社会問題小説・評論板
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- いじめなんて
- 日時: 2013/03/21 08:40
- 名前: りるれ (ID: CMSJHimU)
初めまして。
まず、読む前に注意事項を読んでください。
注意事項
1 この小説は短編集です。
2 荒らしお断りです。
では、始まります。
- Re: いじめなんて ( No.9 )
- 日時: 2013/04/26 18:47
- 名前: りるれ (ID: 4nNMzbDf)
>>8さんへ
こんにちは!
あいにく最初の漢字が読めずすいません。
コメありがとうございます!
次回も楽しみに待って下さい!
ではまた
- Re: いじめなんて ( No.10 )
- 日時: 2013/04/26 19:23
- 名前: りるれ (ID: KEq/ufVV)
理花「沙良、智香、やっちまいいなよ!」
(パッ…ガラン。)
英里菜「は?どういうつもりなんだよ智香!」
智香「あたしは彩希をいじめて欲しいんじゃない!」
(パッ…ガラン。)
百合「あ?沙良までなんなんだよ。」
沙良「みんなやめようよ!彩希をいじめたって、何も解決しないよ!」
理花「…もういい、あんたら誘ったあたしらがバカだった。」
英里菜「そもそも全部コイツ悪りいんだからいいじゃん。」
3人には結局響かず、そしてその翌日から、彩希は学校に来なくなった。
理花「やっと不登校になった(笑)」
英里菜「これでアイツはもう来ないよね(笑)」
百合「…そ、そうだよね。」
英里菜「百合?なんかあった?」
百合「別に(笑)」
沙良「彩希…。」
真紀「沙良ちゃん、智香ちゃんから聞いたけど、今度は彩希ちゃんがいじめにあってるらしいわね…。」
沙良「うん…あたしも彩希が悪いのは分かってるんだけど…。」
(キーンコーンカーンコーン)
沙良「ヤバ鳴った!」
そして、授業も終わり、あたしは千江、吉森さん、智香の4人で帰ろうとした所…。
英里菜「ねえ。」
百合「あのさ。」
英里菜と百合が話しかけてきた。
沙良「何?」
英里菜「私達さ、気づいたんだよ、いじめがどんだけつらいか。」
百合「あたし、彩希や智香の気持ち、全然考えてなかった。」
真紀「百合ちゃん、英里菜ちゃん…。」
英里菜「私もホントは嫌だった、でも、彩希には逆らえなくて…。」
百合「私、こんな事になるなら、やらなければ良かった、後悔してる。智香、ごめん!ごめんなさい!」
智香「いいよ、別に、気にしないで。」
沙良「でもどうしたの?」
百合「実はさ、理花がとんでも無い事をしようとしてるの!」
沙良「え!?」
英里菜「理花、あの時の事、まだイライラしてるみたいで、ネットの掲示板に彩希の悪口書こうとか言い出して…。」
真紀「何ですって…いますぐ理花ちゃんの元に!」
百合「理花ケータイあるし、屋上にいると思う!」
あたし達は急いで思うに行った。
理花「彩希のヤツ…ぜってぇ許さない…!」
(ネット)
あー!
○田○希ウザい!
とっとと死ねよ。
理花「フフフッ…!」
(ガチャッ!)
沙良「理花!」
理花「何よ…。」
百合「やめなよ理花!」
理花「百合、英里菜…あんたら裏切ったな!」
真紀「いい加減にしなさい!いつまでそんな事するつもり!」
智香「やめてよ!そんなの!」
理花「何よ…あんたたちに分かんないわよ…あたしの気持ち…あたしは彩希に財布を盗まれたのよ!裏切られて、ホント傷ついたんだから!」
千江「だからってそんな事していいと思ってんの!」
理花「…!」
沙良「ねえ、確かに彩希が財布盗んだのは最低だけど、だからって、そんなのは無いよ、自分がされたらどんな気分になる!?」
理花「…。」
百合「あたしと英里菜は裏切ったんじゃない、いじめがどんなにつらいか気づいただけだよ。」
英里菜「理花だって嫌じゃん!水掛けられたり、悪口言われたりしたら!」
理花「…。」
(スルッ…カタン…。)
理花の口から出てきた言葉は…。
〜続く〜
- Re: いじめなんて ( No.11 )
- 日時: 2013/05/06 16:50
- 名前: りるれ (ID: oL1jw7AM)
(スルッ…カタン…。)
理花「ごめん…。」
沙良「…。」
理花「あたし、沙良に言われて気づいた、あたしさ、実は小学校の頃、いじめられてたんだ、たがら、それを思い出したら、よく分かった、智香や彩希の気持ち、ごめんなさい!!」
こうして、あたし達6人は彩希の家に行き、英里菜、百合、理花は彩希にいじめた事についてちゃんと謝った。
そして翌日から、彩希もちゃんと学校に来るようになり、いじめも無くなった。
彩希も智香にいじめた事を謝り、すっかり平和になった。
こうして、あたし達のいじめ事件は終わった。
おそらく二度といじめはおきないだろう。
だって、あたし達はもう、仲良くなったのだから…。
〜 第1章 終わり〜
近日中に第2章スタート予定です。
登場人物も全て変わります。
お楽しみに!!
