社会問題小説・評論板

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たのしいな
日時: 2012/03/27 21:45
名前: ぼく (ID: QSUq1i9f)

ぼくは今、中学二年生です。
ぼくは今、いじめをうけています。とても辛いです。
ぼくはここで生きていけるのでしょうか?
でも学校に行かなかったらお母さんに怒られます。とても恐いです。
だからぼくは今日も学校へ行きます。

4がつ23にち ( No.1 )
日時: 2012/03/27 22:08
名前: ぼく (ID: QSUq1i9f)

中学二年生になってから23にちたちました。
みんなは友達と楽しそうにおしゃべりしています。
ぼくもおしゃべりにまざろうとしました。
ぼくは「一緒におはなししよう。」と言いました。
ですがその人達は何も反応しませんでした。
耳が聴こえないのでしょうか?
と、その時。誰かがぼくに話しかけてきました。
「おい、お前。」嬉しいです。初めてクラスの人と話せました。
ですが次の瞬間、ぼくの喜びは無惨にも砕かれます。
「お前はこれから人に喋りかけるな。」
どうして?わけがわかりません。
ぼくはとりあえず理由を聞いてみました。
「お前に喋りかけられた奴はいじめられるんだよ。」
なぜでしょうか。確かに僕はいじめられていますが
それは人に伝染するものなんでしょうか。
去り際に頭を殴られました。痛いです。
ですが他の人にもぼくと同じ思いはしてほしくないので
もうこれからは誰にも喋りかけられません。

帰る時にぼくのくつに「ざまあみろ」と書いてありました。

4がつ23にち ( No.2 )
日時: 2012/03/27 22:51
名前: ぼく (ID: QSUq1i9f)

家に帰りました。
家にはお母さんと妹がいます。
つい最近、知った事ですが。
ぼくの妹はぼくの妹であってぼくの妹ではないようです。
わけがわかりません。

「お母さん。ぼくは誰?」
ぼくは素直に聞きました。
「あなたはようへいよ。ようへい。」
お母さんは何故かうっとうしそうに答えました。
ぼくは、ようへいという名前のようです。
かっこいい名前です。嬉しいです。
「おにいちゃーん。」
妹であって妹ではない妹が来ました。
「おにいちゃんは明日、用事とかあるの?」
どうしてそんな事を聞いてくるのでしょうか。
「明日、おにいちゃんと一緒にお散歩にでも行こうかなーって思って」
優しい妹です。妹と話していると変な気持ちになります。
「大丈夫だよ。」
ぼくは、本当に用事なんてないんです。
「どこかへ出かけるのなら。気をつけて行きなさいよ。かなで。」
ぼくの妹の名前はかなでという名前のようです。
いい名前です。容姿にものすごくあっています。
「ようへい。そういえばあなた。学校はうまくいってるの?」
「私も気になるー。」
ぼくは、迷いました。
本当の事を言うのか嘘を言うのか。
本来ならば悩むわけがない二択を迫られています。
ぼくもわけがわからない二択です。
「うまくいってるよ。友達もいっぱいできたよ。」
本当の事を言えませんでした。

4がつ24にち ( No.3 )
日時: 2012/03/28 13:54
名前: ぼく (ID: QSUq1i9f)

今日は、土曜日で学校は休みです。
嬉しいです。かなでといっぱい話せます。

張り切りすぎて予想以上にはやく起きてしまいました。
かなではもう起きていました。

お互いに「おはよう。」と言う。
それだけでも清々しいです。
その時、かなではある事を問いかけてきました。
「おにいちゃんは学校で彼女とかいるの?」
かのじょ?かのじょとはなんでしょうか。
「いないよ。」
学校では誰とも喋れないので恐らくいないでしょう。ちょっと悲しいです。
「へぇ。そうなんだ。」
かなでのほっぺたが少し紅いです。
かわいいです。
「まぁ…クラスの女の子の気持ちも分からないでもないかなぁ。」
え?かなでもクラスの人達のようにぼくをいじめるのでしょうか。
いや。ありません。
そもそもあの人達とかなででは雰囲気が違います。
「どういうこと?」とりあえず訪ねました。
「自分で気づかないの?じゃあ秘密。」
なぜ教えてくれないのでしょう。
「鏡でおにいちゃんの顔を見たら分かるよ。」

その後、鏡でぼくの顔をくまなく見てみましたが全く何も分かりませんでした。

「おにいちゃん。そろそろお散歩行こっ」
今日はかなでとの約束の日です。
忘れるわけがありません。
「じゃあ行こうか。」

ものすごく楽しい一日でした。

4がつ25にち ( No.4 )
日時: 2012/03/27 23:28
名前: ぼく (ID: QSUq1i9f)

この日は特に何もありませんでした。
夜に明日の事を考えてしまいました。
明日は学校です。
気づいたらぼくは泣いていました。

4がつ26にち ( No.5 )
日時: 2012/03/28 01:40
名前: ぼく (ID: QSUq1i9f)

お腹が空きました。誰が食べ物をください。
ぼくのお弁当がありません。なぜでしょう。
その時いじめっこのボスみたいな人がぼくに言いました。
「お前、弁当無くしたのか…可哀想だな…
実は俺…お前の弁当がある場所知ってるんだ。」
びっくりです!!こんな見た目なのにいい人なのかもしれません。
「僕のお弁当。どこにあるの?」
「あそこだ。」
と、言って指を指したのは女の子用トイレでした。
こういうところをてれびという機械で見た事があります。
あれは未来を予測してくれるのでしょうか?
「ありがとう!」
ぼくはあの人が指を指した通りに女の子用トイレに入りました。
「あいつ女子便所に入りやがった。」ケラケラ
「きゃあああああ!!」
「変態!!死ね!!」
ぼくはなぜか罵倒されています。
これもてれびで見ました。
悲しいです。心が痛いです。
さっきの人は笑っています。
裏切られました。ぼくの信用がことごとく裏切られました。
さらに、ぼくのお弁当の具材はご丁寧に
個室、一個一個にきれいに散らかされていました。
ぼくの何かが弾けました。
「きゃあああああ!!」
「食べてるぞ!!あいつ食べてる!!」ケタケタ
ぼくは、たこさんウインナーからなにまでトイレから手ですくい食べました。

教室に戻ると。ぼくの机には大きな文字で
「変態」と書かれていました。


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