社会問題小説・評論板
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- いじめー地獄の教室ー
- 日時: 2014/09/20 11:57
- 名前: 咲華 ◆VyWOGPvdWA (ID: 9iyuaseH)
初めましての人は初めまして!
知ってる人はこんにちは!
咲華(さきか)です!
初!合作です。
小4ののろ更新バカ((
ですが、よろしくです。
- Re: いじめー地獄の教室ー ( No.18 )
- 日時: 2014/10/25 16:48
- 名前: 咲華 ◆VyWOGPvdWA (ID: .I1j0koA)
倉
私も!
「明日香、ちょっと来て」
「は....い.....」
「あんたさぁ、駿に仲良くしてるよねぇ」
「い、いや、それは」
「駿がカンニングしたって言う嘘をばらすかなー?」
「やめてよ!」
なんで坂岸君まで巻き込むの!?
「じゃああんたがカンニングしたって言おうかなー?」
「あ.....」
坂岸君を巻き込むのは嫌!!
でも自分がこんなことされるのはもっと嫌!!
「う......」
ごめん、ごめんね。坂岸君。
わたしが弱虫だから————————————
「 分かった
坂岸君を悪者にして」
これが私の答え————————
本当にごめん、坂岸君。
- Re: いじめー地獄の教室ー ( No.19 )
- 日時: 2014/10/26 00:46
- 名前: ラビット ◆sOl6YJRGdk (ID: VmcrDO2v)
私も書きまーす
* * *
次の日、私は学校に行くのが憂鬱だった。
教室に入り、席に座ると
「おはよぉ」
花梨が気持ち悪い笑顔を向けて来た。
「あの事、覚悟してね」
花梨はそう言い残すと、自分の席へ戻って行った。
私は何も言えなかった
怖くて
怖くて怖くて
するとーーーー
ガラッ
丁度坂岸君が教室へ入って来た。
その瞬間、皆が坂岸君を見る。
花梨達はそれに気づくと、坂岸君の前に立ちはばかった。
「駿さぁーーどういう事?カンニングしたんだってね」
「えっ…?」
坂岸君は驚いた顔をしていた。
それもそうだ。
だってそれは、“嘘” なのだから。
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい…っ
私は心の中で何度も謝った。
そんなの坂岸君に届くはずないのに……ね
私はしばらくずっとうつむいていると、ふいに花梨がニヤリとした。そして…
「駿がカンニングした事、明日香から聞いたんだぁ」
……え?
花梨の言葉に思わず顔をあげる。
……どういう事?
「ね、そうなんでしょ?」
花梨は私を見た。
その目は…笑っていた。
私を馬鹿にするように
私を見下すように
何も答える事が出来ない。
もしかしたら…今ここで本当の事を言ったら、坂岸君を救える?
でも、もし…もし私が「違う」と言ったら?
またいじめられるの?
涙がこぼれそうになった。
嫌だ
そんなの嫌だ
ごめん…
ごめんね
私は花梨の方を向くと、
「そうだよ」
とはっきりと言った。
こっそり坂岸君を見る。
それは、何ともいえない顔だった。
その顔に胸が締め付けられる。
「西野…お前っ…」
坂岸君はそう言うと、教室を出て行ってしまった。
- Re: いじめー地獄の教室ー ( No.20 )
- 日時: 2014/10/26 19:56
- 名前: 咲華 ◆VyWOGPvdWA (ID: .I1j0koA)
「明日香ちゃん、偉いね〜」
「何よ!!あんたが悪いじゃん!!!」
ドン!!
花梨を押し倒す。
もう止まらない。
私はずっと花梨を叩いたりした。
「ねぇ〜花梨の顔に傷がついたよ〜」
「じゃあこうする〜」
麻理亜は絵の具を取り出した。
そして
べチャ
私の制服に付けた。
「あんたが悪いでしょ〜?」
なんでこうなったんだろうな
坂岸君......
私は屋上に行った。
そしたら予想どうり坂岸君がいた。
「坂....岸....君....」
思い切って話しかけると、振り向いた。
「西野.....?」
- Re: いじめー地獄の教室ー ( No.21 )
- 日時: 2014/11/22 10:49
- 名前: 倉 (ID: CkThpPJM)
久々続きー!
少し長いかも
ーーーーーーーー
振り返った途端目を丸くさせた坂岸くん。
「どうしたんだよ
その制服……」
ねぇ……なんで怒んないの?
私坂岸君に酷いことしたんだよ?
なんでそんな心配そうに私を見るの……
「坂岸君……ごめ「ごめん!」え?」
いきなり謝ってきた坂岸君。
なんで?
「な…んで坂岸君が謝るの?」
謝るのはこっちなのに…
「あれ、なんでだろう?」
と言う坂岸君はいつもの笑顔だった。
なんで?
「まぁ、なんとなく西野が噂を
ながしたんじゃないって
わかったからかな?」
え?
「だって普通あんなこと言ったら
追っかけてこないだろ?
何あれまじ笑えるんですけどー
とわらうだろ?」
坂岸君ってバカなの?
でも嬉しいな。
「そもそも西野はそんなこと言わないと思うし」
泣きそう……嬉しすぎて……
「あのね、坂岸君…」
私はいじめのことを全て話そうとした。
しかしそれは……
屋上に入ってきた、花梨によって……
「さがしたよ〜
駿と明日香ちゃんここでなにしてるの?」
できなくなってしまった。
「駿さっきはごめんね
明日香ちゃんの嘘だったんでしょ?
皆言ってるよ
駿はそんなことしないよなって」
笑顔でこちらを見る花梨。
戸惑いながら花梨と私を見てる坂岸君。
あぁ…またいじめられるのか
しかも、三人じゃなくってクラスから…
嘘と嘘が重なって話が作られていく。
まるで
私が言って、クラスの皆が冷静になったような……
教室行きたくないな……
そんな思いを砕く、五分前のかねがなる。
「駿、明日香ちゃんいこ?」
- Re: いじめー地獄の教室ー ( No.22 )
- 日時: 2014/11/23 11:45
- 名前: 咲華 ◆JhsyG8DLSw (ID: YCTThtwh)
「......いやだ。」
「明日香ちゃん!?」
「西野!?」
「どうせいじめられるんなら来ない方が......ましだった。」
「いじめ!?」
「坂岸君.....私はいじめられてる......」
「誰に!?」
「目の前にいる.....人。」
「なっ、なによっ」
「花梨か......」
「ちっ、ちがうっ!!」
どうせなら.....言っちゃえばいいんだ。
「......そうか。」
「カンニングのも.....無理やり....なんだ。」
「花梨っ!お前っ!どれだけ人をいじめるんだ。」
「え......」
「これで.....5人目。」
「全員....自殺.....」
「駿っ!!あんたっ!!」
「でも俺は......西野の味方だ。」
「え.....」
「坂岸君!ありがとう.....」
「駿っ!どうなっても知らないからっ!!」
「西野.....」
「坂岸君....」
「駿でいいよ。明日香」
「うん!」
難しいことも、二人なら超えていける。
私の心に恋心が芽生えた—————