社会問題小説・評論板
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- あたしが女王様♪ ((立て直し
- 日時: 2011/08/30 21:31
- 名前: 雅☆ (ID: r7FUkvxu)
初めましての方もそうでない方も
せーの!
スラマッパギィイイ( *°∇°)ノ!!
雅☆です。
「あたしが女王様♪」立て直しました。
前のスレではパスワードを掛けてなかったので、今回はちゃんとパスワードを入力しましたよぉっbb
前々から立て直そうと思ってたんですが、今やっと決心が!!w
はい、でわ注意書きとやらを...
☆アテンション☆
1)暴言や悪口、荒らし禁止です
2)前スレでオリキャラ募集してましたが、今はしてません
3)この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません
4)スレ主に文才はありません
5)誤字脱字に関しては、指摘していただけると光栄です
以上!
- Re: あたしが女王様♪ ((立て直し ( No.11 )
- 日時: 2011/08/30 22:32
- 名前: 雅☆ (ID: r7FUkvxu)
_第10話_私のペット+。
「「ガチャッ」」
ドアが開くとともに風が吹いた。
「はっ」
希美華達はとっさに後ろをふり向いた。
「ゆっ柚希様と瀬川さん・・・」
「あら?私の大切なクラスメートにいったい何をしようとしてるのかしら?」
柚希はクスりと微笑んだ。
「じっ実はこいつが希美華様にぶつかったのです」
久霞が指指した先には、落とされかけている絵瑠那の姿があった。
「そう・・・それで?」
怒りに満ちている柚希の声は、自然に力強い声となっていた。
「そ・・・それだけです・・・」
「なんだか気に食わないわね。春っ殺っちゃってもいいわ」
「おーけー柚」
「「カチャッ」」
春はポケットから携帯ナイフを取り出した。
「さよなら・・・」
ダッ
春は希美華の方へ突き進んだ。
「きゃっきゃあああああああああ!っああああああああ!!!!!!!!!!!」
ダッ
希美華はその場を逃げ出した。
「あらら?弱虫な人・・・フフッ」
柚希は小さく笑っていた。
「久霞さんと炉離亜さんには私のペットとして罪を償ってもらうわね」
「はい・・・」
「希美華さんっ大丈夫かしら」
柚希はわざと同情すると、携帯を開いた。
「あっもしもし?アンナかしら」
『はい。主人』 (主人=マスター)
「そっちにメイドとして2人入るからちゃあんとしたいじめ方と殺し方。教えてあげるのよ」
『はい。主人』
プツン
『つーつーつー』
「それじゃあ2人とも、これから頼みますわね」
「「・・・は・・ぃ」」
———ニヤ。
「あら?」
「どうしたの?柚」
「いえ・・・何でもありませんわっ今日はなんだか寒いですわね」
「へ?そうかな・・・」
———あの子が龍駕柚希さんね、楽しみだわ。フフッツ
- Re: あたしが女王様♪ ((立て直し ( No.12 )
- 日時: 2011/08/30 22:36
- 名前: 雅☆ (ID: r7FUkvxu)
_第11話_交通事故+。
「じゃあ春帰りましょう?」
「えぇ!?いじめられてる光景見に行かないの!?」
「そうね・・・なんだか今日はそんな気分じゃないのよ。悪いわね」
「ううん。じゃああたしからメールしとくからさっ」
「ありがと。春」
そう言って2人は正門をぬけていった。
「あっ」
柚希が声をあげた。
「どっどーしたの!急に」
「いっいえ、今日はいつもより帰りが早いから迎えを・・・っと思いまして」
「そうだった!」
pppp・・・・・・・
「あっもしもしアンナかしら?」
『はい。主人』
「迎えなんだけど。今から無理かしら?」
『すみません。今は手がはなせなくて』
「・・・ぁ、そっか」
ぷつん
柚希はそのまま携帯を閉じた。
「はーぁ。それじゃあ歩いて帰るしかないわね・・・。」
ポンッ
春亜が肩に手をおいて「どんまい」と言った。
そして2人は別々の方向を進んでいった。
柚希は足を休ませることなくづかづかと歩いていた。
「全く・・・。運転手を新しくやとわなくっちゃね」
何度もため息をしながらぶつぶつと言った。
その時・・・———
キキキキ———————!!!!!!!!
