社会問題小説・評論板

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

さぁ、皆で復讐の謳を歌いましょう!
日時: 2013/07/29 14:21
名前: 曇り空 ◆RCpQKCQVZQ (ID: fh04XaZj)

プロローグ

私、風遠 瑞紗は今、いじめにあっている。

その理由?顔が不細工で太ってるから?ww

でもそんな人生も今日で終わり。

だって私は


死んだ“ふり”をするんだから!

そして

私を、いや、私達をいじめたやつらにみーんなで復讐するんだ☆



プロローグ 終わり

Re: さぁ、皆で復讐の謳を歌いましょう! ( No.4 )
日時: 2013/07/29 16:25
名前: 曇り空 ◆RCpQKCQVZQ (ID: fh04XaZj)

第三話

休み時間になるとほぼクラス全員の女子が私に集まってくる。

「ねぇねぇ、友達になろうよ!」

「夢音って呼んでいい?」

「なんかお人形さんみたいね!可愛い!」

私はそれに一つずつ丁寧に答えていく。

「いいよ!友達になろう。」

「うん呼んでいいけど私はなんて呼んだらいい?」

「ありがとう。でもあなたの方がとても素敵よ?」

まぁいろんな人、ましてや私をいじめてた人とも仲良くなった方が都合がいいから優しく振る舞おう。


それにしても茉樹が輪に入ってこない

「未佳、ねぇあの子、何て言うの?」

私は早速仲良くなった未佳に話しかけてみた。

「んー?谷上茉樹って言う子だよ♪あの子あなたと同じくらい可愛いよね!」

可愛いのか?と思いつつ私は同調する。

「本当ね。私よりも可愛いよね。」

私は女子たちに囲まれてる席をたち、茉樹の席の前にいく。

「茉樹さんもおいで?仲良くしよう♪」

私は手を出すと、その手に激痛が走る。

なんと茉樹が私の手を弾き返していた。

わざとではないが後ろに倒れこみ尻餅をつく。

クラス中がしーんとなる。

ふざけあってた男子たちも一斉にこっちをみている。

すかさず未佳とか雅や波葉(仲良くなった人)やその他大勢の人が私に手をさしのべて助け起こしてくれた。

その内の雅が喋る。

「茉樹最低だよ!せっかく夢音が仲良くなろうと手をさしのべてたのにそれを弾くなんて!」

それに未佳や波葉や他の人が加勢する。

「いくら大好きな茉樹でもそれは許せない!夢音の良心を傷つけるなんて!謝って!」

「そうよ!謝ってよ!」

「そうだそうだ!」

びっくりした。

私のためか知らないけど言ってくれてる皆に今は感謝する。

「な、なによ!私は仲良くしてだなんて頼んでないわよ!だ、だいたいそっちが勝手に考えたことじゃない!私はしらないわよ!」

そこまで言うと茉樹は教室を飛び出していった。

「前から思ってたけど茉樹ってウザイよね。」

未佳がそういったのでびっくりした。
だっていままでずっと一緒に行動してたから。

「本人の前では大好き!とかいってるけど、そういいながら抱きついたときはきそうなのをずっと我慢してたww」

波葉もそれに同調した。
「私も本人の前では茉樹の事大事だよ!とかそんな青春チックな事いってたけどまじ吐き気がする!」

雅もうんうんと頷く。

「そう言えばここだけの話、瑞紗、私たちがいじめてたの。でも…私はこんなのいやだった!みんなもそうだったけど、一人だけそれに快感を感じてた人がいたの!」

「それって…」

「そう、あの茉樹よ!瑞紗をいじめる以前はくじ引きでいじめる人を決めてたの!そうよねみんな!」

うんうんと男子も頷く。

このクラスのほとんどがいじめたりいじめられたりしてたの!でも、瑞紗が死んでから私たちは茉樹のやることはおかしい!と思ったの!

瑞紗をいじめてて苦しかった!

私たちはこきつかわれ、あげくの果てに手伝えだなんて!
あいつの家がお金持ちじゃなかったら言い返せたのに!」

お金持ち?

「ねぇ、茉樹の家ってどこかの社長?」

「ああ、あの有名な谷上会社の社長だって!」

「私はそこの商品を一切買わないつもりだよ!」

「私もよ!」「俺もだ!」

という声が聞こえてくる。

その会社、私の母さんの会社の配下にある会社じゃん。

ニヤリ

「実はね、言おうかどうか迷ってたけど私のお母さん、白風会社の代表取締役でね、その谷上会社は私のお母さんの会社の配下にあるのよ。」

「え!そうだったの!?」

「じゃあこうすることできないの?」

波葉は私の方をニヤリと見てこう言った。

「茉樹の両親を夢音のお母さんがクビにして、その会社を夢音のお母さんが運営するかその会社ごと潰すか!」

「ちょうど同じこと考えていたのよ♪待ってね、今電話するから!」

私はお母さんにこの旨を説明すると快くokしてくれて、たった今クビにして、潰すのはもったいないからその会社も白風家が運営していくそうだ。

この事を皆に伝えると大喜びして、授業が始まるチャイムがなっても、教室は歓声でしめていた。

Re: さぁ、皆で復讐の謳を歌いましょう! ( No.5 )
日時: 2013/07/29 17:06
名前: 曇り空 ◆RCpQKCQVZQ (ID: fh04XaZj)

