社会問題小説・評論板
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- *チェーンメールが原因で*打ち切り
- 日時: 2012/10/05 20:33
- 名前: 北斗七星 (ID: 90mHMWes)
ご愛読ありがとうございました。
あんまり長いんで打ち切りとさせていただきます。
- Re: *チェーンメールが原因で*13話執筆完了*オリキャラ募集 ( No.52 )
- 日時: 2010/08/31 10:31
- 名前: 夢樹 (ID: /005aVGb)
やほう
- Re: *チェーンメールが原因で*13話執筆完了*オリキャラ募集 ( No.53 )
- 日時: 2011/10/17 21:27
- 名前: 北斗七星 ◆WTiuyWwMAo (ID: /kFpnDhT)
うああああああorz
今気付いて来たら一年以上の間が・・・・
という事っで続き
超能力なり時渡りなりは忘れてくださいw
あとシンナーもw
場所設定はっきりしてませんね、愛知県にしときます。
沖縄県は忘れてくださいw
————————————————————
※キャラ設定変更有 みちる君sすいませぬw
第16話 哀舞 冥
翌日。下校途中。
俺の目の前には近くの有名私立中学の制服を着た女が立っていた。
「お前か、なんか虐められてるって奴は。」
彼女は口を開き言った。
「なんなら助けてやろうか?フフフ」
彼女は不気味な笑みを浮かべて言った。
「お前は誰だよ」
「ああ、いってなかったっけ。私は哀舞 冥。近くの中学校に通ってるが、最近ほとんど休んでこの辺をよく散歩している」
「…裏切らない、よな?」
「事情は大体把握している。勿論裏切らないよ」
「…
なら手伝ってくれ。でもそっち学校大丈夫なのか?」
「正直めんどくさくて、退学しようかとも考えてるよ」
「…分かった。信じよう。で、具体的には何をするんだ?」
「あいつらを逆に虐め倒してやるよ…フフフ…」
「まて!あいつらを虐めるのは「私のやり方に文句あるってのか!?ああ!?」
「…そんなことをするくらいなら助けてもらわなくても良いよ。どけ、邪魔だ」
「なぜ私のやり方をそこまでして拒む!あいつらに仕返ししたいんじゃないのか!」
「虐めの辛さは、虐められてる俺がよく知ってる。
それにあいつらは友達だ。…いや、俺はまだ友達だと思ってる」
「あんな奴らが友「邪魔だ、どけ」
「なぜお前は「もう一度言おう、邪魔だ、どけ」
(最近、虐めを助けようとする奴がいるけど、考えはみんな同じなんだな。
…虐められたら虐め返すなんて下らねえ)
北斗の精神は、ある意味で壊れかけていた。
翔達を「友」と思っているがゆえ、その「友」から虐められていることで精神へのダメージが深い。
それでもいつかは昔のように話が出来ると、そう信じているからこそ、精神は完全に崩壊しない。
彼にとってある意味の、「生き地獄」なのかも知れない。
そして、翌日——
下校途中の道の真ん中に、
彼女は、
立っていた。
−17話へと続く
- Re: *チェーンメールが原因で*13話執筆完了*オリキャラ募集 ( No.54 )
- 日時: 2011/10/17 21:48
- 名前: 北斗七星 ◆WTiuyWwMAo (ID: /kFpnDhT)
第18話 協力者
下校途中の道の真ん中に、
彼女は、
立っていた。
「本当に、それでいいのか。早くその「昔の関係」に戻りたいから、
我慢しているんだろう?」
「…またお前か。
その考えを改めてもらわないと「…考えたよ」
「私は所謂、なんかふざけたみたいだけど、Sと呼ばれる人間。
それゆえに、「虐めて楽しむ」という事をつい考えてしまうんだ」
「…言い訳かよ、んなもん言わなくていいのに」
「だから分かったんだ、自分の考えが間違っていることに。だからもう、虐め返すなんて言わない、助けたいんだ、お前を」
「…なぜそこまで必死になって?」
「実は、私も学校でいじめられている。…性格を理由にな。
それで、虐められている、仲間って言うと変かな、…良い言葉が見つからないけど、同じ虐められている奴を助けたい」
