘いな!」
リザードン「エアスラッシュ!!」スッ

ビュウ―――ン!!

ルカリオ「!」

ドカ―――ン!!

続く

Re: ポケモン 特別編「2体の挑戦者VSメガシンカ」 ( No.12 )
日時: 2021/03/29 00:35
名前: 炎のストライカー (ID: oompVg8u)

こんばんわ、炎のストライカーです。
1週間ぶりになりますが、よろしくお願いします。

―フレア団の本拠地 第2バトルフィールド―

ドカ―――ン!!

リザードン「・・・・・・・」

ザッ

ルカリオ「くっ・・・・・・」

リザードン「ほぉ・・・・・・俺の技を耐えるとはな」
リザードン「少しは楽しませてくれそうだな」

ルカリオ「・・・・・・・」
ルカリオ「(強い・・・・・・)」
ルカリオ「(まだメガシンカをしていないとはいえ・・・・・・技の威力も高い)」
ルカリオ「(カロス地方にこれほどの奴がいるとは・・・・・)」
ルカリオ「(正直、驚いたな・・・・・!!)」

リザードン「どうした、もう終わりか?」
リザードン「格闘マスターの力はまだそんなもんじゃねえだろ?」

ルカリオ「・・・・・・・」
ルカリオ「ああ、その通りだ」
ルカリオ「私の力はこれで終わりではない!」
ルカリオ「行くぞ!!」スッ
ルカリオ「はぁ―――・・・・・・」スゥウウウウウ
ルカリオ「はどうだん!!」

ビュウ―――ン!

リザードン「また、それか・・・・・」
リザードン「無駄だ!」ヒュン

ルカリオ「しんそく!!」

ザッ!

リザードン「!」

ルカリオ「・・・・・・・」

リザードン「なっ・・・・・・」
リザードン「(こいつ・・・・・いつの間に!?)」

ルカリオ「グロウパンチ!!」グッ!

ドガ!

リザードン「ぐはっ」

ルカリオ「まだ終わりじゃない!」

ドガガガガガガガガガ!!

リザードン「ぐっ・・・・・・・!」
リザードン「(技の威力がどんどんが上がっている!)」
リザードン「(拳から伝わる一発一発が重い・・・・・・!!)」
リザードン「(だが、それよりも・・・・・・奴のスピードだ!)」
リザードン「(何故、奴は一瞬で間合いを詰めることが出来た?)」
リザードン「(明らかに俺の方がスピードでは勝っているはず・・・・・・?」

ルカリオ「はぁっ!」グッ!

ドン!

リザードン「ぐはっ!」

ビュウ―――ン!!
ドカ―――ン!!

ルカリオ「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」

リザードン「・・・・・・・・」

ルカリオ「・・・・・やったか?」

リザードン「ぐっ・・・・・・・」ムク

ルカリオ「!」

リザードン「ククク・・・・・中々やるな」
リザードン「正直、効いたぜ!」

ルカリオ「・・・・・・・」
ルカリオ「さすがにこれぐらいでやられるはずがないか・・・・・・」

リザードン「驚いたな・・・・・・スピードでは負けないはずの俺がお前のスピードに負けてしまうとはな」
リザードン「一体、どういった仕組みなんだ?」

ルカリオ「・・・・・・」
ルカリオ「しんそく」

リザードン「?」

ルカリオ「私の技の一つだ」
ルカリオ「どんなに速い相手でも一瞬で追い抜くことができる」
ルカリオ「あの時、はどうだんを撃った後に私はしんそくを使い、はどうだんに気を取られているお前の前に一瞬で移動した」
ルカリオ「地上にいる私に対して、飛んでいるお前は有利だと思っていたようだが・・・・・残念だったな」

リザードン「・・・・・・」
リザードン「ククク・・・・・なるほどな」
リザードン「そういうことだったのか・・・・」
リザードン「じゃなきゃ・・・・・俺が負けるはずがねえもんな?」

ルカリオ「もう終わりか?」
ルカリオ「お前の力はこんなものではないだろう?」

リザードン「・・・・・そうだな」
リザードン「まだ使うつもりはなかったが・・・・・仕方がない」
リザードン「見せてやろう、メガシンカの力を!!」

キィイイイイイイイイン

ルカリオ「!」

リザードン「はぁああああああ!!」

ゴォオオオオオオ!!

