社会問題小説・評論板
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- 麻衣子と麻衣香とお母さん。オリキャラ募集中です!
- 日時: 2012/02/29 08:05
- 名前: ミシェル (ID: VHEhwa99)
始めまして、黒猫ミシェルです。
社会問題系小説で書くのは初めてなので、
温かい目で見守ってもらえると嬉しいです(*'-'*)
どうぞよろしくお願いしますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
今ままでのお客様
桜日和さん☆
ここあまんずーさん☆
智久さん☆
番凧さん☆
▽♦さん☆
真央さん☆
- Re: 麻衣子と麻衣香とお母さん ( No.8 )
- 日時: 2012/02/04 15:16
- 名前: ミシェル (ID: 5obRN13V)
《第六話》
今日は土曜日。
お姉ちゃんは友達の家に、お母さんは仕事に行っている。
だから、この家には私一人しかいない。
「何か、食べ物、ないかな?」
私は、食べ物を探した。
自分が食べる為ではなく、水沢さんの家に持っていく為に。
お腹は空いているけど………チャンスは、二人がいない時だけだから。
「りんご………持ってっても、バレないかな?」
リビングに、りんごの箱が置いてあった。
何年、ぶりだろうか?
此処に、入るのは。
沢山入っているりんごの中から、3個だけ取り出し袋にいれた。
「いって、きま……す」
小さな声で、挨拶して家を出た。
返事は勿論無かったけど、何故かスッキリした。
今から、水沢さんの家に行くからだろうか?
忘れずに、水沢さんに借りた本も持った。
- Re: 麻衣子と麻衣香とお母さん ( No.9 )
- 日時: 2012/02/07 21:40
- 名前: ミシェル (ID: SsOklNqw)
《第七話》
「あ、あの!失礼しま~すぅ………?」
水沢さんのインターホンを押す。
私はとても、緊張していた。
断られたら如何しよう?冷たい目で見られたら?
其ればかりが頭に浮かんでは消えていく…………。
「はぁ〜い!ちょっと、待って下さいね……」
「……っ!」
年寄り特有のかすれた声。
あの優しい声に、こんなに緊張してしまう私は………。
とても、惨めに思えた。
嫌悪感で、心が暗くなった。
「はあぃ、何方?」
「あ!おっ、お久しぶりです!……ぁ、の……」
「あらぁ、お嬢ちゃん!いらっしゃぁい」
ニパって、水沢さんが笑った。
その笑顔は、私の心をとても軽くさせた。
「さ、上がって下さいな」
「はい、………お邪魔します」
少し、低過ぎただろうか。
…………私の、声は?
目は、大丈夫だろうか。
変な目付きに、なってない?
体は………震えてない、よね?
ちゃんと、笑えてるの?
息、が…………上手く、吸えない、よ……。
「…ゃん?……………ちゃん?」
「!…………ぁあ。…………っはぁ!」
息を、整える。
大丈夫、普通に。普通に。
「ごめんなさい、大丈夫です。あ、これ、りんご………」
「ぇえ?まあまぁ、私に?ありがとおうねぇ」
「いえ!そんな………」
私は、自分の顔が赤くなっていくのが分かった。
恥ずかしい……。
ありがとうって、言ってもらった!
「じゃぁ、中へどぅぞ?」
「はい!」
今度は、ちゃんと自然に入れた。
ちゃんと、声を出せた!
水沢さんは、いつの間にか私の後ろにいた。
そして、私の背中を押しながら……。
「さぁ、はぁいって!」
私は、靴を揃えて玄関に上がった。
- Re: 麻衣子と麻衣香とお母さん ( No.10 )
- 日時: 2012/02/08 18:35
- 名前: 桜日和 ◆ktpPfmiTJ2 (ID: aU2V5DNl)
桜日和です。
コメ、オリキャラ投稿ありがとうございます。
ミシェル様の方が、何倍も文才あります!!
だってちょっと泣きそうになりましたもん!!
上手いですから、自信持って頑張ってください!!
ちなみに、私の名前は、
桜日和と読みます。
お互い頑張りましょうね!
- Re: 麻衣子と麻衣香とお母さん ( No.11 )
- 日時: 2012/02/11 09:52
- 名前: ここあまんずー (ID: LuHX0g2z)
- プロフ: 。
なんか、かわいそう…。麻衣子ちゃん。
お姉ちゃんとお母さん、鬼ね、悪魔だね!
私は麻衣子ちゃんを全力で支持する派なので!
そして、麻衣子ちゃんには水沢のお婆ちゃんの家に養子に入ることをお勧めします(キリッ!!
ミシェルさんfight!
- Re: 麻衣子と麻衣香とお母さん ( No.12 )
- 日時: 2012/02/11 15:00
- 名前: 智久 (ID: T32pSlEP)
- プロフ: http://d.hatena.ne.jp/drrr0205/
はじめまして!
小説面白いです
私も書き始めたのでよかったら読んでみてください