「それで学校を抜け出して…分かった、虐め返してやるなんて考えないなら、助けてもらおうかな。いや…お願いします」
「何かあった時はいつでも言ってくれ。
暇なときはお前の近くにいるようにする」
「よろしく頼んだ!んじゃよろしくな」
北斗はうれしかった、初めて虐め返すことを考えない協力者が現れたことが。決して、利用してやるなんて考えはない。自分の味方が現れたことに対して、素直に喜んだ。
北斗は一瞬、ほんの一瞬、今までにない笑顔を見せた。
「あ、そうだ、来週月曜、そっちに転校するから」
「そっか、それまで、…頑張って耐えるよ、哀舞さん。」
「なっ///哀舞でいいよ、北斗。」
一瞬彼女の顔がめっちゃデレていたのは、
…多分気のせいだ。
そして、翌日。金曜日。
この日さえ耐えれば、
北斗は救われる。完全ではないけども。
しかし、
北斗は、
今までとは比べ物にならない、
想像を絶する、
おそろしい虐めに遭う事となる。
そして、北斗は、
—————————この一日で、
精神が、
崩壊する—————
———19話へ続く…
- Re: *チェーンメールが原因で*18話執筆完了*オリキャラ募集 ( No.55 )
- 日時: 2011/10/17 22:16
- 名前: 北斗七星 ◆WTiuyWwMAo (ID: /kFpnDhT)
第19話 精 神 崩 壊 そして鬱へ…
「お前よお、あの女何なんだよ?」
「……」(本当にこのままでいいんだろうか)
「ふざけてんざやねーよカス!」
「……」(本当に昔に戻れるのか)
「なんでもあいつ有名私立中の女らしいぜー」
「……」(本当に、翔は俺の友達なのか)
「俺らが会うべきなのにきたねえ豚みてーな面で会ってんじゃねえ!
せめて顔くらい隠せや」
「……」(もうどうでもいいや)
「おら、なんか言えや!ああ!?」
「……」(もう限界なんだ)
「黙ってばっかりいるっていうのは、すべて事実ばかりで何も言えないってことだ!そんな正直な子にはご褒美をあげまちゅねー」
「……」(もう、だめだ)
「いいねそれ!おら、飲めやあ〜ww」
「……」(何も考えれない)
「コイツマジで何も喋らねえ、死 んだんじゃねえの?」
「……」(痛い)
「んじゃなにをしてもいいんだなwいいこと考えた!ゴニョゴニョ」
「……」(体が痛いんじゃない)
「それいいな!ww」
「……」(こいつ等の頭が醜くて)
「準備w」
「……」(腹が、よじれるほど笑えて腹が痛いんだ)
「挟みある〜?お、あるねえwでっかいのw」
「……」(こんなやつらはいない方がいい)
その瞬間北斗は精神が崩壊した。いや、すでに崩壊していたのかもしれない。
「よっしゃ、ハサミダーツ開催〜!みんな集ま「殺 す」
「お前らなんかコロシテヤル」
ヒソヒソ「こいつ目が逝ってやがるぞ」
「やばいんじゃねえか?」
「コロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤル…」バシッ
「うわっ、はさみが!」
「…」
「死 ね」ヒュンッ
「皆逃げろ!コイツ頭がイカれてやがる!」
「その「コイツ」の頭をイカれさせたのは誰でしたっけえ?フフフフフ」
「うわああああああああ」グサッ
その瞬間、狂気が移ったのか、その青年も壊れた。
「なんでこんなことになってるの〜?ああ、しょうくんがほくとくんを虐めるって言い出したからだあ〜♪…
逃げるな」ジャキーン
「どうしたんだっての…うわっあっ——————
翔が目が覚めた時には、もう学校には誰もいなかった。
いや、翔の中では「居なくなった」が正しいのだろう。
教室の中には、赤いシミが残っていた。
———ここで何かが起こったかを、物語っているように、赤い何かで、刻まれていた。
「ボクハモウダメダ コンナコトヲシタンダトウゼンダ」
———北斗は倒れていた。校庭の真ん中に。
手には赤いハサミ。何をやったのか、北斗は覚えていた。
「俺って———————
生きる価値ないのかな
いや—————こんなことをしたんだ
あるわけがないじゃないか…」
—————20話へ続く
- Re: *チェーンメールが原因で*18話執筆完了*オリキャラ募集 ( No.56 )