ルカリオ「うわっ!」

リザードン「メガシンカ!!」

キィイイイイイイイイン

ルカリオ「ぐっ・・・・・・・」
ルカリオ「・・・・・・・・・・・」
ルカリオ「!」

メガリザードンY「・・・・・・・・」

ルカリオ「(これが・・・・・奴のメガシンカした姿か!?)」
ルカリオ「(それに・・・・・この感じ・・・・・)」
ルカリオ「(明らかにさっきまでとは比べものにもならない波動を感じる!!)」

メガリザードンY「これが俺の・・・・・・メガシンカした姿だ」

カァアアアア!

ルカリオ「!」
ルカリオ「これは・・・・・・ひでり!?」

メガリザードンY「その通り、メガシンカした俺の特性・・・・・ひでりだ」
メガリザードンY「このひでりが発動している間、俺の操る炎技の威力は通常よりも高く上がる!!」
メガリザードンY「さっきまでの俺と同じだと思うなよ!」

ルカリオ「くっ・・・・・・・」
ルカリオ「(奴の言う通り、ひでりが発動している間は炎技の威力が上がってしまう!)」
ルカリオ「(正直、長期戦になってしまうのは不利だ!!)」
ルカリオ「(一気に片を付けるしかない・・・・・・が、ひでりがいつまでも発動しているとは限らない)」
ルカリオ「(ひでりの効果が無くなれば、奴の炎技の威力も少しは落ちるはず・・・・・・)」
ルカリオ「(だが、メガシンカした奴の能力が上がっていることも考えると状況的に不利であることに変わりはない!)」
ルカリオ「(まずはひでりの効果が無くなるまで時間を稼ぐ・・・・・今はこれしかない!!)」

メガリザードンY「どうした、来ないのか?」
メガリザードンY「ならば、こちらから行くぞ!!」
メガリザードンY「かえんほうしゃ!!」スッ

ゴォオオオオオオ!!

ルカリオ「しんそく!!」

ザッ!

ドカ―――ン!!

ルカリオ「!」
ルカリオ「(なんて威力だ・・・・・!!)」

メガリザードンY「・・・・・・・」
メガリザードンY「(なるほど・・・・・恐らく、奴の狙いは俺のひでりの効果がなくなるまで時間を稼ぐつもりだろう)」
メガリザードンY「(確かに、ひでりの発動時間は限られている・・・・・)」
メガリザードンY「(ひでりの効果が無くなれば、俺の炎技の威力も少しは下がると奴は考えているはず・・・・・)」
メガリザードンY「(だが、メガシンカした俺の炎技の威力は通常時とは比べものにもならないぞ!)」
メガリザードンY「(如何に奴でも受けきれるとは限らないし、状況は何も変わることはない!!)」
メガリザードンY「かえんほうしゃ!!」スッ

ゴォオオオオオオ!!

ルカリオ「しんそく!!」

ザッ!

ドカ―――ン!!

メガリザードンY「ちっ・・・・・・あの技が厄介だな」
メガリザードンY「ならば・・・・これならどうだ?」
メガリザードンY「ほのおのうず!!」スッ

ボォオオオオオオオ!

ルカリオ「! 何!?」

ボォオオオオオオオ!

ルカリオ「しまった!」

メガリザードンY「ククク・・・・・どうだ?」
メガリザードンY「これならば、動くこともままならないだろう」

ルカリオ「くっ・・・・・・・」

メガリザードンY「お前の作戦は悪くなかったがそんなに上手くいかせるほど俺は甘くない」
メガリザードンY「ソーラービーム!!」スッ

ゴォオオオオオオ!!

ルカリオ「!」

ドカ―――ン!!

ルカリオ「ぐぁあああ!!」

―フレア団の本拠地 第1バトルフィールド―

メガフシギバナ「これでも食らえ!!」
メガフシギバナ「ベノムショック!!」スッ

ボボボボン!

