社会問題小説・評論板
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- いじめという名の校則
- 日時: 2009/06/26 21:58
- 名前: 蒼井 (ID: t3n5DtaJ)
クリックありがとうございます♪
社会問題系は初めてなんで、アドバイスなら
どんどん言っちゃってください!!
あ、でも荒らしはだめですよ;
〜登場人物〜
☆神崎 麗鑼 (しんざき れいら)
私立幸贈学院の新中1年生
クラスは1-A組
☆新奇 愬覇 (しんき さくは)
私立幸贈学院の新中1年生
クラスは麗鑼と同じく1-A組
麗鑼とは知り合い…?
- 第3話〜呼び出し〜 ( No.14 )
- 日時: 2009/07/04 11:39
- 名前: 蒼井 (ID: t3n5DtaJ)
—カラン カラン
あっ、チャイム鳴った!
休み時間だ♪
「では今から休み時間にします。
次の時間は先生の自己紹介をします」
え〜;
先生の自己紹介とか……
はっきし言ってぇ、
い ら な い
と思いま〜す^^
って、そんなこと考えてる暇じゃないよ!!
愬覇を呼び出さなきゃ!
私は自分の席を立ち、新奇 愬覇の所に行った。
「ねぇ、新奇さん。ちょっと来てもらえるかな?」
私が言うと、愬覇が私を睨んだ。
こわっ;
「……わかった」
愬覇が席を立った。
よしっ!
呼び出し成功♪
って、ちょっと待ったぁぁぁ!!!!
どこで話すか決めてなかった;
「……どこで話すの?」
愬覇が顔を挑発するように顔をにやけた。
ど、どうしよう……;
あ!
あそこがいいかも☆
「私について来て」
愬覇はコクンと頷いた。
あ〜、緊張する……><
- Re: いじめという名の校則 ( No.15 )
- 日時: 2009/07/20 21:54
- 名前: 蒼井 (ID: t3n5DtaJ)
あげる;↑↑
- Re: いじめという名の校則 ( No.16 )
- 日時: 2009/07/29 17:29
- 名前: 蒼井 (ID: t3n5DtaJ)
あげないと;↑↑
- 第4話〜研究室〜 ( No.17 )
- 日時: 2009/08/03 11:24
- 名前: 蒼井 (ID: t3n5DtaJ)
「ここで話しましょう」
私達は学校の裏倉庫に入った。
倉庫と言っても、いろんな物が置いてあったり、
狭いわけではないよ。
ここはそうね……部屋と言うべきかな?
「……?」
愬覇は少し焦った顔をした。
まぁ、ここを知らない人は焦るよね。
しかも、ここは私しか知らないはずの場所だもの。
知るわけがない。
「ここは……研究室よ」
私はそう呼んでいる。
正式名称は長すぎて忘れちゃった;
「で、話ってなんですか?」
あっ、そうだった;
まぁ、とりあえず……
「座って」
私は部屋の中央にあるソファを指し示した。
愬覇はソファに座った。
お茶とか出さなくていいよね?
そんなに時間無いし。
そう思いながら、私もソファに座った。
「何でここにいるの?」
私は単刀直入に言った。
- 第5話〜謎の関係〜 ( No.18 )
- 日時: 2009/08/15 08:27
- 名前: 蒼井 (ID: t3n5DtaJ)
「何でここにいるの?」
私のこの言葉に、愬覇は目を丸くして驚いている。
「いては……だめですか?」
う〜ん……
そんなこと言われてもねぇ;
どうしよう……
「麗鑼様の邪魔はしませんよ」
なっ!?
麗鑼様って呼ばないでほしい;
それより、邪魔しないってどういうこと?
「私は、麗鑼様の監視を頼まれたんで……」
監視って……;
あの人の仕業か……
「そう……」
私はもう何も言えなかった。
言う気が起きなかったって言った方が正しいか。
—カン カン カン
あっ!
予鈴だ!!
「そろそろ行きましょうか、麗鑼様」
愬覇がソファから立ち上がった。
「そう……ね」
私もソファから立ち上がる。
ドアに向かおうとした時に、愬覇が私の顔を覗き込んだ。
「どうしたんですか?麗鑼様」
言うべきかな……
まぁ、今のうちに言っておいた方が後が楽よね。
「様付け、敬語禁止!」
愬覇が、いきなりの私の大きい声にびっくりしたらしく、転んだ。
大丈夫かな……
この子、ちゃんと勤め果たせるわけ?
「で、でも麗鑼様と私では……」
愬覇焦っている。
「じゃ、皆の前でも様付け、敬語でいるつもりなの?」
私は少し低めの声で言った。
愬覇の反応は面白いな……
「わ、わかりました……」
なんか、落ち込んでるんだけど;
「じゃ、次からね!」
これがきっかけで、また昔みたいになれると良いけどな……
「れ、れいら……い、いこう……」
あらら;
慣れてないからか、唇がすごい震えてますよ……;
まぁ、いっか♪
すぐに慣れるでしょ……
「少し急ごうっか!!」
「う、うん!」
そうして、私達は早歩きで教室に向かった。