社会問題小説・評論板
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- 僕の物語
- 日時: 2013/01/30 20:32
- 名前: Q ◆eN9KdBg3KY (ID: WR6BJnUH)
初めまして。
ここで小説を書かせていただくのは初めてです。
至らない点もあると思いますがよろしくお願いします。
感想をもらったら滅茶苦茶嬉しいのでできれば感想をよろしくお願いします・・・。
批評でもいいです。
- Re: 僕の物語 ( No.15 )
- 日時: 2013/02/05 23:18
- 名前: 杏香 ◆A0T.QzpsRU (ID: HmBv7EUE)
早速読ませていただきました。
第一印象としては……上手く表現はできないんですけれども。
この作品は題材が「社会問題」という感じですごく良いな、と思いました。(分かりづらくてすみませんm(_ _)m)
普段私達が忘れて生活しているような事を、この小説は思い出させてくれます。
描写もとても丁寧で分かりやすくて、個人的な事ですがタイトルも好きです。
これからも更新頑張って下さいね。応援しています。
- Re: 僕の物語 ( No.16 )
- 日時: 2013/02/06 20:08
- 名前: Q ◆eN9KdBg3KY (ID: WR6BJnUH)
杏香さん。
どうも来てくださってありがとうございます。
感想まで書いていただきとてもうれしいです。
題名も気に入っていただけて何よりです。
まぁ、悩んだ末適当に決めたような題名ですが(笑)
紅雪さん。
いえいえ、そんなことはないですよ。
自分もまだまだ至らない点が多いので(笑)
出来れば、紅雪さんの描いた作品の第一作目の名前を教えていただけないでしょうか……?探してみたのですが見当たらなくて……。
そして、「僕の物語」を教えてくれたというお友達にも、僕からと言うことでお礼を言っていただけませんか?ずうずうしくすみません。
お知らせ
コメディ・ライト作品でも書きはじめたので、できれば読んでください…。
題名は「ツキノワグマに恋をして〜身長差50センチの私とあなた〜」です。
- Re: 僕の物語—第3章— ( No.17 )
- 日時: 2013/02/07 17:56
- 名前: Q ◆eN9KdBg3KY (ID: WR6BJnUH)
9月8日、昼。そろそろ夏休みボケも治ってきたころ。
2学期が始まって、もう一週間以上が経過したが、未だにこの暑さが衰えることはなかった。蝉の鳴き声は少なくなってきたものの、この日も、皆眉を寄せていた。
しかし、昼休みが始まりドッヂボールをするとなると、皆暑さなど忘れたかのように激しく動く。
そしてまた昼休みが終わると、体中汗まみれになりながら階段を駆け上がっていく。いつもの僕らの行動だ。
しかしこの日、僕らの『いつも』が変わっていた
最初に聞こえてきたのは片瀬の声だった。
「おい桜井、お前何やってんだよ!」
今日片瀬は、昼休みのドッヂボールに参加していなかった。
彼は夏休みの宿題をすることを怠けてしまい、2学期が始まって1週間経っても、まだ宿題を終わらせていなかった。なので彼は、昼休み返上で黙々と宿題をしていた。
しかし今日、片瀬は読書感想文を最後に、夏休みの宿題を終わろうとしていた。給食時間、片瀬は嬉しそうに
「もうすぐ読書感想文書き上げるんだ!」
と喜んでいた。
だったのだが、今の片瀬は非常に怒っている。その怒りの矛先は彼——桜井健太であった。
僕の友達の一人が「おい、一体どうしたんだ?」と小声で片瀬と一緒に宿題をしていた人に聞いていた。
僕も耳を傾けてみると、どうやら桜井は、牛乳を片瀬の読書感想文の上にこぼしてしまったらしい。
何故、給食時間が終わった今そんなことに?と考えたら、僕の友達の一人もそう思ったらしく、どうしてそのようなことが起こったのか尋ねていた。
どうやら桜井は、給食で飲まなかった牛乳を鞄に入れようとしたところを、上野先生に目撃されてしまい、今すぐ飲むように言われたらしい。
そういえば、桜井はいつも牛乳を残しては鞄に入れていたのを何度か見たことを思い出した。たぶん、桜井は牛乳が嫌いで、いつも家に持って帰ってこっそり捨てているのだろうな、と推測もしていた。
牛乳を鞄に入れようとした桜井を見たとき、たぶん上野先生も同じことを思ったのだろう。だから、サディストな上野先生は、桜井に牛乳を飲むように強要したのだ。
上野先生はその後、やらなければいけないことがあったらしく、教室にいた片瀬たちに、
