社会問題小説・評論板
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- 日本警察とメディア
- 日時: 2014/07/15 17:22
- 名前: つる (ID: j.y7OH4U)
初めまして。つるです。初投稿なので、未熟だと思いますが、宜しくお願い致します
登場人物
警視庁
公安部 SAT 山口警部
白川巡査長(CIA 諜報員)
警視庁
刑事部 羽下警部
千葉県警察
警備部 SAT 松本警視
作者・刑事部 矢津田警視正(基本、私の主張はこいつに言わせています。)
警察学校元教官、刑事部捜査一課 故 小林警部補 (二階級特進、警視)
FBI 堀内(警察庁より出向中。警視長)
この作品は、メディアの姿勢に異を唱えるなにも知らない一般人が書き込んだフィクションです。
羽下警部の小さい頃を描く番外編、ドS妖怪もよろしく!!
- Re: 日本警察とメディア 目指す場所 ( No.2 )
- 日時: 2014/04/02 18:38
- 名前: つる (ID: j.y7OH4U)
しかし、それは受理されなかった。なぜならあの同期達に邪魔をされたからだ。
警視庁刑事部所属の羽下警部と千葉県警察所属の松本警視などの目指す場所は、まずメディアや国民の考え方を変え、犯人の射殺を「人を殺す」と言う考え方から「新たなる犯罪を防ぐため、射殺する」と言うポジティブな考え方に変えること、そしてアメリカのように火器の使用に前向きな警察を作ることだったからだ。
第一、メディアは警察官が犯人に向かって威嚇射撃をしただけでぎゃーぎゃービービー騒ぐ。これだから警察は危険を冒してまで犯人の確保に努め、結果、殉職者などを出してしまうのだ。
注)警視は、警察署の署長レベル。ただし、一部の警察署と警視庁を除く。全体の割合は、約25%。
注)警察官の銃の発砲に関しては、警察官職務執行法第七条に定められている。
- Re: 日本警察とメディア 同窓会 ( No.3 )
- 日時: 2014/04/02 18:20
- 名前: つる (ID: j.y7OH4U)
今日は、警察学校の同窓会。矢津田警視正は、久しぶりに集まった仲間とあの事件について話をしていて、気がついたらあの頃と同じ、警察のあり方について、口論が始まっていた。
注)警察学校は各都道府県警に、警察大学校は警察庁に付属する。
注)矢津田や堀内などは、いわゆるキャリア組なので、現実的な考え方にすると、警察学校には入学していないと思われる。
注)警視正は、警視庁及び一部の警察署の署長レベル。人数は、全体の1%にも満たない。
- Re: 日本警察とメディア 今はもう戻って来ない鮮やかな日々 ( No.4 )
- 日時: 2014/04/02 18:28
- 名前: つる (ID: j.y7OH4U)
議題も、主張も、そしてそれによる心の傷も、あの頃と変わらない。決意を再確認するため、自信の思想と真逆の部署に配属された山口警部。自身の思想を達成するため、千葉県警察警備部SAT に配属された松本警視。上層部に入り、内部の改革を進めようとしている矢津田警視正。アメリカに習おうとFBI に出向中の堀内警視長。羽下はなぜ刑事部所属の刑事になったのかは不明だが、みんなそれぞれの思いを突き進み、そして互いに傷つけあっていった。
矢津田警視正は確保できる状況だったら、確保するべきと考え、凶悪犯には毅然とした対応をし、結果犯人が死亡しても構わないとおもっている。しかし、法律に明記したら、確実に確保できる状況でも警官が撃つに決まっている。そして、犯人を殺さずに確保する、と言う意見と自身の思想が綺麗事に過ぎないと言うことがわかっていた。
注)警視長は、上から2番目の階級。(警視総監を除く)
注)FBI (アメリカ連邦捜査局)は、アメリカ国内で起きた、テロなどの大規模事件などを主に担当する。
注)SAT は、希望より適性検査の結果が大きく左右されるので、山口警部の希望そのままに配属された訳ではない。・・・と思う。
- Re: 日本警察とメディア 決裂 ( No.5 )
- 日時: 2014/04/02 18:36
- 名前: つる (ID: j.y7OH4U)
あの頃は皆仲がよかった。警察官を目指すから、皆一緒に頑張ろう、そんな感じだった。あの事件までは。当時の教官であった小林警部補は異動し、刑事になっていた。そして、殺人事件の犯人を追っている途中、犯人が立てこもり事件を起こし、解決にあったっている最中、犯人の撃った拳銃の弾丸によって被弾、殉職し、その後、犯人は突入した捜査一課の刑事によって射殺された、と言う報道だった。と思う。しかし、真相は違った。小林警部補は実は捜査一課のある刑事によって射殺されたということ、更に、それが故意だったこと、(本人は否定)そして、犯人を確保できる状況であったのにも関わらず、犯人を射殺したこと。それを知ったのは後任の教官からだったか、そして、皆の意見が別れた。仲はよかったのに、その話題になるとすれ違った。そうして、今もこの様だ。そして、この手の話題になると毎回喧嘩をする。
注)警部補は、全体の30%程度。都道府県警の係長レベル。
- Re: 日本警察とメディア 衝撃 ( No.6 )
- 日時: 2014/04/01 09:51
- 名前: つる (ID: j.y7OH4U)
山口警部が重体。
この知らせは皆に衝撃をもたらした。なぜなら、凶器を持っていない、抵抗をしない被疑者に向かってSAT の狙撃班の巡査長が発砲。庇いに入った山口警部が被弾したと言うのだ。これにより、松本達の目標はマスコミに叩かれ、実現を難しくするだろう。そして元友人が、同期がかばった結果重体と言うことに衝撃を受けた。