エースバーン「!」

ザッ

タタタタ

メガフシギバナ「逃がすものか!」

ボボボン!

エースバーン「!」

ドカ―――ン!

エースバーン「・・・・・・・」

ザッ

エースバーン「ぐっ・・・・・しまった」ゴボボ

メガフシギバナ「毒が回ってきたようだな」
メガフシギバナ「いくら素早いお前でもその状態ではあまり動けまい」

エースバーン「くっ・・・・・・」
エースバーン「(ルカリオ・・・・・・)」

続く

Re: ポケモン 特別編「2体の挑戦者VSメガシンカ」 ( No.13 )
日時: 2021/04/11 23:10
名前: 炎のストライカー (ID: oompVg8u)

こんばんわ、炎のストライカーです。
前回の更新から2週間が空きましたが、本日より、再開しますのでよろしくお願いします。

―フレア団の本拠地 第1バトルフィールド―

ザッ

エースバーン「ぐっ・・・・・・」

メガフシギバナ「毒が回ってきたようだな」
メガフシギバナ「その状態じゃ・・・・・いくらすばしっこいお前でもまともに動くことはできないだろう」
メガフシギバナ「相手が悪かったな」

エースバーン「・・・・・・・」
エースバーン「(ルカリオ・・・・・・)」

メガフシギバナ「つるのムチ!!」スッ

ス―――!!

エースバーン「!」ガシ!
エースバーン「しまった!」

メガフシギバナ「そらぁっ!!」グィ!

エースバーン「うわっ!」

ビュウ―――ン!!

ゴォオオオオオオ!!

エースバーン「!」

ドカ―――ン!!

エースバーン「うわぁああああ!!」

―フレア団の本拠地 第2バトルフィールド―

メガリザードンY「・・・・・・・」

パラパラパラ

ザッ

ルカリオ「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」

メガリザードンY「ほぉ・・・・・あの技をまともに受け切るとは・・・・・」
メガリザードンY「大した奴だ!」
メガリザードンY「だが、流石に効いただろう?」

ルカリオ「ぐっ・・・・・・」
ルカリオ「(想定外だった・・・・・!)」
ルカリオ「(まさか、奴がほのおのうずを使ってくるとは・・・・)」
ルカリオ「(ひでりの効果が切れるまで、しんそくで時間を稼ぐつもりだったが・・・・・迂闊だった!!)」

メガリザードンY「どうした、もう終わりか?」
メガリザードンY「まだ何かあるんだろう?」

ルカリオ「(どうする・・・・・まだひでりの効果が切れるまで、まだ時間はある!)」
ルカリオ「(ほのおのうずがある限り・・・・・小細工は一切通用しない!!)」
ルカリオ「(何とか・・・・ほのおのうずを掻い潜りながら・・・・・・)」
ルカリオ「(時間を稼ぐしかない! いや、これしか方法はない!!)」

メガリザードンY「来ないなら・・・・こっちから行くぞ!!」
メガリザードンY「かえんほうしゃ!!」スッ

ゴォオオオオオオ!!

ルカリオ「しんそく!!」

ザッ!

ドカ―――ン!!

タタタタ

メガリザードンY「ふん、また時間を稼ぐつもりか?」
メガリザードンY「無駄だ!!」
メガリザードンY「ほのおのうず!!」スッ

ボォオオオオオオオ!!

ルカリオ「・・・・・・・」
ルカリオ「ボーンラッシュ!!」スッ

タタタタ

ルカリオ「はぁっ!」ブン!

ズバ!

メガリザードンY「何!?」

タタタタ

ルカリオ「よし、これなら行ける!」

メガリザードンY「ほのおのうず!!」スッ

ボォオオオオオオオ!!

ルカリオ「はぁっ!」ブン!

ズバ!

タタタタ

メガリザードンY「ちっ・・・・・・まずいな」
メガリザードンY「それなら・・・・・・」
メガリザードンY「これならどうだ!!」
メガリザードンY「ほのおのうず!!」スッ

ボォオオオオオオオ!!

ルカリオ「何度やっても同じだ!!」
ルカリオ「はぁっ!」ブン!

