社会問題小説・評論板
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- 詩の部屋 〜みんなで紡ぐ部屋〜
- 日時: 2015/09/20 21:12
- 名前: アスファルト (ID: 3DfkPLsQ)
空って、明るい。
空って、青い。
すきとおる。私の心も、すきとおる。
空って、不思議。
空って、すごい。
どこにいても、繋がってる。
雨空も、曇り空も、快晴の日も。
海の向こう、知らない国にも空がある。
みんな同じ、同じ。
なのに、比べる。
なのに、見下す。
どうしてなんだろうね。
*********
ここは、みんなで『自由に』思ったことや、感じたことを書く部屋です。
ルールを守って、誰も傷つかない詩を書きましょう。
タイトルの有無はお任せです。
※いじめ、犯罪、差別をさせようとする文は、ご遠慮くださいませ。
※自分の小説の宣伝、コメント呼び込みはお止めください。
〜お客様〜
雪桜さま>>2 哀霧さま>>5 >>16 >>25 櫻さま>>8 >>9
牡丹さま>>10 >>12 >>18 >>28 Garnetさま>>14 雪さま>>20
孤独少女さま>>22 バラバラさま>>29
Who is write next………?
- Re: 詩の部屋 〜みんなで紡ぐ部屋〜 ( No.12 )
- 日時: 2015/09/07 21:39
- 名前: 牡丹 (ID: /eEAG2r9)
よかった。気付かれないかと思いました。最終更新が少し前だったので。お邪魔でなければ喜んで。では、今後とも宜しくお願い致しますね。
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「何のための翼だ。」
捕られた鳥が問うた。
「何のための自由だ。」
繰り返し空に嘆く。
何のため。嗚呼、何のため。
「飛ぶための翼だ。」
捕られた少年は返した。
「未来に、今を。生きるための自由だ。」
繰り返し空に語る。
何をしようと同じこと。
伸ばした手は空を霞め
目映い位の慟哭を。
痛い、いたい。まだ生きたい。
痛い、いたい。此処に居たい。
さぁ聞いてくれ。僕の叫びを。だれか、誰か。
そうして最期にみたものは
汚く、つまらぬ人生か。
醜く写った自分の影か。
- Re: 詩の部屋 〜みんなで紡ぐ部屋〜 ( No.13 )
- 日時: 2015/09/08 06:27
- 名前: アスファルト (ID: qpe9o2of)
手を伸ばす。
届け、届け、と。
けれど、けして届くことはない。
深い闇に沈んだ私の手は、
誰にも見えていない。
ねえ、見て。
私を、見て。
お願いよ、もう嫌なの。
体育座りのまま、過ぎて行く日々。
変わらないまま、終わって行く日々。
これでもかと、傷ついた体。
だけど、ズタズタに引き裂かれたのは、心。
信じてたのにって、泣くような。
裏切られたって、笑うような。
その日は、雨だった。
『雨宿り 1』
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牡丹さま
またまた入室ありがとうございます、私も毎日見てるんですよ。
ただ、私ばかり書いても仕方ないので、放置ぎみなんですw
詩の投稿も、ありがとうございます。
また、次回もよければどうぞ。
- Re: 詩の部屋 〜みんなで紡ぐ部屋〜 ( No.14 )
- 日時: 2015/09/08 22:31
- 名前: Garnet (ID: I.inwBVK)
C.U.
泣いている。
泣いている。
小さな手に、哀しみを握って。
笑ってる。
笑ってる。
小さな手で、しあわせを追いかけて。
永遠のような毎日を。
貴方は生きるのに精一杯。
Crying.
Crying.
ひとがいるのにないている。
Laughing.
Laughing.
きずつけてるのにわらってる。
何時終わるかわからぬ日々を。
わたしは死にたがりながら───
揺らめく蝋燭、そっと消して。
煌めく夜明け、静かに眺めて。
逢いたいと、
別れたいと、
やり直したいと、
貴方は言って、星空へ。
ゆっくりと、溶けてった。
陽に照らされて、響くのは。
何も知らない笑い声。
脱け殻に、残されたのは。
翼の折れた、堕天使。
Fallen Angel...
はじめまして、Garnetと申します。
早速、書かせて頂きました。
色々なモノを混ぜこんでみましたので、解釈は人各々違う風になるでしょう。
またふらりとやって来るかもしれません。
そのときは、また………
- Re: 詩の部屋 〜みんなで紡ぐ部屋〜 ( No.15 )
- 日時: 2015/09/09 17:02
- 名前: アスファルト (ID: qpe9o2of)
〜Garnetさま〜
はじめまして、ご入室ありがとうございます。
色んな方に入室いただけて、私も嬉しい限りです。
次の投稿もお待ちしていますので、ぜひまた足を運んでください。
私もたまに書いてますが、他の皆様の作品も楽しんで読んでいただけたら、ありがたいです。
___________
止まない雨はない。
だって、泣いている子供がいつかは泣き止むように、
空もいつかは晴れる。
そんなこと、分かっているのに
どうせ止まない。
晴れるわけない。
心の片隅で諦めて。
止まない雨だってある、そう考えた。
知らない木の下、
雨粒でコンクリートがまだらに濃くなって、
闇になる。
ポタリ、ポタリ、大小の丸。
不揃いで、出来の悪い、私みたいな雨だ。
『雨宿り 2』
- Re: 詩の部屋 〜みんなで紡ぐ部屋〜 ( No.16 )
- 日時: 2015/09/10 20:56
- 名前: 哀霧 (ID: rLG6AwA2)
どうも、お久し振りです。
かなり人増えてますね、傍観者の私としても嬉しいです。
・・・実は結構来てたけど詩が思い付かないのでコメントはしていなかったです・・・
今日はちょっとだけ思い付いたので。
後から後から、溢れる涙。
動く度にジャラジャラと音を立てる、鎖。
私の腕と足に付いた、棘付きの金輪。
口には猿轡、体中に傷。
薄暗い部屋の小さな窓から、差し込む朝日。
私は、幼少期夜が大嫌いだった。
暗くて皆寝ていて、自分だけ取り残される気がしたから。
私は、幼少期夜が大嫌い『だった』。
私は、朝と昼と夕方が大嫌いだ。
お嬢様達が私に暴力を振るうから。
此処は、薄暗い部屋。
或るお屋敷の、元地下牢。
私の着ているメイド服は、今やもうその形を成して居ない。
切り裂かれたレース、血の染み込んだ生地、涙で濡れたフリル—
ねえ、どうしてわたしは
こんなにしいたげられなくちゃならないの?
それはわたしだってわるかったよ。
おじょうさまのあしにつまずいて、ころんでしまったんだもの。
いまでもせんめいにあたまにうかぶ、あのこうけい。
みじめにゆかにたおれこむわたしと、
わらいをかくしきれていないおじょうさまと、
いやなわらいをかおにうかべながらわたしをひなんするひとたち。
でもそれが、こんなしうちをうけなくちゃならないほどのことなの?
此処から外に出たいと、何度思った事なのかしら?
—でも、私にそんな事を思う資格何て無いわね。
私は、重罪を犯してしまったんだもの。
お嬢様の服を焦がす何て、許される筈無いわ。
絶対許さない、あの腐れ外道。
私をこんな所へ閉じ込めて、暴行して。
絶対絶対絶対、許せない!
大きなお屋敷の、小さな地下牢。
「罪」を犯したメイド達の、地獄—