社会問題小説・評論板

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人間不信
日時: 2013/09/28 11:55
名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)
プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=24927

 さてと、はい。
 二次小説(映像)で唯只管ただひたすら駄作を書き続けた紅雪こゆきです。
 うーん、更新は遅くなりますね。軽く実話とかも混ぜたいなァとか思ってます。
 これはいじめかどうかは紅雪自身もよく分かりません。駄作とか駄文とか関係なくです。

 では、始めて行こうと思います。あ、注意忘れる所でした。大丈夫です、コンパクトにまとめました。


*注意*
・荒らし&チェンメは回れ右。
・アドバイス歓迎。ただし馬鹿にするor小説の内容を全否定も回れ右。
・コメント大歓迎。


 です。ほら、大分まとまったでしょ? 二次小説のあの長々とした注意は書いてて疲れますもの……。
 まあ、今回はほら。ファンタジー系ではないのでちゃんと普通にある名前を使って行こうと思います。
 あー、でも、名字は今のところ出ません。出さないといけない時とかは出します。一覧にも表示します。


*登場人物*

・沙織(さおり)
・美里(みさと)
・散(ちる)


*目次*
>>1-12
>>35-


*連絡*
・スレ立て、7/8 17:2

Re: 人間不信 ( No.3 )
日時: 2013/07/14 01:09
名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)


 そんなこんなで完全に孤立状態を保つ生活を一ヶ月くらいしたある日の夜、メールで私は

「次から一人で行くから、二人で楽しんで学校に行ってね。今までありがとう、また気がいがあったら一緒に行こうね?」

と書いて送信した。返事は全然別の恋バナ的な物で帰ってきたけど、これで良いや。
 それからしばらくした後に
「喧嘩笑えるwww」
とか返って来たけど、間違いなくこれは美里次第では私は精神に異常が出る確率がある。
 笑いごとじゃないし、美里に言われる筋合いは全くない。

「はぁぁ——……」

 恐ろしいほどに深い溜め息を吐いた後、自分の部屋へ行って寝た。

Re: 人間不信 ( No.4 )
日時: 2013/07/14 01:40
名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)


 次の日、言った通りに私は一人で登校をした。

「はぁ……」

 一人で溜め息を吐く。
 唯でさえ憂鬱な学校が余計に憂鬱になった気がする。でも、犬の遠吠えみたいな悪口が聞こえないだけまだマシって思った方が良いよね。

 いつも以上に混乱している馬鹿な脳を落ち着かせて、いつものスピードで登校をしていると……
二人がいた。
 いや、なんで? いつもより私十分くらい遅れて出たのに何故に? 意味分かんない……!

「うわ……。私いつの間に足速くなったんだろ」

 勝手に無意味な現実逃避を開始。
 気付かれたくないな、でももう後は一本道しかないんだけど……。

 仕方ない、追い抜かすか……。あのスピードで後ろにいたら遅刻するしストレス溜まるし私の精神が壊れる。
 そう思って私は二人の前を通り過ぎた。

「……!?」

 すると、散が走って私の前に来て美里に

「早く早く! 遅い!」

なんて言って手招きをする。

 この時、私の馬鹿な頭は——否、もう気付いていたんだ。
 散の悪い癖が出ちゃったんだな……。小学中学の短い期間で二回も同じ手に掛かるとか、私ってどれだけ馬鹿なんだよ。しかも同じ人に。

「また、か……。————邪魔」

 小声でそう呟きながら私は二人の前を走って通り過ぎ、偶然にもその少し先にいたクラスメイトの方へ走って行った。

 散——あの人と喧嘩になったら、絶対に私は勝てない。勝つ方法なんてない。
 何故って? そんなの決まってるじゃないか。私とあの人の性格、分からない?
 私なんかより、あの人といた方が楽しいのは明白でしょ? 明るく、親身になるフリが得意なあの人の方が友達も多い。自然とあの人に皆はついて行く。




 この時から、私は散を友達と認識するのを止めた。

Re: 人間不信 ( No.5 )
日時: 2013/07/19 13:51
名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: nlCdadAl)

 次の日の朝、美里がメールで何かを言った。
 なんでだろう、気が立ってたのかな。私は

「お願いだから先に行っといてね? 人の登校邪魔しないで。昨日の、クソ邪魔だったからさ。追いついただけでも不愉快なのに登校妨げられるとかしねって思ってしまうから」

 ここまで書いて、お母さんが

「沙織、朝ごはんー!」

と、言った。

「あ、分かったー!」

そう返事した時に、「送信」のボタンを押してしまっていたのに私は気付かなかった。




「あ、間違って送信してたんだ。私……。」

 準備が終わり、携帯を見て後悔する。

「は? ぼく何もしてないから。嫌なら君が早い時間に行けば良いじゃんw ていうかホントぼく邪魔とかしてないから。てか前からうざいって思ってたし、絶交ね☆ 沙織ホント性格終わってるね……何なの? (ねよ くっそ笑える。じゃあバイバイ☆」

 完全に誤解された。いや、多分私の本心かもしれないけど。いや、間違いなく本音だから誤解って言うか本当だけど。まさか自分のコミュショーがここまで悲惨なエンドをもたらすなんて思いもしなかった。

「あはは……っ」

 携帯を見ながら笑みと涙が同時に出る。
 親友って信じてた君に、そこまで思われてるなんて思わなかったよ。

 あぁ、でも……。
 それが君の本音なんだったら私は良いよ。もう良いよ。所詮、君も獣だ。
 なんて、私の台詞じゃないか。

 私はその日、ショックで中学校に着いた頃には一時間目が始まっていた。

Re: 人間不信 ( No.6 )
日時: 2013/08/02 22:43
名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo (ID: mJV9X4jr)

スマホでポチポチしてます。

そして皆様に謝罪の言葉。


『軽く実話とか言ってごめんなさい。上のは全部実話です!』


メールとラインの差はありますけどね。名前も。
 美里からの返事もラインにあったのそのまま名前だけ変えてうつしました。無論沙織のところも。


 うん。アドバイス欲しいです。
 あと紅雪ははっちゃけてることが多いのでコメントとかも大歓迎です!!

Re: 人間不信 ( No.7 )
日時: 2013/08/04 16:20
名前: 華簪 ◆vBcX/EH4b2 (ID: vlinVEaO)

こんにちは〜。
二度目まして……だと思います多分((

親友なんていなかった僕には、裏切りとかは無縁ですが、なんだかぞっとする話ですね。

人の悪口合戦はよくあることですが、それを延々と聞かされるのは嫌なものです。
僕は本人の前で言うから、なお嫌な奴でしょうけど((
それと、それを嫌だと思いながらも、のらくらかわすのも嫌なものですよね。
しかも、逆らったら何をされるか分からない。
そして、メールを送信した後の返事に、一番ぞっとしました。

普通に書かれているならまだしも、星を使ったり、wを使ったりしているところが、残酷で、それでいて恐ろしく感じました。
まるで、悪いことを言って、相手を傷つけることに抵抗を感じていないように感じました。


これが全部実話だと書かれているのを見て、ますますぞっとします。
どうか、これからも、頑張って生きてください。


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