ズバ!

ボォオオオオオオオ!!

ルカリオ「! 何!?」
ルカリオ「ぐぁああああ!!」

メガリザードンY「ククク・・・・・掛かったな」

ルカリオ「くっ・・・・・・・これは!」
ルカリオ「2重のほのおのうず!?」

メガリザードンY「その通り」
メガリザードンY「ほのおのうずを1発1発撃っても埒が明かないし、必ず突破をされてしまう」
メガリザードンY「なら、ほのおのうずを2重にして撃ち続けるのはどうだ?」
メガリザードンY「それなら、突破をされる心配はない!!」

ルカリオ「ぐっ・・・・・・」

メガリザードンY「俺を相手にここまでやったのは褒めてやろう」
メガリザードンY「だが、これで終わりだ!」
メガリザードンY「だいもんじ!!」スッ

ゴォオオオオオオ!!

ルカリオ「!」
ルカリオ「(エースバーン・・・・・)」

ドカ―――ン!!

―フレア団の本拠地 第1バトルフィールド―

エースバーン「ぐっ・・・・・・」

ギュ――

メガフシギバナ「もう逃げられないぞ」
メガフシギバナ「その状態では・・・・俺様のつるのムチの拘束からは逃れられん!!」

エースバーン「ぐ・・・・・ああぁ・・・・」

メガフシギバナ「安心しろ、気絶させるだけだ」
メガフシギバナ「何せ、ここのボスのお気に入りなのだからな」
メガフシギバナ「もう1人の方はどうなっているか知らないが・・・・・」
メガフシギバナ「まあ、どうせ・・・やられてるだろうな」

エースバーン「!」
エースバーン「そ・・・・・・そんな筈は・・・・・ない!」
エースバーン「ルカリオは・・・・・・そんな・・・・・簡単には・・・・・」
エースバーン「やられたりは・・・・・・しない!!」

メガフシギバナ「どうだかな」
メガフシギバナ「まあ、例え勝っていたとしても・・・・・・」
メガフシギバナ「俺様がそいつを倒すがな!」

エースバーン「!」

メガフシギバナ「さて、そろそろ終わりにしようか?」グッ!

エースバーン「ぐ・・・・・・あぁぁ・・・・・・・」
エースバーン「(ま、まずい・・・・・・・このままじゃ・・・・・)」
エースバーン「(俺は・・・・・ここで負けてしまう!!)」
エースバーン「(後のことを・・・・・全部・・・・・・)
エースバーン「(全部・・・・・ルカリオに任せてしまう!!)」
エースバーン「(そんなことをしたら・・・・・いくら・・・・・)」
エースバーン「(いくら・・・・・ルカリオでも・・・・!!)」

―20番勝負が行われる30分前―

ザッ

ルカリオ「それじゃあ、行こうか!」

エースバーン「あ・・・・・・ああ」

ルカリオ「? どうした?」

エースバーン「・・・・・・・」
エースバーン「なぁ・・・・ルカリオ?」

ルカリオ「ん、何だ?」

エースバーン「実は、俺・・・・・」
エースバーン「あいつから・・・・・ギャラドスから貰ったあの怪しげな液体が入った瓶なんだけど・・・・」

ルカリオ「あ、ああ・・・・・あれがどうかしたのか?」

エースバーン「その瓶に入った液体なんだけど・・・・・・」
エースバーン「俺・・・・・・それを飲んじまったんだ」

ルカリオ「! 何!?」
ルカリオ「本当なのか、エースバーン!?」

エースバーン「・・・・・・」コクン

ルカリオ「・・・・・・」
ルカリオ「それで・・・・体は何ともないのか?」

エースバーン「あ、ああ・・・・・・今のところは特に変わった様子はないな」

ルカリオ「・・・・・・そうか」
ルカリオ「何もないなら・・・・・良かった」

エースバーン「・・・・・・ごめんな」

ルカリオ「いや、謝る必要はない」
ルカリオ「ギャラドスも言っていたように毒が入っていないことを確認できただけでも良かった」
ルカリオ「何より、エースバーン・・・・・お前が無事でよかった」

