社会問題小説・評論板

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私の王国 【題名募集中】
日時: 2015/12/27 11:56
名前: アリエル (ID: z/mcMK1B)

私は、孤独だった。

いじめられるとか、悪口とか、そういうのも無かった。

そういうのは無いけど、

私は、居ないのと同じにされた。

悲しい?いいえ。

それが私の王国であり使命なのだから。

そう自分に言い聞かせていた。 本当は、目立つ人達が羨ましかった。

でも、私が目立つ人達に対する嫉妬を口に出したら、大変な事になる。


ある日、転校生が来た。

お父さんが凄い俳優の子。

そんな子は私には関係無いだろう。そう思っていた。

でも、その子は私に話しかけてくれた。

その子と仲良くなって、私は変わった。

転校生の子と一緒に目立つ様になった。

数ヶ月して、その子はまた転校した。

だけど、私の人気は変わらなかった。

クラスの女王となり、全てを動かす様になってから、思った。

昔目立っていた奴らに仕返ししようと。

間も無くその作戦が実行される。


【題名募集について】

この度、題名募集をしたいと思います。

『私の王国』

は仮の題名です。

よろしくお願いします。

Re: 私の王国 ( No.1 )
日時: 2015/12/23 21:23
名前: アリエル (ID: z/mcMK1B)

私の取り巻きNo. 1の美幸と茉莉花に言う。

「……………。この頃、退屈で、いい事を、してみようかなって。」

「はい、どんな事でしょう…。杏奈様。」

美幸は満面の笑みを浮かべながら言う。

「面白い、ゲームをしたいの。この学年、いや、この学校全体で。」

「どんな事でしょうか‥?杏奈様。」

茉莉花は真顔のまま言う。真面目だからだろうか。

「あのね。毎月、悪さをした奴らに、『お仕置き』してあげるっていう、とっても面白いゲームなの。基本的には私が決めるけど‥。他の人からの情報も、欲しいわ。」

「わかりました、杏奈様。」

「そのルールが書かれた紙を、生徒全員に配ります。」

「わかった。よろしく。」

「はい!」

二人は安心した表情をし、何処かへ行ってしまった。

「フフッ……………。」

昔私を虐めた奴らを懲らしめてやる。

私の権力でね。

(実は、杏奈の父はある会社の社長です。)

Re: 私の王国 ( No.2 )
日時: 2015/12/23 22:51
名前: アリエル (ID: z/mcMK1B)

次の日、私は放送室でその事を話す事にした。

「……………。という事です。今回のターゲットは、」

実は、今回のターゲットは決まっていた。

阿部 小百合

近藤 結花

こいつらは、昔人気者だった。

未だに私を嫌っていて、陰口を言っているそうだから。

「阿部 小百合さんと近藤 結花さんです。皆よろしくお願いします」

カチリ

マイクの電源を切って教室に向かった。

廊下はざわついている。

「結花ちゃん?」

「小百合?」

あはは、面白い。

私が教室に入ると、二人は教室の隅でうずくまっていた。

「あんた達。」

顔を上げず、黙っている。

「きいてんの?」

私が二人の髪を掴み、無理矢理顔を上げさせる。

「杏、奈様・・・・・・・・・」

「お前ら!自分の罪の重さ、分かってんの?」

涙目で、私を見つめる。

「もういい。皆!こいつらをやって頂戴。」

皆、こいつらに、飛びかかった。


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