「・・・へ?」
いきなり猛スピードで車がトラックがつっこんできた。
「ぁ・・ぶなぃっ」
私はかすかに聞こえた。
誰かの声が。
- Re: あたしが女王様♪ ((立て直し ( No.13 )
- 日時: 2011/08/30 22:46
- 名前: 雅☆ (ID: r7FUkvxu)
_第12話_秋凪里+。
気が付くと私は空を眺めていた。
「私どうして寝ているんだろう」
起き上がるととなりに同い年位の女の子が血だらけで倒れていた。
「ひゃっ」
私はびっくりして後ろに下がった。
「だっ誰・・・?どうして・・・ぁっ!!」
柚希は今までのこと全てが頭をよぎった。
「交通事故・・・だ・・・そっそうだっ私トラックにひかれそうで・・・じゃあこの子は・・・」
ガサッ
すぐにポケットからケータイを出した。
「でっ電話しなきゃっ」
PPPPPP・・・・
『はい。主人』
アンナがすぐに出た。
「大変っ私交通事故にあったの!早く私の担当医師を呼んで!」
『はい。主人今すぐに』
そして3分後に医師達が到着した。
「「ガタガタッ」」
救急車から医師達が大急ぎでおりた。
「お嬢様っお怪我はありませんか!?」
「私はなんとも無いっ早くこの子をっ私をかばってくれたの!早く!!!」
「かしこまりましたっ」
そしてそのまま自分の別荘の病院へ運ばれた。
「お願いっ死なないで・・・」
自分の不注意な行動で全く他人の人が死ぬなんて・・・そんなの嫌だ・・・。
ガバッ
その時だった。
いきなりその子が起き上がったのだった。
「ぁれれ?ここは病院・・・」
そして柚希を見た。
「だっ大丈夫だった?怪我とかしてないかな!?」
「いいえっ助けていただいて本当になんとお礼を申し上げたらいいか!後日ちゃんとしたお礼をさせていただきますわ」
「いえっ無事で良かったです・・・ぁあああ!!!」
その子はいきなり大声をあげた。
「どっどうしました?」
「今っ今何時!?何時なの!?」
「8時ですが・・・」
「いやああああ!スーパーのタイムセールが終わったー・・・最悪・・・」
「ちょっと・・・安静にしてないとっ医師もそう言ってたわ・・・」
「あははっごめんごめんでも私人と違うから大丈夫だよっ」
「「ガタッ」」
そしてベットから降りた。
「じゃあ私家に帰るねっお腹すいたし」
「だっだめよ!寝てなきゃ」
「ぜんっぜんほら」
いつのまにか傷が治っていた。
「・・・ぇ?」
「だから言ったでしょ?人と違うってそいじゃっ!後お金私持ってないんだよねーだから恩返しと言うことで払っておいてもらえる?それでおあいこね」
「いえ、命を助けてもらったようなものですから・・・」
「ぁれれ?その征服もしかして・・・」
「これは西恩学園の征服ですが・・・」
「やっぱりぃ?あたしねっ明日からそこに通うんだっ」
「じゃあっあなたもお金持ち?親は何のお仕事を?」
「違う違うっ私特待生で入るんだっ!!」
「そうなの?私の名前は龍駕柚希っよろしくね」
「私の名前は秋凪里だよっ明日からよろしくね♪」
そうして2人は出会った。
おまけ
ちなみに運転していた運転手に、父が「死刑!死刑だ!」と騒いでいたが、しょうがなくあたしは牢屋に入れて、と頼んだ。
アンナが迎えにいけなかった責任ももちろんあたしが父に説得して許してもらった。
- Re: あたしが女王様♪ ((立て直し ( No.14 )
- 日時: 2011/08/30 22:53
- 名前: 雅☆ (ID: r7FUkvxu)
_第13話_虐め再び+。
ガラガラガラー・・・
柚希は教室のドアを開けた。
ガヤガヤ
何やら騒がしいことに気づきあたりを見回した。
「・・・忘れてたわ」
そこには虐められている希美華が居た。
「あれれぇ?どうしたの希美華ぁーっ苦しそうね」
炉離亜が言った。
「このまま殴られ続けたら死んじゃうんじゃなぁい?」
炉離亜が中心となり虐めていた。
ただ、久霞は炉離亜の後ろでその光景をジッと見ているだけであった。
「久霞っ・・・たすけっ・・て・・・」