エースバーン「!」
エースバーン「あ・・・・・・ありがとう」

ルカリオ「だが、まだ様子を見た方が良いな」
ルカリオ「毒ではなくても何らかの成分が入っていることは間違いない」
ルカリオ「何かあった時のことも考えて・・・・注意してくれ!」

エースバーン「ああ、わかった!」
エースバーン「それじゃあ、行こうぜ!」

ルカリオ「ああ!」

―フレア団の本拠地 第1バトルフィールド―

エースバーン「・・・・・・・」

メガフシギバナ「!」

エースバーン「・・・・・・」ブラン

メガフシギバナ「気を失ったようだな・・・・・」
メガフシギバナ「まあ、敵ながらよく戦った方ではあるな・・・・・」

ギャラドス「・・・・・・・」

???「ふふふ、頑張ってるようね」

ギャラドス「!」
ギャラドス「ヘルガーか・・・・・・」

ヘルガー「・・・・・・・」
ヘルガー「ガラル地方のチャンピオンをこの目で見てみたいと思ってね」

ギャラドス「・・・・・・・」
ギャラドス「だが、どうやら駄目だったようだ」
ギャラドス「あの者たちなら・・・・・きっと、果たしてくれるだろうと・・・・・・」
ギャラドス「私は密かに思っていた・・・・・」
ギャラドス「しかし、あの者は負けた・・・・それだけだ」

ヘルガー「相変わらず、厳しいことを言うのね」
ヘルガー「でも、ちょっとやり過ぎじゃない?」

ギャラドス「いや、これで良いんだ!」
ギャラドス「最強である者だけが生き残ることができる!」
ギャラドス「最強でない者など・・・・私には必要ない!!」

ヴォオオオオン

カラマネロ「ボス」

ギャラドス「どうした、カラマネロ」
ギャラドス「そっちの方はどうだ?」

カラマネロ「たった今、勝負が決まったようです!」

ギャラドス「で、勝ったのは?」

カラマネロ「・・・・・・・」

ギャラドス「? どうした?」

カラマネロ「勝ったのは・・・・・・」

続く

Re: ポケモン 特別編「2体の挑戦者VSメガシンカ」 ( No.14 )
日時: 2021/05/15 23:06
名前: 炎のストライカー (ID: oompVg8u)

こんにちは、炎のストライカーです。
1週間ぶりになりますが、よろしくお願いします。
次回で第4話が終わり、その次からは第5話に移りますのでそちらの方もよろしくお願いします。

―フレア団の本拠地 第1バトルフィールド―

カラマネロ「勝ったのは・・・・・・・」

ルカリオ「・・・・・・・」

メガリザードンY「・・・・・・・」

カラマネロ「勝ったのは・・・・・・ルカリオです!!」

ギャラドス「・・・・・・」
ギャラドス「そうか・・・・・」

ヘルガー「へぇ―・・・・・やるじゃない」
ヘルガー「流石、格闘マスターね」

カラマネロ「第1バトルフィールドの様子は?」

ギャラドス「・・・・・・」
ギャラドス「たった今・・・・・・」

エースバーン「・・・・・・・」

メガフシギバナ「気を失ったようだな」
メガフシギバナ「地方のチャンピオンと聞いたからどれほどのもんかと思っていたが・・・・・」
メガフシギバナ「こんなにあっけなく終わってしまうとはな・・・・・」
メガフシギバナ「さて、もう片方の方はどうなっているだろうな?」

エースバーン「・・・・・・・」ピク

メガフシギバナ「生き残っていたら俺様が・・・・・・」

ザッ!

メガフシギバナ「!」

ギャラドス「!」

ヘルガー「・・・・・・・」

エースバーン「・・・・・・」

ビュウ―――ン!!

メガフシギバナ「な・・・・・・・」
メガフシギバナ「何ぃいいいいいいいい!!??」

エースバーン「とびはねる!!」

ギャラドス「・・・・・・・」

カラマネロ「ボス、どうかしましたか!?」

ギャラドス「・・・・・・・・いや」
ギャラドス「どうやら・・・・まだ続いているようだ」

メガフシギバナ「き、貴様・・・・・!?」
メガフシギバナ「何故・・・・・・!?」

エースバーン「どうして、まだ動けるのか・・・・・だろ?」
エースバーン「答えは決まっている!!」ガシ!
エースバーン「お返しだ!!」

ブン! ブン! ブン!