- Re: いじめなんて ( No.12 )
- 日時: 2013/05/29 18:45
- 名前: りるれ (ID: MDrIaVE2)
第2章 味方はいない
梨緒奈「いってきまーす!」
私は三上梨緒奈、高校1年生、クラスは1年D組。
私はごく普通の高校で過ごしている…ただし…。
梨緒奈「おっはよー♪」
朱理「おはよ…。」
この子は私の親友、井上朱理。
実は元気がないのは、いじめを受けているからだった。
きっかけは1ヶ月前の事、朱理が担任の片井先生にあることをチクった事から始まった。
朱理「片井先生、町田さん達のグループが、髪染めるのは禁止なのに、学校のトイレで髪染めてました。」
町田とは町田未夢夏の事、今朱理をいじめているいじめのリーダーである。
未夢夏「信じらんない!井上の奴、片井にチクりやがって!」
弓美「最悪じゃない?何正当ぶってんだよ!」
千佐「これからあいつシカトしない?」
未夢夏には島村弓美、飯山千佐、2人の友人がいた。
そして、私のもう1人の親友、田中千草から、衝撃的な言葉が…。
梨緒奈「あ、千草!」
(バン!)
朱理「千草ちゃん…。」
(ドンッ!!)
朱理「きゃあ!!」
千草「サイッテー、チクるとかキモいんだよ、この低能女。」
梨緒奈「ちょっと…朱理は悪くないでしょ…?」
千草「朱理ウザい、死ね。」
そして翌日から、朱理に対するいじめが始まった…。
(ガラガラ…。)
(パシャパシャパシャ!)
千佐「チクリ女の登場〜♪」
弓美「よく人前に来れるよね〜(笑)」
千草「チョーキモいんですけど〜!」
朱理「…。」
梨緒奈以外全員「ギャハハハ!」
堅太「よおチクリ屋さん!」
悠哉「正当ぶっちゃって〜!」
そう…朱理は私を除くほぼ全てのクラスメートからいじめられているのだ。
いじめて無い者も、見て見ぬふり、見向きもしない…。
朱理にとってこのクラスに味方は私以外いない。
いるのは敵や悪魔だけ。
私にはよくわからない。
なぜ朱理をいじめるの?
朱理は何も悪くないのに。
罪の無い子なのに。
私はどうしたらいいのか全くわからなかった。
でも私は決めたんだ。
私1人でも朱理をいじめから救ってあげたいと。
そして時を今に戻し、掃除の時間…。
梨緒奈「朱理、掃除行こ。」
朱理「うん。」
千佐「おやおやおや?」
未夢夏「何やってんの?あんたが一番のゴミなのに。」
千草「あんた汚ねえからあたし達がキレイにしてあげる〜!」
(バシャーン!!)
朱理「きゃっ!!」
梨緒奈「(ひどい…。)」
未夢夏「梨緒奈もやってみよ〜よ〜♪」
朱理「…!」
梨緒奈「朱理、行こう。」
朱理「うん。」
私にはこのくらいしかできなかった。
やめてと言いたい、でも、もしかしたら今度は私が…。
朱理も裏切るかも…。
なかなか口には出せない私がみじめだと感じた。
梨緒奈「朱理、なんかごめんね。」
朱理「いいよ、うち梨緒奈が裏切らなかっただけでも嬉しかったから。」
梨緒奈「私…いじめ止めてあげるから!」
朱理「ホントに?うち梨緒奈と親友で良かった!」
・
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千佐「ねえ、マジ最低だよねー、井上朱理って。」
千草「ね、いるだけでウザくない?」
未夢夏「てかさ、ウザすぎて逆に慣れたって感じしたりして(笑)」
弓美「それ言えるわ(笑)」
〜続く〜
- Re: いじめなんて ( No.13 )
- 日時: 2016/12/07 10:16
- 名前: りるれ (ID: OjDUGINw)
更新できずすいません!
近日更新します!