第四話

結局放課後になっても茉樹が帰ってくることはなかった。先生が荷物を持っていってたので先に帰ったか保健室に言ったか。

「ねぇ、みなさん!今から私の家にいかない?」

「い、いいの?」

「いいよ!」

「俺たちも?」

「勿論!」

「よっしゃぁぁあ!」

私は皆を一度家に帰らせて近くの公園で皆と待ち合わせた。

「みんないるー?」

「ああ!あいつ以外全員いるぜ!」

みんなもその言葉に笑い始めた。

近所迷惑にもなるので私の家につれていく。

「さぁ、入って!」

「デカッ!」

「すげー」

みんなが入っていくととりあえず会議室に連れていく。

「うわーひろっ!」

「すごいね夢音!」

「ありがとう、さ、適当なところに座って。」

皆を座らせる。この会議室は円の形になって、お互いの顔が見えるようになっている。

「さてと。私の思い違いもありますので念のため皆さんに質問します。

茉樹さんが嫌いな人はその場でいいので立ってください。」

すると全員が迷う感じもさせずすばやくたった。

「ありがとうございます。座ってください。

次は茉樹さんを苛めるのに賛成の人は立ってください。

勘違いしないでください。私は瑞紗の復讐をするために苛めるのです。死まで追い込んでおいて普通に生活しているのが許せないのです。
勿論素直に答えてください」

また全員がたった。

「ありがとうございます。座ってください。皆さんに私の気持ちが伝わった方と思うととても嬉しいです♪」


未佳が手をあげた

「じゃあ、今からどうやって復讐するのかを皆で考えよう!」

「そうですね!今からその会議にうつろうと思います」

窓の外ではまだ太陽が輝いていた。

Re: さぁ、皆で復讐の謳を歌いましょう! ( No.6 )
日時: 2013/07/29 23:07
名前: 曇り空 ◆RCpQKCQVZQ (ID: fh04XaZj)

第五話

「まず、どうする?誰かいい案ないですか?」

「火炙り!髪を燃やすの!」

「でも、それ危なくない?下手したら火事になるよ!」

「そういえば、瑞紗さんはどんな苛めに逢ってたの?私はそれのちょっともう一回り上の苛めをしたいなと思うの。」

「それ、いいね!」

「俺らが見たとき、汚い泥水をかけられてたのを見たよな。」

「あれはひどかった。可哀想だよな。なにもしてないくせに見た目で判断されるなんて。」

「そうだよなー」

口々に哀れみの声が聞こえてきた。

「じゃあ、それをもう一工夫してみない?」

「というと?」

「ほら、色んなものを、ね?」

「薬品とか?」

山田が勢いよく手を挙げた。
「それなら俺に任しとけ!俺の親父科学者で、最近服を溶かすが体に害がない薬品を開発したらしいんだ!それを茉樹で実験してみないか?泥水と一緒にぶち巻くと、フフフ…どうなるだろうね?」

「いいね!皆カメラも用意してきてね!」

「「「「「ラジャー!!」」」」」

だんだん楽しくなってきたな…

未佳がまた手を挙げた。

「どうせなら茉樹の滑稽な姿もカメラに収めてみない?」

「どういうふうなのを?」

「私、最近催眠術の研究をしてたんだ!あ、勿論茉樹にするためであって皆には一切しないから安心して?それでなんか自分を鶏だと思わせたり象に思わせたりできるようになったり、その他もろもろ言うことを聞かせる催眠術を身に付けたの!それも挑戦してみない?」

「いいね〜「それ某ドラマの台詞パクったわね!?」あはは♪」

たちまち会議室に笑い声が響きわたる。

「じゃあ、それでokね!皆準備よろしく!あと泥水とかは朝茉樹が登校したときにかけるから皆早く来てね!催眠術は放課後でいいかしら?みんな頑張りましょう!」

「「「「おー!!」」」」

帰り際、未佳は小声で私に囁いてきた。

「私達、友達よね?」

「勿論よ。」

「よかった。私、夢音に出会えてよかった。このままだったらこのクラスは茉樹の王国になってただろうから。そこを救ってくれた夢音は救世主。どこまでもついていく。約束!」

彼女は小指をつき出してきた。

私も小指で握り返す。

「私も未佳に出会えてよかったよ。」

小声でそういったが聞こえたかどうかはわからなかった。

Re: さぁ、皆で復讐の謳を歌いましょう! ( No.7 )
日時: 2013/07/31 16:38
名前: ヒナタ (ID: fh04XaZj)

初めまして!ヒナタといいます。

続きが相当気になりますw

催眠術w俺もやってみたいですねww

更新頑張ってください!応援してます!

Re: さぁ、皆で復讐の謳を歌いましょう! ( No.8 )
日時: 2013/08/01 22:04
名前: 曇り空 ◆RCpQKCQVZQ (ID: fh04XaZj)

ヒナタ様

コメントありがとうございます!

催眠術を操るのは私の夢でもあります(^^)

これからも頑張りますのでよろしくお願いします。


Page:1 2



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。