社会問題小説・評論板

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【今日も私は】クラス委員×不登校【ワンマンバトラー】
日時: 2012/04/13 17:55
名前: クロスダム (ID: LuHX0g2z)
プロフ: 。

コメディ・ライトから移動してきました。


⇒学級崩壊のクラスと不登校の彼といじめとかまぁこの乱れとる学校を何とかすっかぁ!からの!よっしゃー!という話。です!

Re: 【今日も私は】クラス委員×不登校【ワンマンバトラー】 ( No.6 )
日時: 2012/04/14 09:34
名前: クロスダム (ID: LuHX0g2z)
プロフ: 。

【放課後が来てしまいました…】


 放課後が来た。

 「起立、礼。」

 なんてかしこまった挨拶するわけもなく…チャイムがなるなり皆勝手に帰って行きました、。
 週直の仕事なんてやる人誰ひとりいない。
 でも、あたしも今日はそんなことやってるような暇ない。
 さっさと帰らなきゃ。どうせ…みんなやってないし。


 ***


 先生にもらった地図をもとに、宮くんの家を捜す。
 どこにあんのかなぁ〜?この辺の道進みにくいよ〜!
 …あ。
 小さなマンション…灰色でなんか不気味な雰囲気。
 あれかな。宮くんの家ってマンションだって言ってたよね。先生。
 行ってみるか。

 
 念のためポストを確認。苗字書いてあって解りやすいんだよね。
 「江尻…森山…川内…宮…あ。」
 ありましたあああああ!
 109ね、オッケ!


 109号室までダッシュ!一番左端の部屋。
 あ、ここだね。宮。
 …でも、何故か不安ばかり。さっきまでのウキウキした気持ちは、ドアの前で吹っ飛んでしまった。
 ちゃんと話せるかな。あたし。


 インターホンを押す。
 ピンポーンぴんぽーん
 

Re: 【今日も私は】クラス委員×不登校【ワンマンバトラー】 ( No.7 )
日時: 2012/04/16 18:12
名前: クロスダム (ID: LuHX0g2z)
プロフ: 。

【山本連打】

 ついたはいいんだけど…
 ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
 「宮さん!宮さん!いらっしゃいませんか!宮さーん!」
 出てこない。不在なのかな。
 「宮さーん!」
 

 「無駄だよ」
 …。ふぇ?
 振り返るとそこには、中年のおじさんがいた。
 黒いメガネをかけた小太りの男の人。
 「え、と、どちら様で?」
 「ここの管理人。」
 おお!グットタイミングで!
 「宮さんはお出かけ中ですか?」
 「そんなことまで管理人は知らないさ。」
 …無駄だよって、じゃあなんで?
 「どうしてですか、無駄なのって。」
 「いつもこの部屋には息子しかいないんだ。なんどインターホン押しても出てこない。だからやめた方がいい。それにあの子はちょっと…。通っていた学校でもいろいろ問題を起こしていたらしい…。」 
 

 ふっと、宮くんの長所を書いた文が、頭の中をフラッシュバックした。

 『宮 昌樹

  明るく、ユニークです。
  自分から進んでクラス委員に立候補するなど、積極性もあります。
  クラスメイトに分け隔てなく接することができ、学級委員としてのリーダーシップを十分に発揮していました。』


 「そ、そんなことありませんよ!大丈夫です!」
 「そうか?でもどうせ時間の無駄だから。訪ねるのはやめなさい。あんたも時間を大事にしな。」
 それだけ言うと、管理人さんは奥へ引っ込んでいっちゃった。
 


 「…。」
 あたしはまた、インターホンに手を伸ばした。
 ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
 連打だこのやろ!
 ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
 ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン


 

Re: 【今日も私は】クラス委員×不登校【ワンマンバトラー】 ( No.8 )
日時: 2012/04/15 13:27
名前: ひいらぎ ゆあ (ID: RU7jASAo)

初めまして、ひいらぎゆあです。

(この自己紹介いっつも使ってます)

宮君でてくるんですか?

なんか、気になります(>_<)

Re: 【今日も私は】クラス委員×不登校【ワンマンバトラー】 ( No.9 )
日時: 2012/04/15 13:48
名前: クロスダム (ID: LuHX0g2z)
プロフ: 。

ひいらぎ ゆあさん>コメント有難うございます^^

 宮くん…どーでしょうね。
 でもまあ結果的にはどっかで出てくるんです!…といいなぁ。
 まぁ、彼も主人公の一人なので。
 有難うございます。

Re: 【今日も私は】クラス委員×不登校【ワンマンバトラー】 ( No.10 )
日時: 2012/04/18 16:59
名前: クロスダム (ID: LuHX0g2z)
プロフ: 。



 …あれから1時間。くらい。
 もうずーっとピンポン押してるのに全然出てきません。
 疲れたっちゃ〜。
 もう、帰るしかないのかな。
 

 なんか、もやもやするけど…。
 「しょーがないっか。」
 足元に置いておいた鞄を拾い上げ、あたしはその場を離れようとした。
 、ら!

 「あの!」

 後ろから声がした。
 可愛らしい、女の子の声。
 

 振り返ると、人がいた。
 私か…それかもう1つ年上くらいの可愛い女の子。
 ピンクと黒のボーダーの天使キャミにティアードが三段のミニスカ、それからミュールっていうファッション。
 なんていうかこう…桐●美●みたいな?
 スタイルも良くてスラッとして、うわぁ〜美少女!
 たとえるならそう…クラスで5番目に可愛い女の子みたいな?(なんだそのたとえ)
 

 「はい?」
 なんか、女の子の目が戦闘態勢に入ってる気がするのは私の気のせいでしょうか?
 「宮くんのクラスメイトさんですか?」
 …宮くん関連かもしれない人らしい。
 もしかして彼女か?ってそんなわけないか。
 「まぁ、一応そうです。」
 


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