メガフシギバナ「!」

エースバーン「おらぁっ!!」

ブン!

メガフシギバナ「うわぁああああ!!」

ビュウ―――ン!!

ドカ―――ン!!

メガフシギバナ「ぐはっ!」

エースバーン「まだ終わりじゃねえぞ!!」スッ

ビュウ―――ン!!

メガフシギバナ「!」

エースバーン「食らえ!!」
エースバーン「ブレイズキック!!」

ドカ―――ン!!

メガフシギバナ「ぐぁあああああ!!」

エースバーン「・・・・・・」

ザッ!

エースバーン「これで止めだ!!」スッ
エースバーン「かえんボール!!」

ゴォオオオオオオ!!

メガフシギバナ「!」
メガフシギバナ「(バ、バカな・・・・・・・)」
メガフシギバナ「(確かに奴は気絶していたはず・・・・・!)」
メガフシギバナ「(それなのに・・・・・何故だ!?)」
メガフシギバナ「(何故・・・・・奴は・・・・・動けるのだ!?)」
メガフシギバナ「(・・・・・・畜生・・・・・俺様が・・・・・)」
メガフシギバナ「(俺様が・・・・・こんなチビに・・・・負けるとは・・・・!!)」

ドカ―――ン!!

ザッ!

エースバーン「・・・・・・・」

メガフシギバナ「・・・・・・」

ス―――

フシギバナ「・・・・・・」

エースバーン「はぁ・・・・・はぁ・・・・・」

ギャラドス「たった今、勝負がついた」
ギャラドス「勝ったのは・・・・・・エースバーン!!」

ヘルガー「ふふふ、やるじゃない」

ギャラドス「カラマネロ、そちらの方の映像を出してくれ!」
ギャラドス「彼(ルカリオ)の戦いを確認したい!」

カラマネロ「あ・・・・・はっ、承知いたしました!!」

ギャラドス「・・・・・・・」

エースバーン「はぁ・・・・・はぁ・・・・・」
エースバーン「ぐっ・・・・・・」ゴポゴポ
エースバーン「さ、さすがに・・・・・危なかったな・・・・」
エースバーン「これが・・・・・メガシンカポケモンの力か・・・・」
エースバーン「こいつのような奴が・・・・・まだまだいる!」
エースバーン「だけど、この状態じゃ・・・・・」

タタタタ

プクリン「エースバーン様!!」

エースバーン「!」

プクリン「はぁ・・・・はぁ・・・・・」
プクリン「大丈夫ですか!?」

エースバーン「あれ、お前は・・・・・」

プクリン「プクリンです!」

エースバーン「あ・・・・・ああ」
エースバーン「食堂の・・・・・」

プクリン「はい、そうです!」

エースバーン「どうして・・・・ここにいるんだ?」

プクリン「ギャラドス様からの命令であなたを治療しに来たんです」

エースバーン「あいつから?」

プクリン「はい、ですので・・・・・これを」スッ

エースバーン「! これは・・・・・かいふくのくすり!?」

プクリン「はい、それを使えば・・・・体力の回復だけじゃなく、毒状態からも回復することができます!」

エースバーン「そ・・・・・そっか」
エースバーン「ありがとうな」スッ

プクリン「あ、それと・・・・・」

エースバーン「ん、何だ?」

プクリン「実は・・・・・・」

エースバーン「・・・・・・」
エースバーン「! ルカリオが!?」

―フレア団の本拠地 第2バトルフィールド 第1戦目決着数分前―

ドカ―――ン!