- 日時: 2011/10/17 22:54
- 名前: 北斗七星 ◆WTiuyWwMAo (ID: /kFpnDhT)
20話 追いつかなかった———絶望
止められなかった———情けなさ
————月曜日。
結局学校へ来たのは、クラス45人中 42人だった
北斗は——————行方不明
翔は——————家で何かを考えていた
そして後の一人、それは——————
———哀舞 冥だった。
学校の屋上。
「何故止められなかったんだよ…もっと早く転校してくれば…」
冥は、精神的に追いやられていた。
人に頼ってもらえるのがうれしかった。
友達が出来たのがうれしかった。
なのに私は——————頼ってくれている唯一人の「友達」の暴走を止められなかったのだ。
それはつまり、
期待を、
裏切ったという事。
結局、その「友達」をまた、
失ってしまったのだ———————
と、冥は思い込んでいた。
「哀舞」
後ろから呼ばれて振り向くとそこには、
行方不明の、
菱田 北斗の姿があった。
「北斗!?」
「やあ、哀舞。待ってたよ。」
「どうして…?」
「今から俺がやる、あることを見てもらおうと思ってさ。」
「あることって…?」
「なあに、簡単なことだよ。
自殺さ。」
「そんなこと、私が許さない。」
「…!誰だ!?」
「私よ。しばらく会ってなかったわね。」
「お前は————————
愛羅。」
そこには、いつかの協力者、愛羅の姿があった。
「…?だれ?」
「ああ、哀舞はしらないっけ。俺の協力者の、神埼愛羅だ。」
「よ、よろしく」
「こちらこそ」
「…で、なんでお前がここにいるんだよ」
「…私勘いいんだ。ついでに地獄耳」
「止めないでくれよ。もう限界なんだ」
「…まだ翔君のこと友達と思ってるの?」
「…!……あ、ああ!決まってるじゃない「正直に言ってよ」
「北斗が無理してるっていうのは分かってるよ。そりゃ友達だもん、裏切られたくないよね」
「…」
「でも既にあいつは北斗のことを、完全に、…玩具と思ってる」
「それでも」
「…」
「それでも、…友達だと思うの?」
「…ああ」
「ちょっと待ちなさいよ」
「哀舞、どうし「どうしたもこうしたもない、北斗無理してるのか!?」
「無理なんてしなくていい、正直になればいいんだぞ」
「昔のことを引きずってるなんて、それこそ「馬鹿みたいな考え、っていうんだろ?」
「お前に俺の気持ちは分かってないんだな。翔は、幼稚園のころから友達なんだ」
「お前には、友達はいないのか。そういう、昔からの友達が。」
「っ…」
「じゃあな、二人とも。翔によろしく言っといてくれ」
北斗は、一歩、また一歩と、自殺への道を歩んでいく。
「「…待ちなさいよ」」
「私の知ってる北斗はそんなに弱くない」
「どれだけ虐められようと、強く立ち向かってた北斗は」
「私のただの想像にするつもり?」
「…」
北斗は足をとめた。
「そんな俺も、いたな」
そして再び足を進めようとしたその時だった。
「北斗が死ぬなら私も一緒に死のうじゃないか」
「邪魔だ、どけ」
「翔はお前の友達「邪魔だ、どけ」
「なぜお前は「もう一度言おう、邪魔「あの時と、一緒だな」
「お前は全然変わってない。言ってるセリフ、まったく同じ。」
「それがどうした」
「自分が暴走した、罪悪感、なのか?」
「…」(こいつらの戯言はもう聞き飽きたんだが…)
「お前は全然悪いことなんてしてない、いや、むしろ正しい選択だ」
「あそこまでやられて暴れない奴はいない。お前は正常だ」
「また、戻れるのか?」
「ああ、戻れる。ただ、…言いにくいんだが…虐めはひどくなるだろう」
「…そこまで言うなら戻ってやるよ…」(しつこい…)
そして翌日、いつも通りの光景。
翔が北斗を虐め、それを愛羅・哀舞が助ける。
…前言撤回。いつもより、少し変わった光景。
北斗は願う。
「また昔のように、翔達と話したい」、と。
————第21話へ続く
——————————————————————
今日の分終わりっ!
こめんとまってまーすw
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