社会問題小説・評論板
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- 生きる意味とはーいじめー
- 日時: 2014/10/20 21:43
- 名前: ラビット (ID: VmcrDO2v)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.cgi?mode=view&no=16361
注意
※ 悪口・荒らしをする人は来ないで下さい
※ 小説更新遅いです
あなたはいじめをうけた事がありますか?
あなたは人をいじめた事がありますか?
いじめというものは、とても恐ろしいモノです。
いじめというものは、命を奪う事もあります。
もし、目の前にいじめられている人がいたら…ーーーー
貴方はどうしますか?
この小説は、いじめをうけている、ある少女の物語です。
下手ですが、気軽に見て下さい(笑)
目次
登場人物
>>1
■第1章
第1話 『いじめ』
>>2・>>5・>>22
第2話 『仕返し』
>>23・>>25
第3話 『不登校』
第4話 『死とは』
■第2章
第5話 『記憶』
第6話
〜お知らせ〜
>>51
- Re: 生きる意味とはーいじめー ( No.22 )
- 日時: 2014/08/21 14:17
- 名前: ラビット (ID: VmcrDO2v)
「ただいま…」
私は誰もいない家の中でそう呟くように言った。
誰もいない家…
ただ時計の針が動く音がする。
するとふと、タンスの上にある家族4人で笑っている写真が目にとまった。
家族4人で笑ったのは何年ぶりだろう…
私の家族は、母と父と妹がいた。
今私は、母と二人暮らしをしている。
母は毎日のように夜遅くまで仕事だ。
父は私が小さい頃に離婚した。
そして妹はというと…
いじめが原因で自殺したのだ。
名前は、紀香。
紀香は私と違って、活発で皆の人気者だった。
全然気づかなかった
紀香がいじめられてるなんて…
いや、きっと紀香は気づかれたくなかったんだ
自分がいじめられてる事を
今の私みたいに…
紀香が自殺した時から私はいじめられた。
理由はただ、面白いから。
人をいじめて何が楽しい?
人が苦しんでいるのを見て楽しいの?
何の罪もない紀香を殺して置いて、のうのうと生きている奴らが許せない。
『お姉ちゃんっ!』
そう笑顔で言う妹の声が聞こえた気がした。
もう一度会いたいよ…
紀香っ……
◆ ・ ◇ ・ ◆ ・ ◇ ・ ◆ ・ ◇ ・ ◆ ・ ◇ ・ ◆
気がつくと、テーブルの上で寝てしまっていた。
時計を見ると、7時になっていた。
目にはなぜか涙がたまっている。
紀香に会えるわけないよね…
そう思っていると、
ピーポーン
家のチャイムが鳴った。
きっと、母だ。
いつもは11時ぐらいに帰って来るが、今日は特別に早く帰ってくる。
ガチャ
ドアを開けると、野菜などの大荷物を持っている母の姿があった。
「お母さんおかえりっ、これ持つよ?」
私は微笑みながらそう言った。
私がいじめられてる事は、もちろん誰にも言ってない。
母に心配を掛けたくないから…
「ありがとう実亜、いつもありがとね」
母はそう申し訳なさそうに言った。
「夕飯作るのも手伝うよ?」
「ありがとう、でも勉強もあるでしょ?」
「勉強なら大丈夫」
そう言って、荷物をキッチンの側まで持って行く。
「本当にいいのよ?」
「大丈夫よ」
私はそう言って野菜を洗い始めた。
するとふと、母が私の手を見て驚いたように言った。
「実亜、その手どうしたの?」
ドキッ
私はその母の言葉に、とっさに手を隠した。
見ると、朝ボールを当てられた手が青くなっている。
「か、帰る時に転んじゃって…」
「あら……そうなの?」
母は不思議そうに言うと、もう一度実亜を見た。
「何かあったら言うのよ?」
「うん…」
私は曖昧に笑って頷いた。
ねぇ、お母さん…
私いじめられてるの…
そう言いたいのに言えない
“ 母に心配を掛けなくないから…”
なにそれ?
綺麗事?