メガリザードンY「・・・・・・・・」

パラパラパラ

ルカリオ「・・・・・・」

バタン

メガリザードンY「ふぅ・・・・・終わったか」
メガリザードンY「あれほどの威力の技を受けたんだ」
メガリザードンY「流石に・・・・・耐えきれないだろう」
メガリザードンY「だが、本当に大した奴だ」
メガリザードンY「この俺とここまで渡り合えたんだからな」
メガリザードンY「相性では奴の方が不利ではあったが・・・・・それにも関わらず真っ向から俺に挑んできた」
メガリザードンY「お前の実力・・・・・このリザードンが保証する!!」
メガリザードンY「・・・・・・・さて」
メガリザードンY「もう片方の方はどうなっているかな?」
メガリザードンY「生き残っているか、やられているか?」
メガリザードンY「まぁ・・・・・生き残っていても・・・・・」
メガリザードンY「この俺が・・・・・倒すがな!!」

ザッ

ルカリオ「・・・・・・・」ピク

メガリザードンY「!」

ルカリオ「・・・・・・・」スッ

メガリザードンY「! 何!?」
メガリザードンY「まだ・・・・・立てると言うのか!?」
メガリザードンY「あれほどの威力の技を受けたんだぞ!!」
メガリザードンY「一体・・・・・・」

ルカリオ「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・」
ルカリオ「お前の言う通り・・・・・さっきの技をまともに受けた私はそのまま倒れていただろう」
ルカリオ「・・・・・しかし、私は今も立っている・・・・・それが何よりの証拠だ!」

メガリザードンY「あ、有り得ない!」
メガリザードンY「ひでりの効果に加え、メガシンカしたことで大幅に能力が上がっている俺の炎技を受けて耐え抜くことは不可能だ!!」

ルカリオ「・・・・・・確かに」
ルカリオ「あれほどの高火力の技を受けて立っていられる者はいないだろう・・・・」
ルカリオ「何より、2重のほのおのうずによって動きを封じられた私はまともに技を受ける以外に方法がなかったからな」

メガリザードンY「ならば、何故・・・・・・」
メガリザードンY「何故、耐えきることが出来たんだ!?」

ルカリオ「・・・・・・教えても良いが・・・・・すぐには信じてもらえないだろう」
ルカリオ「私が技を耐えきることができた理由は・・・・・・・」
ルカリオ「私が作り出した波導の力を・・・・・バリアに利用したからだ!!」

メガリザードンY「? 波導を・・・・・バリアにしただと?」

ルカリオ「・・・・・そうだ」
ルカリオ「あの時、ほのおのうずに再び閉じ込められた私は波導の力を使い、相手が完全に止めを刺してくることを予測しながら完全な態勢で守りに入った」
ルカリオ「正直、いくら私の波導の力でも・・・・メガシンカポケモンの技を受け切れるかどうかはわからなかった・・・・・」
ルカリオ「危険な賭けではあったが・・・・・それでも私は波導の力を守りに集中させた」
ルカリオ「そして、お前は高火力のだいもんじを撃ってきた」
ルカリオ「私の波導の力とお前のメガシンカの力のぶつかり合いになり、ひでりの効果を受けているだいもんじの威力が私の波導のバリアを徐々に押していった」
ルカリオ「私は抑えきるので精一杯だった・・・・・・」
ルカリオ「その後も互いの力のぶつかり合いは続いていたが、だいもんじから発せられるエネルギーが大きくなり・・・・・・」
ルカリオ「そして、大爆発が起きた!」

続く

Re: ポケモン 特別編「2体の挑戦者VSメガシンカ」 ( No.15 )
日時: 2021/05/16 20:44
名前: 炎のストライカー (ID: oompVg8u)

こんばんわ、炎のストライカーです。
突然ですが、読者の皆さんにお知らせしなければならないことがあります。現在掲載中の「2体の挑戦者VSメガシンカ」ですが、当分の間、無期限の休載に入らせてもらいます。理由は使用していたノートパソコンが使えなくなってしまったからです。以前までは普通に使用出来たんですが、急に使用出来なくなってしまい、その後も何度か試してみましたが・・・・残念なことにお手上げでした。一応、スマホで書いていこうかと考えていましたが、正直書けるかどうかはあまり自信がありません。
誠に勝手ではありますが、何卒、再開までの間お待ちしていただければ幸いです。必ずまた、ここへ戻ってきます。


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