「・・・なっ・・・なんであんたなっんか助けなきゃいけないの!?」
久霞は戸惑いながら笑った。
「おっお願い・・・あの時の恩・・・」
「何のことよっ!!!!!」
久霞は力強く反抗した。
「海で・・・おぼれたの・・・私が・・助け・・」
「やめてっ・・・やめてよ・・・」
久霞は耳を泣きながらふさいだ。
「あら?どうして泣いているのかしら」
後ろから柚希が着て久霞の肩に手を置いた。
「ヒッ」
久霞はびっくりしたのか、小さく悲鳴をあげた。
「柚希様・・・すみません・・・」
「別に謝らなくても良いのよ」
柚希はニコッと笑った。
「違うんです」
「何が違うの?」
「私・・・」
バシッ
そう言いかけて柚希の手をはらいのけた。
「久霞さん・・・?」
「やっぱり私柚希様にはついていけません」
「・・・ぇ?」
「どんなに悪いことしてもっ私がお使えするのは、
希美華様だけですからっ!!!!!」
「希美華様」
そう言って希美華に手を差し伸べた。
「久霞・・・?」
そしてふらつきながらも希美華は立った。
「ごめんなさい・・・わたし・・・その」
希美華は「ふふふ」と笑った。
「ちょっと?久霞さん?あんた何したか分かってらっしゃるの?」
「あなたは羽音芽さんを虐めてましたよね?」
久霞の顔が急に変わった。
「えっえぇそうよ?それが何か?」
「じゃあどうして助けるのですか?」
「・・・え?」
柚希は質問の意味が理解出来ずに目を大きく開けた。
「それわぁ」
後ろから声がした。
「友達になったからだよっ!!」
そこに居たのは、
「あなたっ秋凪さん!?」
- Re: あたしが女王様♪ ((立て直し ( No.15 )
- 日時: 2011/08/31 00:04
- 名前: 雅☆ (ID: r7FUkvxu)
_第14話_ 転校生秋凪里+。
「あれ?柚の知り合い・・・?」
春が沈黙を破った。
「えっまぁ昨日知り合ったばかりなのだけれど」
「ちょっとちょっといじめ?それはいけないよー!みんな仲良くいないとっ!ね♪」
そう言って柚希の手と希美華の手を握らせた。
「ちょっ秋凪さんっ何を・・・」
「なんでこんなことしたの?」
柚希が言うと里は真剣な顔をして柚希の方を向いた。
「それはクラスメートの羽音芽さんをいじめてたから・・・」
「ふーん・・・それで、あんたが・・・柚希が燐道さんいじめたら何か、解決するの?」
「それはっ」
「それじゃ、この学園を去るまで一生いじめあう気?」
「そういうつもりじゃっ」
「この世界じゃうちら庶民と違って親の権力がすべての世界でしょ?だから逆らったら親の会社リストラしかねないじゃない?抵抗できない子いじめるのはよくないと思うなぁ」
「え?」
「気づいてなかったの?あんたが偉いからじゃなくて親の顔たてるためにみんなあんたの言うこと聞いてんだと思うよ。たぶん今のあんたには・・・、昔は違ったと思うけど」
「昔・・・、わたしがまだいじめを初めてない時・・・」
そして秋凪さんは大きくため息をついた。
「ねぇそこのあなた」
「わたしですか!?」
近くにいた子に言った。
「あなた昔の柚希と今の柚希どっちが好き?」
「昔の柚希様は、誰にでも平等で優しくて、わたしは・・・でも!あの子にムカついたのはみんな同じだと思いますし・・・」
「それでどうしていじめに繋げるかなぁ?親の権力振りかざして一方的ないじめじゃない・・・」
「ぅっ・・・」
「違うの!いじめようって言ったのはあたしなの!」
春が言った。
「・・・はぁ」
もう一度ため息をついた。
「ああっもうわけがわからなくなってきた!よしっみんな仲直り!」
「みなさん!ごめんなさい!」
柚希がここにいる全員に頭をさげたのだった。
「柚・・・?」
「全ての責任はこのあたしにあります・・・」
「ごめんなさい羽音芽さん!」
「燐道・・・さん?」
「柚希様に全ての責任があるのではありませんわ。わたしにも謝ることくらいさせてください」
「じゃっじゃあ柚希様!あんな態度とってすいませんでした!」
保留...
——はずだった。