「桜井がちゃんと飲むか見ておいてくれ」
と頼んだと言う。
すると片瀬は面白がりながら、彼を貶すように、牛乳を飲まない人間は最低な人間だ。という内容を彼の持つ様々な語彙で言ったらしい。
ちなみに彼は、口喧嘩だけでなら、このクラスで一ん番強いと言われていた。
その時の桜井は、泣き目になりながら、ただただ俯いていたらしい。
片瀬はその姿を見て、
「顔をあげろよ!そんなに牛乳飲みたくなきゃ、俺が飲ませてやる!」
と言い放ち、彼の顔に牛乳を押し付けようとしたらしい。
それを桜井が手で薙ぎ払い、偶然片瀬の読書感想文にかかってしまったらしい。
(……どっちもどっち、というか、片瀬が悪いのではないか)
僕としての感想はそれだけだった。
牛乳を残した桜井も悪いが片瀬も余計なことをしなければいものを。とりあえず、理由を話せば上野先生もわかってくれるし、桜井もすぐに謝ればいいだろう。
ただ、それだけの話だと僕は思った。
結果、それは僕の大きな勘違いだった。
- Re: 僕の物語 ( No.18 )
- 日時: 2013/02/07 08:05
- 名前: 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
ww
大丈夫です、もうすぐココ(カキコ)にきてから1年経つのに下手な私と比べたら……。
え〜……最近頑張ってるのは「二次小説(映像)」の「とんがりボウシ 昼顔魔法小学校日記」
と、クソ長い挙句駄作……。
了解ですb
ツキノワグマ!?((←
もの凄い恋ですね……w
そう言えばこの前ウチのクラスで牛乳ブッこぼして休み時間もめてたっけ←
- Re: 僕の物語—第3章— ( No.19 )
- 日時: 2013/02/09 20:37
- 名前: Q ◆eN9KdBg3KY (ID: WR6BJnUH)
「どうしてくれるんだよ!俺の読書感想文、書き直さなくちゃいけなくなったじゃないか!」
片瀬が、喚く。
もうすぐ、掃除時間だ。早く終わってほしいものだ。と僕は呑気に考えていた。
「ごめんよぉ……片瀬君」
桜井が本当に申し訳なさそうに、あの独特な話し方で謝る。
「ごめんで済む問題じゃないだろうが!俺がどれだけこれに苦労をしたと思ってるんだ!」
「う、うぅん……」
片瀬の一方的な不満に、桜井はうめき声のような言葉を吐きながら、頭を掻き毟る。これも、桜井の癖の一つだ。
いつも彼は不安になると、頭を抱え込むような体制を取った後、頭を掻き毟る。
その光景に片瀬は
「あー!うざいうざいうざいうざい!」
と、大声を出して机を叩いた。
机を叩いた音は意外と大きく、クラス中に響いた。
その音により、先ほどまでざわざわしていたクラスメイトが静かになり、頭を掻き毟っている桜井もその動きを止め、片瀬の方へと目を向ける。
クラスが、しん、となる。
「気持ち悪いんだよ、お前!」
片瀬はまず、そう言った。
「その、頭掻き毟る癖も、変な喋り方も、何考えてるのか分かんない所も、気持ち悪いんだよ!」
「お前が、頭を掻き毟るたびに、フケがぱらぱら落ちてるんだ!」
これは、事実ではない。と僕は思った。
僕もなんだか桜井が頭を掻き毟る所を見てきたが、そのようなものは見えなかった。
では、なぜ嘘を言ったのか?
それは……、
「え……、桜井君って、そんなだったの?」
「うわー、汚い……」
こうするためである。
女子が一緒に桜井を軽蔑視することで、片瀬は女子と言う後ろ盾を得たと思いこめる。
これにより、彼の口撃は益々ひどくなっていく。
「お前、いつも何考えてんの?俺、お前が何考えてるか全然わかんねぇ!クラスの女子でエロい妄想とかしてんの?」
この発言で、一部の女子が小さく悲鳴を上げる。
「だいたい、その気持ち悪い喋り方なんなんだよ!いっつも語尾伸ばしやがって、お前、ホントはオカマなんじゃねぇの!?」
「障がい者なうえオカマだなんて、ホント、お前は人間のクズだ!」
言ってしまった。
こいつ、いや片瀬はこのクラスの暗黙のルールを破ってしまった。
誰も、桜井に、そう、『障がい者』と言うのは、いけない、と、皆が感じていた。
それは、差別になってしまうから。
僕らは道徳の授業で、『差別はいけないとこ』、と教えられた。
だから、桜井を、桜井の目の前で『障がい者』と言ってしまうことは、桜井を差別してしまうことだと皆思っていた。
本当は、それは正しいのかどうかしらないが、皆そうして今まで過ごしてきた。
しかし、片瀬が『それ』を言ってしまうことで。
僕らの、何かが、崩れ始める。