本当は気付いて欲しいくせに
お母さん気付いてよ…
私、もう生きる勇気がないよ…
第1話 * 終わり*
- Re: 生きる意味とはーいじめー ( No.23 )
- 日時: 2014/08/23 07:24
- 名前: ラビット (ID: VmcrDO2v)
ー第2話ー
私は自分の下駄箱を見下ろすように見た。
そこには、『死ね』『消えろ』『ウザイ』などと、悪口が書いてある。
バカみたい…
こんな事して何が楽しい?
そう思っていると、
「みぃ〜あっ ♪おはよぉ〜」
亜弥が突然、気持ち悪い笑顔で私の背中に乗りかかって来た。
「今日もまた水遊びしようねぇ〜」
「…………」
何も言えなかった。
いや、声が出なかった。
あまりもの恐怖で
膝がガクガクと震える。
また今日も始まるの?
もう嫌だよ…
◆ ・ ◇ ・ ◆ ・ ◇ ・ ◆ ・ ◇ ・ ◆
放課後になると、あまり使わなく、ひと気がない水道のところまで無理やり連れてかれた。
毎日、放課後にしている水遊び。
そして今日も…
「せぇーーのっ!」
ジャバァ!
無理やり、水を溜めた水道に私の顔を突っ込まされた。
一人は私の頭を抑え、二人は腕を抑えてる。
ブグフグブグッ……
口から息が漏れる。
苦しいっ!
息が出来ないっ
動こうとしても身動きが出来ない。
40秒ぐらいたつと、やっと3人が私から離した。
ガバッ
「ゲホッゲホッゲホッっ!」
水を吸い込んでしまい、激しく咳き込む。
「あっははははっ!これ、ちょーーストレス解消になるわ〜」
「でも何か飽きて来たなぁ〜」
「たしかにぃー」
そう二人が言うと、亜弥が突然ニヤリと笑った。
「じゃあさ〜次はぁ〜これ、やんない?」
そう言って、ポケットから出したのは…
カッターナイフだった。
それで何をするの?
それで私を傷つけるの?
それがどういう物なのか、彼奴らは分かっていない
「いいね〜やろやろ♪」
誰かがそう言って、私の体を抑えた。
「どこにやる〜?」
「腕で良いんじゃない?猫にひっかかれましたぁ〜って言い訳出来るしさ♪」
「たしかにぃ〜じゃあ早速やろ!」
そう言うと、私の腕にカッターナイフを近づけた。
そして、私の腕を切りつけた。
腕から血が溢れ出てくる。
「うゎっ!痛そぉ〜」
そう言って、三人は笑った。
痛そう?
痛いに決まってる。
腕も心を痛い。
彼奴らは、この痛みを分からないからそう簡単に笑える。
彼奴らも同じ目に合えば良いんだ…
私はゆっくりと立ち上がると、三人に近づいた。
恐怖はなかった。
もうどうなってもいいと…
「なに?」
何か異変に気付いたのか、亜弥が目をつりあげた。
「あんた…なんか……」
「はぁ?」
「何?聞こえないんですけどぉー」
そう言う二人の後に、私は亜弥を睨みつけながらはっきりと言った
「あんたなんかいなくなればいいのに」
そう言うと
ドンッ
思いっきり亜弥を押し倒した。
- Re: 生きる意味とはーいじめー ( No.24 )
- 日時: 2014/08/20 17:08
- 名前: ラビット (ID: VmcrDO2v)
>21
だよね
宿題がぁ…
ヤバイっ!
勉強しなきゃ、またお母さんに怒られる!!
あと、もう知ってると思うけど、オリキャラといじめ方法更新しました〜*。☆ヾ(´∀`)
- Re: 生きる意味とはーいじめー ( No.25 )
- 日時: 2014/08/21 13:49
- 名前: ラビット (ID: VmcrDO2v)
◆ 修正しました ◆
- Re: 生きる意味とはーいじめー ( No.26 )
- 日時: 2014/08/21 14:45
- 名前: ラビット (ID: VmcrDO2v)
*。☆参照100突破☆。*
今さらですが…
参照100突破しました!
見て下さった方、応援して下さった方、有難うございます!
これからも頑張るので、応援宜しくお願いしますm(_ _)m
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